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2019年8月の記事一覧

鉛筆 新学習指導要領とカリキュラム・マネジメント【教育課題講座②】

 令和元年8月5日(月)、横浜国立大学名誉教授髙木展郎氏をお招きして、教育課題講座②~確かな学力の育成~を開催しました。「今なぜカリキュラム・マネジメントなのか」「カリキュラム・マネジメントの考え方」「指導と評価の一体化を図るカリキュラム作成のポイント」などについて丁寧にご講話いただき、97名の研修者は “子どもたちのよりよい未来をつくるために、授業を変えていかなければならない” と心新たにしました。

〔研修者の声〕

◇高木先生のお話を伺い、子供一人一人のことを本気で考え、子供たちが自らの力で成長を実感することができるような授業を作っていきたいと思いました。改めて自分のこれまでの授業、子供たちとの関わりを振り返ることができた大切な時間となりました。

◇最先端でしかも目から鱗の内容ばかりで圧倒されるとともに、一つ一つ納得の連続でした。カリキュラム・マネジメントとは何か、グランドデザインの必要性、主体的・対話的で深い学びの本質がとてもよくわかりました。学校は、教師は、子供のために何ができるかを考えるためにあると改めて実感しました。

◇これからの子供たちを育てていくために、自校としてのグランドデザインを作るということの大切さを感じました。「学びのプラン」によるカリキュラム・マネジメントの考え方も非常に勉強になりました。また、教師として一人一人の子供たちを大事にした接し方を意識していきたいです。とても良い講座でした。

◇学習指導要領が新しくなり、授業についての考え方や評価のあり方など不安な部分がたくさんありましたが、今日、髙木先生のお話を聞いてヒントをたくさんいただきました。新学習指導要領をよく読んで、子供たちに育むべき資質・能力をきちんと把握したいです。粘り強く取り組んでいくとことが大切だと感じました。

情報処理・パソコン 第2回プログラミング教育実践講座【ICT研修推進事業】


 令和元年8月2日(金)に、令和元年度ICT研修推進事業第2回プログラミング教育実践講座を開催しました。プログラミング教育についての講義と、ビジュアルプログラミング言語を利用した演習を行いました。研修者は、正多角形の性質を生かし正多角形を作図する活動、プログラミングスイッチ教材を使用して電気の働きを制御する活動などに熱心に取り組みました。ビジュアルプログラミング言語である「スクラッチ」や「ビスケット」のプログラミング言語を利用し、研修を深めました。

〔研修者の声〕
◇プログラミング的思考とは何か、どのような指導を計画していけばよいかが分かりました。
◇プログラミング教育は難しいと思っていたが、実際に演習を行ってみて、とにかく操作して慣れることが大切だと実感した。
◇各学年、各単元でどのようにプログラミング学習を生かすことができるのか、校内でよく検討しなければならないと思った。
◇「スクラッチ」という言葉は聞いたことがあっても実際に使ったことはなかったが、演習では子どもと同じ立場で体験することができた。プログラムを繰り返し試すことで、論理的思考が身に付くのではないかと思った。
◇来年度から始まるプログラミング教育について、どのような学習でどのように取り上げていけばよいかが分かった。低学年でも活用してみたいと思った。
◇プログラミング教育を実際にどのように進めていけばよいか不安に思っていたが、今回の研修ではプログラミング教育の位置付けからプログラミング演習まで広く学ぶことができた。「スクラッチ」を上手に使うことで、子どもたちが楽しみながら思考を高めることができると感じた。

鉛筆 情報モラル教育講座【情報教育研修】

 令和元年8月1日(木)に、情報モラル教育講座を開催しました。LINE株式会社オフィシャルインストラクターの方を講師にお招きし、青少年のネット利用状況と情報モラル教育の実践について、講話・演習を行いました。カード使ったワークやグループでの話し合いを通して、109名の参加者が情報モラルについて研修を深めました。

  〔研修者の声〕

◇情報モラルについての現状を知ることができ、SNSノートを活用して子どもたちに情報モラルについて学ばせるのは効果的だと思った。指導に生かしていきたい。
◇日常モラルの大切さを強く感じた。きまりを守ろうとする心や他者の気持ちを考える心を育てたいと感じた。カードワーク・グループワークでは、他者との感じ方や価値観に違いがあり、多様な考え方があるということがわかった。
◇具体的なデータにより、今の子どもたちのインターネットに対する考えや受け止め方を知ることができた。
◇グループワークでは、実際に指導するための具体的な方法を示していただき、大変参考になった。同僚の先生方にも伝え、子どもたちのために活用していきたい。
◇カードを使ったワークがとてもよかった。一人一人の感じ方、考え方が違うことをあらためて理解することができた。年代の違いはもちろんのこと、これが子ども同士だったらと思うといろいろと考えさせられた。
◇情報モラル教育は、日常モラル教育が基礎となっていると強く感じた。感じ方は人それぞれ違うことをよく認識することが大切だと思った。
◇SNSノートのような教材があることを知り、情報モラル教育にすぐに役立てることができると感じた。朝の活動時間など短い時間でもできる内容であることを知ることができよかった。

鉛筆 働くということ【2年次教員フォローアップ研修企業等体験研修】

 令和元年8月1日(木)、小・中学校2年次教員フォローアップ研修企業等体験研修(20名)をJAふくしま未来様のご協力により開催しました。JAふくしま未来様の取組についてご講話、矢野目モニタリングセンターの見学の後、午後は(株)新ふくしまファームにおいて、苗の植え付けや除草作業等に汗を流しました。