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鉛筆 体験に勝るものなし【学校経営講座】

 令和2年度の学校経営講座に向けてRST(リーディングスキルテスト)の体験が始まりました。市内全ての小・中・特別支援学校の管理職もしくは研修主任等の先生(各校1名)が受検します。AI時代に求められるリーディングスキルとは…、本市児童生徒の読解力・活用力を向上させるには…、福島市の教職員が一丸となって学んでいきます。

 〔体験者の声〕

◇設問内容をしっかりと捉えることや落ち着いて考えることが大事だと感じた。こういった問題を解くにあたり、時間制限が加わると、さらにプレッシャーがかかるように思った。久々に受験生の気持ちを味わった。結果を見ると、自分の傾向がよく表れていて感心した。良い機会だった。

◇読解力について子供の課題として示されることが多いが、実は大人も「理解したつもりになっていないか」振り返る機会となった。文章をさらっと眺めただけで、勘違いしていることが多いのかもしれない。特に指示語について、思い込みで捉えてしまい、情報を誤って理解しがちだと気付いた。

◇子供の読む力を “なんとなく” で捉えてしまうと、子供はわからないままに時間を過ごしてしまう。熱心に学習に取り組んでいるようで、実は力が付かない授業で終わってしまうことのないように、授業をどう改善していけばよいのかを考えていきたい。

◇自分の能力の傾向を理解することで、それを補う方法がわかる。このテストの利点を学校の教育にどう活かすか、そこが今後の課題であると思う。このような機会が多くの教員にあれば、と感じた。

◇結果がわかっただけでは、今の自分の実力のなさを実感するだけだと思います。この結果を基にどうすれば良いかが大切なのだと思いました。AI時代に求められるリーディングスキルって本当にこういうことなのか、というギャップを感じました。今後どう対応したらよいか、考えていきたいです。