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2020年12月の記事一覧

情報処理・パソコン 小学校プログラミング教育実践講座を開催

 小学校プログラミング教育実践講座は、特定非営利活動法人みんなのコード 指導者養成主任講師  福田晴一先生をお招きし、9月4日(金)、10月15日(木)、11月20日(金)に開催しました。
 第1回目は、吉井田小学校を会場に、「プログラミング教育必修化の背景と現状について」の講義やプログラミング教材の紹介をしていただきました。
 第2回目は、本センターを会場に開催し、プログラミング教材の種類と実践例の紹介やプログラミング教材の体験、さらに、各校での実践に向けて指導案作成と意見交換を行いました。
 第3回目は、オンラインでの実践報告会を開催しました。8名の先生方の実践報告と、それぞれの発表について、福田先生から指導助言をいただきました。

 

 9月4日(金)第1回小学校プログラミング教育実践講座,会場:福島市立吉井田小学校

 

 

 10月15日(木)第2回小学校プログラミング教育実践講座,会場:福島市総合教育センター

 

 11月20日(金)第3回小学校プログラミング教育実践講座,オンライン研修​

ー 参加者の声 ー

・プログラミングを用いて論理的思考を高めることについて考えさせられた。論理的思考を高めるための方法や、どのような場面で使うかについて、学ぶことができた。まずは実践してみようと思う。
・プログルやスクラッチ、Hour of code(古典的な迷路)、ビスケットなど、様々なソフトウェアの紹介をしていただき、実践的な内容で大変参考になる研修でした。教えていただいた内容を授業に取り入れていきたい。
・プログラミングを取り入れた授業について、具体的なイメージをつかむことができた。特に、第3回のオンラインでの実践発表会は、大変参考になった。算数科に限らず、国語科や総合的な学習の時間にもプログラミング教育を取り入れており、プログラミング教育の可能性を感じた。
・講義や演習、実践報告会などでプログラミング教育について理解を深めることができた。スクラッチやビスケット、プログルなどのソフトの演習は大変参考になり、授業に取り入れたところ、子どもたちは意欲をもって学習に取り組んでいた。すぐに役立つサイトやアプリの使い方を教えていただいて、「これなら児童が意欲的にできそう」という思いをもつことができた。
・プログラミング教育が必修化となったが、機材が揃っていない中での実施に不安があった。しかし、この講座でプログラミング的思考を育むための指導について教えていただき、どのようにプログラミング教育を進めていけばよいのかが分かり、安堵した。
・今回の講座を受けて、どのようなソフトを利用すればいいのか、どのような実践例があるのかを学んだことで、プログラミング教育の基本的な考え方が分かってきたように感じた。プログラミング的思考を学ぶのに、必ずしもコンピュータを介さないということも自分にとっては大きな衝撃があった。また、実践してみたことで、プログラミング教育に感じていた敷居の高さがかなり低くなった。今回は教わったことや調べたことを真似ながら指導したが、一度やってみたからこそ「こうしてみたい」「こういう工夫はどうだろう」という考えがもてるようになった。
・単にコンピュータを利用するということではなく、プログラミング的思考によって論理的に物事を進められるようにすることが重要であるということが理解できた。プログルやスクラッチは活用したことがあったが、ビスケットは初めてだったので紹介していただきよかった。自分がしっかりと使えて、子どもたちにうまく教えられるようにしたいと思った。実際の授業に使えるようにレベルアップしていきたい。
・実践的な研修で、即授業で使えた。プログル、ビスケット、スクラッチなど、これからアイディア次第で授業の幅が広がる大変有効なものだった。
・事例が多く、直ぐに現場で実践できることがいくつもあり、大変参考になりました。特に「古典的な迷宮」や「ビスケット」を学校で行ったところ、子どもたちの関心が高まり、積極的に取り組ませることができた。
・プログラミング教育について学ぶよい機会となった。教科での位置付けを含め、今後どのように教育課程に位置付けて行くかが課題である。また、体系的な学習をどのように組んでいくか、また、どのようなソフト・ハードを活用していくかも検討していかなければならないと感じた。
・ビスケットやスクラッチなど、知ってはいたものの活用の仕方を勉強する機会がなく、活用できずにいましたが、今回の講座で実際に使いながら有効性を強く感じました。子どもたちと一緒で実感を伴った学びは大きいと感じた。
・福田先生の講義も大変楽しく、ビスケットやスクラッチを自分でもやってみたいと思える内容でした。実践発表も大変参考になり、授業に取り入れてみたいと感じた。子供たちと一緒にプログラミング的思考を磨いていきたい。
・毎回実践的な内容が多く、見当のつかなかった指導法が少しずつ分かるようになった。研修の中で、実際にソフトを操作できる時間がたくさんあったので、子どもの感覚や操作のつまずきのポイントが分かり、楽しく研修に参加できた。また、他校の先生方の実践報告が聞けたことで、細かい部分の授業の進め方のイメージが持てた。アイディア次第でさまざまな教科に取り入れることができるということが分かったので、自分でもいろいろ試してみて、校内の研修の場で発信していきたいと思う。
・これまでは、プログラミングについてどんな指導をしたらよいのか、全く分かりませんでしたが、今回の研修を通して、どのように指導していけばよいのかを知ることができた。また、先生方の実践例を聞くことにより、さらに授業のイメージをもつことができた。
・プログラミング教育に使える、いろいろなソフトをたくさん紹介していただいてとてもありがたかった。どのソフトで、どんなことができるかを体験でき、とても分かりやすかった。先生方の実践を聞くことができたのも、大変参考になった。ぜひ、実践してみたいと思った。「プログラミング教育」を難しく考えていたが、今までの授業の中でも行っていた思考の整理や順序、分類することから始まるのだと分かり、指導する側の考え方を少し変えるだけで、「プログラミング教育」になり得ると感じた。福田先生のお話がとても分かりやすく、今回の講座、とても楽しかった。
・先生方の実践発表で、講師の先生がその都度授業の価値付けをされているのを聞き、プログラミングを授業の中でどのように活かしたらよいのか、その際の留意点など具体的にイメージができた。
・実際にスクラッチやビスケットなどの操作方法について教えていただいたり、プログラミング的思考を生かした授業の展開についてたくさんの実践例を知ることができ、大変勉強になった。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(11月10日~12日、19日、24日~27日、30日、12月3日、7日)

 小学校10校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

            ・大久保小学校    11月10日(火)
    ・三河台小学校    11月11日(水)
    ・清明小学校     11月12日(木)
    ・金谷川小学校    11月19日(木)
    ・鎌田小学校     11月24日(火)
    ・福島第四中学校   11月25日(水)
    ・平石小学校     11月26日(木)
    ・荒井小学校     11月27日(金)
    ・水保小学校     11月30日(月)
    ・水原小学校     12月 3日(木)
    ・東湯野小学校    12月 7日(月)


  研修の様子​

 ー 参加者の声 ー

・デジタル教科書の操作の仕方について、分かりやすく教えていただいたので、実際の授業でどのように活用するかを理解することができた。これから、積極的に活用したい。
・今回の研修を受けて、デジタル教科書の使い方がよくわかった。上手に活用できれば、授業内容の精選や時間の有効活用につながると感じた。
・デジタル教科書を活用することで、効率よく授業を進めることができる場面が増えると思った。授業の中で有効に活用していきたい。
・デジタル教科書を効果的に活用することで、児童の理解を深め、多様な見方・考え方を促し、思考力も高めることができると感じた。今後、積極的に取り入れていきたいと思った。
・デジタル教科書は、内容を視覚的に捉えやすく、低学年の児童に対しても大変有効だと感じた。今後の授業の中で、活用していきたい。
・授業に役に立つツールを知ることができよかった。今後、児童の学習に有効に使っていくためにも、教師自身が知識・技能を身に付ける必要があることを強く感じた。
・これまで社会と外国語で、資料や動画を児童に提示するためにデジタル教科書を活用していたが、ペン機能や算数のコンテンツで効果的な使い方があることがわかった。デジタル教科書の操作の仕方を覚え、少しずつ使えるようにしたい。
・デジタル教科書は、活用の仕方次第で、大変有効なツールであると感じた。よりよい使い方やICT機器の活用を積極的に行っていきたいと思った。
・授業でデジタル教科書を使うことを意識していたが、これまできちんと活用できていなかった。今回の研修で学んだことを授業に活かしていきたい。