学校日誌

2020年5月の記事一覧

本に触れよう(2)

 昨日は,「読書による効果」を紹介しました。

 「なるほど!」と思った人もいるかもしれませんね。

 さて,今日は「効果的な読書の方法」を紹介します。

 

1 線やコメントの書き込み

○ 「本の内容を理解する」,「書き込む内容を考える」,「ペンを持って動かす」,「文字を書く」といった4つの行為をすることで脳が活性化されます。

 

2 7回読書法

○ 同じ本を7回繰り返して読むという読み方です。7回とも熟読するのではなく,何度か「拾い読み」をした後に精読するという手順を踏みます。繰り返し触れた情報ほど記憶に残るものです。隅から隅まで吸収したい本がある時は,とても良い方法ですね。

 

3 読書ノート

○ 読書ノートに読んだ本の情報をまとめることで,内容が頭に残りやすくなります。

○ 「この本からどんなことを学びたい,知りたいのか」という目的をメモし,読書中にその答えを発見したらノートに書き込む方法です。あらかじめ目的を決めておくことで,読書に目的意識が生まれ,積極的に情報を取り込むことができるようになります。

 

4 並列読書

○ 多くの人は,本を1冊ずつ順番に読んでいることでしょう。しかし,2冊以上を平行して読み進める読書法には,1冊ずつ読む方法にはないメリットがあります。

  【メリット1】集中力が持続しやすくなります。

  【メリット2】複数の本の知識を関連づけられます。

 

 以上,効果的な読書法を4つ紹介しました。読書をする時の参考にしてくださいね。