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プール学習 楽しいね

 暑い日が続き、どの学年も楽しくプール学習を行っています。

今年も、特別非常勤講師の高橋かおり先生に丁寧に教えていただき、めきめき上達しています。

 7月5日は、今年度2回目の高橋先生との学習でした。高橋先生からは、「荒井小学校の子供は、話をしっかり聴いて言われたことを素直にやってみるので、とても上達が早いです。」と言っていただきました。荒井小学校の今年のめあて「あたたかい聴き方、やさしい話し方」が身に付いていることが感じられうれしくなりました。

 プール学習は、何より水に親しむことと、自分のめあてに向かってあきらめず根気よく取り組むことを大事にしています。また命を守る学習の一環として、水難事故防止についても体験を通して学んでいます。7月10日には、ライフセービング協会様のご協力をいただき、3年生以上が着衣泳体験教室を予定しています。

花育教室

 JAふくしま未来の皆様にご協力をいただき、6年生が花育教室を実施しました。

 生け花の由来について教えていただいたあとは、いよいよ生け花体験です。小菊、トルコキキョウ等々の花材を、思い思いに生けます。指導の先生から、「一番お気に入りの花を自分だと思って生けてみましょう。」とアドバイスをうけて、どの子も本気になってお気に入りの一本を選び、心を込めて花を生けていました。

体験教室の終わりには、一人一人思いのこもった世界にひとつだけの生け花が仕上がりました。

学校保健委員会

 児童の健康について話し合うために、本校では毎年学校保健委員会を開催しています。

 6月27日(水)に,学校医の山田文彦先生,学校歯科医の宍戸富美先生,学校薬剤師の渡邊苑子先生をお迎えして,今年度の学校保健委員会を開催しました。今年度の定期健康診断の結果を基に、今年度の健康教育の課題について話し合いました。昨年度に比べ,視力のよい児童の増加,う歯(むし歯)治癒率の増加など,子供たちの健康が向上していることがとらえられます。ご家庭と連携して取り組んだことが,成果として現れたと感じました。

 協議後には,学校歯科医の宍戸先生より「歯・口腔の健康について」の講話をいただき,歯磨きをはじめとしたホームケアの大切さを改めて教えていただきました。参加した保護者の方からも,ホームケアを中心に質問が出され,宍戸先生から一つ一つに丁寧に答えていただきました。また,学校医の山田先生からは「受動喫煙について」,学校薬剤師の渡邊先生からは「食中毒予防」のお話をいただきました。

 

 学校保健委員会での話し合いを十分に生かし,これからも心身ともに健康な子供の育成を進めてまいります。

 

荒井小学校に お蚕様がやってきた!

6月25日(月) 荒井小学校にお蚕様がやってきました。

 福島盆地の信達地方は,古くは養蚕の盛んな地域でした。もちろん,荒井にもたくさんの養蚕農家がありましたが,今ではほとんど残ってはいません。福島で盛んに行われた繭からの糸取りや,絹織物の優れた技術も,継承されることがとても困難になっています。この福島の養蚕の歴史や技術を,ぜひ次の世代につなぎたいと熱心に活動されている鈴木美佐子さんにお世話になり,荒井小学校で3,4年生が蚕の飼育を始めました。

 蚕が作った繭を見せていただいたり,繭からとった生糸を草木染で染めた糸を見せていただいたりして,子供たちは興味津々です。

 繭を引き伸ばして作った真綿も見せていただきました。掌ほどの大きさの真綿をみんなで広げるとどんどん大きく広がることにびっくり!

 蚕を見せていただくと,子供たちは大喜びです。蚕を見るのは初めてという子もたくさんいました。「かわいい。」「やわらかい。」早速手にとってじっくり観察する子が何人もいます。蚕はとても大切にされ,家畜と同じく「1頭,2頭・・・。」と数えることも教えていただきました。蚕が桑をえさにすることを知ると,「うちの近くにもあるよ。」「おじいちゃんの畑に桑の木があるよ。」と生き生きと話してくれる子がたくさんいてびっくりしました。

 これから,蚕が糸を吐いて繭を作るまで子供たちが大事に大事に育てます。えさの桑の葉も,多くの皆さんに協力していただきながら調達します。糸を吐くまでに,どれくらい日数がかかるのでしょう。蚕はどれくらい大きくなるのでしょう。子供たちがどんな発見をしていくか,とても楽しみです。