清水小学校日誌

2017年1月の記事一覧

3学期スタート!

 

 明けましておめでとうございます。本年も職員一同力を合わせて頑張っていきます。
よろしくお願いいたします。
 さて,昨日は3学期スタートの日でした。始業式で以下のようなお話をしました。


 今年は,酉年ですね。
 校長先生は,酉年ということで,鳥について少し調べてみました。
 まず調べたのは,ニワトリの卵は,何日ぐらい温めるとひよこになるのかです。結果は,21日(三週間だそうです。) もっと調べると,スズメが11日,ツバメが14日,ウズラが17日,クジャクが28日,ダチョウが42日 ということが分かりました。大きい鳥ほど温めている期間は長いようです。
 もうひとつ調べたことがあります。
 それは,「啐啄同時(そっ たく どう じ)」ということばです。
 啐啄の
   啐(そつ)は,ヒナがが卵の殻を破って出ようとして鳴く声,殻をつつく音
   啄(たく)は,母鳥が殻を突き破る音

 どういうことかというと,卵を温めているときに,卵の中にいるヒナが外に出る準備をしないのに母鳥が,「早く出てこい」と言って卵の殻を破ったらヒナは死んでしまいます。
 逆に,卵の中にいるヒナが自分で卵の殻を破ろうとしてつつかないといつまでも母鳥は殻を破る手伝いができません。そうするとヒナは殻から出ることが出来ずにやっぱり死んでしまいます。
 ですから,殻の中からヒナが鳴くタイミングと殻の外から母鳥が殻をつつくタイミングは同じでないとだめだということです。
 このことは,皆さんが毎日している勉強と似ているなと思います。
 親鳥が先生で,卵の中にいるヒナがみなさんだとします。みなさんを囲んでいる卵の殻は,毎日の勉強です。母鳥の先生方が,お勉強をいくら一生懸命教えても(外から殻をつつこうとしても),みなさんがお勉強をする気がない(殻を中からつつくことをしないと)それ以上お勉強は進まず,成果は出ません。
 3学期,先生方もみなさんのお勉強の様子をよく見て,一生懸命教えますので,みなさんも一生懸命勉強し,卵の殻を沢山破っていってほしいと思います。そして,大きく羽ばたくことのできる年にしたいと思います。












 体育館に集まった子どもたちは,たいへん落ち着いた態度で話を聞いていました。

 一日一日を大切に過ごし,充実した53日間になるようにしていきます。引き続きご協力をよろしくお願いいたします。