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2021年11月の記事一覧

携帯端末 タブレット活用訪問研修

 タブレット端末や授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)、指導者用デジタル教科書をよりよく活用していくために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して研修を実施しています。今回は主に授業支援アプリを利用した教材作成の仕方などについて研修を行いました。

                  10月 4 日   東湯野小,飯坂小
     10月 7 日   野田小
     10月 8 日   御山小
     10月11日   福島四中
     10月12日   信陵中
     10月15日   矢野目小,瀬上小
     10月18日   大森小
     10月22日   杉妻小
     10月25日   蓬莱中,森合小
     10月26日   笹谷小
     10月27日   三河台小
     10月28日   南向台小
     11月10日   大鳥中
     11月11日   野田中,ふくしま支援学校

 小学校12校、中学校5校、特別支援学校1校で実施しました。

 研修の様子​

 参加者の感想

・MetaMoJi ClassRoomやデジタル教科書を活用した効果的な方法について考えていきたい。
・実際にタブレットを操作しながら研修を受けることができるので、活用するためのスキルアップにつながると思った。
・以前よりMetaMoJi ClassRoomの操作にも慣れ、授業で活用する場面も増えてきた。より効果的な活用の仕方を考えていきたい。
・教師・児童ともにタブレットの活用に慣れてきて有効に活用することができるようになってきた。MetaMoJi ClassRoomは、普段発表しない児童も進んで発表するなど、有効活用が図れると思った。
・積極的に授業の中で活用していくことで、指導力向上につなげていきたい。
・ オンライン授業が実施されたこともあり、MetaMoJi ClassRoomを使った授業が増えてきた。デジタル教科書とMetaMoJi ClassRoomのそれぞれのよさを生かして、効果的に活用していきたい。

初任者研修 小規模校参観研修

 10月8日(金)に初任者研修 小規模校参観研修を行いました。
 立子山小学校に協力いただき、国語科、算数科、外国語科における複式の授業をオンラインで参観するとともに、講義や研究協議を通して、複式で行う授業の特色や個に応じた指導の在り方について理解を深めることができました。研究協議では、授業を提供してくださった先生方に、複式の授業の在り方や個を生かす指導の工夫についてお話いただいたことで、研修者は、自分の授業を振り返り、子ども一人一人を生かし伸ばす指導の在り方について再考することができました。

 参観授業(オンライン配信)

 参加者の感想

◇立子山小学校の先生方が、子どもたちに育成すべき資質・能力を身に付けるために、様々な工夫をされて授業を行っていたことや、子ども一人一人に温かく寄り添い、一緒に学んでいる姿が印象的でした。これからも、たくさんの授業スタイルを学び、吸収して、個に応じた指導を行えるようにしたいと思いました。今回、改めて小規模校の良さを感じることができました。

◇直接指導と間接指導をうまく組み合わせ、児童の主体的な学習を促すだけでなく、自主性を養う自力解決の場も工夫されていました。自力解決の場では、児童だけでも学習を進められるように、活動内容を掲示したり、解決の見通しをもたせる工夫がなされていたりと、それぞれの先生方が深く教材研究されていることがうかがえました。今回学んだことを、自身の授業にも取り入れていきたいです。

◇今回の研修では「わたり」と「ずらし」がどのようなものなのかを学ぶことができました。間接指導の場面における発達段階に応じたワークシートやiPadの使い方、一人しかいない学年で、架空の友達を使って考えを深める指導等、とても勉強になりました。どの学年も直接指導と間接指導の時間やタイミングが完璧で、児童一人一人が確かな学力を育んでいると感じました。校長先生のご講話から、小規模校に勤務できる機会を大切にし、自分で何でもできることをプラスに捉え、チャレンジしていこうと思うことができました。自分の仕事に責任をもって、何事にも全力で取り組んでいきたいです。多くのことを学ぶことができた実りある研修となりました。