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初任者研修指導教員等研修会を開催しました!

2024年8月27日 10時09分

 8月23日(金)、市民会館において、洗足こども短期大学教授 井上眞理子氏を講師にお迎えして、初任者研修指導教員等研修会を開催しました。井上先生からは、初任者の育成について組織マネジメントの観点からお話いただきました。組織の活性化のために、初任者等の若い教員の意見を柔軟に受け入れたり、何でも語り合える「風土」の醸成をしたりすることの大切さについて御講話いただきました。

『子どもが学びだす!見方・考え方を働かせる理科教育』

2024年8月5日 15時58分

 8月2日、今年度より新設した「理科授業力向上講座」を開催しました。講師は、前文部科学省 調査官で福島市飯野町出身の福島大学 准教授 鳴川 哲也 先生です。

 子どもの姿を中心にした「科学的な問題解決」を大切にする理科の授業づくりや、教科ごとに異なる「見方・考え方」についてのお話は大変わかりやすく、明日からの授業づくりに役立つと大変好評でした。また、参加者からは、来年もお話を伺いたいという希望を多数いただきました。

 

 

 

 

令和6年度外国語教育授業力向上講座を開催しました!

2024年7月31日 17時24分

 7月26日(金)、パルセいいざかにおいて、関西外国語大学英語キャリア学部教授の直山木綿子先生をお招きして「外国語教育授業力向上講座」を開催しました。今年度は中教研英語部会とタイアップし、総勢80名の先生方が参加しました。直山先生からは、「小中連携から見直す!外国語科の授業づくり」と題して、小中連携のポイントを具体的にご講話をいただきました。

中学校プログラミング教育実践講座

2024年7月17日 09時00分

 7月8日(月)に中学校プログラミング教育実践講座を開催しました。
 市内の中学校から技術・家庭科技術分野を担当する先生が参加し、今回の学習指導要領から、新たに追加された指導内容である「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」について詳しく学びました。
 福島県教育センターより、指導主事髙野靖紀様を講師にお迎えし、この学習内容の導入の背景や小中高の接続を踏まえたプログラミング教育の在り方についてお話し頂きました。また、複数の教材を紹介して頂き、実際に操作を体験しながら学ぶことができました。

  参加者の感想

○ 研修で得られた知識を授業で取り入れていきたいと思います。ありがとうございました。
○ 小学校、高校とのつながりの部分から中学校ではどのような役割があるのかについて再確認できてよかった。
○ 様々な教材を実際に体験できて、とても分かりやすかった。生徒の実態を踏まえて、必要に応じて授業でも活用してみたい。
○ 今後の教育活動を計画する上で、重要な研修機会であったと思う。学校での導入に関しては、学校で検討していきたい。
○ 双方向のプログラミングに関する授業の進め方を具体的に知ることができ、少し負担感が軽減しました
○ 実際に自分でやってみないとわからないことが多いので、体験がたくさんできて大変ためになる研修でした。ありがとうございました。
○ テキストプログラミンの基礎を学習させたいと思っていたので参考になった。

福島第一原発の現状を視察(令和6年度防災・放射線研修会B)

2024年7月16日 17時49分

6月24日(月)に「令和6年度防災・放射線研修会B」を実施しました。この研修は、市内各校の教員が直接被災地の様子を見学したり、現地の方からの話を聞いたりすることで知見を深め、防災・放射線教育の指導力向上を図ることを目的としているものです。5年間で、福島市内全ての小・中・特別支援学校から1名以上の教員が参加する計画となっており、本年度はその2年目として小中学校の教員14名と、教育委員会事務局員4名の計18名が参加しました。

研修では、東京電力廃炉資料館で、原子炉の仕組みや震災時の原子力発電所の状況から現在に至るまでの経緯、事故の状況及びその後の対応などについての説明をいただいた後、実際に福島第一原子力発電所構内をバスで巡りました。途中、1~4号機建屋前や、処理水放出施設前などでは、下車し、近距離から施設の様子を見学することができました。福島第一原子力発電所では、1日4,000人程度の人々が働いているそうですが、構内の放射線は大幅に低下し、現在は構内の約96%のエリアで一般作業服での作業が可能となっている、とのことでした。

 <参加者の感想>

○実際に現地を視察し、現状を学ぶことができ非常に良い経験となった。今回研修したことをうまく取り入れながら放射線教育を実践していきたい。

○水蒸気爆発でボロボロになった建屋と、その中で生き生きと働く作業員の姿、移動中のバスの車窓から見た、窓ガラスが割れたり、中が荒れたりした状態のままの家、山積みになっている除染土と新しく建てられた家や耕したばかりの畑の対比。同じ福島に暮らしながら、まだまだ知らないことがたくさんあると思った。子どもたちには、福島のためにがんばっている人たちがたくさんいることを伝えたい。そして、福島の未来について一緒に考えていきたいと思う。

○今後もこのような機会があればぜひ参加したい。