北沢又小学校日誌

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願いの折り鶴寄贈

 前回お知らせしました「願いの折り鶴」の続報です。

 本校PTAから全家庭に呼びかけて制作した願いの折り鶴を、本校昇降口に掲示した後、2月24日に「にじのまち」に寄贈してまいりました。「にじのまち」の副施設長さんの紺野さんから「コロナ禍でなかったら、ぜひ北沢又小学校のみなさんに見に来てくださいって言いたいのですが、まだ心配なので、にじのまちの利用者さんと職員の願いと共に北沢又小学校の皆さんの願いもかなうように大切に飾らせていただきます。ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。

 とにもかくにも、一日も早くコロナ禍の生活が終わってほしいと願うばかりです。

 現在のところ、令和3年度の卒業式と令和4年度の入学式は、ご来賓と在校生の出席はなしで行う予定です。まだまだ、感染予防は続きますが、みんなで力を合わせて頑張っていきますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

願いの折り鶴

 現在、全国的にコロナウイルス感染が拡大し、福島市も罹患者が増えている状況です。本校においても例外ではなく、いつ、だれが感染してもおかしくない状況となっています。そのような状況ですので、学校での感染拡大やクラスターの発生を防止するため、「本人もしくは家族がかぜ症状でも出席停止」「家族が濃厚接触者となった場合は、複数日出席停止」と、学校の登校したくてもできない子どもたちが増えています。

 本当に、毎日、毎日感染予防対策をしながら、一日も早いコロナが終息し、あたりまえの学校生活に戻れることを願うばかりです。そんな中、本校PTAから「願いの折り鶴」の作成・展示の提案がありました。そして、一日も早く「あたりまえの生活」を取り戻すことができるよう、子どもと保護者、教職員みんなで、それぞれが願いを込めて折り鶴を折り、昇降口に展示しました。

 「今年度、無事終了できますように」「来年度こそコロナが終息しますように」

半袖運動着を新しくします

 半袖運動着につきまして、これまで保護者の方から「色」「材質」などの改善についてご意見をいただいていました。

 つきましては、次年度から、半袖運動着を、下のように新調することとしましたのでお知らせします。

 【色」 濃紺(下着などが透けないようにする)

 【材質」ポリエステル95% 綿5%(汚れがおちやすい、洗濯して乾きやすい)     

 【デザイン」 丸首Tシャツ型 胸ポケットなし 左胸に校章(白字) 背中に「KITASAWAMATA」(白文字)

※紺色同価格で綿50%のも物も購入できます。

※必ず新しい半袖に変えなくてもよいです。(現在使用している白の半袖運動着だけ使用しても、白と濃紺の運動着を併用してもかまいません)

 

 

 

 

 

 

3学期がスタートしました

 明けましておめでとうございます。

 本日、悪天候。悪路の中ではありますが、3学期を無事スタートさせることができました。2学期の始業式は、5・6年生が体育館、1~4年生は教室(リモート)で行いましたが、3学期の始業式は、体育館の床修復工事が入ったため、全学年教室(リモート)で行いました。内容は、校長の話、児童代表(4年生)の発表、生徒指導主事の話、養護教諭の話です。

 校長からは次のような話をしました。

 全校のみなさん,おはようございます。そして,明けましておめでとうございます。
 さあ,令和4年,2022年,寅年がスタートしました。みなさんは,2022年をどんな年にしたいですか。校長先生は,とにかく「一日も早く,ワクチンだけでなく,コロナウイルスを治療する薬ができて,インフルエンザのように罹っても治せるようになってほしい」と願っています。そうなれば,学校でもいろいろな活動を安心して行えるようになり,学校がもっともっと楽しくなると思うからです。みなさんは,どうでしょうか。

 ただ,願っているだけでは何事も実現しません。願いを持ちながら,自分ができることに全力で取り組んでいくことも大切です。一生懸命がんばっていれば,100%ではないかもしれませんが,必ず実現に近づいていけると思います。校長先生も,コロナウイルスの感染予防をしながらできる学習や活動,方法を,先生方といっしょ一生懸命考えて,少しでも多くの学習・活動ができるようにがんばりたいと思っています。

 私は「まぐれも実力のうち」という言葉が好きです。みなさんは,この言葉の意味を「がんばらなくても,努力しなくても,運がよければできてしまう,成功してしまうこと」と思っていませんか。実は違います。この言葉の意味は「努力を続けていると,自分が知らないうちに実力がつき,あるとき急にできてしまう,成功してしまうことがある」と言う意味です。つまり,「まぐれは努力して人だけに起きること,自分では気づかないうちに実力がついた時にまぐれは起きる」「まぐれ=努力の成果として身につく実力」ということです。

 ぜひ,みなさん,自分の1年間の目標,めあてをしっかりともって,そして,それが実現できるようあきらめずに努力してみてください。
 そして,1年の終わりには,友達と,先生たちと,家族のみんなと,「お互いよくがんばったね,成長できたね」と喜び合えるようがんばってみましょう。

 そのためにもスタートは大切です。まずは3学期,事故やけがに注意して元気に学校生活を送りましょう。
 
 これからのみなさんのがんばりに期待して,校長先生のお話を終わります。

 ぜひ、一人一人が成長を実感できる1年間にしたいですね。保護者の皆様、地域の皆様には、これまで同様子どもたちへの温かな支援を、どうぞよろしくお願いします。

第2学期 無事終了しました。

 本日、第2学期を無事終了することができました。

 振り返ってみますと、コロナウイルス感染予防のため、市内・県内の状況により活動制限が強化されたり緩和されたりと、いつ、どんな活動ができるのか見通しをもつことが難しい学期でした。

 しかし、残念ながら学習発表会は中止となってしましましたが、6年生の修学旅行をはじめ、その他の教育活動は、ほぼ計画通り実施することができました。コロナ禍の厳しい状況の中で、子どもたちは、大きな事故やけがもなく、ほとんどの教育活動を行うことができたことを、素直に喜びたいと思います。陰に日向にご協力をいただきました、保護者の皆様、関係の皆様に心より感謝申し上げます。令和4年、3学期もどうぞよろしくお願いいたします。

 本日行いました終業式は、5・6年生は体育館、1~4年生は教室でリモート(体育館での終業式の様子を教室で視聴する)で行いました。そこで、校長から子どもたちに次のような話をしました。

 さて、長い2学期が今日で終わります。振り返ってみれば,まずは全員元気で,残念ながら学習発表会は中止となってしまいましたが,6年生の修学旅行をはじめそれ以外の行事や活動はほぼ実施することができました。コロナ禍ではありましたが,よい2学期になったのではないでしょうか。とにもかくにも,無事2学期が終えられたことを,みんなで喜びたいと思います。

 さて,私は,毎朝,正門前で,正門から登校する人だけなってしまいますが,朝のあいさつをしています。1学期,2学期と続けてきて気がついたことがありますのでお話ししたいと思います。

 朝,登校してくる子どもたちに朝のあいさつをすると,元気にあいさつを返してくる子,ちょっと恥ずかしそうに小さな声であいさつをしてくる子,声はでないけれど会釈をする子,下を向いて黙って通り過ぎていく子など,反応は様々です。
 あいさつをしたらあいさつを返してくれれば一番よいのですが,歩いてくる距離や起きた時間など一人一人状況が違いますので,みんながみんなとはいかないようです。それでも,とにかくどんな子にも,私からは元気にあいさつをしようと思っています。

 さて,あるお友達の話をします。4月から毎日あいさつをしてるのですが,この子は,ほぼ,毎日黙って通り過ぎていきます。ほぼと言いましたが,実はこの子も,2回だけあいさつを返してくれてことがありました。さてそれは,どんな時だったと思いますか。

  その子はいつもは一人で登校してきます。しかし,あいさつを返してくれた2回の時は,たまたま友達と一緒だったのです。いつもは下を向いて黙って通り過ぎるのに,友達と一緒のその2回は,笑顔であいさつを返してくれたのです。

 こんなことがあって,他の子どもたちのこともよく見てみると,当たり前と言えば当たり前ですが,一人で登校する時の表情と,友達と一緒や正門近くで友達を見つけたときの表情は全く違うなあと改めて感じました。友達とは時にはけんかなどをしてしまうこともありますが,やっぱり,一人より友達と一緒の方が,元気が出るし,明るくなるし,勇気も出て恥ずかしさも小さくなるんだなあと思いました。大げさに言えば「人は一人では生きていけないんだなあ」と改めて思いました。

 それでは,友達になる一番最初ってどんな状況でしょうか。黙って関わろうとしなければ友達にはなれませんよね。どちらかが,勇気を出して声をかけて,話し始める時が一番最初なのではないでしょうか。そしてその第一声は,やはり「こんにちは」や「おはよう」などのあいさつなのではないでしょうか。やっぱり、あいさつは,人と人をつなぐ,友達をつくる大事な言葉だと思うのです。

 さて,明日から冬休みです。冬休みは,1年の終わりと始まり,年末・年始を迎えるお休みです。年末・年始は,今年一年を振り返ったり,新しい年を迎えて1年間の目標を立てたりします。また,普段はなかなか会えない親戚の人などにも会う機会が多くなる休みでもあります。

 そこで,みなさん,ぜひ人と人をつなぐ大事な言葉「あいさつ」についても,振り返ってみてください。そして,年末や年始で人と会うときには,恥ずかしがらずにあいさつをしてみましょう。そして、新しい年を迎えたら「あいさつ」の目標も立ててみてはどうでしょうか。

 それでは,事故やけがなく,家族みんなでよい年末・年始,冬休みを過ごしてください。そして3学期,1月11日に,元気なあいさつとともに登校してくる皆さんに会えることを,先生方みんなで心から待っています。
 これで,校長先生のお話を終わります。

 

 家族でさわやかに新年のあいさつをして、新しい年をスタートさせてほしいと思います。

 本年中は大変お世話になりました。新年もどうぞよろしくお願いいたします。