野田中学校日誌

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今週の野田中学校《感謝》

 同級生でも先輩・後輩でも、一緒に過ごす時間が長くなると、忘れやすいものがあります。感謝です。

 感謝は大切。こんな当たり前のことを、改めて考えるきっかけがありました。

 それは、野田中学校3年生の一言です。

 毎朝、生徒が気持ちよく昇降口を使えるように教員数名が清掃しています。先日、登校してきた3年生が感謝の表情であいさつをしていました。

 「おはようございます。ありがとうございます。」

 思っていても言葉にするのは勇気がいります。でも、「ありがとうございます」と言われると本当にうれしくてやりがいを感じます。今後、小さなことでも「感謝 -ありがとうー」が学校中に増えていくように思います。

 12月。3年生は、人生で初めて迎える高校等の受験が間近になってきたことを感じています。

 3年生のある学級では、生徒が受験に対する悩みを各自が整理して言葉にしたり、みんなで悩みの言葉を聞いたりする授業が行われました。

 

 ある生徒は、授業を振り返り次のように書いています。「受験勉強が思うように進まないので悩んでいました。でも、同じように感じている仲間がいることがわかったり、勉強がうまく進むやり方を教えてもらったりしたので安心しました。クラスのみんなに感謝です。」 毎日一緒にいるみんなに感謝の気持ちを伝えると、より一層みんなから応援してもらえるようになります。味方が増えます。

 2学期もあとわずかです。感謝を忘れずにいようと思いました。

今週の野田中学校《伝える》

 昨日25日(木)まで、教育相談を行いました。保護者の皆様には来校いただきありがとうございました。保護者の皆様と直接お話ができる貴重な時間です。お子様の学校生活の様子や学習状況、頑張っている様子・成長している姿をお伝えしました。特に、3年生にとっては進路目標実現のための重要な機会となります。今から数十年前、受験校について学級担任との相談を終え帰宅途中、中学3年生だった筆者は母から叱られました。「だから、お母さんが勉強しなさいと言っていたでしょ。」でも「頑張れるだけ頑張ってみなさい。」と、励ましの言葉も伝わってきました。その後、12月・冬休みと心を入れ替えて受験勉強をしたことを記憶しています。

 6月から本校に勤務したALTと生徒は楽しく学びたくさんのことを学習しました。

 昨日25日が野田中学校での最後の勤務日となり、昼の放送であいさつをいただきました。

 あいさつの中でALTは、「次のALTに、野田中学校の生徒の優しさや思いやりを伝えます。」と話していました。自然体で生徒とコミュニケーションをとり、誰からも慕われたALTの気持ちが私たちの心に響きました。ありがとうございました。

 

  

《お知らせ》ときめき仕事体験

 10月21日(木)、野田中学校で第2学年生徒が『ときめき仕事体験』を行いました。

【ブライダルに関わる仕事を体験しよう】

  『ときめき仕事体験』は、生徒が講師の皆様から仕事内容について学ぶ機会です。専門的な知識や技術を学んだり、実際の仕事を体験します。

【トリマー(犬の美容師)の仕事体験】

 使っている器具は、実際の仕事で使用する本格的なものです。

【アニメ制作の仕事体験】

 実際に活躍しているアニメ制作者による指導です。

【ウエディングドレスデザイナーの仕事体験】

 デザイナーの仕事内容とデザインの仕方について学び、紙に描かれたパターンからドレスをイメージしていきます。

【シェフの仕事体験】

 シェフがカルボナーラをつくっています。

【美容に関わる仕事を体験しよう】

 最初は難しく感じた髪を巻く作業ですが、生徒はアドバイスされたコツをつかむとスムーズにできるようになりました。

【救急救命士を体験してみよう】

 参加した生徒は、心臓マッサージが思ったより力が必要なことに驚いたり人命を救うためにはチームワークが必要であることを気づいていました。

【薬の形の謎を解こう】

 薬は、それぞれの使い道や目的に合わせて形を変えて作られていることを学んでいます。

 生徒は、仕事内容の難しさを感じながらも、楽しく意義深く熱心に取り組んでいました。

 今回『ときめき仕事体験』で学んだ第2学年の生徒が、進路に関する自分の考えを持ち、目標達成・実現のための取り組みを継続していくことを願っています。

 ご指導いただいた皆様へ感謝申し上げます。

《お知らせ》ドリームチャレンジ事業2

 福島市が行う『ドリームチャレンジモデル事業(キャリア教育部門)』として、10月28日(木)、野田中学校体育館において、 Ruu氏 による講演会が行われました。 校長先生からの講師紹介ののち、講演に入ります。

 Ruu氏は、福島市出身、振付師・ダンサーとして世界的に活躍されています。ご講演を通して、たくさんのエールやメッセージが生徒の心に届きました。

「福島にいても、どこにいてもやりたいことはできます。」「あきらめず、好きなことのために頑張ってほしい。」「夢・目標を達成するために、頭を使って考えよう。」「目標を達成したときに見える景色があります。そのために努力することが大切です。」

 生徒代表によるお礼の言葉、花束贈呈です。

 講演会が終了し、Ruu氏が学校を去る時には、生徒は教室の窓から「ありがとうございました。」と手を振り見送っていました。

 講演会の開催においては、福島市教育委員会の皆様にご支援をいただきました。ありがとうございました。

 

 

《お知らせ》ドリームチャレンジ事業

 福島市が行う『中学生ドリームチャレンジモデル事業(キャリア教育部門)』の一環として、世界で活躍する2名の著名人による講演会が野田中学校で行われました。

 最初は、室屋 義秀(むろや よしひで)氏のご講演です。

 レッドブル・エアレース ワールドチャンピオンシップに参戦し、2016年、千葉大会で初優勝、翌年には年間総合優勝を果たされた経歴をお持ちの方です。

 8月25日(水)、野田中学校でご講演をいただきました。

 

  校長先生が室屋 義秀氏を生徒に紹介し講演会が始まりました。

 室屋 義秀氏が生徒に伝えた「夢」に対する考え方や叶える方法等は、皆の心に深く刻まれていました。 

 生徒代表によるお礼の言葉や花束贈呈です。

 講演を聴いた2学年生徒は、室屋義秀氏が教室前を通過する際、感謝の気持ちを全力で伝えていました。

 人生の夢・自分の将来について、自分の考えを広げ深める大きなきっかけとなりました。

  講演会の開催においては、福島市教育委員会の皆様にご支援をいただきました。ありがとうございました。