大久保小学校日誌

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「つるし雛まつり」見学

2月19日(月)3年生から6年生が、飯野町内で行われている「つるし雛まつり」を見学してきました。

自分たちのつくった作品が掲示されているのを確かめたり、地域の方々の作品を鑑賞したり、つくった方にインタビューをしたりと、充実した時間を過ごすことができました。

1・2年生は、22日(木)に見学に行く予定です。

 

全校朝の会(1年発表)

全校朝の会において、1年生の学年発表が行われました。

国語科の学習「おなはしをつくろう」の単元で、学級の男の子のアイディアをもとに、全員でお話をつくり、挿絵もかきました。豊かな発想で、夢のあるお話をつくることができました。その物語を4人で発表しました。とてもはきはきとした声で、すらすらと読むことができ、すばらしかったです。1年生の、今年1年の成長も感じられました。

 

お話「ラルセドンたろう」

おばあさんが川で拾ったランドセルから生まれた赤ん坊、「ラルセドンたろう」が大きくなり、活躍するお話です。

 

ラルセドンたろうに、絵本を食べさせると、けがをした人やいじめられている人を助けてあげるやさしい子どもに育ちます。教科書を食べさせると、計算ができるようになり、何でもわかる少年になります。外国の本を食べさせると、たくさんの国の言葉がすらすらと話せるようになります。

やさしく、かしこい、ラルセドンたろうが大人になると、困っている人を助けたり、動物たちの命をすくったり、世界中で大活躍します。

みなさんも、ラルセドンたろうのような人になってくださいね。

 

地域に学ぶ「飯野つるし雛まつり」


2月9日(金)3~6年生が、飯野つるし雛まつり実行委員の伊藤美千代さんを招き、お話を聞く学習を行いました。

〇 飯野つるし雛祭りは、~つるし雛で心を繋ぎ元気発信~ のサブテーマで行っています。
 ・ つるし雛かざりは、江戸時代に、生まれた子どもが元気に育つようにとの願いを込め飾られるようになった。
 ・ 雛段は、高価だったことから、家にある着物で手作りの人形や縁起のよいものをつくり、飾るようになった。
 ・ 飯野町では、平成18年(2006年)から、商工会のおかみさんたちが、「もったいない運動」として、着なくなった
  着物の生地を使いつるし雛をつくり、商店に飾ったのが始まり。
 ・ 平成20年(2008年)「町が元気になる」「古布のリサイクル」「伝統文化の継承」の目的で実行委員会を立ちあげ
  た。飯野町が福島市に合併した年。


                                  【マスコットキャラクター「ひなぽん」】

つるし雛完成!


各自がつくった1本の作品を、学級ごとに1つにまとめ「つるし雛」が完成しました。
2月17日より町内で行われます、「飯野つるし雛まつり」に飾られますので、どうぞご覧ください。

  【1年】      【2年】         【3・4年】


        【5・6年】    【たてやま・せせらぎ】



絵本の読み聞かせ


朝の「マナビイタイム」を利用し、ボランティアの齋藤憲子さんによる、絵本の読み聞かせを行いました。
今日は、1・2年生に向けてのお話でした。
お話は、外国の物語の「かしこいおんどり」です。
何と、この絵本の翻訳者は、飯野町出身の方だそうです。
子どもたちは、齋藤さんの話に耳を傾け、絵本に見いっていました。
本の楽しさを知り、本に親しむ子どもに育ってほしいと願っています。


続いて、大久保に伝わる昔話を語ってくださいました。

『おおかみの恩返し』   (あらすじの抜粋です)
昔、入ノ坪から川俣にぬける道には、夜になるとおおかみが出たそうだ。
じさまが、川俣で用足しをしていたら、帰るのが遅くなってしまった。
おそるおそる歩いていると、おおかみが出た。
でも、様子がおかしい、口を大きく開いたまま動かない。
じさまがおおかみの口を覗いてみると、口の中に骨が挟まっていて動けないようだ。
じさまは、おっかねと思いながら口の中の骨を取ってくっちゃそうだ。
おおかみは、しっぽを振り振り山の中さ帰っていった。

半年が過ぎたとき、じさまが外へ出てみると、むこうからおおかみが、1匹の子馬を追いかけてきて、じさまの馬屋へ入れた。
その子馬を大事に育てた。
そして、立派な馬に育った。
三春の馬を買ってくれる人が、その馬を高く買ってくれた。
そのお金を元に商売を始め、いっぱいお金をもうけて、幸せに暮らしたんだと。