蓬莱中学校日誌

Blog(学校日誌)

飛躍の年・・・ 2023

 蓬莱中も、動き出しました。

 生徒たちが、活動をスタートさせています。

 学校は、それぞれの今年の抱負の実現に、寄り添っていきます。

 さて、今年は卯年、ひとまわり前の卯年には、東日本大震災を体験していますが、その後の力強い復旧・復興への営みが進められてきています。

 これまで新型コロナウイルスの影響を受けてきているところではありますが、今年の干支にあやかり、これまでの状況を大きく好転させ、飛躍の年となることを祈念します。

 

冬休み、部活動に励む

 クリスマス寒波の余波でしょうか、きのうの朝、蓬莱地区は、青空の下にうっすらと雪が残っていました。

 アイスバーンになっているところもあり、昇降口前も滑りやすくなっています。

 校庭では、足元の状態がよくない中、サッカー部や野球部、陸上部の生徒たちが、いつも通り熱心にからだを動かしました。

 そして、きょうも、体育館では剣道部が、入れ替わって、バドミントン部とバスケットボール部が、技術向上に向けて練習に取り組んでいます。

 なお、野球部が活動している場所の手前にはプールがあって、氷が浮かんでいる様子が確認できますが、こうした寒さの中でも生徒たちは元気に活動しています。

 また、卓球部は、練習後に、普段活動している特別教室の床のワックス塗布を行いました。

 部員たちからの発案で行ったことですが、自分たちがプレーすることだけでなく、活動場所にも気を配り、このように自主的に環境を整える気持ちをもつことも、部活動を行う上での大切な意義となっています。

 今年の学校の活動は、きょうが最終日です。

 あすは、学校閉庁日となっています。

 新年は、1月4日(水)にスタートします。

 来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

大きく成長した第二学期を締めくくる

 第二学期、最後の授業日を迎えました。

 生徒たちが登校してくるころ、ちょうど太陽が、校舎東の木立の間から昇ってきました。


 生徒たちは、きょうは、まずは美化活動に取り組みます。(下写真左:2年生、同右3年生)

 いつもの清掃より時間を延長して、窓ふきなどの普段手の届かない所まで清掃をします。(下写真左:1年生、同右:3年生)


 その後、体育館に移動して、第二学期終業式を実施しました。

 〇 校長式辞

  ・ ひとまわり大きく成長した二学期でした。

  ・ 冬休み、一歩学校を離れれば、社会人の一人です。

    自分を向上させる人間になってくれることを願っています。

 〇 生徒発表(二学期の反省、並びに、冬休みの過ごし方について)

  〈1年代表〉(下写真左)

    新人戦二回戦で、結果優勝した組と戦い、うれしかったし、実力がまだまだだと実感できました。

  〈2年代表〉(同右)

    野球部のキャプテンとして、恥ずかしくない。 / 3年を目指し、基礎をしっかりとしたい。


 終業式後は、基礎学力コンテスト(国語)の表彰、そして、各種大会等で受賞した生徒の表彰披露を行いました。

 〇 表彰

 〇 表彰披露


 クリスマスやお正月を迎える冬休みを、生徒も楽しみにしていることでしょう。

 一方、3年生にとっては、高校受験を控え、正念場の冬休みでもあります。

 それぞれ、目的をもって生活できるように、ご家庭でもよろしくお願いいたします。

 それでは、下校する生徒の皆さん、そして、本ブログをご覧いただいている皆様、どうぞよいお年をお迎えください!

力を蓄える

 きょうは、朝から雨が降り続いています。

 こうした中、元気なスズメたちがやってきました。

 メタセコイアに近づいてきて、何やらおしゃべりをしているようです。

  さて、きょうは冬至です。

 給食は、「冬至の献立」です。

 定番は、冬至カボチャです。

 カボチャは、主に夏に収穫されますが、追熟によって秋から冬のこの時期においしくいただけます。

 冬至は、太陽が一番南にある状態にあり、その太陽の力が一番弱まった日であり、この日から再び力が戻ってくるとされています。

 冬至のこうした前向きな意味合いを踏まえ、旬のカボチャをいただいて、生徒たちは来春の進級・進学に向けてこれからさらに力を蓄えていきます。

クリスマスモード

 けさも厳しい冷え込みでした。

 蓬莱地区の家々の屋根に残る雪からも、寒さが伝わってきます。

 第二学期の授業日も、きょうを含めて残り3日となりました。

 そのあとは、クリスマスです。

 生徒たちも、楽しみにしていることでしょう。

 校内も、図書室のドアや窓は、下の写真のとおり、クリスマスモードになっています。

 きょうの給食は、「クリスマス献立」です。

 メニューは、タンドリーチキンにクリスマスサラダ、そして、クリスマスケーキ。

 ケーキは、イチゴまたはチョコレートを、生徒が自分で選んでいます。

 ただ、クリスマスのにぎやかな雰囲気は、給食では味わえません。

 それでも、クリスマスの小さな楽しみを一人一人が味わったことは間違いないでしょう。

今季、初の雪かき

 けさの校庭は、白一色です。

 職員が通勤し、生徒が登校する時間帯には、玄関前はすでに雪かきがなされていました。

 本校の校門から坂を降りた交差点では、生徒が登校する傍ら、黄緑色のウインドブレーカーを着て朝の交通指導に当たられている地域の方が歩道の雪かきをしてくださっていました。

 子どもたちの安全を第一に考えていただき、とてもありがたいことです。

 さて、昇降口前では、登校した生徒たちがスノープッシャーを手に、雪かきを行っています。

 同じ福島市でも、所によって降雪の程度に違いはあると思われますが、2cmの積雪と、きょうのアメダスに記録があります。

 これからの時季、足元に十分注意しながらの通学となります。

 

2年生、薬物乱用防止について学ぶ

 けさは、ところどころに雪の白さが残る中での、生徒の登校となりました。


 きょうは、2年生が、総合的な学習の時間に「薬物乱用防止教室」を開催しました。

 講師は、学校薬剤師として、日ごろお世話をいただいている先生です。

 講師の先生のお話が始まると、生徒たちは大切なところを逃すまいと、さっそくメモを取り始めました。

 講話の中で、飲み物に含まれるカフェインのとり過ぎはからだによくないことや、市販されている薬に依存するケースが多いことなど、自分たちの生活にも直接関係するような内容が、生徒の印象に残ったようです。

 薬物について正しく理解し、健康な生活を送るために必要な学習ができました。


 なお、きょうは業者による紙パック回収が行われました。

 今学期も、ご家庭からたくさんの紙パックのご提供をいただき、ありがとうございました。

自転車の交通事故防止と適正な利用を!

 先週、12月8日(木)の夕方、東の空に満月がその姿を現しました。

 このコールドムーン・・・、皆さんもご覧になられたことでしょう。

 近くには、火星が輝いて寄り添っていました。


 きょう、12月14日(水)の朝は、普段は本校から見える吾妻山も雲に覆われていましたが、その手前には「虹」を目にすることができました。


 さて、現在、「年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動」が展開されています。

 蓬莱地区においても、地域の方々が子どもたちの通学を見守ってくださっています。

 この運動の期間は、令和4年12月10日(土)から令和5年1月7日(土)までの29日間です。

 運動のスローガンおよび運動の重点は、次のとおりです。

 〇 運動のスローガン   「 くらいとき じぶんをアピール ぴっかぴか 」
 〇 運動の重点      (1) 道路横断中の交通事故防止(特に、高齢歩行者の保護の推進)
              (2) 夕暮れ時や夜間の交通事故防止
              (3) 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
              (4) 飲酒運転の根絶
              (5) 自転車の交通事故防止と適正な利用の促進

 運動の重点について、詳しくは次のチラシをご覧ください。

   年末年始の交通事故防止県民総ぐるみ運動実施要綱普及版.pdf

 ところで、東京都内では、10月下旬から、自転車の悪質な違反について取り締まりが強化され、特に重大事故につながる可能性の高い「信号無視」、「一時不停止」、「右側通行」、「徐行せずに歩道を通行」という4つについて刑事罰対象の「赤切符」が交付されているとの報道がなされています。

 警察では自転車の危険行為として次の15項目を定めています。

   自転車の危険行為「15項目」.pdf

 自転車は、気軽に利用できる、とても便利な移動手段です。

 しかしながら、こうした危険行為は、歩行者や自動車の運転者に迷惑をかけるばかりでなく、人の命を脅かすことにもなりかねません。

 この年末年始の交通事故防止運動を機に、自転車の適正な利用についてあらためて心がけてみてはいかがでしょうか。

1年生、県立医大を訪問

 今週は、日中でも雪が舞うなど、気温が低い日が続いています。

 きょうも、福島市の最高気温は10℃に届きません。

 こうした中、1年では、キャリア教育の一環として、片道20分程度の道のりを往復(写真A)して福島県立医科大学を訪問し、医学部の先生の講話をうかがい、医療関係の学習をしてきました。

 会場は、福島県立医科大学の「講堂」です。(写真B)

 会場に入ると、ステージのスクリーン上に歓迎のスライド(写真C)が示され、生徒一人一人に福島県立医科大学の GUIDE BOOK(写真D)が用意されていました。

 生徒は、ゆったりとした座席に着き(写真E、F)、講師の先生のお話が始まると、細かくメモを取りながら(写真G、H)熱心に耳を傾けていました。

 講話の内容は、「基礎医学・臨床医学・社会医学」についての説明や、講師の先生がセンター長を務められている「ふくしま国際医療科学センター」の取組などです。

 講話の終わりには、講師の先生がご専門の生理学についてもふれられました。

 最後に、講師の先生から、「夢を叶えるためにがんばってください。」と、生徒たちにエールがおくられました。

 学習後の生徒の用紙は、成果としてのメモ書き(写真I)がびっしりです。

 身近に、こうした高度の研究を進めている施設があることは、学校教育にとっても、とてもプラスになるという印象を受けました。

 さて、1年生の中から、将来、医療に従事する仕事に就く生徒は現れるでしょうか。

3年生、高校入試に向けて・・・

 先週、12月2日(金)、福島市では朝みぞれが降ったことが確認されたとして、福島地方気象台から初雪の観測が発表されました。

 本校では、いつ雪が降っても対応できるように、昇降口にスノープッシャーが整えられています。

 きょうの夜おそくから、あすの未明にかけて、みぞれの予報も出ていて、気温も一段と下がることになりそうです。


 さて、3年では、11月の教育相談の結果を受けて志願先の高校を決定し、現在、入試に向けて出願書類の準備が進められています。

 また、受験に備えた力だめしとして、3年生は、きょうは実力テストに挑んでいます。

 教室には、進路関係の掲示コーナーが設けられていて、進路情報でスペースいっぱいに埋められています。

 早いところでは、ちょうどあと一月で私立高校の入試が実施されます。

 一人一人が、最高のコンディションで迎えられるように応援していきます。