吾妻中学校日誌

2019年10月の記事一覧

本日の給食

〈献立〉わかめごはん、牛乳、豚肉と里芋のみそ煮、すまし汁 

〈今日のひとくちメモ〉「水菜」です。

  古くから京都で栽培されていたこともあり京野菜としても有名な水菜ですが「京菜」と呼ばれることもあります。今では全国的に栽培されるようになり、サラダや鍋料理に欠かすことのできない身近な野菜のひとつとなりました。シャキシャキとした食感とあっさりスッキリとした味わいは決して主張しすぎないため料理の名脇役として活躍しています。

  栄養面では、ビタミンCを多く含み、βカロテンや鉄分、カリウム・カルシウムなども含んだ栄養満点な緑黄色野菜です。見た目的に淡色野菜野菜と思われがちですが、正真正銘の緑黄色野菜です。 

本日の給食

〈献立〉パン、牛乳、切干大根のサラダ、きのことあさりのクラムチャウダー、巨峰 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「クラムチャウダー」です。

  アメリカの代表的なスープのひとつであるクラムチャウダー。ハマグリやあさりなどの貝類と、色とりどりの野菜を使った具だくさんのスープですが、クラムは「二枚貝」を意味し本場アメリカで用いられているのはハマグリに近い種類なんだそうです。

 チャウダーの元々の意味は、フランス語の「大鍋」で煮込み料理を示す言葉として使われます。面白いのは、クラムチャウダーは作られる地域によって、それぞれ特徴があるそうです。日本でよく知られている白いクリームスープ仕立てなのが、ニューイングランド風、トマトを加えた赤いスープのマンハッタン風、魚介の澄んだスープで作られるロードアイランド風などがあります。 

 今日は、きのことあさりのクラムチャウダーです。 

秋尽くしのメニュー

〈献立〉ソフトめん、牛乳、ほうとう、菊のあえもの、さつまいもの天ぷら 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「菊」です。

  菊そのものは、古代より中国で延命長寿の花として菊茶・菊花酒・漢方薬として飲まれていました。その中でも食用菊は、苦みが少なく花弁を大きく品種改良したものです。

 菊は、βカロテンやビタミンC・葉酸をはじめとしたビタミンB群などの抗酸化作能力の高い栄養素を多く含み、発がん効果の抑制・コレステロール・中性脂肪を低下させる研究結果が発表されています。また、生体内の解毒物質「グルタチオン」の産生を高めることも発見されています。お刺身に添えられている小さな菊の花は飾りだけじゃなく、解毒効果を利用した殺菌目的だったのですね。

 今日は菊のあえものです。

ビタミンAたっぷりの給食

〈献立〉パン、牛乳、ブルーベリージャム、照焼きチキン、パンプキンポタージュ、ビタミンAたっぷりサラダ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ビタミンA」です。

  ビタミンAは、粘膜を守る・骨や皮膚、目の健康を保つ・肝臓機能の正常化・免疫作用などの働きがあるので、不足するとさまざまな部位に影響がでます。特に、暗い所で目が見えなくなる‘とり目’と呼ばれる欠乏症がおこることが知られています。

 ビタミンAとして働く成分を多く含む食品は、レバー・うなぎ・バター・チーズ・卵・緑黄色野菜などです。日本人は緑黄色野菜から摂るビタミンAが最も多くビタミンAの供給源としてとても重要です。さらに油といっしょに摂ると吸収されやすくなります。 

 10月10日は、目の愛護デーです。今日は、緑黄色野菜のかぼちゃ・ほうれん草をたくさん使っています。ブルーベリージャムもビタミンAが含まれています。ビタミンAをしっかり摂って目を癒してあげましょう。

新役員任命

 本日の全校集会で、新しい生徒会役員と後期執行委員、学級委員の任命がありました。2年生が中心となり活動を始めています。3年生のサポートの基、自主的で活発な活動を期待しています。

〈献立〉栗おこわ、牛乳、根菜汁、切干大根の炒め物、玄米入りつくね

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「十三夜」です。

  十五夜から約1ヶ月後に巡ってくる十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われ昔から大切にされていました。 

 十五夜は中国から伝わったものですが十三夜は日本固有の風習で秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。栗や枝豆を供えることから、栗名月、豆名月ともいいます。

  「十三夜に曇り無し」という言葉もあるそうなので、秋の恵みに感謝しながら、きれいな月を眺めてみませんか?