センター事業等
ゲーム(ネット) 依存予防講座
11月12日(火)にゲーム(ネット)依存予防講座を実施いたしました。
「依存症」の段階、「依存」の段階、「過剰使用」の段階、「予防」の段階の4つの段階に分けて、家庭と連携して対応するための教師の関わり方について研修を行いました。
ルール作りに関しては、「使いすぎない」「夜遅くまで」といった曖昧な表現ではなく、「2時間以上」「21時以降」など明確な表現を使うことなど、具体的な内容について研修しました。
ゲーム(ネット)依存予防については、各校においてとても関心の高い内容です。受講者の皆様には、各校で活用できる資料をデータで利用できるようにいたしました。
<受講者の感想>
・ゲーム依存について、わかりやすい説明・資料でよく理解することができました。依存症になってしまうと子ども自身・家族も大変な思いをするので、依存症になる前に何とかしてあげなければならないと思いました。
・ゲームとの向き合い方について、学校と家庭が連携していくために大切なアドバイスの方法やルールづくりの決め方など、分かりやすく教えていただき大変勉強になりました。「不足を補う足し算を心がける」を意識して寄り添いながら向き合っていきたいと思います。
・ネット依存の予防のためには「他律ではなく自律的な指導」「子どもに共感する」というキーワードが印象に残りました。今までの(自分の子ども、生徒を含め)指導を振り返るきっかけとなりました。加えて、保護者から相談があった時の対応についても同様で、とても勉強になりました。
・厳しい他律的な指導では、子どもは反発し抜け道を探すようになるなとは常々感じていて、本人(子ども)の立場になってみること、話を聞くことで子どもの自発的な進歩につながると知ることができ、大変勉強になりました。
・保護者の困り感を受容し、傾聴することで、ひとりで悩まずみんなで取り組んでいくという流れが安心感につながるのだと改めて思いました。家族間のルール作りや実施して改善していけば、その都度ルールの見直しもできていいなと思いました。保健室への来室児童にも対応できる内容で明日から活用させていただきたいと思います。
初任者研修・新規採用養護教諭研修 特別支援学校研修を実施しました!
11月11日(月)、ふくしま支援学校で、初任者研修・新規採用養護教諭研修 特別支援学校研修を実施しました。
午前は、ふくしま支援学校の校長先生より「特別支援学校の特色を生かした教育活動について」の講話をいただき、校舎や施設の見学をしました。
午後は、ふくしま支援学校進路指導主事の先生より「特別支援学校の生徒の進路について」の講話をいただいたり、研修者がグループに分かれて自校の特別な支援を要する児童生徒への対応について課題やその改善策を話し合ったりしました。
教育相談実践講座 「子どもの思いに寄り添う不登校支援」 ~多様な学びの場との連携とディスレクシアの理解~ 中村恵子先生の講演会を行いました。
10月16日(水)、こむこむ館わいわいホールにおいて、東北福祉大学教授・中村恵子先生をお招きし、教育相談実践講座を実施しました。
中村先生からは「子どもの思いに寄り添う不登校支援」~多様な学びの場との連携とディスレクシアの理解~と題し、具体的な事例をもとに、不登校児童生徒の背景にあるディスレクシアについて詳しく御指導いただきました。また、意図的・構成的な仲間づくりの方法として、「対人関係ゲーム」を参加された先生方に実際に体験していただきました。対人関係ゲームの楽しさを味わうだけでなく、不登校児童生徒への支援の1つとしての有効性を感じることができる演習となりました。
講演の中、「子どもに『できる自分』と出会わせる」という先生からの言葉があり、明日からどのように子どもを支援することが子どもの思いに寄り添うことなのか学ぶことができた講座となりました。
ふくしま教師塾 市内研修を実施しました!
11月7日(木)ふくしま教師塾の視察研修として「市内研修」を実施しました。今年は、「福島にある、子どもの安全・安心な居場所』をテーマに、社会福祉法人 青葉学園と福島市立福島第四中学校 天神スクール(公立夜間中学)の施設見学と、不登校児童生徒支援センター roomFのメタバース体験などを行いました。
子どもの居場所である施設や仮想空間が、どのような願いのもとにあるのかを学び、充実した研修になりました。研修のリフレクション(振り返り)の時間は、5人の塾生の教育への思いが語られる場となりました。
初任者研修 授業研修②(小学校教諭、特別支援学校小学部教諭対象)を実施しました!
10月30日(水)に飯野小学校において、初任者研修 授業研修②(小学校教諭、特別支援学校教諭対象)を実施しました。午前中は、校長先生より学校経営の概要についての講話をいただき、6学年と1学年の道徳科の授業を参観しました。午後は参観した授業をもとに研修者自身の授業について振り返りながら、よりよい指導の在り方について協議し理解を深めました。
初任者研修 授業研修②(中学校教諭、特別支援学校中学部教諭対象)を実施しました!
10月25日(金)に渡利中学校において、初任者研修 授業研修②(中学校教諭、特別支援学校中学部教諭対象)を実施しました。午前中は、校長先生より学校経営の概要についての講話をいただき、第1学年の道徳科の授業を参観しました。午後は、参観した授業をもとに研修者自身の授業を振り返りながら、よりよい指導の在り方について協議し理解を深めました。
算数科授業力向上講座を実施しました!
10月11日(金)杉妻小学校にて、算数科授業力向上講座をハイブリッド研修で実施しました。今回は、講演の前に6年生の算数の授業を見せていただき、授業を起点として、講師の文部科学省 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部 教育課程調査官の笠井 健一先生に御講話をしていただきました。
全国学力・学習状況調査の厳しい結果をもとにしながら、「算数・数学科は系統的な学びであることを理解して、今日の授業から、わからない子をつくらない」「できる子で進める授業ではなく、苦手な子が『あ!わかった!』といえる授業をする」など、授業づくりに大切な視点をいただきました。
初任者研修社会奉仕体験活動研修を実施しました!
9月30日(月)、パルセいいざか及び飯坂温泉街において、初任者研修社会奉仕体験活動研修を実施しました。午前は、飯坂温泉観光協会会長の柳沼公貴氏より「飯坂温泉での社会奉仕・社会貢献」について、株式会社安斎果樹園代表取締役の安齋忠幸氏より「新たなイベントづくり」についての講話があり、東日本大震災での飯坂温泉の社会貢献活動や、安齋氏が中心となって進めている音楽フェス等についてお話がありました。
午後は、班ごとに分かれて飯坂温泉街を巡り、飯坂温泉に社会貢献する目的で「全国に発信したいもの」を見つけてスライドを作成する活動を行いました。
参加者からは、「今回の研修を通して改めて飯坂温泉の歴史を知った。子どもたちが地域を知ることで、地元愛を育むことができると思った。」や「社会奉仕や社会貢献という言葉を聞くとハードルが高くなるが、自分も楽しみながら活動することで結果的に社会奉仕や社会貢献になるという考えが勉強になった。」等の感想が聞かれ、充実した研修となりました。
第2回 ICT推進員研修会
9月20日に令和6年度 第2回 ICT推進員研修会が行われました。
前半は、9月から本市の教師用端末として導入されるchromebook の操作とGoolge workspace for Education の各種ツールについてGoogleの利活用担当者の協力のもと研修が行われました。後半は、Goolge workspace for Education を活用した授業事例や、子ども主体の学びに向けたステップについて学校教育課・教育研修課指導主事より説明がありました。
はじめは不安感があった参加者も少しずつ操作に慣れると共に、chromebookではロックモードができることやclassroomでのyoutube視聴の際には広告が入らないこと等、Google for Education ならではのよさについても理解することができました。
chromebook の導入はまだ始まったばかりですので、今後とも、スキル差に合った学びができるようにバリエーションを増やして研修を行っていく予定です。
「総合的な学習の時間授業力向上講座」を実施しました!
9月19日(木)、福島テルサ大会議室あぶくまにおいて、文部科学省初等中等教育局教育課程課 齋藤博伸 教科調査官を講師に招き、「総合的な学習の時間授業力向上講座」を実施しました。
齋藤先生からは、総合的な学習の時間で探究のサイクルを回すことで、子どもたちに学びの方法やよさを実感させられることや、全国学力学習状況調査の結果等から、総合的な学習の時間が非認知能力の向上にも相関があることについてお話がありました。
また、全国の先進的な取組を行っている学校の事例が紹介され、参加者からは、「内容が具体的でたいへんわかりやすかった」、「単元づくりの方法について具体的に説明があったので、参考にしたい」等の感想があり、たいへん有意義な講座となりました。