吾妻中学校日誌

日誌

本日の給食(12月16日)

〈献立〉麦ごはん 牛乳 味付けのり 白身魚とナッツの炒め物 わかめスープ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ナッツ」です。

  皆さんは「ナッツを食べるとニキビが出る!」という話を聞いたことはありませんか?

 多くのナッツは高エネルギー・高蛋白質・高脂質な食べ物です。ナッツ一粒は、およそ半分が油で出来ています。油が多い食べ物の食べ過ぎは、肌荒れやニキビの原因となるといわれていますが、この場合は揚げ物やスナック菓子に含まれ「体にとってよくない油」のことで、油を多く含むナッツを食べることは肌荒れに繋がると言われるようになりました。

 しかしナッツは「体にとって必要な油」、いわゆる良質な油を多く含んでいます。それだけでなく、お肌の代謝を高めると言われているビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

 今日は、カシューナッツを使った炒め物です。

栄養たっぷり「りんご」

〈献立〉麦ごはん 牛乳 豚肉と厚揚げの炒め物 根菜汁 りんご 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「りんご」です。

  福島は全国で第五位のりんごの生産地です。とってもおいしい、もぎたてのりんごが食べること出来ますね。

  吾妻地区にも沢山のりんご畑があって、おいしいりんごをいつも食べている人も多いと思いますが、りんごの皮は硬くてたべるのが苦手という人も多いと思います。

 りんごの皮、皮の近くの部分には、果肉部分以上に食物繊維やビタミンCなどの栄養素がつまっています。家庭では、皮をむいて食べることの方が多いと思います。学校では、みなさんの分の皮をむいて提供するのは難しいので、給食の時間は、栄養たっぷりの皮ごと食べてくださいね。

数学の日

 本日は、「数学の日」で、放課後に全校生が数学の問題に取り組みました。先生に質問したり、友達同士で教え合ったりしながら、熱心に行いました。

〈献立〉きつねうどん 牛乳 いそあえ 大学いも

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「大学いも」です。

  大学いもの命名の由来はいくつかあります。大正から昭和にかけて学生街の大学生が好んで食べていたからという説や、昭和初期に学生が学費を作るために比較的安価な食材で作れる大学いもを売っていたからという説、または、ある大学の前にふかし芋屋があってそのお店で売られていたのが今の大学いもによく似たお芋で、大学生に人気があったからという説などがあります。 

 今日は、甘くて美味しい大学いもです。

今日の給食(12/10)

〈献立〉ナン 牛乳 カレーペースト 野菜スープ オレンジ

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ナン」です。

  インドカレーにはナンがつきものですよね。ところがインドではナンは庶民の間ではあまり食べられてはいないのです。インドにナンが全くないということではなく街のレストランや路面店で売られているのですが、ナンの主原料の精製した小麦粉は一般家庭では贅沢品です。発祥は北インドの宮廷料理で、もともとは富裕層の食べ物でした。しかも、ナンを焼くには大きなタンドール窯と多くの燃料が必要なので一般に窯を買えるような家庭は少なく、窯の置き場所がないため自宅でナンを焼いているインド人は基本的にはいないのです。

 実際は、全粒粉のフライパンで焼いてできるチャパティという食べ物が主流でナンと同じようにカレーや総菜を巻いて食べます。ナンがインドでは贅沢品だったとは意外でしたね。

大人気「きんぴらごはん」

 本日は、「かみかみきんぴらごはん」でした。いつもは、ご飯が残ってしまうことが多いのですが、今日は、ほとんど残りませんでした。近隣の学校では、インフルエンザが流行してきました。しっかり食べて、みんなで元気に冬休みを迎えたいと思います。

〈献立〉かみかみきんぴらごはん 牛乳 みそ汁 笹かま おひたし 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「笹かま」です。

  かまぼこは日本人が発明した独特の食品として世界に誇れるものです。初期の竹輪風かまぼこに次いで、板かまぼこ、細工かまぼこなども作られ、現在では全国各地で港々の魚を使った独自のかまぼこが多種多彩に作られています。 

 三陸沖に一大漁場をもつ仙台は古くから鯛や平目や鮭が豊富に取れました。明治の初め、平目の大漁が続きその利用と保存のためすり身にして手のひらでたたき笹の葉の形に焼いたのが、笹かまぼこのルーツと言われています。 

 今日は笹かまを蒸して、焼き立ての風味に近づけてみました。

あったか「けんちん汁」

 今日の吾妻地区は、冷たい雨の降る寒い一日でしたが、給食の温かい「けんちん汁」を食べて、元気に過ごしました。

〈献立〉麦ごはん、牛乳、さばのみそ煮、ひじきのいそ煮、けんちん汁

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ちくわ」です。

  当初、竹輪はすりつぶした魚肉を棒に塗りつけて焼いたものが植物の「蒲の穂」に似ているかことから、「蒲鉾」と呼ばれていました。この「蒲鉾」がはじめて文献に現れるのは平安時代で、祝宴にかまぼこが出されたことも記載されており、すでにこの頃にはかまぼこが食べられていたことがわかります。

 室町から桃山時代の頃になると、現在「か まぼこ」と呼ばれている板付きのものが作られるようになり、そちらが「かまぼこ」と呼ばれるようになりました。

 そのために、それまでかまぼこと呼ばれていた竹輪は、串を抜いて輪切りにした切り口が、竹の輪の形に似ていることから「ちくわかまぼこ」と呼ばれるようになり、略して「竹輪」と呼ばれるようになったそうです。

薬物乱用防止教室

 本日、2年生で「薬物乱用防止教室」が行われました。薬物乱用の恐ろしさ、誘われないような自分になることの大切さについて、薬剤師さんからお話をいただきました。

〈献立〉麦ごはん、牛乳、肉じゃが、つぼ漬け、大根サラダ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「さきいか」です。

  「いか」は魚介類の中で加工品として消費される比率が50%と高いことで知られています。比較的新しい加工食品の代表が、さきいか、いかくん、いか天などのいかおつまみ類です。

 さきいかは、するめいいかの胴体を軽くゆでて調味した後、乾燥させて焼いて引き伸ばし、細く裂いてさらに調味したものです。

 お酒のおつまみに最適な「さきいか」ですが、今日は「大根サラダ」に入っています。

本日の給食

〈献立〉パン、牛乳、鶏肉のガーリック焼き、パンプキンサラダ、コンソメスープ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「きゅうり」です。

  きゅうりは、90%以上が水分なのですが、ミネラルをバランスよく含み、特にカリウムは利尿作用が高く体内の余分な塩分を調整してむくみを予防します。また、きゅうり独特の青臭さのもとであるピラジンには、血液をサラサラにする効果があり、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果も期待できます。

 きゅうりは上のヘタ付近の部分に、苦み成分であり抗がん作用のあるククルビタシンが多く含まれるので、ヘタを切り落とすときは、ギリギリでの部分で切るようにしましょう。

 成分のほとんどが水分なので、時間が経って蒸発すると味も食感も極端に落ちるので、新鮮なうちに食べましょう。 

 今日は、パンプキンサラダにきゅうりがはいっています。

集中して取り組みました!

 本日は、1・2年生が計算コンテスト、3年生が実力テストでした。今までの学習の成果を発揮しようと、真剣に取り組んでいました。

〈献立〉ごはん、牛乳、春巻き、キムチ和え、米粉めんスープ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは、「米粉めん」です。

  米粉めんの米粉とは、その名の通りお米を粉末にした食材です。米の新しい食べ方として、ここ数年急速に脚光を浴びています。

 米粉といえば和菓子の原材料、とされてきましたが、製粉技術の進歩により、パンやケーキ、さらにはめん類など、こんなところにまで、というところまで幅広く利用され、独自のもちもちとした食感が人気を呼んでおり、その可能性は広がり続けています。

 ちなみに、日本国内では主食用米の需要が年々減少し、耕作放棄地などが問題になっている中、米粉の需要が増えれば、日本の水田 が活用されるとともに、食料安定供給の確保にもつながると期待されています。

 今日は、米粉を使った「米粉めんスープ」です。 

熊本みかんを給食で

 今年も熊本JAさんから「みかん」をいただきました。給食でおいしくいただきました。

〈献立〉ごはん、牛乳、白菜とじゃがいもの味噌汁、炒り豆腐、じゃことくるみの甘辛煮 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「豆腐」です。

  豆腐は、今ではアメリカやヨーロッパで使われるようになってきました。

 豆腐が欧米で広く使われるようになってきた理由は、健康食品として注目を浴びたからです。特にアメリカでは、以前から肉の食べ過ぎによる生活習慣病が多かったため、その対策として食生活の改善が必要だと言われるようになり、日本食ブームが巻き起こりました。

 はじめの頃は、主に菜食主義者や環境問題に興味を持つ人たちの間で、豆腐が食べられていました。しかし、アメリカ人の健康に対する意識が高まるにつれて、健康にいい食材としての豆腐の存在が知られるようになり、次第に需要が伸びたそうです。 

 今日は、「豆腐」を使った「炒り豆腐」です。

あったか「ポトフ」

〈献立〉パン、牛乳、手作りりんごジャム、ポトフ、ごまねーずサラダ

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ポトフ」です。

  皆さんは、ポトフという料理を知っていますか? ポトフとは、フランスの代表的な家庭料理で、野菜や肉を塩味で長時間煮込んだ物です。ちなみに、直訳すると「火にかけた鍋」という意味です。

 このポトフの魅力は、じっくり煮込むとお肉もとても柔らかくなり、また、スープには野菜からのうまみが出ていておいしくなります。それに、簡単に作れるのも魅力のひとつです。

 ポトフに入れる食材としては、じゃがいもやにんじん、たまねぎ、かぶなど、様々な種類があります。また、鶏肉などのお肉も一緒に入れるのが一般的ですが、鶏肉に限らず牛肉やソーセージを入れても美味しく食べられます。 そういう意味では、ポトフは簡単、手軽に作れるだけでなく応用がきく料理といえます。

今日の給食

〈献立〉きのこごはん、牛乳、いかとブロッコリーの炒め物、すまし汁 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「きのこ」です。

  きのこ類は、自然志向・健康志向の高まりとともに食べる機会が増えてきています。きのこ類の成分は、水分・たんぱく質・繊維質・無機質・ビタミン類などから組成されています。

  きのこには、骨粗鬆症の予防効果、ダイエット効果、便秘予防、コレステロール低下、抗腫瘍効果など沢山の効用があります。

 今日は、椎茸、舞茸、しめじが入ったきのこごはんです。

おいしい和食

〈献立〉ごはん、牛乳、納豆、炒り鶏、里芋のみそ汁

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「納豆」です。

  納豆は、アミノ酸バランスに優れ、ごはんとの相性が実によいのが特徴です。米に少ないアミノ酸を納豆がもち、納豆に少ないアミノ酸を米がもっていることから、お互いの欠点を補い合って、理想的なアミノ酸バランスがもたらされるのです。

 そんな優れた栄養価をもつ納豆も、商品として販売されるようになったのは江戸時代の中期になってからで、「ナット、ナット、ナットー」というかけ声で売り歩く納豆売りが登場したのも、この時代だそうです。

 炊き立てのご飯に熱い味噌汁、お新香、そして納豆という朝食の定番パターンも、どうやら江戸時代にルーツがあるようです。

「雪うさぎ」現る

 今年も、吾妻山に「雪うさぎ」がやってきました。吾妻中からの「雪うさぎ」は、とても大きく見えます。冬の準備は大丈夫でしょうか。

〈献立〉ごはん、牛乳、おろしハンバーグ、ボイル野菜、卵スープ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ハンバーグ」です。

  ハンバーグの起源は、ドイツのハンブルクで労働者向けの食事として流行したタルタルステーキとされています。タルタルステーキは、13世紀頃にヨーロッパに攻め込んだタタール人の生肉料理を原型としているそうです。タタール人は硬い肉を細かくきざむことで、食べやすいものに調理していたんですね。

 その後、18世紀から20世紀前半にかけて移住したドイツ系移民によってアメリカにもたらされ、「ハンブルク風ステーキ」と呼ばれるようになりました。

 日本では、特に子供たちに好まれることもあって、学校給食の 人気メニューです。

3年生個人写真撮影

 本日、3年生の卒業アルバムの写真撮影が行われました。卒業に向けての準備が進んでいます。

 

〈献立〉塩ラーメン、牛乳、チキンサラダ、手作り蒸しパン 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「蒸しパン」です。

  蒸しパンは、パンという名前がついていますが、お菓子の仲間にはいります。 パンはイースト菌や酵母菌などを使って膨らませて焼きますが、蒸しパンは、重曹やベーキングパウダーを使って蒸し器でふかして膨らませます。

  最近ではホットケーキミックスを使って電子レンジで加熱する手軽に時間短縮して作る方法が考案されています。 

 今日は給食室で、蒸しパンの生地とかぼちゃをアルミカップにいれて蒸しました。 

かぼちゃで若返り

〈献立〉パン、牛乳、かぼちゃのミートグラタン、ブロッコリー添え、コンソメスープ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「かぼちゃ」です。

  かぼちゃは、緑黄色野菜の代表格です。カロリーが高く、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価の高い野菜です。別名「若返りのビタミン」とも呼ばれているビタミンE、皮膚や粘膜・眼を保護するβ-カロテン(ビタミンA)などが含まれています。食物繊維も多く、お通じを良くしたり、血圧の急激な上昇を防ぐ働きがあります。

  特にかぼちゃの皮には、β-カロテンが豊富に含まれているので、皮ごと調理するのがおすすめです。

  今日は、栄養たっぷりのかぼちゃのミートグラタンです。

あったかおでん

〈献立〉菜めし、牛乳、おでん、からし和え、みかん 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「おでん」です。

  おでんのルーツは、ずばり「田楽」。そう、「おでん」の「でん」は「お田楽」の「でん」なのです。その「田楽(焼)」とは豆腐に味噌をつけて焼いて食べたのが始まりです。

 田楽焼の名は、古くから伝わる農耕儀礼にまつわる芸能の一種で、田楽法師が高足と呼ばれるものに乗って飛びはねる姿と、豆腐に一本串を刺して立てた形が似ていることからといわれています。

 当初は味噌田楽が一般的だったようですが、江戸時代中期以降、豆腐の代わりにこんにゃくを用いるようになったようです。そして、江戸時代末期の江戸で、だしと一緒に煮込むことが始まりました。明治以降は、具材も次第にバラエティに富むようになり、たれも味 噌のかわりに辛子を用いるようになっていったようです。

2学期期末テスト

 今日は、2学期期末テストでした。どの学年の生徒も、みんな真剣にテストに臨んでいました。3年生は、受験に向けて、さらに意欲を高める、1・2年生も2学期のふり返りをする、大切な日となりました。

〈献立〉ごはん、牛乳、鶏肉のりんごソースかけ、ごましょうゆあえ、かきたま汁 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「たまご」です。

  たまごには、たんぱく質やカルシウム、鉄分など、ビタミンCを除くほぼすべての栄養素が含まれています。

 また、人の体内で作ることができない8種類の必須アミノ酸をバランス良く含んでいる、すばらしい食品です。特に、たまごのたんぱく質は非常に良質で、たんぱく質の栄養価を表す基準では、最も優れた食品とされています。

  但し、コレステロールの上がりやすい人やアレルギーの人、高脂血症の人は摂り過ぎに注意が必要なので気をつけましょう。

  今日は「かきたま汁」です。

きれいな虹が

 午前中は冷たい雨が降っていましたが、お昼ごろ、きれいな虹が出ました。生徒たちも、廊下の窓から虹を眺めていました。

〈献立〉麦ごはん、牛乳、メンチカツ、パックソース、ごまあえ、だいこんとえのきのみそ汁 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「メンチカツ」です。

  メンチカツはひき肉(ミンチ)を使った料理ですが、なぜミンチカツと呼ばないのでしょうか?

 諸説ありますが、明治時代中期に、メンチカツの考案者が名前を決める際、西洋人に聞いたところ英語でのひき肉・ミンストミートを、なぜか聞き間違えてメンチミートとなってしまい、そのままメンチカツと呼ばれるようになったそうです。しかし関西では、ミンチカツと呼ぶほうが一般的だそうです。

 メンチカツは、豚肉と牛肉のひき肉を使いますが、関西では牛肉食文化が根強く牛肉100%のひき肉を使ったアレンジをかけることになり、メンチカツとは、別の料理であることを示そうと本来の英語の発音に近い「ミンチ」という呼び方を採用し「ミンチカツ」と呼ぶようになったそうです。 

 今日は、豚・牛ひき肉のメンチカツです。

避難訓練

 今年度2回目の避難訓練が行われました。スムーズに避難をし、学級の代表生徒が消火器を使っての消火訓練を行いました。

〈献立〉麦ごはん、牛乳、里芋のそぼろ煮、わさびドレッシングサラダ、ふりかけ 

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「わさび」です。

  お寿司やお刺身には、つきもののわさびですが、実はわさびには大腸菌やサルモネラ菌、O-157などの食中毒の原因となる菌の働きを抑制する効果があります。

 わさびがお寿司や刺身に必ずと言っていいほどセットで登場するのは単に薬味としてだけではなくこうした効果もあってのことと言うことですね。

  また、わさびにはこの他にも抗虫作用・防カビ効果・下痢止め美容効果・効がん作用・デトックス効果など様々な効果があるそうです。

  今日は、わさびを使ったドレッシングサラダです。