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NEW 福島市立福島第一中学校において、令和5年度放射線教育推進校授業研究会を実施しました!

 学級活動・理科・総合的な学習の時間でにおける、放射線教育の授業を公開しました。令和4年度より、学校を挙げて先生方が熱心に実践を重ねてきたことを、真剣に授業に取り組む生徒の姿から伺うことができました。

 全体会では、松陵中学校長 阿部 洋己氏から、「これからの福島の放射線教育」と題して、子供たちがどのように放射線教育をとらえられているのかという実態調査をもとにしながらご講話いただき、これからの放射線教育の授業づくりにつながるヒントをたくさん得ることができました。

 『震災の記憶がほとんどないこどもや、震災後に福島に生まれのこどもにとって、どのような放射線教育が必要なのか?』という視点から、今後も小中学校における放射線教育の在り方について研究して参ります。

 

NEW 大熊町立学び舎ゆめの森を訪問しました!(ふくしま教師塾市外研修)

11月9日(木)に、ふくしま教師塾市外研修として、大熊町立学び舎ゆめの森を訪問しました。学び舎ゆめの森は、認定こども園、義務教育学校、学童保育が一体となった施設で、0歳から15歳までの子どもが一緒に生活しています。その環境を生かし、切れ目のない異年齢集団による教科等横断的な探究学習や、個別最適な学び、協働的な学びを推進していました。先生方が、子どもの思いや願いを理解し、一人ひとりに寄り添う姿が印象的でした。

    
   

教育相談実践講座「子どもが学級を好きになる対人関係づくり ~COCOLOプランに触れながら~」 中村恵子先生の講演会を行いました。

 10月18日(水)、こむこむ館わいわいホールにおいて、東北福祉大学准教授・中村恵子先生をお招きし、教育相談実践講座を実施しました。
 中村先生からは 「子どもが学級を好きになる対人関係づくり ~COCOLOプランに触れながら~」 という演題で講演いただき、はじめにCOCOLOプランについて、「誰一人取り残されない学びの保障」や校内の支援体制等、ご説明いただきました。その後、集団社会化について「帰属集団を好きになるほど、集団の魅力度が高く、同一化の動機が高まり集団適応が促進される」こと、また意図的・構成的な仲間づくりの方法として「対人関係ゲーム」を、参加者が実際体験することで、その楽しさや有効性を感じることができました。「人間の行動動機の1つに、『楽しい』ことがあります。子どもたちを対人関係ゲームでどう楽しませるのか。それは『大人が素を出して、対人関係ゲームを楽しむ!』ことです。」先生のご講演は、多くの参加者にとって課題解決のヒントとなったようです。
 参加者からは、「担任として、子どもたちを楽しませる最大ツールでありたい」、「明日からすぐに使えるゲームばかりでありがたい」、「実際やってみて、こんなに和やかな雰囲気になるのを実感した」との前向きな感想が多く聞かれました。

令和5年度算数科授業力向上講座を実施しました!

 10月12日(木)、矢野目小学校に於いて、文部科学省 国立教育政策研究所教育課程調査官 笠井健一氏を講師に招き、「算数科授業力向上講座」を実施しました。

 講座の前には、矢野目小学校教諭 横山貴士先生が3年生の授業を行いました。算数が苦手な子どもに寄り添い、子どもの言葉を丁寧に拾ってコーディネートすることで、子どもが自分の言葉で自分の考えを説明している姿が見られました。

 講座の中では、笠井先生が横山先生の授業を解説しながら、いま求められる算数の授業で大切にしたいポイントについて具体例を交えお話しされました。

   
    

 

『防災・放射線教育研修会B』を双葉町・浪江町で開催しました!

 9月28日(木)に、『防災・放射線教育研修会B』を双葉町・浪江町で開催しました。今回は、東日本大震災・原子力災害伝承館と震災遺構浪江町立請戸小学校に赴き、現地で開催しました。参加者からは、「資料だけでは伝わらない、現地でしか味わえない、大切なことを学んだ。」「子どもたちに伝えていく責務を改めて痛感した。」などの実感のこもる感想がきかれました。今後も『ふくしま』を見つめる研修を続けていきます。