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2018年5月の記事一覧

鉛筆 瞳を輝かせて【研究協力校・荒井小】

 5月23日(木)、福島市総合教育センターの研究協力校である荒井小学校の第1回授業研究会(3学年算数科)が行われ、教育研修課指導主事と指導員も参加しました。わり算の授業において3人グループや全体で思考を可視化しながら課題解決に取り組み、熱心に学び合う子どもたちと、事後研究会で積極的に意見を交し合い、研究を深めようとする先生方の姿が見られました。研究主題『「できた」「わかった」「つかえた」と実感できる授業づくり』のもと、算数科の授業改善を柱に研究に取り組み、10月26日研究公開の予定です。

  

 ※福島市総合教育センター条例第1条「教育に関する専門的及び技術的事項の研究並びに教育関係職員の研修の充実を図る」ことをねらいとする本センター設置の趣旨を実現するため、総合教育センター条例施行規則第5条に基づき今日的な緊急の教育課題にかかわる教育内容についての研究協力校を指定し、協力校との連携により当該教育の先導的な研究・実践の充実を図り、その成果を市内各学校に提供・普及し、活用を図ることを目的にしています。

鉛筆 ふくしまの教育課題解決に向けて【第1回調査研究部会】

 5月14日(月)、第1回調査研究部会が開催され、「全国学力・学習状況調査に関する研究」新任7名、「不登校に関する研究」新任1名の協力員の皆様に任命状が交付されました。今年度は研究協力員の皆様13名と事務局(教育研修課)8名が力を合わせ、ふくしまの子どもたちのより良い育ちの実現に向けて実効ある調査研究を行っていきます。

 

 ※調査研究事業は、福島市総合教育センター条例に基づき調査研究を行い、教育行政や学校における教育実践上必要な資料を提供することを目的にしています。

鉛筆 求めて学ぶ【ふくしま教師塾】

 5月9日(水)、平成30年度の「ふくしま教師塾」の入塾式、第1回全体研修会が行われました。平成30年度の8期入塾者4名を含む6名(7期2名)が、教育研修課長の全体指導、塾長(三河台小学校長)の小島英二様の訓示を受け、“プロ教師としての自覚をもって自己変革していきたい。chance・challenge・change!” “子どもたちにとって選べない出会いを、選んだ以上の出会いにしたい”と、決意新たにしました。

※このふくしま教師塾は、授業力の向上はもちろん、学校現場における様々な課題に応えるための実践的指導力など、教員としての総合的な力量の形成を図ることを目的にした特別研修です。

鉛筆 新・総合教育センター!【第1回運営委員会】

 5月7日(月)、平成30年度福島市総合教育センター第1回運営委員会が開催されました。学識経験者(3名)・学校教育関係代表者(6名)の皆様にお集まりいただき、平成30年度の福島市総合教育センター運営に関する基本的事項についての協議を行いました。中核市となり、業務の拡大した今年度の計画について理解を深めるとともに、中・長期的な視点から成果や課題を見取っていき、よりよい運営に資することを確認しました。

  

◇福島市総合教育センター条例(第三条)総合教育センターは、次に掲げる事業を行う。 一 教育に関する調査及び研究に関すること。 二 教育関係職員の研修に関すること。 三 教育関係資料の収集及び活用に関すること。 四 教育相談に関すること。 五 特別支援教育並びに就学相談及び就学支援に関すること。 六 その他教育委員会が必要と認める事業に関すること。

鉛筆 子どもを知る【特別支援教育協力員・支援員研修会】

 5月2日(水)アオウゼ多目的ホールにおいて、教育研修課教育支援係が担当する「平成30年度第1回福島市特別支援教育協力員・支援員研修会」が行われました。約100名の参加者のみなさんが、福島市立松川小学校長(福島市特別支援学級設置校長会長)の栗城智也様の講話『特別支援教育協力員・支援員の皆さんへ望むこと』に熱心に耳を傾け、子どもたちと向き合うために信頼関係を構築したい、担任と十分に連携を図りチームの一員としてがんばりたい、ともに考えともに喜ぶことのできる存在になりたいと、協力員・支援員としての思いを強めました。

◇あけぼの第54号(平成29年2月20日発行)から抜粋 …人権意識の高まりや医療、技術の進歩等により、障がいのある子どもへの教育において、多くのことが変わってきたと思います。平成19年には、特別支援教育が学校教育法に位置づけられ、今はインクルーシブ教育システムの構築が求められています。教員として、変化する社会情勢に応じた教育に全力で務め、責務を果たしていくことは、至極当たり前のことです。その日々の教育の中で、障がいのある子ども達が、本当に幸せと感じられる支援をしていきたいと思うこの頃です。(栗城智也校長先生著『雑想』)

鉛筆 仲間とともに【小・中学校教諭経験者研修Ⅱ】

 5月1日(月)、総合教育センターにおいて「小・中学校経験者研修Ⅱ共通研修」が行われました。これは、在職期間が10年に達した教諭に対して行われるもので、それぞれの能力、適性等に応じて実践的指導力の深化を図る1年間の研修です。教育長講話、学校教育課長・学校教育課主幹の講義、教育研修課長の全体指導、グループ協議(経験者研修Ⅱ教員としての課題)を行いました。11名の研修者は、学校を支えるミドルリーダーとなるべく、専門的知識・児童生徒理解力の深化はもちろん、学校組織マネジメントに資する力も身に付けていきたいと決意新たにしました。

 

〔研修者の声〕

◇課題・目標・具体的な取組を先生方と一緒に話し合うことができ、これから1年間、ともにがんばっていきたいと思った。自分の課題が明らかになり、研修計画作成だけで満足することなく、各研修を通して成長していきたい。

◇中堅教員として確かな教育観をもつことをはじめ、学校の中心となって働くことの責任や自覚の重要性に気づくことができました。今年度の研修をきっかけに、今までの自分の枠を一度取り払い、さらに成長していけるよう努力していきたいです。

◇信頼されているか、子どもをほめているか、失敗を役立てているか、このままで良いのか…と自分自身を振り返り、理想とする教師像についてじっくりと考える機会になりました。子どもにとって、その時しかない一時間を大切に愛情を注いでいきたいと思います。