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2019年11月の記事一覧

鉛筆 教員として大きく育って欲しい皆さんへ【初任者研修 特別支援学校参観研修】

 令和元年11月18日(月)、福島市立福島養護学校を会場に、令和元年度 小・中学校教諭初任者研修市内研修特別支援学校参観研修を行いました。研修者は、講義・講話、授業参観を通して「ともに歩み ともに育つ」という福島養護学校の教育理念に触れ、情熱をもって一人一人を大切にするプロ教師になりたいと、決意を新たにしました。

鉛筆 「チーム学校」による子どもの援助【教育相談実践講座】

 令和元年11月15日(金)、東京成徳大学教授・筑波大学名誉教授(日本学校心理学会理事長)の石隈利紀氏をお迎えして、教育相談実践講座を開催しました。「チーム学校」による子どもの援助について、学校心理学の視点から丁寧にご講話いただき、理解を深めました。

〔研修者の声〕

◇発達障がいの疑いがある児童が高学年になり、学級や学習についていけなくなり、授業に参加できなくなってきました。生徒指導委員会やケース会を開いて、学校全体でどう指導し援助をしていくかを決め、スタートしたところです。本講演は、まさにその基盤となり活用できるものでした。情報収集のシートがとても役立ちました。ありがとうございます。

◇学校現場では子どもを一つの人格をもつ人間として、個人差のある児童として尊重することを忘れがちなのかもしれません。一人一人が違うことを認識し、子どもの自助資源の活用と成長を目指していきたいと思います。また、講義の中で子どもとの関わり方で大変参考になるお話をいただきました。職員室でも共有し、新たな不登校生徒が出ないように、また、不登校生徒の生活リズムの安定・学校復帰に向け、チームとして取り組んでいきます。本講座は、大変参考になりました。ありがとうございました。

◇「チーム学校」とはよく聞く言葉だが、具体的にどんなことをすればチームとなるのか今ひとつ分からなかったが、図で構造的に説明していただき、よく分かった。また、「苦戦する子」という言葉に共感した。苦しんでいるんだな、大変なんだな、という思いをもって子どもに関わるだけでも違ってくると思う。参考にしたい。

◇不登校生徒に対して、学校でできること、できないことを見極めて地域と連携していくことや、不登校の要因を学校で抱え込まないこと、「在宅児童」という言葉に共感しました。不登校の生徒にとって学校に行くことが最終目的ではなく、社会に出たとき諸課題とどう向き合っていくか、他者との関係をいかに築くかを学ぶことが重要であると考えます。不登校生徒の保護者の中には、学校に行くことができない子をもつ親として、自分を責めてしまう方もいます。そういった中で、「チーム」として、不登校の期間も本人にとっては大切な時間であること、学校に行くことだけが選択肢ではないということを伝えながら、サポートしていく必要性を感じました。特に、現代の子は先生がおっしゃっていたように痛みへの対処能力が低いように思います。養護教諭という立場で、子どもの社会性や資質を育てていくためにはどのような手段があるかを理解し、専門性を生かしたアセスメントができるようにしたいと考えます。ありがとうございました。

鉛筆 新地町ICT活用発表会【ふくしま教師塾研修視察】

 令和元年11月13日(水)、令和元年度新地町ICT活用発表会(新地町立駒ヶ嶺小学校・新地町立尚英中学校における公開授業に参加)において、全国に先駆けて実施されている「一人1台のタブレット端末の導入」「クラウド環境の整備」「家庭へのタブレットの持ち帰り学習」等について見識を深めてきました。塾生は、児童生徒がタブレットPCを巧みに操り学習活動を進める姿に触れ、授業における効果的なICT活用について熱心に意見交換を行いました。

情報処理・パソコン 第8回タブレットPC研修会【ICT研修推進事業】

 令和元年11月12日(火)に第8回タブレットPC研修を開催しました。電子黒板ユニットの操作やデジタル教科書の活用、学習支援ソフト(スカイメニュー)の操作について、研修を行いました。

〔研修者の声〕
◇デジタル教科書やスカイメニュー、電子黒板の操作に慣れ、授業の中で効果的に活用していきたい。
◇電子黒板ユニットやデジタル教科書、スカイメニューのいろいろな機能や使い方など、実際に操作しながら学ぶことができた。特別支援学級の子どもたちにも有効に活用できると思った。
◇デジタル教科書の使い方が分かったので、理科の授業で役立てていきたい。
◇タブレットPCのカメラ機能を利用し、授業で有効に活用できるようにしたい。
◇デジタル教科書を活用すれば、学習への意欲を高めたり、理解を深めたりすることができると思った。
◇スカイメニューの「追っかけ再生」は便利な機能であることが分かったので、体育等の授業で活用したい。

鉛筆 ミドルリーダーが創るこれからの学校【経験者研修Ⅱ】

 令和元年11月5日(火)、経験者研修Ⅱ生徒指導研修を実施しました。研修者は、講義「本市生徒指導の現状と課題」「教員自身の現状とメンタルヘルス」「情報モラル教育」やグループの研究協議を通して、生徒指導上の課題解決に向けた具体的な方策及び指導支援の在り方について学びを深めました。

 

情報処理・パソコン 第3回プログラミング教育実践講座【ICT研修推進事業】

 令和元年10月30日(水)に、第3回プログラミング教育実践講座を開催しました。プログラミング教育についての講義と、ビジュアル型プログラミング言語である「スクラッチ」や「ビスケット」を利用した演習を行いました。正多角形の性質を生かしプログラミングを通して正多角形を作図する活動や、プログラミングスイッチ教材を使用して電気の働きを制御する活動などに取り組み、研修を深めました。

〔研修者の声〕

◇プログラミング教育の具体的な内容を理解することができた。演習を通して、より理解を深めることができた。
◇以前、自分で「スクラッチ」や「ビスケット」を操作した時に分からなかった基本的な操作方法について、今回の研修を受講してよく分かったので、実際に授業で活用したい。
◇プログラミングの体験を通して、どのように授業に活用するかイメージすることができ、大変良かった。
◇プログラミング学習の楽しさを子どもたちにも味わわせたいと感じた。
◇プログラミングと聞いてとても難しいと思っていたが、これからの子どもたちには、とても必要だと感じた。子どもたちが興味・関心をもって学べるので、学習に役立つと思った。