センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

2019年2月の記事一覧

鉛筆 研修と支援の拠点となるべく【運営委員会】

 平成31年2月26日(火)、第2回福島市総合教育センター運営委員会を開催しました。運営委員の皆様から、今年度の教育研修課(福島市総合教育センター)実施事業の成果と課題について貴重なご意見をいただきました。平成31年度も、本市の教育課題解決のため、教育研修課(福島市総合教育センター)が果たす役割はますます重要であると考え、全職員をあげて、教職員研修並びに教育支援・教育相談の各事業に積極的に取り組んでまいります。

◇福島市総合教育センター条例施行規則 第6条(運営委員会)

 

鉛筆 2020年全面実施にむけて【プログラミング研修会②】

 平成31年2月22日(火)、プログラミング研修会の第2回目を開催しました。今年度は、26日(火)を含めてプログラミング研修会を3回実施します。また平成31年度は、情報活用能力の育成につながるICTを活用した学習活動の充実に向けて、10回の「タブレットPC研修会」と3回の「プログラミング研修会」を予定しています。2020年度の小学校プログラミング教育全面実施に向けて実際の授業のイメージを確認し、教師自らがプログラミングを体験し、無理なく取り組める単元等について共に学んでいきます。

 ◇参考 平成31年度予算案には、小・中・特別支援学校へのタブレット端末の配置(平成31年度から4ヵ年でタブレット等を全校に整備予定)や無線LAN環境の整備等を進めるため、多額のICT関連整備事業費(603,270千円)が計上されています。

鉛筆 プログラミング的思考とは【プログラミング研修会①】

 平成31年2月21日(木)、ICT推進事業「プログラミング教育研修会」を開催しました。小学校プログラミング教育導入の経緯、ねらい等の講義後、第5学年算数科及び第6学年理科の学習におけるスクラッチを利用した授業の演習を行いました。研修者は、教科における学びをより確実なものとするICTの活用について理解を深めました。

 

〔研修者の声〕 

◇プログラミング教育がなぜ必要なのか、この研修を受ける前は正直わかりませんでしたが、自分でプログラミングしてみて、プログラミングが身の回りで活かされていることがよくわかりました。プログラミング的思考の良さを実感させてもらったので、授業に導入していけるよう、さらに学んでいきたい。

◇学校の職員に伝える際のポイントが大変よくわかりました。スクラッチは実際に操作してみてとても面白かったです。どのように指導していくか、もう少し自分自身で触っていきながら考えていきたいと思います。とても楽しく学ぶことができました。

◇今年度、学校のコンピュータクラブでスクラッチを児童に操作させたが、うまく指導できなかった。しかし今回の研修でどう扱ったら教育効果が上がるのかが理解できて、とても参考になりました。懇切丁寧な説明でとてもわかりやすい研修でした。

◇実際にやってみないとわからない部分が多いので、できるだけたくさんの先生に体験してもらうのが良いと思った。意欲的に取り組めるし、授業が楽しくなると思います。実施に向けて、ねらいに合わせて教育課程に組み込んでいきたいです。演習時間が十分に確保されていて大変良い経験となりました。

◇プログラミング教育のねらいや、具体的にどのような能力を高めたいのかがよくわかりました。実際に使ってみて授業のイメージができました。理科実験でのプログラミングはとても頭を使うので、子供を鍛えられるなと感じました。

鉛筆 教育の進化ータブレット端末の可能性【タブレットPC研修会】

 平成31年2月19日(火)20日(水)、平成30年度ICT研修推進事業タブレットPC研修会を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、授業支援システムSKYMENUの操作、ジャストスマイル8の活用について研修を行いました。

※ICTの活用により容易となる学習場面の例
 ◎距離や時間を問わずに児童生徒の思考の過程や結果を可視化すること【思考の可視化】
 ◎教室やグループでの大勢の考えを、距離を問わずに瞬時に共有すること【瞬時の共有化】
 ◎観察・調査したデータなどを入力し、図やグラフ等を作成するなどを繰り返し行い試行錯誤すること【試行の繰り返し】     (文部科学省 「ICTを活用した教育の推進に関する懇談会報告書(中間まとめ)」2014年から)

 

〔研修者の声〕

◇研修を受けた今は使えそうな気がしますが、何度も繰り返し活用しないと身に付かないと感じています。白パソでデジタル教科書が見れることがわかったので、ぜひ積極的に活用してみたいと思います。これまでにない授業の可能性が広がりそうです。

◇学習に活用できる様々な機能について丁寧に教えていただいたので、詳しく知ることができました。子供たちがわかる・楽しい授業を目指して、今日の研修を少しでも生かしていきたいと思います。

◇電子黒板ユニットやデジタル教科書の操作方法を教えていただき、わかりやすく学ぶことができました。どの教科のどの単元に使用するか考える必要があると感じました。今まであまり使用したことがなかったのでこれから使ってみようと思います。ありがとうございました。

◇これからの授業で非常に役に立つツールだと理解しました。いち早く使いこなせるよう勉強したいと思います。普段と違う授業の形で子供たちの学習意欲も高まると感じました。

◇電子黒板・デジタル教科書は大きく映すことができるので、児童の興味をひき、授業に関心をもたせることのできる一つになると思った。また、ジャストスマイルは子供にも使いやすいソフトであるので、私自身が使い方を覚え、子供と共に活用していけるようにしていきたいと思った。

鉛筆 修了式及び研修報告会【ふくしま教師塾】

 平成31年2月19日(火)、平成30年度ふくしま教師塾の修了式及び研修報告会を行いました。教育研修課長からⅦ期生(金谷川小学校 大島晃一先生・西信中学校 佐々木卓美先生)に「修了証」が手渡されました。研修報告会では、今年度の研修成果と課題について6人の塾生が発表を行い、国語科 鈴木義男師範(鎌田小学校長)、算数科 佐藤浩昭師範(大久保小学校長)、社会科 小島英二塾長(三河台小学校長)からご指導をいただきました。また、塾長から、「子どもが自ら立ち、子どもが自ら生きる“第三の授業”を目指し、自問自答できるプロ教師であれ」との講話がありました。塾生は、理想の授業を目指して仲間とともに切磋琢磨し、教師としての技量を磨いていきたいと決意を新たにしました。

〔塾生の声〕

◇若い先生方が切磋琢磨している姿に刺激をもらいました。私たちがやってきた研究が、子どもたちのためになっているということを改めて認識することができました。子ども一人一人に「生きる力」を身に付けさせられるよう、今後も研究を継続していきたいと思いました。

◇研修報告するにあたり、自分に足りないものは何だったのかを深く考え直すことができました。来年度に向けて、自分の課題及び理想の授業を明確にして、準備していきたい。

◇発表資料をまとめる中で、視点2についての成果・課題を示すことが難しかった。それは手立てが明確でなく、何をしてどのような子どもに育てたいのかがはっきりしていないからだと分かった。自分を見つめるために今回の発表は大きな糧となった。

◇どの先生も「見方・考え方」をポイントにしていた。知識・理解だけでなく「考えるプロセス」を大切にしていくことが、これからの授業において必要であることを再確認できた。様々な教科における効果的な手立てを知ることができたので、自分の研究教科とつなげながら考えていきたい。

◇研究する楽しさを感じながら学ぶことができました。今後に生かして、子どもたちのために学び続けたいと思います。一年間ありがとうございました。