吾妻中学校日誌

2020年1月の記事一覧

3年学年末テスト

 今日は、3年生にとって中学校で最後の学年末テストでした。卒業まで、約2か月です。残り少ない日々を充実させてほしいと思います。

〈献立〉麦ごはん 牛乳 焼き魚・ほっけ 切干大根の炒め物 豚汁 ぽんかん

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ぽんかん」です。

  ぽんかんはインド北部が原産地で、日本へは明治時代に導入されました。1896年明治29年に台湾総督府より鹿児島県に苗木がもたらされたのが最初と言われています。

 甘みが強くて酸味は控えめ、果肉はやわらかくて果汁も多く、香りのよい柑橘です。

 果皮は手で簡単にむくことができ、じょうのう膜(薄皮)が薄いので袋ごと食べられます。

普通のみかんよりは、種が多いのですが、甘くておいしいので 残さず食べてください。

本日の給食(チーズ焼き)

〈献立〉レーズンパン 牛乳 ポテトとウインナーのチーズ焼き かぶのスープ 和風サラダ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「チーズ」です。

  チーズができたのは、むかしむかし、アラビアの商人が果てしなく広がる砂漠を横断する長旅に備え、新しい子羊の胃袋で作った水筒に山羊の乳を入れ、 ラクダの背にくくりつけ旅に出ました。

 暑い砂漠を歩き、疲れたので乳でのどを潤そうと水筒をあけました。すると、そこには乳はなく、白い塊と透明な液体になってしまっていました。商人は驚きました。でも、水のない砂漠でかけがえのない食料です。おそるおそる食べてみますとこれがとてもおいしいのです。商人は白い塊を食べ、透明な液体を飲んでのどの渇きをいやしました。

 偶然とはいえチーズがこのようにして出来たなんて不思議ですね。

本日の給食(里芋のそぼろ煮)

〈献立〉麦ごはん 牛乳 里芋のそぼろ煮 いそあえ なっとう

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「そぼろ」です。

  そぼろとは、牛や豚や鶏のひき肉、魚肉やえびをゆでてほぐしたもの、溶き卵などを、汁気がなくなりパラパラになるまで炒った 食品のことを言います。そのままご飯にのせたり、お寿司やお弁当の材料として使用されます。

 また、鶏肉のそぼろをだいこんやかぼちゃの煮物に用いたものはそぼろ煮と呼ばれます。              

今日は、鶏ひき肉と里芋をそぼろ煮にしました。納豆も付いているので、やさしい味に仕上げ   ました。 

本日の給食(地産地消献立)

〈地産地消献立〉ごはん 牛乳 信田煮 あぶくま汁 おひたし

 〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「あぶくま汁」です。

  先週の金曜日に続き福島市の郷土料理あぶくま汁です。 

 阿武隈川は、福島・宮城両県を縦貫して流れる239㎞で、昔は梁川町と丸森町近辺で鮭漁が盛んでした。海から川へ遡ると言われる秋鮭は流域の生活文化や食生活に大きな役割を果たしていました。阿武隈川でたくさん鮭がとれて、その鮭と野菜、酒かすなどを入れみそ汁にしたのがあぶくま汁です。

 今は、水質が悪くなって鮭もとれなくなりましたが、昔はたくさんとれたのですね。

  今日は、あぶくま汁です。

本日の給食(かえり煮干し)

〈献立〉麦ごはん、牛乳、豚肉と野菜のオイスターソース炒め、みそ汁、のりの佃煮                     

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「煮干し」です。

  みなさんは、煮干しというと5㎝くらいの大きなものを想像すると思います。給食で使う煮干しは、かえり煮干しといって、2.5㎝ほどの小さいものです。大きなものと比べると、だしの濃さや風味はあっさりとしていてそのまま食べてもくせが強くありません。

 吾妻中では、だしを取る前に煮干しを釜でからいりして、魚臭さを消し、香ばしさを出しています。

 今日は、かえり煮干しを使った「みそ汁」です。煮干しも残さずに食べましょう。