2024年7月の記事一覧
令和6年度外国語教育授業力向上講座を開催しました!
7月26日(金)、パルセいいざかにおいて、関西外国語大学英語キャリア学部教授の直山木綿子先生をお招きして「外国語教育授業力向上講座」を開催しました。今年度は中教研英語部会とタイアップし、総勢80名の先生方が参加しました。直山先生からは、「小中連携から見直す!外国語科の授業づくり」と題して、小中連携のポイントを具体的にご講話をいただきました。
中学校プログラミング教育実践講座
7月8日(月)に中学校プログラミング教育実践講座を開催しました。
市内の中学校から技術・家庭科技術分野を担当する先生が参加し、今回の学習指導要領から、新たに追加された指導内容である「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」について詳しく学びました。
福島県教育センターより、指導主事髙野靖紀様を講師にお迎えし、この学習内容の導入の背景や小中高の接続を踏まえたプログラミング教育の在り方についてお話し頂きました。また、複数の教材を紹介して頂き、実際に操作を体験しながら学ぶことができました。
参加者の感想
○ 研修で得られた知識を授業で取り入れていきたいと思います。ありがとうございました。
○ 小学校、高校とのつながりの部分から中学校ではどのような役割があるのかについて再確認できてよかった。
○ 様々な教材を実際に体験できて、とても分かりやすかった。生徒の実態を踏まえて、必要に応じて授業でも活用してみたい。
○ 今後の教育活動を計画する上で、重要な研修機会であったと思う。学校での導入に関しては、学校で検討していきたい。
○ 双方向のプログラミングに関する授業の進め方を具体的に知ることができ、少し負担感が軽減しました
○ 実際に自分でやってみないとわからないことが多いので、体験がたくさんできて大変ためになる研修でした。ありがとうございました。
○ テキストプログラミンの基礎を学習させたいと思っていたので参考になった。
福島第一原発の現状を視察(令和6年度防災・放射線研修会B)
6月24日(月)に「令和6年度防災・放射線研修会B」を実施しました。この研修は、市内各校の教員が直接被災地の様子を見学したり、現地の方からの話を聞いたりすることで知見を深め、防災・放射線教育の指導力向上を図ることを目的としているものです。5年間で、福島市内全ての小・中・特別支援学校から1名以上の教員が参加する計画となっており、本年度はその2年目として小中学校の教員14名と、教育委員会事務局員4名の計18名が参加しました。
研修では、東京電力廃炉資料館で、原子炉の仕組みや震災時の原子力発電所の状況から現在に至るまでの経緯、事故の状況及びその後の対応などについての説明をいただいた後、実際に福島第一原子力発電所構内をバスで巡りました。途中、1~4号機建屋前や、処理水放出施設前などでは、下車し、近距離から施設の様子を見学することができました。福島第一原子力発電所では、1日4,000人程度の人々が働いているそうですが、構内の放射線は大幅に低下し、現在は構内の約96%のエリアで一般作業服での作業が可能となっている、とのことでした。
<参加者の感想>
○実際に現地を視察し、現状を学ぶことができ非常に良い経験となった。今回研修したことをうまく取り入れながら放射線教育を実践していきたい。
○水蒸気爆発でボロボロになった建屋と、その中で生き生きと働く作業員の姿、移動中のバスの車窓から見た、窓ガラスが割れたり、中が荒れたりした状態のままの家、山積みになっている除染土と新しく建てられた家や耕したばかりの畑の対比。同じ福島に暮らしながら、まだまだ知らないことがたくさんあると思った。子どもたちには、福島のためにがんばっている人たちがたくさんいることを伝えたい。そして、福島の未来について一緒に考えていきたいと思う。
○今後もこのような機会があればぜひ参加したい。
教育課題講座③「よめる、つかえる力の育成」を開催しました!
7月10日(水)、こむこむ館わいわいホールにおいて、講師に、野田中学校前校長の高澤正男先生をお迎えして、教育課題講座③「よめる、つかえる力の育成」を開催しました。「読解力が子どもを救う!」と題して、高澤氏からリーディングスキルについて、豊富な実践例とともにお話をいただきました。「先生方の授業の中でしか子どもたちの読解力を耕すことはできない。子どもたちを救えるのは先生しかいない。」というお話をいただき、明日からの授業改善に向けて勇気と元気がもらえる講演となりました。
教育課題講座②『豊かな心の育成』が行われました!
12年ぶりに明治大学 教授 諸富 祥彦氏をお迎えし、「子どもの心を育てる教師の力」と題して講演会を行いました。参加者は4人一組を作り、実習を通して、リレーションのつくり方を体験したり、「ほんとうによい教師」について学びました。『子どもを決して切らない、見捨てない教師でありたい』という思いを強くする研修会でした。