福島市立野田中学校
福島市立野田中学校
5月11日(水)の6校時、情報モラル教室をオンラインで実施しました。
本校の技術担当の平野隆夫教諭が講師となり、3つの具体的な事例について話しました。
ネットを利用するためには、ネット、SNS等を正しく利用する力「ネット・リテラシー」を身につけることが重要であるとのことでした。
生徒たちは、自分たちのこととして真剣に聞いていました。
5,6校時に体育館と各教室をリモートでつなぎ、生徒会オリエンテーションを実施しました。
まず、生徒会本部役員や専門委員会委員長より中学校生活や生徒会活動について説明がありました。
続いて各部活動がデモンストレーションを入れながら発表しました。
最後に新入生代表生徒の森悠人君が立派にあいさつをしました。
1年生は2,3年生の姿を見本にしてくれることと思います。
23日、第2学期終業式前に清掃活動を行いました。みんなと過ごした生活空間を学級内の分担によって綺麗にする大がかりな掃除です。生徒は、それぞれの分担で熱心に取り組みました。
誰もが利用する出入り口扉の細かい汚れを取り除く生徒。
給食配膳台の中を隅々まで掃除する生徒。
机や椅子についているゴミ・埃を丁寧に取り除く生徒。
みんなの足下にゴミや埃がないように教室や廊下、トイレの床を隅々まで掃き掃除・拭き掃除をする生徒。
おしゃべりをしたり手を休めたりする生徒はいません。皆、隅々まで手際よく無言で掃除をしていました。
その一生懸命な姿から、野田中学校の生徒一人一人は、自分の目線だけでなくみんなの目線、気持ちになって、細かいところまで気を配って掃除をしているように思いました。家庭内での大掃除でもきっと活躍することと思います。
清掃は、細かいことへの配慮、気づくことへの経験につながります。こうした経験を生かし、将来、社会人・職業人として職場内をしっかりと整え綺麗にしていくことを意識できる大人になってほしいと願っています。
第2学期終業式は、みんなで綺麗にした校舎・教室において、放送・タブレット併用で行いました。
18日間の冬休みを家庭で工夫をして、ゆったりとした時間を過ごし充実した冬休みにしてほしいと思います。
3年生男子2名が、職員室前の掲示物を見て、文章の意味を話し合っていました。
なぜ「幸せ」なのか。「新しい世界」とはどんな世界なのか。2人は『社会を明るくする青少年からのメッセージ』をしっかりと受け止めて話し込んでいたのです。
掲示した2つのメッセージは、本年度の社会を明るくする運動『社会を明るくする青少年からのメッセージ』で優秀賞を受賞した本校生徒の作品です。受賞生徒が表彰式前に確認していたことは賞状の受け取り方。謙虚な姿勢で表彰式に臨んでいたのです。受賞を素直に喜び、皆様にこう話しました。「家族に報告します。」
メッセージはすぐに他の生徒の目にとまり関心を集めたのです。
〇他のものに依存しすぎることなく自分を大切にすることで希望が生まれること
〇自分の周囲には、そばで寄り添ってくれる人がいること、応援してくれている人がいること
2学期の登校日もあとわずかです。メッセージが学校に広まり、「幸せ」と「新しい世界」の芽が出ることを願っています。
野田中学校の生徒が実に強い底力を持っていることを感じました。
12月8日、3事業所の御協力をいただき『社会人に学ぶ会』を実施しました。参加した1学年生徒は、誰もが真剣な態度で講話を聴きメモを取っていました。
これからの学校生活・学習において、こうした態度は成長の底力になります。物事へ真剣に向き合うことは、自分の成長につながり周囲からの信頼感につながります。学習面では要点を見極めたり、内容を整理したりする力の向上などにつながります。
生徒の感想には、講師の皆様から教えていただいた言葉が書き込まれています。
〇体力や好奇心が大切で、人のために働くことが仕事です。
〇失敗を恐れずに自分の目標に向かって挑戦し続けることが大切です。
〇社会人として大切なことは、はきはきとしたあいさつ、時間を守る、丁寧なコミュニケーションです。
こうした言葉は生徒の脳裏に刻み込まれ、中学校生活のいつ、どんな場面でも思い出されることでしょう。頑張りを支える言葉となり、今と将来の自分とを結ぶ言葉となります。生徒は、頑張り・成長の底力を持つことになりました。
御協力をいただきました事業所の皆様にあらためて感謝申し上げます。
成長するための底力は、きっかけがあれば湧いてくるものです。野田中学校生徒の底力を『社会人に学ぶ会』で見つけ、これからの成長を願って心からエールを送りました。
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