清水小学校日誌

2019年1月の記事一覧

1年 生活科「だんごさしをしょう」

 1月15日(火)に一年生は生活科の学習で福島市の伝統行事「だんごさし」を体験しました。講師には清水地区にお住まいの大内さんをお迎えして行いました。

 初めに,なぜだんごさしを行うのか,お話をいただきました。日本がまだ豊かでなかったとき,五穀豊穣や無病息災を願って作ったことを説明していただきました。

 次に,いよいよ団子作りです。米粉に水と食紅を混ぜてこねました。その後,団子の形に丸めました。適度な水分が必要で,きれいな形に丸めないと割れてしまうため,大内さんのアドバイスをいただきながら一つ一つ丁寧に丸めていました。
 次に,鍋で団子を茹でます。この作業は大内さんと教員で行ったのですが,団子になると浮いてくるよと伝えると,子どもたちは,「まだできないかなあ。」とわくわくして待っていました。
 茹で上がった団子は,みずきの木にさしていきます。さす前に,「木の芽を取らなくちゃいけないんだよ。」と教わりました。小さい芽を枝が折れないよう取り除いていく作業は大変でしたが,一生懸命に行いました。大きなみずきの木に赤・白・緑・黄の団子をさしていくので,色の偏りがないよう,全体のバランスを見ながら「ここは赤の団子が少ないよ。」「黄色の団子の人はこっちにさしてね。」などと,声をかけ合って活動していました。団子をさしたあとは,先日作ったくったふなせんべいに見立てた紙の飾りをつけました。縁起の良い鯛などを吊るし,一層華やかになりました。最後に大内さんを交えて記念撮影をしました。 

 「はじめてだんごさしをやって楽しかった。」「大内さんに教えてもらってきれいに団子を飾ることができました。」など子どもたちは笑顔で大内さんにお礼を伝えていました。子どもたちの満足した姿が印象的でした。作っただんごさしは,1学年以外の学年の児童にも見てもらえればと思い,南校舎1階の廊下に飾りました。

                      

第3学期始業式

 あけましておめでとうございます。
 本日,3学期がスタートしました。始業式の校長先生のお話では,中国の絵師が竜に睛(ひとみ)をいれたら,たちまち天に昇っていった,という故事から画龍点睛という四字熟語の紹介がありました。画龍点睛とは,最後のまとめをしっかりすること。画龍点睛を欠くことなくすばらしい3学期にし,進級・進学の準備をしてほしいとお話がありました。
 子どもたちは,教室に戻って,冬休みの思い出を話したり,冬休みの宿題を提出したりしました。
 教職員一同,子どもたちがさらに夢や希望をもって進級・進学の準備を進めていくことができるよう,力を合わせて頑張っていきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。