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2021年12月の記事一覧

小学校教諭初任者研修 授業研修② 

 11月5日(金)、金谷川小学校において小学校、小学部の初任者を対象に、授業研修②を行いました。研修者は、鈴木直子教諭の算数科の授業を通して、子ども達にとって必要感のある課題設定の仕方、ねらいに迫るためのコーディネートの仕方等について学ぶことができました。

 参加者の感想

◇ 鈴木先生の授業から、一人一人を大切にする授業づくりが子どもの主体性を育むということを学びました。鈴木先生のお話にもあったように、「わかる・できる」授業は学級経営につながるということを感じました。

◇ 授業を参観して、様々な驚きや学びがありました。鈴木先生の精選された発問や、既習事項を生かした導入によって、先生が必要以上に話さなくても、子ども達は進んで学習に取り組むことができていたのだと思いました。子ども達の学習に向かう姿勢も印象的でした。鈴木先生のお話から、学習規律を指導するだけでなく、指導を徹底することが大切であることを学びました。

◇ 自分の授業で大事にしたい部分が曖昧になっていたのですが、今回の研修は、そのことを見直すきっかけとなりました。緻密な教材研究をして本時のねらいを明確にもつことの大切さについて、改めて考えることができました。時間がないと言い訳をせず、子ども達のために自分の授業を磨いていきたいです。

中学校教諭初任者研修 授業研修② 

 11月4日(木)、北信中学校において中学校、中学部の初任者を対象に、授業研修②を行いました。研修者は、村上美紀教諭の数学科の授業を通して、生徒の学びを深めるための誤答の取り上げ方や、目的を明確にした学習形態の工夫等について学ぶことができました。

 参加者の感想

◇ 授業を提供してくださった村上先生から、本時の授業の細案を見せていただきました。ねらいに迫るために、どのタイミングでどのように発問するのかを入念に考え、授業の準備をされていることが分かりました。そのような準備があるからこそ、生徒が「分かった」「できた」と実感できる授業になるのだと考えました。準備の時間を惜しまず、よりよい授業を目指したいと強く感じました。

◇ 教材研究をしていたつもりになっていましたが、村上先生の授業を参観して、授業の準備や教材への向き合い方など、改めて真摯に向き合わなくてはならないと感じました。また、授業における生徒同士の関わりが、生徒指導や学級経営にもつながることを強く意識して指導しなければならないと思いました。

◇ 授業参観を通して、午前中の講義で学んだ内容についての理解を深めることができました。目的のあるペアやグループ活動の設定、ICTの効果的な活用等、自分の授業にどう生かせるのかを具体的にイメージすることができました。教科指導の基本技術について学ぶことで、自分の授業を振り返るとともに、よりよい指導方法について考える貴重な機会となりました。