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2018年8月の記事一覧

鉛筆 かかわる力!【教職員のメンタルヘルス講座】

 8月3日(金)、順天堂大学国際教養学部客員教授 土井一博氏をお招きして、「教職員のストレスとメンタルヘルスケア」についてご講演いただきました。教職員のストレスは子どもとの関係悪化、保護者対応、管理職との関係など多岐にわたりますが、そのストレスを回避するための具体的な対応策等をご指導いただき、夏休みにやるべきこと、2学期に行うことを明確することができました。

〔研修者の声〕

◇先生と子供の関係を良くすることが、教職員のメンタルヘルスケアの第一歩だと言う事は目から鱗でした。2学期が始まる前に先生方と共有できたらと思います。私も意識して子供の話を最後まで聞き、子供の立場に立って声かけ、支援できるようにしていきたいと思います。

◇子供との良い関係を構築することが、職場で何より安心して過ごせることにつながります。子供を大切にするとはどういうことか、的確に具体的に丁寧にお話しいただき、子供との信頼関係づくりに大変参考になりました。コミュニケーションのヒントをお土産にいただきました。

◇日頃の自分を振り返りながらお話を聞かせていただきました。価値観の押し付けではなく、子供や保護者、先生方とコミュニケーションをとりながら、柔軟な考えや対応ができるようにしていきたいと思いました。今後の指導に役立てていきたいです。ありがとうございました。

鉛筆 スマホ世代の子どもたちに【情報モラル教育実践講座】

 平成30年8月2日(木)福島市総合教育センターコンピュータ室に於いて、担当指導主事が講師となり「平成30年度情報モラル教育実践講座」を開催しました。

〔研修者の声〕

◇情報化社会の中で、情報活用力が必要とされる反面、情報トラブル、犯罪の増加、生活習慣の乱れや心身の健康面の課題が挙げられます。小学生から高校生までのスマートフォンの所持率も上がり、家庭、社会、学校が連携を図りながら指導することの大切さがわかりました。インターネットでも指導資料が配信されていることを知り、有効に活用しながら子どもの心に響く指導が展開できればよいと思いました。

◇便利で役立つということもあり、スマホ、インターネット、オンラインゲーム等の活用は今後もますます増える。その中で、子ども達にどのような力をつけていかなくてはならないのか、詳しく知ることができる内容だった。教室の子どもの実態に合った教材を選び、早速授業をしたいと思った。

◇児童がいつトラブルに巻き込まれるかわからない時代ですので、学活や道徳等でしっかりと指導していきたいと思いました。保護者へも、授業参観や懇談などの機会を見つけて話をしていきたいと考えています。

 

鉛筆 働くということ【小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修2日目】

 平成30年8月2日(木)、福島市公立小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業体験研修」(2日目)を行い、JAふくしま未来湯野共選場で桃の箱詰め作業の体験実習をさせていただきました。農家の方々が愛情込めて作った桃1つ1つを、丁寧にそっと箱詰めする姿は、教室で子ども一人一人を大事に接することに通じるようでした。

鉛筆 汗を流す【小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修1日目】

 平成30年8月1日(水)、福島市公立小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業体験研修」(1日目)を行いました。JAふくしま未来様にご協力いただき、企画・広報課長講話「JAふくしま未来の取組について」の後、矢野目モニタリングセンターを見学させていただき、午後は(株)新ふくしまファームにて農作業経験実習を行いました。15名の研修者は、ハウス内でのきゅうりの苗の植え付け、かぼちやの収穫などを体験させていただき、気持ちのいい汗を流しました。

 

鉛筆 凛と生きる【放射線教育研修会】

 平成30年8月1日(水)、放射線リスクコミュニケーション相談支援センター様・環境再生プラザ様のご協力を得て、平成30年度放射線教育研修会を開催しました。熊本大学准教授島崎達也氏の「福島市における放射線基礎知識」の講義の後、80名の参加者が4つのブースに分かれ、教室でできる放射線実習(小学校低学年向け「紙芝居」、小学校中学年向け「霧箱」、小学校高学年向け「簡易測定」、中学生向け「風評関連」)を体験しました。後半には、フリーアナウンサーの葛西賀子氏をファシリテーターとして、東日本大震災当時福島市教育委員会勤務の佐藤哲氏、当時中学校長だった佐藤和彦氏、担当指導主事がパネリストとなり、パネルディスカッション「子どもたちをどのように守ったのか?」を行い、ワークショップ(振り返り)を行いました。震災当時の教育現場を知らない若手教諭・講師が多数参加し、子どもたちの安全・安心を守っていくために、学びを深め、伝えていきたいと想いを新たにしました。