センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

センター事業等

キラキラ 第4回ルーキーズカフェを実施しました!

 今回のルーキーズカフェは、新採用から2年目の先生方4人が実行委員となり、企画・運営を行いました。実行委員の先生方がプレゼンターとなり、①ドッチビーや風船バレーの実践の工夫 ②野菜づくりについて ③ブレインジムについて ④カフートの活用 ⑤キャンバの活用などのワークショップが行われました。参加者の先生方からは、「明日から実践できそう!」という感想が聞かれ、有意義な時間を過ごしました。

※ ルーキーズカフェとは、教職経験2年目程度までの先生方を対象として学級経営に生かせる、ちょっとした技などを学ぶ希望参加型の自主セミナーです。

NEW ふくしま教師塾修了式・研修報告会が行われました!

 令和6年2月9日(金)市民会館において、令和5年度ふくしま教師塾修了式・研修報告会が行われました。第12期生の下川崎小学校、小島桃子教諭が2年間の研修を修了し、修了証を受領しました。その後、小島先生を含む4名の塾生が1年間の研修の成果を発表しました。

グループ 自主セミナー ルーキーズカフェ開催!

 12月16日(土)に今年度第3回目の「ルーキーズカフェ」を開催しました。

 今回は渡利学習センターにて、ボッチャを行いました。ボッチャをするのは初めての先生もいましたが、教育研修課のボッチャチームによる丁寧な説明を受け、試合を楽しみました。

 試合の中では、ミラクルショットもあり、ボッチャのルールから楽しみ方、作戦の立て方まで経験することができたと思います。ボールの配置を見ながら、「次のボールはどこをねらうといいのか?」みんなで考える姿は、チーム対応そのものでした。

 次回のルーキーズカフェは、採用2年目の先生方が企画します!お楽しみに!

 ※「ルーキーズカフェ」とは、福島市教育委員会教育研修課で開催する、教職2年目程度(講師の先生も含む)の先生方を対象とする自主セミナー。

ゲーム(ネット)依存予防講座

 11月14日(火)に、「ゲーム(ネット)  予防講座」を開催しました。関心の高い内容で、募集人数を超える申し込みがあったため、会場を福島市総合教育センターから福島市市民会館に変更して実施しました。
 家庭と連携して対応するための教師の関わり方について、「依存」中の対応、「過剰使用」の段階の対応、「予防」等の段階に分けて、研修を行いました。
 研修で取り上げた資料は、各校で共有したり、加工したりできるようにしました。

<受講者の感想>

・ネットやゲームの開始年齢がどんどん下がっている昨今、小学1年生入学と同時にルール作りが必要だなと思いました。
・前任校でも現在も、子どもの一番の健康課題は電子メディア(ネット、スマホ、ゲームなど)の過剰使用だと感じています。本日の内容は大変分かりやすく、これからどのように取り組んでいくか考えることができました。
・「明確な表現を使う」、「子どもに与える機器については家族も知識を」、「肯定的な興味を示す」など、なるほどと思うことがたくさんあり、これからの指導や個別懇談でも役立てたいと思いました。
・子どもたちのネット使用の問題をどう改善できるか悩んでいたので、今回たくさんヒントをいただきました。「促進要因」にばかり注目していた自分のことも反省しました。「抑制要因」に目を向け学級でできることを見つけ学級でできることを実践していきたいと思います。
・講話の中の「他律ではなく自律」子どもに考えさせ、親と子で一緒に考え、一緒に知識を身に付けることはとても重要だと思いました

NEW 福島市立福島第一中学校において、令和5年度放射線教育推進校授業研究会を実施しました!

 学級活動・理科・総合的な学習の時間でにおける、放射線教育の授業を公開しました。令和4年度より、学校を挙げて先生方が熱心に実践を重ねてきたことを、真剣に授業に取り組む生徒の姿から伺うことができました。

 全体会では、松陵中学校長 阿部 洋己氏から、「これからの福島の放射線教育」と題して、子供たちがどのように放射線教育をとらえられているのかという実態調査をもとにしながらご講話いただき、これからの放射線教育の授業づくりにつながるヒントをたくさん得ることができました。

 『震災の記憶がほとんどないこどもや、震災後に福島に生まれのこどもにとって、どのような放射線教育が必要なのか?』という視点から、今後も小中学校における放射線教育の在り方について研究して参ります。

 

NEW 大熊町立学び舎ゆめの森を訪問しました!(ふくしま教師塾市外研修)

11月9日(木)に、ふくしま教師塾市外研修として、大熊町立学び舎ゆめの森を訪問しました。学び舎ゆめの森は、認定こども園、義務教育学校、学童保育が一体となった施設で、0歳から15歳までの子どもが一緒に生活しています。その環境を生かし、切れ目のない異年齢集団による教科等横断的な探究学習や、個別最適な学び、協働的な学びを推進していました。先生方が、子どもの思いや願いを理解し、一人ひとりに寄り添う姿が印象的でした。

    
   

教育相談実践講座「子どもが学級を好きになる対人関係づくり ~COCOLOプランに触れながら~」 中村恵子先生の講演会を行いました。

 10月18日(水)、こむこむ館わいわいホールにおいて、東北福祉大学准教授・中村恵子先生をお招きし、教育相談実践講座を実施しました。
 中村先生からは 「子どもが学級を好きになる対人関係づくり ~COCOLOプランに触れながら~」 という演題で講演いただき、はじめにCOCOLOプランについて、「誰一人取り残されない学びの保障」や校内の支援体制等、ご説明いただきました。その後、集団社会化について「帰属集団を好きになるほど、集団の魅力度が高く、同一化の動機が高まり集団適応が促進される」こと、また意図的・構成的な仲間づくりの方法として「対人関係ゲーム」を、参加者が実際体験することで、その楽しさや有効性を感じることができました。「人間の行動動機の1つに、『楽しい』ことがあります。子どもたちを対人関係ゲームでどう楽しませるのか。それは『大人が素を出して、対人関係ゲームを楽しむ!』ことです。」先生のご講演は、多くの参加者にとって課題解決のヒントとなったようです。
 参加者からは、「担任として、子どもたちを楽しませる最大ツールでありたい」、「明日からすぐに使えるゲームばかりでありがたい」、「実際やってみて、こんなに和やかな雰囲気になるのを実感した」との前向きな感想が多く聞かれました。

令和5年度算数科授業力向上講座を実施しました!

 10月12日(木)、矢野目小学校に於いて、文部科学省 国立教育政策研究所教育課程調査官 笠井健一氏を講師に招き、「算数科授業力向上講座」を実施しました。

 講座の前には、矢野目小学校教諭 横山貴士先生が3年生の授業を行いました。算数が苦手な子どもに寄り添い、子どもの言葉を丁寧に拾ってコーディネートすることで、子どもが自分の言葉で自分の考えを説明している姿が見られました。

 講座の中では、笠井先生が横山先生の授業を解説しながら、いま求められる算数の授業で大切にしたいポイントについて具体例を交えお話しされました。

   
    

 

『防災・放射線教育研修会B』を双葉町・浪江町で開催しました!

 9月28日(木)に、『防災・放射線教育研修会B』を双葉町・浪江町で開催しました。今回は、東日本大震災・原子力災害伝承館と震災遺構浪江町立請戸小学校に赴き、現地で開催しました。参加者からは、「資料だけでは伝わらない、現地でしか味わえない、大切なことを学んだ。」「子どもたちに伝えていく責務を改めて痛感した。」などの実感のこもる感想がきかれました。今後も『ふくしま』を見つめる研修を続けていきます。

飯坂の復興と町おこしにかける人々から学ぶ~初任者研修

 9月20日(水)パルセいいざかにおいて、「初任者研修 社会奉仕体験活動研修」を実施しました。本研修では、飯坂温泉観光協会より齋藤利香子様と㈱安斎果樹園より安齋忠幸様を講師としてお招きしました。齋藤様からは、東日本大震災当時、飯坂温泉に避難してこられた方への支援の様子や、現在の町おこしの取組などを、安齋様からは、地域青年部としての取組や、新たな地域イベントづくりへの取組などについてお話をいただきました。また、安齋様の講話の後には、安齋様率いるバンド「DEFROCK」のミニライブも行われ、実際の活動の様子を知るとともに、研修者のリフレッシュにもなっていました。

 午後は、研修者自ら飯坂温泉街等を歩き、印象的な造形を見つけ、写真撮影をするフィールドワークを行いました。この活動を通し、町のよさを発掘し、地域の魅力発信につなげていく過程について研修しました。

令和5年度「総合的な学習の時間授業力向上講座」を開催しました

 9月21日(木)に、國學院大學教授 田村学氏を講師に招き、「総合的な学習の時間授業力向上講座」を開催しました。「生涯探究社会へ向けて ~探究モードへの挑戦~」という演題のもと、探究のプロセスである①課題の設定 ②情報の収集 ③整理・分析 ④まとめ・表現 を、具体的な実践例とともにお話しいただきました。参加者からは、「田村先生の講演を聞き、私自身の探究モードのスイッチがONになりました」や「課題設定や整理・分析の仕方が参考になりました」などの感想が聞かれ、たいへん有意義な講座となりました。

 

 

 

タブレットを活用した個別最適化、協働的な学びづくり講座

 9月5日(火)、6日(水)、7日(木)の3日間、「タブレットを活用した個別最適化、協働的な学びづくり講座」を開催しました。募集人数を超える申し込みがあったため、3日に分けて研修を行いました。
 研修は、①【講義】個別最適な学びと協働的な学びについて、②【演習】他者参照、協働学習等に必要なタブレットの活用方法について、③【演習】個別最適な学び、協働的な学びの観点からの授業改善 の3部構成で行いました。
 最後の演習では、Jamboardを活用して、講義で学習した「他者参照」をしながら、個別最適な学び、協働的な学びの授業モデル(手引き)づくりを行いました。

 受講者の声

〇個別最適化の学びのイメージをはっきり持つことができました。今更ながらですが、今までの授業と大きく違っていました。子どもに学びを任せるという授業スタイルをICTを活用しながら考えて行きたいと思います。本当に勉強になりました。

〇個別最適な学びと、協働的な学びについて、これまでよりも理解することができました。また、メタモジは普段から使用していますが、新たな活用方法や技能を学ぶことができてよかったです。今後の授業の中で活用できるよう、教材研究していきたいと思います。

〇実演が多く勉強になりました。授業改善の必要性を強く感じました。個別最適化と協働的な授業のために具体的な手立てがわかりました。実践したいと思います。ありがとうございました。

〇普段ICTを使った授業は行っていないので、知らないことばかりだったので、勉強になりました。特別支援学校でも、児童の実態に合わせて取り入れられるところは実践していきたいと思います。

〇学習形態のイラストから学習活動を設定する方法はとても考えやすかった。今後もこの方法を指導案作成等にも生かしていきたい。

〇主体的・対話的で深い学びと個別最適・協働的な学びの関係についての講義があった上での実践的な研修だったのが大変よかったです。MetaMoJiとGoogleアプリ双方のよさを生かして授業改善と学びの改善を進めていきたいと思います。

〇今求められる指導観に触れることができ、これからの実践への意欲が高まりました。特に、複線型の授業ということに関して、「学びがそれてはいけない」という思いが強すぎ、生徒の可能性を伸ばせなくなっていたのではないかと自己を振り返るよい機会となりました。まずは、1時間でもこのような複線型の授業を展開し、生徒の個別最適な学びを促し、より深い学びに向かえるようにしたいと考えました。本日はありがとうございました。

ルーキーズカフェを開催しました!

 前半は、「伏見珈琲店」のマスターをお招きして「おいしいコーヒーのいれ方」を教えていただきました。福島市総合教育センターの第二研修室も本物のマスターの佇まいと珈琲の香りでカフェに早変わり!1週間前に焙煎した豆と、当日の朝焙煎した豆による珈琲を飲み比べしたり、伏見さんのお話に耳を傾けたり、「ほっとするひととき」を過ごしました。 

 後半は、フリートークの時間をもちました。同年代の先生方同士、授業や日々の業務について情報交換をして、互いに励まし合うような雰囲気でした。今回のルーキーズカフェでは紹介した本を借りていく参加者の姿もありました。ルーキーズカフェが先生方の笑顔や授業改善にちょっとでも役立つことを願っています!

情報モラル教育講座

 8月30日(水)に岐阜聖徳学園大学DX推進センター長芳賀高洋様を講師にお迎えし、情報モラル教育講座を開催しました。
 デジタル・シティズンシップ教育の理念や実践について、グループ協議も交えながらわかりやすく教えていただきました。
 デジタル社会の善き担い手を目指し、「~してはいけない」というブラックリストを作成するのではなく、「~しよう」というホワイトリストを子どもたちとともに考えて行くことの重要性について理解を深めました。

 受講者の声
・ 情報端末の活用のよさや課題について、自分で意識していた以外のことにも多くのことに気がつくことができました。
 その中から、本講座の目的にもなっている、情報モラル、デジタルシティズンシップの必要性、重要性を実感することができました。デジタル社会の中で生きる資質・能力の育成は不可欠であり、児童生徒が主体的に参加して学んだり決定したりすることが大切だと感じました。
・ デジタル・シティズンシップについて初めて知りました。ブラックリストを作成するのではなく「どうしたらよいか」「何ができるか」を考えホワイトリストの考え方がとても良いと思いました。情報教育の場面以外でも有効活用できると思うので、取り入れたいです。
・ デジタル・シティズンシップ教育は、ICT機器の使用の際だけでなく、普段の生徒指導にも繋がる部分があると思った。
 「~してはいけない」ではなく「~はできる」「なぜしてはいけないのか考える」忘れがちだが1番大切なことだと思った。
・ 「デジタル・シティズンシップ」教育とは初めて耳にする言葉であったが、今回の講座に参加し、学校課題解決におおいに役立つものと考えた。世の中技術革新はめざましく、ますます便利になっていくが、反面、使い方によっては悪い影響も出てくる。「~をやってはダメ」「~は禁止」というこれまでの考えから一歩脱して、「~すると~になる」的発想からマニュアル作りをすることは生徒指導でも生かせると感じた。
・ 班でのワークショップでは、他の班の発表を聞いて、同じような課題を感じている方が多いのだなと思いました。ICT活用のスキル面の課題と、使用のしかたの課題があり、デジタル・シティズンシップ教育が課題解決につながっていくと思いました。

防災・放射線研修会A 実施

8月31日(木)防災・放射線研修会Aを開催しました。

市内の小・中・特別支援学校の先生方56名が参加し、市内で想定される防災や昨年度金谷川小学校で行われた放射線教育の実践について、また環境再生プラザの協力を得て学校で取り入れることができる放射線授業について学びました。

学校経営講座

8月24日に、洗足こども短期大学教授 井上眞理子氏を講師に、「質の向上を目指す教育現場マネジメント」と題し、管理職を対象とした学校経営講座を開催しました。

井上氏からは、「教育現場では、「マネジメント」という視点での運営が弱い」という問題提起がなされ、管理職がリーダーシップを発揮して、学校の組織力を高めていくことが重要であることを、具体的なポイントをあげてお話しいただきました。

参加者からは、「これまで考えてきた組織の在り方を、理論として明確にしていただきすっきりとした。」「学校組織をマネジメントするために、校長としてなすべきことをもう一度具体的に落とし込んでみたい。」などの意見が聞かれました。

 

 

2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業等体験研修」

8月2日(水)、3日(木)にJAふくしま未来様のご協力を得て、2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修の1つである「企業等体験研修」が行われました。

「湯野共選場」では桃の選果を、「新福島ファーム」ではナスの収穫と梱包作業を、そして「花卉共選場」では花の共選を体験しました。

 

 

福島学院大学にて幼稚園保育実践講座を実施

福島学院大学において、「幼稚園保育実践講座」を開催しました。

福島学院大学認定こども園長 二谷京子先生より、「子どもの可能性をつなげる架け橋プログラム」についてご講義をいただいた後、福島学院大学附属幼稚園や子ども図書館を見学させていただきました。

【研修者の感想】

 ◇本日の講義内容で、小学校の先生に子どもの姿を見ていただくだけでなく、何を経験し、遊びの中で何を学んでいるのか等を言葉で説明する力が大切だというお話が特に印象に残りました。目に見えない教育、あと伸びする教育だからこそ、言語化し、見える化することで幼児教育の中身を具体的に発信できるよう努力していきたいと思いました。

◇小学校との交流はしていても、これでよいのかと曖昧な不安や疑問がありました。今日の講義を聴いて、まずは幼稚園での育ちを見える化して伝えることを意識しようと思いました。 

 ◇今回の講話で、私たちが小学校の先生にどのように子どもの育ちを伝えていくのか、具体的に知ることができてよかったです。今後私たちもしっかりと伝えられるようにしていきたいです。 

 ◇こども園の環境を見せていただいたことも、いろんな発見があり、もっと自分の園の環境づくりを工夫してみたいという気持ちが高まりました。

◇今年度、異校種交流ができたことにより、小学校の先生にぜひこども園での子どもの姿を分かってほしいという思いを強くもっていました。この交流の中で、子どもの姿を伝えさらにどのような体験、経験をしているのか、どのような学びにつながっているのか説明し、有意義な時間にしたいと思いました。

 ◇子ども図書館はとても魅力的でした。本に触れる楽しさを十分に感じられる素敵な空間ですね。環境の大切さを実感しました。

2年次教員フォローアップ研修

 2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。国語科・算数科の授業づくりに関する講義の後、事前に準備していただいた指導案を基に模擬授業を行い、授業づくりについて協議しました。

 採用から1年が経ち、思いも新たに、さらなる授業の改善に向けて研修を深めることができたようです。

【研修者の感想より】

 ◇2年目になり、自ら学ぶ場に行かなければ、成長することはできない。職員室で声を出せば先生方が助けてくださり、一緒に考えてくださるという環境が当たり前ではないと改めて感じました。指導・助言いただけることに感謝し、素直な心で、丁寧に物事を行っていこうと思います。さらに自分から動いて教師としての資質・能力を高めていけるよう努めていきます。

 ◇3人の低学年の先生の模擬授業を教師として指導技術、ねらいに迫る手立ての視点で見ることによって、自分に足りなかったことや自分ができていないことなどを知ることができました。今回算数を選択し、単元の数学的な見方・考え方はどこなのかを考え、授業を作る大切さがわかり、これまでもやもやしたところが改善されたり、新たな発見をすることができました。

 ◇模擬授業を通して、児童にとってわかりやすい、見やすいワークシート・板書についてとても勉強になりました。説明が長くなりすぎてしまうことが多いので、もっと児童から引き出せるようにしたいです。実際に児童役として模擬授業を受け、児童の立場になって考えることで、難しさに気づくことができました。日々の教材研究でも、子どもの視点で考えることが大切だと実感できました。

 ◇2年目になり、授業を見ていただく経験がぐっと減りました。今日の研修で、模擬授業を他の先生方に見ていただき、とても勉強になりました。自分の直すべきところ、改善できるところを客観的に教えてもらい、明日からの実践にすぐに生かしたいと思いました。また、いただいた指導助言からも、国語の授業で大切なこと、実践例を学び、あっという間の時間でした。

 ◇教師になる夢を叶え、学校の先生として子どもたちの前に立ち、授業や日々の指導をすること、学校での仕事をすることは思っていたよりも大変なことが多く、まさに山に登ったら、息が切れてきたということを実感する毎日でした。大変なことが多くある毎日ではありますが、子どもたちの成長にかかわることができる楽しさや、わくわくした気持ちもあります。これからも、授業を研究していき、充実した日々を過ごしていきたいです。

教育課題講座②「よめる・つかえる力の育成」

福島県教育庁 義務教育課 指導主事 志賀 匡行 先生を講師に迎え、教育課題講座②「よめる・つかえる力の育成」~リーディングスキルを生かした授業改善~を行いました。

本市でも読解力向上推進事業を始めて3年目を迎え、今年ですべての小・中学校でリーディングスキルテストの受検を終えました。先生方の関心度も高く、参加者は約150名ほどになりました。

ぜひこの講座の内容を参考にしていただき、授業改善を通した学力向上の在り方を模索していただければと思います。

 [研修者の感想から]

◇毎日忙しく過ぎてしまい、このところ、一番大切な教材研究の時間をとっていませんでした。今回の講座で、教材研究がとても大切で、つまづきに対してどう迫っていくかをあらかじめ予測して教え方を工夫しなければと痛感しました。

◇授業の中で特別に何かをするのではなく、毎日の学習の中で、支援していくための教師側の見方が大切なのだと感じました。私は、低学年を担任しているので、明日から児童への支援の在り方や、児童の学習への向き合い方を考えて、学習が楽しいと思える授業を作っていこうと思います。

 ◇リーディングスキル(以後RS)が低い児童の中には、教科書を読み解くことに苦手意識があるだけでなく、プリント学習や暗記学習といった自立的に学べる姿から離れている児童もいます。発達段階に合わせてRSを伸ばすことで、読解力が向上し、授業に興味関心をもって臨めることで確かな理解にもつながると学びました。日々の授業の中で、教科書等を正確に読むことを大切にし、児童に活動や発問、説明の意図が正しく伝わるような表現をし、児童の見取りの質の向上に努めたい。

 ◇子どもたちのRSを高めるだけでなく、教師自身のRSを高めることも大事だと分かりました。子どもたちのつまづきや、困難がわかれば教師の指示や発問が変わる。教材研究するときには、内容や言葉一つ一つに着目しつつ、発問や支援の手立てを考えるようにしたいと思います。

 ◇教師自身が、RSの視点で教科書を読むことで、児童一人一人のつまづきや困難なところを予測し、それをもとにわかりやすい指示や発問を考えていくようにすると、授業が変わっていくということがイメージできました。

本 小学校プログラミング教育実践講座

 7月4日(火)、5日(水)、6日(木)において、小学校プログラミング教育実践講座を開催しました。小学校におけるプログラミング教育のねらいについて理解を深め、プログラミング教育を実践していくための研修を実施しました。

 講義「プログラミング教育の概要」、情報交換「プログラミング教育の取組(現状と課題)」、プログラミング教材(説明と演習)を取り上げた3部構成での内容で行いました。

 参加者の感想

・プログラミング教育のねらいやプログラミング的思考がどういうものなのか改めて知ることができた。アンプラグドプログラミングなどを通して、子どもたちのプログラミング的思考を育成することで子どもたちの可能性を伸ばすことができるので、本日学んだことを生かして取り組んでいきたい。

・プログラミングの課題について、他校の先生方と意見交換ができてよかった。マイクロビットは少し難しかったが、理科の学習に活用できそうだと感じた。

・プログラミング教育をするための準備時間がないと考えていたが、物事を順序立てて考える力などを指導する視点で考えればよいことに気づき、これからの指導にも活かせる講座でした。

・アンプラグドについては、全学年で取り入れることのできるものであるということを理解した。担任している学級の課題でもある、筋道立てて物事を進める力や効率よく進める力の育成に力を入れたい。

・研修の機会が少なく、プログラミング教育では何をしたらよいのか明確ではなかったが、様々な教材があること、気軽に取り組むことができることが分かった。

学校 特別支援教育実践講座「実践的!保護者との連携」長澤正樹先生の講演会を行いました。

 

 5月25日(木)こむこむ館わいわいホールにおいて、新潟大学教職大学院教授・長澤正樹先生をお招きし、特別支援教育実践講座を実施しました。
 今年度は、「実践的!保護者との連携」という演題でご講演をいただきました。「保護者との連携(理念)=協働作業」であること、事例から保護者面談のポイント、対応の基本を学び、具体的な会話例からどのように話をすればよいのか教えていただきました。また、保護者の立場を尊重して、教師が話を聴くことの重要性、スクールカウンセラーとしての先生のご体験も踏まえた相談でのポイント、コミュニケーションが難しい困難事例への対応方法などを学ぶことができました。参加者からは「今まさに困っている子と同じ事例があり、どんな話をするか悩んでいたので、ヒントをいただいた。」「相談者は何をしてほしいのか考えることも大切だと思った。」などの感想が聞かれました。 

島恒生教授(畿央大学・奈良県)による「道徳科授業力向上講座」を開催しました

 5月26日(金)に畿央大学(奈良県) 教授 島 恒生 先生とオンラインにより、「道徳科授業力向上講座」を行いました。
 チャット機能を活用して、講師の先生の問いかけに研修者の先生方が答える場面もあり、オンラインながら、積極的な意見交流が行われました。
 今回の講座は、校務支援システム内(校務支援システム内で視聴できるのは、福島市の教職員のみとなります。)で夏休みまで視聴できますので、ぜひご覧ください!

〔研修者の感想等〕

◇ とても学びの多い時間でした。「プラス思考の道徳」「学校で最もマイナスなのは道徳教育」という言葉にドキッとしました。学校内の重点価値項目も、授業の組み立ても、児童の課題を解決することを念頭に考えていました。たしかに、教師が子どもに教える、子どもの劣っているところを向上させるという意識では、子どもたちが主体的に考えることは難しいと思いました。今後は子どもたちのよさを伸ばすというプラス思考の道徳を展開していきたいです。1時間の授業づくりの話では、特に、ダイヤモンドの原石の発言を待ち、ダイヤモンドにしていくということが印象に残りました。学習指導要領をしっかり読み、児童の発達段階に合わせた道徳心を養っていきたいです。本日はありがとうございました。

◇ 道徳教育で養う道徳性は、なぜ大切なのかまで考えさせることで、道徳的価値のある深い学びにつながることが分かった。また、教師がダイヤモンドの原石を理解し判断し、想定しておくことで、小さなつぶやきを拾い、みんなで追求して「考え議論する道徳」につながることが分かった。児童の得意なものを引き出し、もっている力を伸ばし活躍できる、話したくなる場を作る授業を行っていきたい。

◇ 教師が子ども達の意見を、どのように取り上げ、つなげていくのかというコーディネートの技を具体的にお話いただたことが大変参考になった。子ども達の多様な考えを引き出し、上を向く授業ができるように努力していきたい。

◇ 道徳の授業の展開を考える際に、児童に三層の段階に沿って考えてみることで発問がどの理解レベルのものなのかがわかり、教材研究の際にすぐに取り入れたいと思った。教材に基づいて講義をしていただき、発問の選択肢の中で考えながら学べたことでより理解することができた。

◇ 児童からねらいとする意見が出ずに悩むことが多かったですが、道徳の授業の中だけではなく、普段の学校生活の様々な場面において、発達段階に応じた声がけをしていく中で、ダイヤモンドの原石を子ども達の中にため込んでいくことが大切ことを学ぶことができたので実践していきたいと思います。

携帯端末 タブレットPC研修会

 5月31日(水)、6月1日(木)、6月2日(金)の3日間、タブレット端末の利用に不安や困り感がある教員を対象に、授業支援アプリやオンラインミーティングツールの設定・操作・活用を取り上げた研修を実施しました。ICTを学習に活用していくために、少人数での研修を行いました。

 参加者の感想

・少人数で、質問に対応しながら進めていただいたので、確実に疑問を解消することができた。
・既知の内容が多かったが、繰り返し説明を聞くことで、実際の操作に対してのハードルが下がった。
・明日から早速利用していきたい。このような研修の機会があるとありがたい。
・知らなかった機能を知ることができた。今後の学習活動に活かせそうです。
・MetaMoJi ClassRoomの操作の仕方で、わからなかったことが解決できた。また、専門用語も確認できた。
・レイヤーについては十分に理解ができていないので、配付されたテキスト(操作ガイド)を活用していきたい。
・少人数での研修で、質問もしやすかった。

携帯端末 オンライン授業づくり研修講座

 今年度、新たに開講したオンライン授業づくり研修講座が、5月24日(水)に行われました。前半は、オンライン授業の目的や授業デザイン、事前準備や撮影方法、授業例についての講義がありました。後半は、オンライン授業で利用するミーティングツールの設定や操作方法、デジタル教科書とアプリケーションを併用した配信の仕方について体験しました。 

  参加者の感想

 ・これまで何となく分かっていたことが明確になった。今後の授業でぜひ活用していきたい。

 ・Webex Meetingsを活用した授業は,グループ活動など活発に行えるので、自分の授業にも活用していきたい。

 ・すでに知っていた情報もあったが、初めて知ることができたことが多く、今後の授業でも活用していきたい。

 ・今回の知識を活かし、授業づくりができればと思った。

 ・設定、操作、活用について知ることができた。今後忘れないように、授業等で活用していきたい。

第1回 ルーキーズカフェが開催されました!

 6月3日(土)福島市総合教育センターで今年度第1回目のルーキーズカフェを行いました。
 今回のワークショップは、「学級でつかえる消しゴムはんこづくりです。動物の顔のはんこに、表情を書き足したりしてつかえる『消しゴムはんこ』等をつくりました。手作りのぬくもりを大切にして、子どもたちとのコミュニケーションツールとしてぜひ活用してほしいと思います。
 後半は、2年目の先生方を中心に、ゲームをしたりフリートークをしたりしました。先生方のさわやかな笑い声が、総合教育センターの廊下にずっと響いているのが印象的でした。

【参加者からの感想】

◇『板書練習』・『子どもとできるゲーム』・『授業でつかえるアイテム』づくりなどやってみたい。
◇自分でつくった消しゴムはんこづくりは少し形がいびつだったりしましたが、とても愛着が湧きました。子どもたちとのコミュニケーションの1つの手立てとして活用していきたいと思います。
◇同世代の先生と話す機会が少ないので、今回も楽しかったです!学級でつかえるものづくり(掲示物とか)のワークショップもやってみたいです。
◇同世代の先生とゲームやはんこづくりを通してコミュニケーションをとることができ、楽しかったです。次回も学級でつかえるものなどをつくってみたい。
◇スタンプづくりなど有意義な時間を過ごすことができました!ありがとうございました。
◇消しゴムはんこものすごく楽しかったです!!学級の提出物チェックに早速使います。同年代で話せて良かったのですが、正直もっと話したかったです。ありがとうございました!!

 

 

携帯端末 授業支援アプリ研修講座

 4月21日(金)と5月1日(月)、本センターにおいて、今年度福島市に赴任した教員を対象に、各学校で活用している授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」とオンラインミーティングツール「Webex Meetings」を取り上げたICT研修を行いました。2つのアプリを初めて操作する方が、児童生徒の学習支援や授業で利用できるように、基本操作の演習を中心に実施しました。

 

<参加者の感想>

・今回の研修を受けて今後の授業に活かせると思えるようになりました。

・メタモジというアプリが初めてで分からない点が多かったのですが、本日の研修で基礎的なことを学ぶことができました。

・ICTを活用した授業を実践できるようチャレンジしてみたいと思います。

・地区が変わり,使用していたアプリが変わったので今回の研修をこれからの授業等に役たてていきたいと思います。

・初めて聞いたアプリだったので学びが多く勉強になりました。学んだことを生かして授業で生かしていきたいです。

・教師の画面と生徒の画面を並べながら操作を確認できてわかりやすかった。

携帯端末 令和5年度 第1回ICT推進員研修会

  児童生徒に一人一台のタブレット端末が配備された環境において、授業を始めとする教育活動に有効に活用されるよう、ICT機器活用のスキルアップや有効な活用方法等の共有を図るため、令和5年度第1回ICT推進員研修会を4月28日(金)に、福島市市民会館で実施しました。 研修会では、ICT推進員の役割を確認し、AIドリルの活用方法、令和5・6年度の重点目標、校内の研修方法、端末機の管理・運用などについて研修を深めました。

ルーキーズカフェ

 3月4日(土)、福島市総合教育センターの土曜開館日に、教員経験年数1~2年の先生を対象とした『ルーキーズカフェ』を開催しました。 

 

 今回は、正しい電話応対の仕方を学んだり、皆さんで黒板にシャボン玉の書き方を練習したりしました。また、フリートークをしながら、「ITO」というゲームで盛り上がりました。
 参加者の先生からは「体験的な内容だったので、具体的な場面を思い浮かべながら参加することができました。少ない人数だからこそできたことかもしれませんが、とても大切なことだと思います。」「同じ年代で教職経験も同じ程度の先生方との交流は、とても気持ちが軽くなる気がします。内容についても重く捉えすぎずに、それでもしっかりと勉強することができ、嬉しかったです。」との感想をいただきました。
 次年度は、「ルーキーズカフェ」本格的に、開店したいと思います!

タブレット活用訪問研修

 第3回タブレット活用訪問研修を各学校、各先生のニーズに応じて、授業支援、個別・グループ研修を中心に行いました。先生方はそれぞれのスキルを高め、新たな授業展開に向かってチャレンジしていました。先生方のICTを活用した授業力のさらなる向上が、必ずや児童・生徒の学びに対する興味・関心、意欲を高め、何より理解を深めさせることでしょう。「すべては、子どものために」今後も頑張ってください。今年度も1年間ありがとうございました。

  

  12月 7日 福一中  12月  9日 大笹生小  12月13日 南向台小 福三中
 12月14日 三河台小  鎌田小  12月19日 野田中  12月20日 松川小
 12月21日 杉妻小   12月23日 岳陽中    1月  6日 松陵中
   1月11日  金谷川小    1月12日 余目小     1月13日 中野小 
   1月16日 吉井田小  庭坂小    1月18日 清水小  野田小     1月19日 庭塚小
   1月20日 西根中    1月23日 清明小  福四中     1月24日 蓬莱中 
   1月30日 福三小     1月31日 大鳥中     2月  1日 立子山小 
  2月 2日 佐倉小     2月  3日 福二小     2月  6日 矢野目小 
  2月 7日 ふくしま支援     2月  8日 渡利中     2月10日 福四小    御山小
   2月13日 平田小     2月15日 下川崎小     2月16日 信夫中
   2月20日 笹谷小    2月21日 吾妻中    2月22日 鳥川小
   2月24日 蓬莱東小    2月27日 佐原小  月輪小    3月  3日 平石小
   3月  6日 森合小        

   ※44校(小31校、中12校、特支1)

【感想】

 ・MetaMoJiについて一対一で丁寧に教えていただいてよく分かりました。基本が分かっていない私でも授業で使える教材を用意してくださり、具体的な活用方法がよく分かりました。今日教えていただいたレイヤーをさっそく使いたいと思います。 

・新しい機能を覚えたのでぜひ使いたい。宿題などにアンケートをつけると、その子がどんな風に解いたかなどにも使えそうです。レイヤーを上手に使いながら、考えを共有したりノートを作り上げたりしたいと思う。MetaMoJiのよさを生かしながら作品作りをしていきたい。

・MetaMoJiとデジタル教科書を併用することの便利さ効率の良さが分かりました。

・FCSアカウントについてよく分かりました。MetaMoJiとの違いやGoogle Workspace for Educationの良さが分かってきました。ありがとうございました。授業での活用の仕方を考えて、取り組んでいきたいと思います。

・Googleでできることが分かった。基本的な操作が分かったので使っていこうと思う。Googleのよさをどこで生かせるか、いろいろと試していくことで、使い方を覚えていきたい。

 ・Qubenaについて、出来ることを中心に具体的にお話ししてくださったので、どんなふうに活用できるか良く分かりました。

 ・授業や日々の連絡等で使っている中で、よく分からずにいたことや新しい活用方法などが分かりました。ICTを活用することで、授業への興味等は増すが、内容の深まり等、紙媒体、手書きの方が効果が大きい面もあり、どうすればよいか考えていきたいです。

・次々とチャレンジしたいが、実践できない。研修時間が欲しい。

・このような訪問研修をこれからも受けたい。基本の基本がまだまだ理解し使いこなせないので研修を続けたい。ただ一人では、思い出せない。(習ったことが。)

・管理職の立場で、会議等でのICT活用も考えていきたい。(本校教務主任は、会議でのICT活用をすでに行っている。)

・単学級のため、どの単元でICTが活用できるか具体的な活用の場面について、他学年の先生方としか情報交換ができない。同学年の先生同士の活用のアイディアを共有できる機会があればありがたい。

・分からない時に、すぐ聞けるシステムがあるとありがたい。子供たちに教えた方が、自分が理解するより早いので、センターの指導員の方を授業の派遣申請をしても良いのでしょうか。よろしくお願いします。

・MetaMoJi、Qubena、FCSと、いろいろなものが次々と入ってきて、先生方は大変なのではないかと思います。ICTを家庭学習等にの課題にも活用する機会が多くなり、充電不足になることがあります。

・使用しているアプリが自治体によって異なる(GoogleやMetaMoJiなど)ので、活用方法を理解しても、異動により使えなくなってしまう可能性があるのが気になります。

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市立渡利中学校)

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市立渡利中学校)

 11月4日(金)に初任者研修 市内研修 他校種参観研修(小学校教諭)として、初任者(小学校教諭)32名が、福島市教育委員会研究委託校(福島市立渡利中学校)の公開に参加しました。


***************** 研修者の感想***************


○中学校の授業を参観するのは初めての経験であった。授業の進め方は、小学校と同じであったが、小学校の授業が、その後の中学校での授業の基礎になるものであるため、小学校の段階から授業の流れや自力解決の仕方、友達との交流や共有の仕方を確実に抑えておく必要があると気付くことができた。また、根拠をもちながら説明、答えを出すことが当たり前になるため、発達段階に合わせながらポイントをおさえて説明するなど明日の授業から少しずつ実践していきたいと思った。今回、中学校の授業を参観したことで、小学校段階の学びとのつながりに改めて気付くことができた。

○今回の研修を通して、小学校と中学校が連携することの重要性を学ぶことができた。同じ中学校区で義務教育9年間を見通した指導体制が求められると感じた。地域では何が問題になっているのか、何に力を入れて指導していく必要があるのかを小学校と中学校の教員が一緒に話し合っていく必要がある。また、教科の指導においても小学校で何を身に付けさせなければならないのか、小学校での学習を中学校ではどのように生かすのかを把握しておく必要があると感じた。

○ICT活用には、学習の効率化や情報活用能力の向上など、様々なメリットがあると感じた。しかし、ICTの活用ばかりに目が向き、その活用場面を詰め込みすぎると、肝心のねらいが達成できないことがある。ICTの活用場面を精選することで、生徒が授業の中で自然にICTを活用し、よりよいものにしていくことが大切であると思った。タブレット等を活用することで、意見交換を行う協働学習や生徒の理解度に合わせた個別学習が可能となるので、上手に組み合わせていきたい。

タブレット活用訪問研修

第2回タブレット活用訪問研修を行いました。

 

 

 8月25日 松川小    渡利中  8月26日 三河台小  佐原小   8月29日 西根中
 8月31日 渡利小    飯野小  9月  1日 平野小  9月  2日 水原小  平石小   
 9月  9日 清水小    矢野目小   9月12日 蓬莱東小  庭坂小  9月13日 平野中
 9月14日 御山小    福四中  9月15日 瀬上小  9月20日 福一小    余目小
 9月26日 金谷川小 9月28日 吉井田小 10月  3日 吾妻中   
10月  7日 杉妻小    鎌田小    10月14日 湯野小 10月17日 笹谷小 
10月19日 水保小    福三中  10月21日 庭塚小 10月24日 森合小
10月25日 大森小 10月26日 下川埼小 10月31日 福二小    岡山小
11月  2日 北沢又小 清水中     11月  4日 福四中  信陵中 11月  8日 荒井小
11月  9日 岳陽中 11月10日 清明小    立子山小 11月11日 蓬莱中
11月14日 月輪小    鳥川小 11月16日 野田小    佐倉小 11月24日 ふくしま支援
 11月25日 平田小   11月29日 松陵中    

  ※51校(小38校、中12校、特支1校)

【感想】

◇WebexとMetaMoJiを両方使うことは今後たくさんあると思いますので、今日学んだことを生かしていきたいと思います。ありがとうございました。                                                                      ◇ICTの活用が苦手な先生には個別に指導していただくのが一番だと思いました。操作しながら教えていただけて助かりました。                                                                 ◇生徒がタッチペンで細かい字が書けない。(数学では数式などを文字入力ではできないため、「書く」を使用する。)i ペンシルなど使用できるようになれば、通常のノートのように生徒も書けると思います。                           ◇定期的にこのような研修があるとタブレットを更に活用すると思うので、また開催してください。             ◇生徒からのアンケートなどで集めたデータをどう分析し、評価へつなげるかが今の困っている部分です。ICTを活用すればするほど、沢山のデータが集まるので、その効果的な活用が課題です。                                         ◇具体的な場面を想定して体験することができ、イメージがとても膨らみました。今後、いろいろ試して還元していきたいと思います。                                                               ◇Webexのアンケート機能よりMetaMoJiのアンケート機能のほうが使いやすいと感じました。早速、活用したいです。                                                                                       ◇レイヤーの意味が少し分かった。FCSポータルサイトがもう少し使えるようになれば、白パソからデータを家に持ち出さなくとも仕事ができるのがいいなと思った。アカウントは持っているので、開いてみたい。                      ◇コース別で研修していただけたことで、自分の知りたいことを知ることができる研修となりました。短い時間設定だったのですが、大変学びになったと思います。ありがとうございました。                                    ◇「ICTでこんなことができたらいいのに」と思った時、すぐに聞けるところがあるといいと思う。大きい学校では得意な方がいれば聞けるが、小規模学校では難しいです。                                                                                                                       ◇仮想教育委員会学校のサイトに、各学年、各教科の授業ノートのデータをできるだけ多く、ダウンロードできるようにしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

初任者研修 市内研修 授業研修②

初任者研修 市内研修 授業研修②

 10月26日(水)に福島市立吉井田小学校において、初任者研修 市内研修 授業研修②(小学校教諭)が行われました。講話や授業参観、協議を通して、初任者は、授業を行う上での悩みや疑問に向き合うことができたようです。校長先生より、「学校は、なりたい自分になるための貯金をするところ」という話があり、研修者は改めて、学校教育の在り方を捉えなおしていました。

*********************** 研修者の感想***********************


○授業を参観させていただき、子どもたちの書く力がとてもついていると思った。それは、これまでの授業で学習訓練や個別支援があったからだと学んだ。特に、書けない子に対していくつかの選択肢を与え、理由を考えさせるという支援が参考になった。また「聴写」の訓練も必要だと学び、次の日に実践してみた。めあてを書く際に、見て書くのに時間がかかる子がすぐに書いていて、支援になる方法だと学んだ。

○校長の講話から、今自分が就いている教員という仕事は、各家庭から、大切な子どもの命を預かっているのだということを再確認した。「空振りは許されるが、見逃しは許されない」という言葉を心に置きながら、児童の変化を見逃さず、対応を怠らないようにしたい。教師として、児童の可能性や才能を見つけて育てることができるよう「気付く感性」を大切にして児童と関わっていきたいと思う。

○自分たちが実践している指導方法や、課題についてのグループ協議では、同じような悩みを抱えていることや、参考にしてみたい実践があり、多様な視点から考えることができた。特に、ICTについては、ただ使えばいいというわけではなく、どの場面で活用したら効果的なのかを考えながら使う必要があると感じた。

初任者研修・新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修


初任者研修・新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修


 11月16日(水)に初任者研修 新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修が福島市立ふくしま支援学校で行われました。研修者は、この研修を通じて小学校低学年の段階から、将来の進学、社会的自立を目指して指導計画を立てていくことの大切さやどの学校においても子どもたちにわかりやすく「伝わる」ように話していく大切さを学んでいました.。

 

***************** 研修者の感想****************


○普段見ることができない、特別支援学校の授業や教室環境について多くの発見があった。中学部や高等部の授業で、子どもたちが真剣に作業に取り組んでいたり、教師の言葉かけを受けて自分で作業を進めたりしている姿を見て、日頃から将来を見据えた授業をしていることを知ることができた。また、どの先生も穏やかにゆっくりと子どもに伝わる言葉で話していた。今回の参観で、先生方の子どもへの関わりの中に多くの学びがあると実感した。今後、子どもの進級後の姿をイメージしながら授業を行ったり、周りの先生方の言葉かけを観察したりすることを意識し、さらに子どもに寄り添った指導・支援を実現して行きたい。

○就労に向けて、小学部の時から、身辺処理や身支度などを意識させることが大切だと分かった。特別支援学校だけではなく、小学校でも社会生活に向けて、子どもたちが困ることのないように、教師が先を見据えて指導していくことが大切だと学んだ。
 
○「特別支援教育は、特別な教育ではない」という言葉が印象に残った。「一人一人と じっくり関わる」「実態把握」「良さを伸ばす」などのキーワードが話の中にあったが、これらが大切であることは特別支援教育に限られた話ではないと強く感じた。今の学級でも、一人一人に応じた丁寧な教育をしたい。また特別支援教育について、支援学級の 先生方や教育書から積極的に学んでいきたい。

初任者研修 市内研修 授業研修② (福島市立野田中学校)

初任者研修 市内研修 授業研修② (福島市立野田中学校)
 

11月1日(火)に初任者研修 市内研修 授業研修②(中学校教諭)が福島市立野田中学校にて行われました。 

 

【 研修者の感想】


○ 職能発達上の変化は経験3年目までに生起する。そのためにはスタートダッシュが重要なので、自分の授 業を撮影し、自分で振り返ってみる。研究授業のたびにビデオを残したり、本をたくさん読んだり、先生方の優れているところを吸収したりする。目指す授業像は、「優れた教師の周到に準備された授業」である。
高澤校長先生の講話を聴き、自身の日々の授業に対する思いや準備は、まだまだ伸びしろがあると感じた。先生がおすすめしていた、大村はま先生の教育書を早速読み始めたので、学ぶのが楽しみである。

○ 授業参観をして、考えを共有する際のメタモジの活用方法が効率的で、学びの蓄積にもつながるよい方法だと感じた。自分の授業でも実践してみたい。また、一人も取り残さない「わかる」授業を行うために様々な手立てがあり、生徒も意欲的に授業に取り組んでいると感じた。

○ 数学は、自分の担当教科の社会とは縁遠いものだと思っていた。しかし、工藤先生の授業を参観させていただき、その認識は間違っていたと分かった。ICT機器と板書の使い分けが勉強になった。こちらに注目させたい時にICTを機器を使い、生徒にじっくりと考えさせたい時には板書を使っていた。また、誰一人おいていかない授業の展開を行っており、支援が必要な生徒に対する丁寧なフォローなど、勉強になることばかりだった。工藤先生が机間指導の際に活用していた座席表も、生徒の様子を把握するために有効であり、すぐにでもまねをしようと思った。

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市松川小学校 福島市野田小学校)

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市松川小学校 福島市野田小学校)

 10月28日(金)に初任者研修 市内研修 他校種参観研修(中学校教諭)として、初任者(中学校教諭)6名が、福島市教育委員会研究委託校(福島市立松川小学校 福島市立野田小学校)の公開に参加しました。


        ***************** 研修者の感想***************


【 福島市立松川小学校 参加者】
〇ICTの活用については、葛藤など目に見えないものを可視化する手段として効果的である。しかしICTはすぐに表示できるが、すぐに消えてしまう。その面では構造的な板書をつくることは難しい。このようなデジタルとアナログのよさを理解することが大切だと学んだ。


〇ICTの活用は手段であって、目的になってはならない。授業のねらいを達成するために、ICTの活用が効果的かどうかは使って見ないと分からないので積極的に挑戦したい。また、効果的なICTの活用方法を探るために、教員同士の研修意識が重要である。


【 福島市立野田小学校 参加者】
〇現在、クラスの3分の1(もしくは半分)の小学生が教科書を読めていないまたは理解していないという話がとても衝撃的だった。教師がこの事実をしっかりと受け止め、誰一人取り残すことのない授業を考えていくことが大切だと思った。そのためには、RS(リーディングスキル)を意識した授業を日々行い、曖昧な言葉で表現するのではなく、子供に伝わる適切な言葉を精選して授業を進めていきたい。


〇 授業の中で取り組まれていた「聴写」について、「聴写」を行うと聴く態度の育成にもつながるということだった。私の授業では「聞く」が主となってしまっているように思う。子供たちが「聴く」態度を身に付けられるようにできることから取り組んでいきたい。意味調べについて、「生活経験がなく知らないものは理解できない。」というお話を聞き、まさにそのとおりだと思った。担当する英語の授業でも、生徒が意味を理解していない単語や表現の内容は理解が難しいように感じる。親密度の低い言葉や理解度の低い言葉について確認しながら授業を行っていく必要があると学んだ。

初任者研修 市内研修 小規模校研修

10月7日(金)に福島市立佐原小学校において、初任者研修 市内研修 小規模校研修が行われました。

          

       ***************** 研修者の感想***************


〇「授業を行う上での現状と課題」の演習では、自分のできていることと、今後の課題についてあげることができた。図式化 したことで、教材研究の大切さを改めて実感し、今後の教材研究をより徹底していきたいと思った。また、他の班のシートを見て、活動の明確化や興味関心をもたせるための工夫など参考になる意見を見つけることができた。


〇小規模校の特性を生かし、縦割り班や異学年での活動で交流を深めている。同一学級に2学年の児童がいるので、上の学年が下の学年の面倒を見たり、お手本になっていたりと自然と自分の役割が学校生活の中で身に付いていると感じた。学年別指導では、各学年の学習過程を「直接指導」「間接指導」を組み合わせ、ずらして学習を進めていくことを知った。「間接指導」における学習の進め方を充実させることが、主体的に学ぶことへもつながっていると感じた。


〇複式学級の授業を初めて参観させていただき、2つの学級の学習指導を同時に行うことの難しさを学ぶことができた。学習リーダーが教師の役割を代わりに行いながら、子供たちがめあてやまとめを自分たちで考え、学習を進めていた。主体的に学習に取り組む姿がとても立派であり、自分のクラスの子供たちにも自分で考える力を身に付けさせたいと思った。

 

 

研修主任研修会②

11月18日に第2回研修主任研修会を行いました。教育研修課が主催する調査研究事業「読解力の向上に関する調査研究」の協力員である先生方を中心に、「読解力を意識した授業改善」について模擬授業を交えながら紹介していただきました。オンラインによる開催でしたが、講師の問いかけについて考えたり答えたりしていただく場面もあり、参加者の先生方には子どもの立場で授業を体感していただくこともできました。

参加者の感想

◇国語科の要約の授業を通して、子どもが何をどうすればよいのかを理解するために、焦点化を図った発問をすることが大切であるということがわかりました。これまで「大切だと思うところに線を引きましょう。」という言葉を多用していたことを振り返り、子どもたちに対して不親切だったと反省しました。
◇文の構造を明らかにしていくことで、内容理解が深まったり、算数の立式にスムーズにつなげられたりすることは、子どもたちの「わかった」という学ぶ喜びにもつながると思いました。授業の中で、意識して子どもたちに問いかけていきたいと思います。
◇歴史の教科書の内容が思った以上に難解で驚きました。教師が内容をかみ砕いてわかりやすく教えるのではなく、場面によっては音読をさせ、内容を箇条書きさせるなどして、子ども自身に読み取らせるということを意識することが大切だと感じました。また、図や表、グラフ等と関連させることで、教科書の内容をより深く理解することができるということを体感することができました。
◇理科の説明の中にあった「直接体験+RSの視点で教科書を読む→科学的な概念」という部分に大変納得できました。子どもたちに、教科書を丁寧に読む時間をつくっていなかったことが、今の自分の授業に足りないものであるということを実感しました。

 

 

教育相談実践講座「学級の人間関係をつなぐ集団社会化療法」

 教育相談実践講座「学級の人間関係をつなぐ集団社会化療法」 中村恵子先生の講演会を行いました。

 10月19日(水)、こむこむ館わいわいホールにおいて、東北福祉大学准教授・中村恵子先生をお招きし、教育相談実践講座を実施しました。

  中村先生からは「学級の人間関係をつなぐ集団社会化療法」という演題で講演いただき、「集団社会化療法」について、「学齢期以降の適応課題の中核は学校適応である」こと、「帰属集団を好きになるほど、集団の魅力度が高く、同一化の動機が高まり集団適応が促進される」こと、また「意図的・構成的な仲間づくりの方法として『対人関係ゲームが有効』である」こと等を具体的な事例をもとにご紹介いただきました。 「SCでは1人を適応させるのに6ケ月、集団遊びではオセロゲームのように一気に不適応を適応に変えるマジックがある。」など中村先生のご講演は、多くの参加者にとって課題解決のヒントとなったようです。

 参加者からは、「学級を帰属集団として、多様な子供たちに対応しながら、いかに好きになれる集団にしていくかが大切だと分かった。」、「明日から自分の実践に生かしたい。」との感想が多く聞かれました。

 

 

 

 

「みんなができる算数科の授業づくり」算数科授業力向上講座

10月13日(木)国立教育政策研究所より 教育課程調査官 笠井健一 先生をお招きし、令和4年度算数科授業力向上講座を実施しました。

受講者からは、

○「特に『問い返し』の大切さを学ぶことができた。一部の児童の発表だけで終わるのではなく、『問い返し』により、全員が理解できる授業にしたい。」

○「自分の授業を振り返ると、いわゆるAクラスの児童中心に進めていた。しかし、今日教えていただいた具体的な方法によって、全員の子どもが考える授業をつくっていけると感じたので、明日から実践してみたい。」

○「ふりかえりの場面をどうするか迷っていたが、適用問題の活用が有効であることを聞き、気持ちが軽くなった。」

などの感想が聞かれました。笠井先生による、具体的な授業場面を想定してのお話は、大変わかりやすく、「なるほど、自分もできそう!」と感じるものばかりでした。明日からの授業に生かせるお話をいただけ、大変貴重な時間となりました。

初任者研修 市内研修 実地研修

9月21日(水)に初任者研修 市内研修 実地研修が行われました。飯坂温泉観光協会の齋藤利香子さんからは、震災当時、飯坂温泉の人々が避難してきた方々にどのような支援を行ってきたのかをお話ししていただきました。また、DEFROCKのターキンさんこと、安斉果樹園の安齋忠幸さんにも、音楽を通した新たな地域イベントづくり~町おこしを楽しむ~という題でお話と、演奏をしていただきました。

 

 

【研修者の感想】
○安斎さんのお話をしている姿が生き生きとしていて、自分が好きなことに対しての企画力や実行力がとても魅力的に見えた。 自分の好きなことを追求していくことが、新たなイベントにつながり、それが地域活性化にもつながると感じた。また、何より自分が楽しんでいる人は周りからみても魅力的に映り、活動や周囲の人にもつながっていくことを実感した。考え方一つ、行動一つで仕事に対しても楽しさが変わってくる。教員としても安斎さんのように、楽しく生き生きしながら子供たちの前に立つことが大切なのだと学ぶことができた。

○誰かに元気や勇気を与えることができれば、それこそが社会奉仕・社会貢献である。そのためには、相手のことを思う気持ちが大切である。飯坂の方たちは、東日本大震災発生時に被災者を旅館で受け入れたり、温泉を無料開放したり、被災して大変な方たちを懸命に支えた。齋藤様はその経験から、人として成長することができたとおっしゃっていた。社会奉仕・社会貢献活動は、相手のために行動しながらも、結果的に自分が成長することができると感じた。

第2回ICT推進員研修会

    第2回ICT推進員研修会を9月22日に、福島市市民会館で実施しました。
 研修会では,「FCSの活用の仕方について」の説明及び「タブレット端末を活用した教育推進に向けて」の講義、「タブレット端末の活用における校内の課題の解決に向けて」の協議を行いました。特に、協議では、中学校区ごとに話し合いを行い、効果があった取組や課題について共有することができました。

 

 

効果があった取組

[授業]

・マルチウインドウ活用することで、子どもの学習過程が分かる(三小)

・Pagesを使って歴史、総合のまとめの新聞を作成した。(蓬莱東小)

・数学の関数のグラフなどとwebexで共有して細かい部分まで説明したところ「先生、見えません。」がなかった。(平野中)

・ミシンのセットのしかたを動画で撮影し、共有したことで1人1人確認しながらできた。(大森小)

・休校中、担任は自宅から分科は学校からオンラインでつなげて授業を実施した。(鳥川小)

・MetaMoJi ClassRoomにアップした友達の作品のよさをみつけて書き込みをさせた。(清明小)

・不登校児童へのオンライン授業が効果的であった。(吉井田小)

・MetaMoJi ClassRoomのアンケート機能を活用した国語科の授業。(鎌田小)

・メモ帳やwebexの活用により書字が苦手な子が表現を拡げることができた。(余目小)

・MetaMoJi ClassRoomに板書の写真を貼り付けておくようにして、いつでも振り返ることができるようにした。(渡利小)

・聴覚優位な児童にとってデジタル教科書は音声+青色で表示されるため理解しやすい。(北沢又小)

・配信ブックマーク内の教科書コンテンツの活用(理科・外国語活動・家庭科)。(大笹生小)

 

[家庭学習等]

・家庭学習での外国語のスピーチ練習の録画をすることで、1人1人のスピーチを聞くよりも時間が短縮され、じっく り聞くことができる。(森合小)

・持ち帰りで学習計画表をMetaMoJi ClassRoomで作成し、毎日記録させるようにしたことで、タブレットに触れる機会が増えた。

・週末作文の課題をノートからMetaMoJi ClassRoomに変えたら長い文章が書けるようになった。(平石小)

・宿題プリントをMetaMoJi ClassRoomで配付したことで、印刷・採点の手間が減った。(第一小)

 

[学校生活]

・タブレットに合唱コンクールの曲が入っているので自分たちで練習できた。(野田中)

・放射線教育の講演をwebexとMetaMoJi ClassRoomを用いて各教室で行うことができた。(大鳥中)

・Keynoteを活用して委員会や学年集会の発表を行っている。(平石小)

・修学旅行や校外学習での写真の記録として活用した。(吉井田小)

・学年目標や修学旅行のしおりの表紙に入れる絵をGoogleフォームにより学年でアンケート投票した。(北信中)

・オンライン生徒会総会をしたことで、コロナ感染症対策とペーバーレスを実現できた。(西根中)

・生徒総会要項、生徒会役員総選挙要項をMetaMoJi ClassRoomにて配付。(飯野中)

・生徒会総会でwebexで投票したところ、開票作業を行わずに済んだ。(信陵中)

 

[その他]

・事後研のICT化。(御山小)

・学校便りをMetaMoJi ClassRoomによる配信にしたことで、不登校生徒への確実な伝達ができた。(西根中)

・図書のよみきかせを動画で撮影し、AirDropで全員に送信し、家庭でみてもらった。(水原小)

 

令和4年度タブレットPC研修会(中級)

 各学校に導入されたタブレットPCをより効果的に活用していくために、今年度より新しく中級編が行われました。希望者を対象に9月6日から8日までの3日間、総合教育研修センターで実施しました。

 前半の「Webex Meetingsの活用」では、投票機能やブレイクアウトセッションの行い方、ipadのスプリットビュー、スライドオーバー機能等、「授業における授業支援アプリの活用」では、MetaMoJi ClassRoomの新機能や授業ノートの共有方法を学びました。

 後半の「情報活用能力育成を目指すICT活用」では「個の学び」と「協働の学び」体験を行い、スライドの作成の仕方やルーブリックについて学びました。

 盛りだくさんの内容でしたが、参加者の皆さんは、熱心に話を聞いたり、演習に取り組んだりしていました。 

 

【受講者の声より】

・ICTの活用について使い方が完全に理解していないため使用しなかったりすることがありましたが、今回MetaMoJiの活用やタブレットの使い方について学ぶことができ、これから少しずつではありますが授業に活かしていこうと思います。

・今まで知らなかったことがたくさん分かったので、大変勉強になりました。今日学んだことを学校に帰ってから、先生方にお伝えしたいと思います。特にMetaMoJiの新機能が参考になったので、使ってみたいと思います、ありがとうございました。

・これからの授業で使える技術をたくさん覚えられました。明日から授業で使ってみます。分かりやすく、丁寧に教えていただき、ありがとうございました。

・授業で使えるツールやアイテムをたくさん教えていただいたので、少しずつ授業にいかしていきたいと思います。忘れないうちに使って、使いこなしていけるようにしたいと思います。

・今年度他地区から異動してきたため、MetaMoJiやWebexの活用方法に不安があったので、有効な活用方法を知ることができてよかったです。

・アンケート機能やブレイクアウトセッションなども教えていただいたので、使っていきたいと思いました。MetaMoJiを使って、学習に取り入れて広げていきたいと思いました。ありがとうございました。

・MetaMoJiでのアンケートや開始・終了の設定等,まだ使ったことのない機能がたくさんあり,大変参考になりました。他の教員から「これやりたいんだけどどうすればいいの?」ときかれていたことにも,研修を通していくつか答えられるようになったと思います。もう既に活用している機能もありましたが,それもなかなか難しいことをやっていたのだということも分かりました。

・MetaMoJi等の新機能についての解説をしていただき、明日から使ってみよう、と思える研修でした。ありがとうございました。

・新機能が増えていることがわかったので、校内で広められるようにしたいです。

・普段はWindowsをベースに使用しておりiPadの基本的な操作が苦手でしたが、本研修を受講し使用方法が少し理解できました。Webexについても基本的なことしかできなかったので、アンケート機能などを今後活用していこうと思います。

・各自がカードに考えを書き込み、それを分類しながら話し合うという活動を行いたいと考えていたため、実際に体験しながら学ぶことができたのでよかったです。教師側の操作をもっと詳しく知りたいです。Webexの様々な機能は、市一斉オンラインの際などに試してみたいです。

・たくさんの情報があり、なかなか頭が追い付けない状態でした。それでも、知りたかった情報(2種類の画面を同時に表示する・アンケートの作り方)などについて知ることができ、何度も練習して活用したいです。また、生徒会活動でもアンケート機能など活用できそうだと思いました。練習時間が必要と、強く思いました。

令和4年度情報モラル教育講座

令和4年度情報モラル教育講座 

 情報化社会で避けては通れない情報モラル教育の実践に向けて,学校現場で必要なネット依存予防や家庭に対する対応等について学ぶため,独立法人国立病院機構 久里浜医療センター 主任心理療法士 三原 聡子 氏を講師に迎え,情報モラル教育講座を8月30日(火)に実施しました。

 研修会では「ネットゲームの仕組み」や「依存のメカニズム」等についての説明をもとに「ネット依存の治療」や「予防対応策」について具体的な事例を通して研修を深めました。 

 

【受講者の声より】

・今回受講し、脳のメカリズムから依存になっていく様子を知り、改めてゲーム依存のこわさを感じました。ネット依存にさせないためのかかわり方のポイントを学んだので、保護者を巻き込んで学校全体で取り組んでいきたいと思います。

・人が依存から脱却、回復するためには、人との関わりや、生きる目標などが不可欠で、本人に動き出させるための手立てが必要だと分かった。今後の生徒への声かけ、先生方との協議、保護者との相談に役立てていきたい。

・とても役立つ講座でした。講座の部屋の大きさに合わせた適切な人数、換気などもよくできていて安心して受講できました。

・ネットやゲーム依存に関する話をずっと聞きたいと思っていました。そのような中で研究に先駆的な先生のお話を聞け、大変勉強になりました。

・三原先生のお話は実際に依存症の方々と接していることから、大変勉強になりました。中でも「ネズミの楽園」の話が心に残りました。一匹で小さなゲージに入れられているネズミは100%快楽を与える物質に依存することに対して、たくさんの仲間がいて楽しいものがたくさんあるゲージでは依存することがなかった。また依存していたネズミも楽園に入れば、次第に依存性がなくなるという話だったのですが、これは人間の世界でもいえることだと思いました。児童が自分の学級を楽園と感じれば、少しでも依存症を予防することができるかもしれんません。私もそのような学級を目指せればと思いました。

・本校でもネット依存傾向の子供がみられる。これまで本人の特性や家庭のかかわり方が要因だと考えていたところが大きかった。本講演で本人や家庭が要因であることに間違いはなかったが、学校や教員として予防や改善に取り組むことができると知った。

・実際に病院に来る患者さんの具体的な症状や実存のゲームについて知ることができ、最新の知識を知ることができました。また、報酬欠乏症候群や再発準備性など、専門用語も教えていただき、ゲーム依存に対して”なんとなく”知っていたことから”確かな”知識に変わりました。今後は根拠を持って子供や保護者に向き合えると感じました。

主任・担当者研修 防災・放射線教育研修会

主任・担当者研修 防災・放射線教育研修会
 8月31日(水)に防災・放射線教育研修会を行いました。
 今回の研修では、福島市危機管理室の方の講義や、昨年度の放射線教育推進校である飯野中学校の実践紹介、環境省福島地方環境事務所・環境再生プラザの企画による実習を行いました。研修を通して、福島市における防災・放射線教育の重要性や必要性について市内各小・中・特別支援学校の先生方に再認識していただきました。

【研修者の感想】
○「自分は大丈夫」と思い込んでしまう、『正常化の偏見』という現象について知った。地震発生直後にどんなことが起こっているのか書き出してみて、まさに自分の身体に被害がふりかかっているかもしれないという考えが完全に抜けていた。また、福島県の放射線教育は、最先端をいっているという鳥取大学北先生の発言、一度心して教育にあたろうと思った。東日本大震災を知らない子供たちに伝えていく責任を改めて感じた。

○私にとってはつい最近の出来事に思える震災だが、日々、目の前にいる子供達は震災のことなど全く知らない子供達だった。わずか、11年前のことを自分事として伝えるのが難しいと思うと、戦争のことなど伝えるのはなおさら難しいな…と思ってしまった。私たち大人の記憶が鮮明なうちに子供達に伝えていきたい。そのために、環境再生プラザの様々なツールを紹介していたただけたことはとてもありがたかった。

初任者研修 拠点校指導教員・研修コーディネーター・校内指導教員・研修リーダー研修会 

初任者研修
拠点校指導教員・研修コーディネーター・校内指導教員・研修リーダー研修会 

 8月26日(金)に初任者研修 拠点校指導教員・研修コーディネーター・校内指導教員・研修リーダー研修会を開催しました。 
 今回の研修会を通して、初任者研修がさらに充実され、ふくしまの子供たちの教育が充実していくことを期待しています。

 

ブラッシュアップ講座(8月3日実施)

東邦銀行陸上競技部 佐々木真菜 選手 ・ 天下谷真弓 コーチ が講演

「ブラッシュアップ講座」は、教職員が多方面の第一線で活躍する講師の方より講演いただくことで、社会的視野を広め、幅広い教育的知見を獲得することを目的として、今年度初めて実施しました。初回の講師は、今まさに自己記録を更新中であり、2年後の「パリ パラリンピック」への出場・活躍が期待される東邦銀行陸上競技部所属のパラアスリート佐々木真菜氏と、自身も女子60mの日本記録をもち、佐々木選手をはじめ後輩の育成にあたる天下谷真弓コーチ。このお2人から教職では得られない体験談を含め、興味深いお話をいただきました。

受講者からは、「自分が知らない世界で活躍されている方の話はとても感動した。陸上を通して学んだお話は、教育に生かせることがとても多いと感じた。目標のもたせ方、サポートの仕方など明日から使えることがたくさんあり、大変勉強になった。」「佐々木選手の『失われたものを数えるな、残されたものを最大限生かせ。』という言葉、天下谷コーチの『もっていないものは、身に付ければいい。』という言葉に感動した。」「真菜選手の大活躍の基盤に教育があったと伺い、うれしく思ったのと同時に、教師という仕事の責任に身がひきしまる思いがした。私も子どもたちの道先案内人として、その子のよさを一緒に伸ばしていきたい。」「本市のすばらしいアスリートの方の話をお聞きでき、今後の子どもとの関わりや自分の生き方についてとても大きな示唆と力をいただいた。挫折を乗り越える前向きさ、『人との比較』ではなく『自分にあるものをさらに強くする』ことについての大切さを感じた。」などの感想が聞かれ、教職以外の方のお話から、改めて教育の大切さ、子どもの支援のあり方などについて考え直すきっかけとなるとともに、教員としての決意を新たにした先生方が多かったようです。

総合的な学習の時間授業力向上講座 田村 学 先生

 本年度の総合的な学習の時間授業力向上講座は國學院大學より前文部科学省視学官 田村 学先生をお迎えし、8月1日(月)に実施しました。

 今回の講演では、「総合学習と学力アップの相関性」を手掛かりに、総合的な学習の時間が果たす意義や役割の大切さをご教授いただきました。

 参加者からは「総合的な学習の時間は、今まで『準備が大変で、指導も難しいもの』という見方をしており、子どもたちへの影響もあまりはっきりとしないと感じていたが、明らかに生徒の変化がわかる学校の例を見せていただき、取り組ませ方や課題の立て方に工夫が必要だったと反省させられた。」「『探究』がいかに子どもたちの学びを主体的で深いものにするか、本当にわかりやすいご説明だった。」「総合的な学習の時間は、その一つ一つに教師の心構えや力量が問われるものだと思った。人任せにせず、自校のカリキュラムに自信がもてるようなグランドデザイン作りを行っていきたいと思った。」「振り返りや思考ツールなど、総合的な学習の時間だけでなく、各教科で生かせることもたくさん教えていただいた。今後活用していきたい。」などの感想がよせられ、総合的な学習の時間の位置付けについて改めて確認するとともに、探究活動が総合的な学習の時間だけではなく、全ての教科に波及することが子どもの学力向上に結び付くことについて理解を深める機会となりました。

 

 

 

 

小学校国語科授業力向上講座 ・中学校国語科授業力向上講座

8月2日(火)に福島大学人間発達文化学類教授 佐藤 佐敏先生をお迎えして、小学校国語科授業力向上講座・中学校国語科授業力向上講座を開催しました。
 児童生徒を取り巻く様々な問題を踏まえながら、国語科の授業づくりについて具体的な事例をとおして、ご講演をしていただきました。
 国語科の「読み」については、佐藤先生から新たな視点で読み解くことにより「解像度を上げて読み解く」ことの面白さを学ばせていただきました。参加された先生方は、より深く、より面白く、“いつも”の教材を読み解くことを経験し、2学期に向けて実践意欲を高めていたようです。

【参加者の感想から】
【小学校】
◇ UDL授業の徹底として、基本的なことを丁寧にやることの大切さを学びました。上達論では、模倣させてから自由に書かせることが大切だと学びました。また、語彙を増やすこと(類語辞典の使用などを)意識していきたいと思います。読みの方略について、様々なスキルを学んだので、児童に身に付けさせ、活用させていきたいと思います。
◇ 具体的な実践から、実際の教材を取り上げてお話しいただいたので授業をするうえで大変参考になりました。教材研究の面でも新たな視点を教えていただいたので、夏休みを利用して、もう一度教材に向き合いたいと思いました。特に表現や言葉にこだわり、児童に伝える教える授業に取り組んでいきたいと強く感じました。
◇ 「弱者ベース」で授業を行うということを2学期から、より意識していきたいと思います。私は1年生を担任しているので、児童のこれからのためにも「読み」がクラスで同じペースになるよう、なぞり読み中心に指導していきたいです。後半の物語ごとのお話では、新たな解釈も知ることができ、とても楽しく聞くことができました。今後の授業の参考にしたいです。
【中学校】
◇ 「ポスト真実」という言葉を本講義で初めて耳にしました。情報の扱いについて、今まさに生徒が、そしてそれ以上に指導者である私たち教師が学んでいく必要があると痛切に感じました。いくつかの教材についてご紹介いただきました。発問や展開をさっそく2学期からの授業に生かしていきたいと思います。大変興味深く勉強になりました。ぜひ来年度も佐藤先生の講座を受講させていただきたいです。
◇ 解像度を上げる詩の授業、とても参考になりました。すぐ活用できそうです。イメージを広げ、生徒に自信をつけさせることができると思いました。作者の情報も効果的に取り入れていきたいと思います。メディアリテラシーの問題など、勉強不足とあきらめてはいけない課題だと思いました。教えていただいたことをもとに、もっとネットに関して生徒とどう向き合ったらよいかを考えて実践に生かしていきたいと思いました。ありがとうございました。

教育課題講座②「今こそ求められる特別活動の教育力 ―集団の教育力の再構築と活用―」

 7月15日、昨年度に続き國學院大學の杉田洋教授をお招きして、教育課題講座を行いました。杉田先生からは、特別活動の目標に示された「望ましい集団活動」とは、「互いのよさや可能性を発揮しながら…個が育ち、集団も育つ活動」であり、それを支えるために、誰よりも子どもを信じ、期待し、任せられる教師でありたいというお話がありました。特別活動の教育力のみならず、教育の原点について見つめ直し、杉田先生からたくさんの励ましをいただいた、とても充実した時間でした。

 

参加者の感想

◇教師が変わらなければ子どもは変わらない。学級会で生き生きと考え、話し合う子どもの姿を目指し、教育者としての技術を磨いていく必要があると感じました。明日から自分も変わらなければ、子ども達のために「やるぞ」という思いになりました。

◇2学期は、子ども達にこんなことを言いたい、こんなふうに接したい、もう一度子どもと学級活動を見直したいという思いでいっぱいです。子ども一人一人に、自分を認め、必要とされている実感をもたせられるような学級をつくりたいです。

◇私たち教員の役目、根幹を見つめ直す時間となりました。学級は変われる!先生って変われる!杉田先生にとても励まされました。私の今の役割を見つめ直し、できることを一歩一歩やっていきたいと思いました。杉田先生のお話は、何度聴いても新たな気付きがあります。やっぱり大切だという確認ができます。頑張ろうという意欲が湧きます。

研修主任研修会①

 6月27日に第1回研修主任研修会を行いました。福島県教育庁義務教育課の志賀匡行指導主事による講義では、本県の教育の現状とリーディングスキルを活用した授業づくりについて、わかりやすくお話いただきました。中学校区毎の話合いでは、子ども達の「よめる、つかえる力の育成」に向けた取組について、熱心な協議が行われました。

参加者の感想

◇リーディングスキルを活用した授業づくりについて、具体的な学習の場面を取り上げて分かりやすく提示していただき、授業に生かせる内容が多くありました。研修主任として今日学んだことを先生方に広め、学校全体で授業改善に努めていきたいと思います。 

◇リーディングスキルについて具体的に講義いただき、自分達が何気なく行ってきたことの中に、授業改善の視点があったということに気付かされました。リーディングスキルの視点も意識しながら「解像度」を高くして教科書を読みたいと思いました。

◇中学校区毎の班別協議では、それぞれの学校の現職で「読む力」をどのように扱っているのか、リーディングスキルをどのように活用しているのか共通理解を図れたことが大変有意義でした。

 

タブレット活用訪問研修

 タブレット活用訪問研修を、5月に続いて6月、7月に実施しました。

 

 

 6月  6日  佐原小  金谷川小  6月  8日  瀬上小  飯野小 6月  9日  大森小  庭坂小
 6月10日  福一小  荒井小     6月13日  飯坂小  平野中  6月14日  平野小
 6月15日  三河台小 北沢又小  6月17日  森合小  蓬莱東小 6月20日  鳥川小  庭塚小  
 6月21日  矢野目小  6月22日  下川崎小 水保小  6月23日  南光台小 渡利中
 6月24日  西信中  吾妻中   6月27日  笹谷小  中野小  6月28日  立子山小 信陵中
 6月29日  福四小  大笹生小  6月30日  清水中 7月  1日  岡山小  岳陽中 
 7月  4日  野田小  7月  8日  鎌田小  吉井田小 7月 11日  月輪小  平田小
 7月14日  飯野中  福三中  7月15日  大鳥中    

 ※41校(小32校、中9校)

 【感想】

◇新しい機能を知ることができました。色々なことができることが分かりました。どのように生かせばいいのか、授業の中で試していきたいと思います。活用することによって児童の学力がしっかりと定着するようにしていきたいです。

◇実際に操作することで身体で覚えられまたし、楽しさを感じました。子どもたちも楽しさを感じられるような活用法を身に着けたいと思います。

◇本日はわかりやすくご指導いただきありがとうございました。いろいろな機能もやってみることで理解できることが多いと思います。本校でも、気軽に研修できる機会をつくっていきたいと思います。

◇授業のどういった場面で効果的に使用することができるかも合わせて説明していただけたので、なるほどと思うことがたくさんありました。

◇養護教諭は、タブレットを使用する機会が少ないのですが、メタモジをおたよりへの活用だけでなく。委員会活動などの場でも使用していけたらいいと思いました。(ポスター作成など)保健指導でも使っていきたいです。

◇短い時間でしたが、質問に丁寧に答えていただき有意義な時間になりました。明日からの学習が楽しくなりそうです。

◇教えていただきながら研修時の課題は何とかクリアすることができます。そういった内容を自分の教科の単元や教材の指導にどう生かしていくかということを積み上げながら学習していきたいと思います。

◇生徒同様、ワクワク感を感じました。我が子もよく小学校の宿題でトマトの成長日記で写真付きで作成したり、リコーダーの録音をしたりしています。そうして使ってきた子たちが中学校に入学すると思うと、私たち中学校教員が使いこなせるようになるのも急務と感じました。今日は暑い中ありがとうございました。

初任者研修 新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修

初任者研修 新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修が行われました。
 
 6月21日市民会館において、初任者研修 新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修が行われました。午前中に宍戸仁美指導主事より教育相談の基礎として、「教育相談の位置づけ」や「教育上の問題」、「教育相談の進め方」などについてお話いただきました。午後は、相馬智子スクールカウンセラーにカウンセリングに関する基礎的な知識や技法等について、演習を通して体験的に理解することを目的として、講義・演習をしていただきました。
 初任者の先生方と新規採用養護教諭の先生方は、4月からの自分を振り返り、明日からの実践につなげようと意欲を高めていました。

【受講者の感想より】
◇不登校傾向・不登校児への対応について、児童や保護者の意思を尊重しつつ大切なクラスの一員であることを示すことが必要であり、宍戸指導主事の実践例がとても勉強になった。別室登校でも給食当番や掲示物作成など、できることをやらせ居場所感を与える。そのためには、児童生徒の気持ちに寄り添い、時には興味関心があるものに一緒に取り組むことも必要だとわかった。

◇授業中の立ち歩きや集中していないなど、児童の気になる行動があった時に、まずは教師自身が自分の行動を振り返ったり、授業改善を行ったりしていくことで、児童の行動改善につながることがわかりました。授業に見通しを持たせ、勉強が苦手な児童だけでなく、勉強が得意な児童に対しても「わかる」「楽しい」と思えるような授業を心掛けたいと思いました。     

◇相手が勇気をもって話をしていることを自覚し、何を求めているかを的確に捉えて話を聞くことを大切にしたいと思った。また、話を聞くと菌は自然と解決策を考えて、提示してしまうことがあるが、それでは相談者本人の成長につながらないため、受容と傾聴の姿勢を持ち、相手が話の中で問題解決の方向を見つけられるように支えていくようにすると学んだ。

◇生徒を一人の人間として尊重しながら話を聞くことも重要であると知った。偏見をもつことなく肯定的に受け止め、生徒との約束を守ったり、守れないときは断りを入れたりするなどして一個人としての尊重を忘れず対応することが必要だと学んだ。悩んでいる生徒の気持ちを受け止め共感しながら生徒の成長を支援できるよう、相談の際の技法を確認したいと感じた。

小・中学校プログラミング教育実践講座

 小・中学校プログラミング教育実践講座を7月5日(火)、6日(水)、7日(木)に開催しました。

 前半に「プログラミング教育」の概論についての講義を受講した後,小・中学校区でプログラミング教育への取り組みを共有しました。後半は,本センターにある3つのプログラミング教材を体験しました。

 

【主催者あいさつ・講義「プログラミング教育概要」・情報交換】

【ブログルによるプログラミング体験】

【m-Botを使ったプログラミング体験】

【micro:bitを用いた「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツ」体験】

【受講者の感想】

〇「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツ」の具体的な姿がイメージできずにおりましたので、今回の研修でその一例を示していただけて大変ありがたかったです。

〇正直なところこれまで、プログラミング教育と言われても、どのようなものについて学習するのか想像できていなかった。しかし、今回の研修を通して、プログラミング教育の習いを確認した上で、どのようなことを学ぶべきなのか知ることができました。また、実際に紹介いただいた教材は、どれも楽しみながら学習できるもので、ぜひこれからの授業で活用したいと思えるものばかりであった。

〇プログラミング教育導入の経緯や情報活用能力など、プログラミング教育についてわからない事ばかりであったため大変勉強になった。自分の学校ではどのようなことをしているのかしているのか確認したいと思う。また、さまざまなプログラミング教材を体験することができてよかった。また、中学校区とも連携しいろいろな話を聞けたので、今後の参考になった。学校でもこのような教材を活かしてプログラミング教育をできていければと思う。

〇プログラミング体験が大変興味深いものだった。担任している子どもたちがすぐに活用できそうなものもあった。プログラミングを進めていくことで子どもたちの可能性を広げることにつなげられるよう、出来ることから取り組んでいきたい。また、学校でも周知していきたい。

〇様々な教材を活用したプログラミングが体験でき、これまでは知らなかった活用方法を知ることができました。小学生(特に低中学年)においては、プログラミングが難しいこともあると思っていましたが、アンプラグドプログラミングという言葉を知り、そのような方法で取り入れることもできると分かりました。

〇今年度の全国学力テストに関する内容が出題されていたので、ぜひとも研修を受講したいと思い希望しました。小学校で指導する上で、プログルのソフトはとても活用しやすいと思い、校内でも伝達したいと思います。また、講義を聞いて、小学校で学習したプログラムが、どのように中学校につながるもわかったのでとても勉強になりました。

〇学力テストにもプログラミングに関する問題がいくつか出ていること、大学入試に情報が加わることも踏まえ、これからますますプログラミング教育が大事になってくると感じました。できることから、実践していきたいと思いました。

小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修

小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修

 6月17日に小学校2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。国語科と算数科の「本質に迫る授業づくり」についての講義では、学校教育課の高澤里美指導主事と菊地一也指導主事による実際の教材を用いた具体的な話から、単元の終わりや振り返りの子どもの姿をイメージして授業をつくることの大切さを学びました。また、小グループに分かれての模擬授業による演習では、よりよい授業にするための協議が活発に行われました。 

参加者の感想

◇国語科の教材研究では、「読者として」「授業者として」「指導法の研究として」というように、段階を踏んで教材を読み進めていくことが、より深い教材研究につながることを学びました。

◇算数科の講義をとおして、振り返りから授業を組み立てていくということを学びました。授業をつくるときは、子どもに期待する振り返りを授業者が明確にイメージして、そのような子どもを育てるための手立てや発問を考えるということがわかりました。

◇今回の研修で、模擬授業を受けたり他の先生と協議したりすることをとおして、自分の教材研究の甘さを痛感しました。本時で子どもに何を学ばせ、どのような力をつけたいのかが曖昧なまま授業計画を立てたり、自分のやりたいことをするために手立てを考えたりしていたと反省しました。授業づくりに真剣に向き合っていきたいです。

◇「初心忘るべからず。」初めの思いを忘れないで過ごそうという気持ちはありましたが、未熟さを忘れないようにしようという気持ちはなかったので、全体指導のお話は新鮮でした。その場しのぎの1時間の授業ではなく、単元を見据えた授業づくりの大切さを実感することができました。

外国語教育授業力向上講座

外国語教育授業力向上講座

 6月23日(木)に文部科学省初等中等教育局 視学官 直山木綿子氏をお迎えして、外国語教育授業力向上講座を開催しました。
 具体的な事例をとおして、評価規準に基づく評価基準の設定が重要であることをお話ししていただきました。また、授業中の活動が目標を達成するために適切な内容なのかを考えて中間指導を行うことが大切であることなど、どの教科の授業づくりにも通じる内容をご講演いただきました。
 直山先生のエネルギーあふれるご講演から、参加された先生方も授業改善に向かうパワーをいただいたようでした。

 

 

【研修者の感想】

◇直山先生のご講話にまずはたくさんエネルギーをいただくことができた。今回一番大切にしていかなくてはならないと思ったのは、目的・場面・状況を適切に設定した言語活動になっているかということである。そこが目標達成そして評価につながっていく大切な要因になっていくのだと思った。そのためにも、教材研究が大切だと改めて感じた。私も、子どもの姿を追いかけながら目標に向かって言語活動を通して学んでいく外国語の授業になっているか、自分の授業を振り返って、腕を磨いていきたい。

◇評価について大いに勉強になった。「目標」を忘れて活動に没頭する子どもがいるときにその軌道修正ができていない自分を改めなければと感じた。評価規準、難しいけれどそこ在りき、見直していかなければと思った。ありがとうございました。次年度も、直山先生の講演楽しみにしています。

◇事例を踏まえて評価について話してくださり、とてもわかりやすく勉強になりました。自分も授業をしていると、評価規準や目的を忘れてしまう時があると感じ、はっとしました。目的に立ち返り、授業を進めていきます。また、目的・場面・状況の設定が非常に大切なことに気付くことができたのでもっと教材研究をしていきます。

◇中間指導では、教師自身が常に目標を見失わないようにしなければならないと強く感じました。自分の授業を振り返ったときに単語の確認やゲームに時間を使ってしまっているなと反省しました。言語活動の充実、そしてそれ以前にどんな場面設定をするのかが大切なのだと感じました。授業でも言語活動の充実を図っていきたいと思います。

 

図書館教育担当者研修会

図書館教育担当者研修会

 6月15日に図書館教育担当者研修会を行いました。湯野小学校の根本幸枝校長先生からは、「学校の先生方が図書館を活用できなければならない」ことや「図書館教育担当者と学校司書との積極的な連携」の必要性について講義をいただきました。その後、余目小学校の佐藤智子先生と北信中学校の川名有香先生に実践発表を行っていただき、各学校における図書館教育の取組を通して、様々なアイディアを共有することができました。 

 

参加者の感想

◇学校司書との連携、授業における図書館の活用について、充実させていきたいと思いながら、なかなかできていなかったことを認識しました。今、自分の学校に何が足りないのか、明日から何ができるのかを考えることができ、充実した時間になりました。

◇根本校長先生のお話をうかがって「しっかり文を読み、内容を捉え、情報を取捨選択する児童」を育てていきたいと思いました。学習センター、情報センターとしての役割を、担当者だけでなく全職員で理解し、指導にあたっていきたいです。

◇各学校の実践発表がとても参考になりました。自校でも実践してみたいと思うアイディアをたくさん聞くことができたので、早速取り組んでいきたいです。 

 

 

 

初任者研修 授業研修①

初任者研修 授業研修①が開催されました!


 5月24日(火)福島市市民会館において、初任者研修 授業研修①を行いました。
 特別活動や道徳教育、総合的な学習の時間や情報モラルについて研修を行いました。
 演習を通して、新たな気づきを得て、明日からの授業改善に生かそうとする姿が印象的でした。

【研修者の感想より】

◇学級経営の充実を図るための要となる学級会の大切さ、指導の基礎・基本について再認識できた。学級会の指導が学習指導や生徒指導、いじめの未然防止につながることを念頭において子ども達と接していきたい。演習では、マトリクスを活用した並列意見の集約(合意形成)の仕方について学んだ。できあがったマトリクスをもとに話合いを「見える化」することにより、合意形成へと導いていけるので実践したい。

◇特別活動の中でも特に学級活動について学んだ。学級活動が重要であることや、特質を改めて確認し、念頭に置くようにしたい。また、「人は欠点に目が行きやすいので反対意見の方が上がりやすい。」というお話から、消去法の話合いにはならないように気をつけたいと強く思った。そのためには、教師の普段からの発言のつなぎ方や発言に関する環境を見直し、適切に整えるようにする。研修を受ける前は、なぜ特別活動の講話をどの教科よりも先に実施するのか疑問に思っていたが、講話を聞き、特別活動を通して、日々の指導や学習環境、取り組ませ方がどれほど重要なのかを実感し学級経営の土台になる部分であるからだと納得した。

◇道徳科の授業は指導書通りに授業を行うのではなく、学級の子ども達の実態に合わせて基本発問や中心発問を考えることも大切だということを学びました。また、心の教育として、新たな自分や友達の考えに気づく時間にできるように授業を構成して行きたいです。

◇教科書会社などによって同じ教材であっても中心発問が違うということ、道徳科の指導案づくりでは、展開から導入、終末という流れで考えることを学んだ。道徳的価値についての課題をとらえ、人間としての生き方についての自覚を養うために価値理解、人間理解、他者理解というものがある。道徳では、一人一人の価値観を引き出したり、登場人物への共感を深めたりするために役割演技や動作化などを取り入れると、ねらいに迫る効果的な授業になると学んだ。

令和4年度 タブレットPC研修会(初級編)

 令和4年度タブレットPC研修会(初級編)を、各校に導入されたタブレットPC及び各ソフトウェアを日常的によりよく活用し、教育効果の向上が図れるよう、希望者を対象に6月1日から3日までの3日間、福島市総合教育センターにおいて実施しました。

 前半は、全員が「タブレット端末の基本操作」「指導者用デジタル教科書の活用方法」「指導者用タブレットPCの効果的な操作」についての研修を行い、後半は「初歩の基本操作」と「オリジナルの授業ノートの作成」の2つの班に分かれて実施しました。

 参加者の皆さんは、授業場面を想像しながら熱心に話を聞いたり、演習に取り組んだりしていました。

 

   
   

【参加者の感想】

・実際に操作を同時にやることで、理解が深まると感じた。困った時、丁寧に対応いただきありがたかった。

・MetaMojiの使い方が分かり、とてもほっとしました。早速、4年生の社会科の授業で福島県の特色について、作業ノートを作り、児童に書き込みをさせてみたいと思います。

・MetaMojiClassRoomを利用したことがなかったので、今回の研修で基本的な操作を学ぶことができ,大変勉強になりました。また、iPadの授業への活用法、スクリーンショットを利用したワークシートの作成法など、授業ですぐに活用できる内容を学ぶことができ、大変有意義でした。

・一つ一つ丁寧に教えていただいたので、明日から授業に生かせそうです。まだまだ難しい作業はできませんが、とにかく活用し少しずつ使いこなしていきたいです。またの機会がありましたら、研修に参加したいと思います。

・4月に他地区から来たのでこの2か月手探りでメタモジを活用してきましたが、操作の仕方やノートの作り方等確認することができてよかったです。

・タブレット端末を使った授業を行ったことがなく、とてもためになった研修でした。スクリーンショットやメタモジの使い方など勉強になりました。研修の経験を自分の授業で活かしていきたいです。

・すぐに授業で活用できそうな使い方・アイディアをたくさん知ることができ、早く授業で使ってみたい!!と思いました。丁寧に説明していただき、よく分かりました。

・いつもはワークシートをPDFで入れて、それに書き込ませる形をとっているのですが、今回、レイヤーの使い方を教えていただき、ただ書き込むだけではないワークシートの使い方について考えさせられました。PDFをさらに加工していくやり方を身につけていきたいと思いました。モニターの操作についてはまだわからないことも多いので実際に使っていきたいです。

・今まで何となく聞きかじった情報でメタモジを操作してやっていましたが、本日の研修で授業ノート作りにじっくりと取り組むことができて、非常に得るものが大きかったです。バラバラだった知識が繋がり、授業に生かす自信となりました。支援学級の子供たちに有効なノート作りに生かしていくことができます。ありがとうございました。

初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修

〇 4月27日開催 初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が開催されました。 

 4月27日(水)初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が行われました。本年度市内の小・中・特別支援学校に着任した初任者・新規採用養護教諭39名の研修の始まりです。
 午前中は、教育長講話と教育研修課長講義を行いました。先生方も、緊張気味ではありましたが、自己紹介で「生徒とともに育っていきたい」と教職に対する熱い思いを語る姿がたいへん印象的でした。
午後からは、福島で教育をするものとして「福島ファン」になっていただきたいと考え、初任地である福島市について知り、地域学習に生かせるよう、福島市内施設・観光名所の紹介を行いました。多方面で活躍する7名の皆様に福島の魅力について新任の先生方にご紹介いただきました。

ご協力いただいた皆様
○ 安斎果樹園         安斎忠作 様
○ 土湯温泉観光協会      池田和也 様
  こけし工人        阿部国敏 様
○ 高湯温泉観光協会      永山博昭 様
○ ふくしま花案内人    菅野紀子 様
○ 工房 おりをり     鈴木美佐子 様
○ NPO法人0073   永井康統 様
○ 浄土平ビジターセンター 西村真一 様

 受講者の感想
○養蚕の仕方や絹織物のよさを知識としてだけでなく、実際に真綿に触れることで品質の上質さや丈夫さなどを学ぶことができた。また、福島県の地域循環型の養蚕のあり方についても面白く、当時の福島市が潤沢で先進的な地域であったことは古関裕而の生きた時代背景と重なると感じた。このことから、地域学習や児童の身近な生活の中で農業やもの作り、または、歴史や文化など関連性があり、そこに気づかせることの重要性を感じた。

○福島がこのように恵まれた環境・土地であるこということを子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。また、土湯や高湯などの観光地、花見山や浄土平などの自然、こけしや繭などの伝統的なものと、多くの素晴らしいものが福島市にはあるということを忘れてはならないと強く感じました。話を聞く中で、「歴史を大切にするところには未来があり、未来があるところには歴史がある。」という言葉がありました。どんなものにも必ずある歴史を、教員として子どもたちに伝えて行くことで未来に残していくことができると考えます。福島の魅力を私自身がもっと知り、自分の言葉で教えてあげたいです。

特別支援教育実践講座

 

 特別支援教育実践講座「子どもの問題行動への対応」長澤正樹先生の講演会を行いました。 

 5月26日(木)こむこむ館わいわいホールにおいて、新潟大学教職大学院教授・長澤正樹先生をお招きし、特別支援教育実践講座を実施しました。

 今年度は、「子どもの問題行動への対応」という演題で講演いただきました。ユニバーサルプログラムによる学級経営や、子どもが教師と一緒に話し合って決めた約束を子ども自らがチェックするセルフモニタリング、応用行動分析による問題行動への介入など様々な方法を紹介いただくとともに、問題行動分析ツールを活用しての個別の行動支援計画の作成の仕方など参加者体験型で教えていただきました。参加者からは、「自分自身の指導・支援について振り返ると共に、教えていただいたことを今後取り組んでみようと思った研修だった。」など、自分の実践に参考にしたいとの感想が聞かれました。

 講演後の質疑応答では、保護者との連携についてもお話しいただきました。

 長澤先生の実践的な講演は、参加者の課題解決に向けての方向性につながったようです。

 

 

道徳科授業力向上講座

道徳科授業力向上講座「『深い学び』のある道徳科の授業づくり」 

   5月27日に秋田公立美術大学 副学長の毛内嘉威氏をお招きして、道徳科授業力向上講座を行いました。講演では、たくさんの教材に触れながら、中心発問について考える演習も取り入れていただきました。演習を通して「教師が指導の明確な意図をもつこと」が子どもの深い学びにつながることを再確認することができました。演習でお互いの考えを交流したり、毛内先生に多くの発問例を紹介していただいたりしたことで、参加された先生方の授業づくりに対する意欲が高まりました。

参加者の感想

◇教材とじっくり向き合い、子ども達が生き生きと考えを伝え合い、深めることができるような中心発問を設定し、授業構想を工夫したいと思います。毛内先生の話をうかがって、授業に対して前向きな気持ちになりました。

◇何を理解させ、何を考えさせるのかを明確にすることの大切さを改めて考えることができ、とても充実した時間となりました。同じ教材であっても、ねらいとする内容項目を何にするかで、考えさせることが全く別のことになるので、教師が指導の明確な意図をもつことが大切だと思いました。

◇演習を通して、ねらいを明確にもって教材研究や授業をすることの大切さを実感することができました。教材文に引っ張られてしまうのではなく、まずはねらいを明確にして、子どもが45分間、そしてその後も考え続けることができる発問を練りたいです。あっという間の充実した2時間でした。

 

 

教育課題講座①

教育課題講座①「確かな学力の育成」澤井陽介先生講演会を行いました。

 5月20日(金)本年度最初の教育課題講座は、大妻女子大学教授(前・文部科学省視学官)澤井 陽介先生をお招きし、こむこむ館わいわいホールにて実施しました。

各地でご講演をされている澤井先生ならではの、今まさに多くの現場の先生方が直面している迷いや悩みに具体的な方向性を示してくださるご講話をいただき、参加者からは、「学習指導要領完全実施も2年目を迎え、授業を変えなくては、と日々悩んでいる私たちの中に光が射してくるようなお話だった。」「子どもたちが、課題意識・目的意識をもって、自分の問いとして解決していく授業を考えていくことが重要だとわかった。」「ICTを活用することで、子どもの考えが見える化でき、協働的な学びにつながることがわかった。」などの感想が聞かれました。

 講演後の質疑でも、多くの受講者が挙手して発言する場面が見られ、それぞれにアドバイスをいただきました。澤井先生のテンポのよい話に引き込まれ、あっという間の2時間となりました。

令和4年度 第1回タブレット活用訪問研修

 令和4年度タブレット活用訪問(第1回)が、タブレット端末及び授業支援アプリ、指導者用デジタル教科書を授業でよりよく活用し、教育効果を高めるために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して始まりました。                     

5月2日(月) 清水小  湯野小    5月9日(月) 蓬莱中

5月13日(金) 信夫中  西根中    5月16日(月) 清明小  平石小

5月17日(火) ふくしま支援学校    5月18日(水) 御山小  松川小

5月19日(木) 福島二小        5月20日(金) 杉妻小  北信中

5月23日(月) 水原小         5月24日(火) 佐倉小  福島四中

5月25日(水) 福島三小 福島一中   5月26日(木) 余目小

5月27日(金) 蓬莱小          5月30日(月) 渡利小

5月31日(火) 松陵中

※5月は以上の24校(小14校、中9校、特別支援学校1校)で実施しました。

 

 

【研修の様子】 

         
         

 【研修者の感想等】

・教えていただいたことを、忘れずに(忘れる前に)使いたい。

・生徒たちに興味・関心を引けそうな要素がたくさんあるので、がんばります。

・とても温かい雰囲気の中で実施していただきありがたかったです。

・実際に授業形式で練習できるともう少し上達すると思います。

・基本操作についての紙のマニュアルがあると昭和生まれの私にはとってもありがたいです。

・また、タブレットの活用訪問をお願い致します。

・ノート作りに生かしていけるように便利な機能を身につけていきたいと思います。次の研修 が楽しみです。

・まだまだ分からないことがたくさんあるので、もっといろいろな機能を知って、使いこなしたいと思いました。

・いろおいろな質問に答えていただきありがとうございました。                                                                          

 

 

令和4年度第1回ICT推進員研修会

 児童生徒に一人一台端末環境の下,ICT機器活用のスキルアップや有効な活用方法等の共有を図るため,令和4年度第1回ICT推進員研修会を4月28日(木)に,ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)で実施しました。
 研修会では,ICT推進員の役割を確認し,情報モラル教育の推進,端末機の管理・運用、ICTを活用した授業改善などについて研修を深めるとともに,「タブレット端末の活用における校内課題に向けて」の協議を行いました。

令和3年度 ふくしま教師塾修了式・研修報告会

 2月10日(木),令和3年度ふくしま教師塾修了式・研修報告会がオンラインで行われました。修了式に引き続き行われた報告会では,塾生一人一人が実施した授業実践を基にしながら,一年間の研修の成果と課題を発表するとともに,各師範から指導助言や励ましの言葉等をいただき,各々にとって一年間の研修を振り返る充実した時間となりました。

 3月中旬には,一年間の研修の成果をまとめた「ふくしま教師塾研修報告書」を各学校にお届けします。手に取ってお読みいただければ幸いです。 

 

研修報告会の様子

タブレット活用訪問研修

 福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問し、タブレット活用研修を実施しています。今年度の各学校への訪問は、3回目となります。今回は、各学校の研修ニーズに応じた内容でICT研修を行っています。

     11月15日   平石小
     11月18日   岳陽中
     11月22日   中野小,松川小
     11月29日   福島四中
     11月30日   渡利小
     12月  1日   福島一小,福島四小
     12月  3日   鳥川小
     12月  7日   岡山小
     12月  8日   ふくしま支援学校(2回目)
     12月  9日   北信中
     12月10日   松陵中,西根中
     12月14日   大鳥中
     12月15日   大笹生小,清明小
     12月16日   大森小,野田小,金谷川小
     12月20日   余目小,平田小,鎌田小
     12月21日   福島三小,立子山小
     12月22日   ふくしま支援学校(3回目)

   小学校18校、中学校6校、特別支援学校1校で実施しました。

 研修の様子​

 参加者の感想 

・児童の実態や学習のねらいに適したICT機器の活用について経験を重ねたい。
・タブレットや授業支援アプリを積極的に使っていくことが大切だと思った。
・今回の研修で学んだことを生かし、効果的なICT活用ができるよう実践していきたい。
・使い方を覚えて授業に活かしていきたいと思った。
・今回の研修では、授業支援アプリを効率よく操作する方法などを知ることができた。ワークシート作成方法についても、さらに研修を深めたい。
・ICT教育の有効なツールとして、授業支援アプリを使いこなせるようにしていきたい。
・研修に参加し、分からないことを丁寧に教えていただいたので、授業支援アプリを使うことに対するハードルがずいぶん下がった。授業で有効に活用できるように努力したい。

第3回ICT推進員研修会

 今年度3回目のICT推進員研修会を12月17日(金)にオンラインで開催しました。
 研修会では,岡山小学校と西信中学校のICTを活用した実践事例から,授業改善のポイントや,ICTに係る校内研修の進め方を学びました。
 また,「学校教育の情報化」についての伝達講習や,事前に各学校から提出された成果と課題を確認することを通して,今後のICTを活用した教育の推進に向けて共通理解を図りました。 

 オンライン研修

教育課題講座①「心を育て、つなぐ特別活動 ー幸せな未来を拓くー」

 12月13日に、國學院大學人間開発学部教授の杉田洋氏をお招きして、教育課題講座を行いました。講演では、学校行事や学級の活動に生き生きと真剣に取り組む子どもたちの姿がスクリーンに映し出され、杉田先生から「特活の力は子供力である。子どもは、失敗から多くのことを学び、失敗を乗り越えた分だけ成長する。教師には、子どもに失敗させる勇気が必要である。」というお話がありました。特別活動の力と教育の本質について考えることができた充実した2時間でした。

 研修の様子​

 
 
 
 

 参加者の感想

◇ 自分たちで考え、仲間と支え合える、そんな学級集団になるよう、子どもたちと共に頑張りたいと思いました。子どもたちの「したい」をたくさん引き出すことができる学級をつくりたいと思います。 

◇ 子どもたちに、もっと失敗させて、もっと乗り越えさせて、もっと磨き合わせて、子どもたちの輝く未来をつくるという教員の仕事に誇りをもって、明日からまた頑張ろうという気持ちになりました。

◇ 改めて「自分はなぜ教員になったのか」を考えさせられました。目の前にいる子どもたちを本気になって育てようとしているのか、という問いに対して、もっと向き合っていかなければならないと強く感じました。子どもの力を信じ、本気になってぶつかって、心を育てる教育をしていきたいと思います。

◇ 終始涙が止まりませんでした。教師という「人の心を育てる」仕事の責任の大きさを痛感しました。今までの自分を振り返り、指導の不十分さを感じて、学級の子どもたちに申し訳ない気持ちになりました。子どもたちに、心と心がつながることを実感させられるように、教師としての自分を見直していきたいと思います。

初任者研修・新規採用養護教諭研修 特別支援学校参観研修

 11月19日(金)、初任者・新規採用養護を対象に特別支援学校参観研修を行いました。
 研修者は、ふくしま支援学校の小学部から高等部の授業を参観するとともに、講義やグループ協議を通して、特別な支援を要する児童生徒への指導の在り方について知見を深めることができました。また、合理的配慮の必要性やユニバーサルデザインの考え方、就労に向けた支援の在り方についても学ぶことができました。

 研修の様子

 参加者の感想

◇ 子どもの困り感を共有し、その子に合った手立てを考えることを大切にしたいと思いました。また、様々な不安を抱えている保護者の思いを大切にして、子どもにも保護者にも寄り添った支援ができるようになりたいと思いました。

◇ どの学部でも、子どもがやる気を見せた瞬間を見逃さないよう、常に子どもの表情や変化に気を配ることを大切にしているとのでした。このことは、通常学級にも通じることであると思います。私も適切なタイミングで適切な指導ができるよう、子どもの様子に気を配りたいと思います。

◇ 子どもへの声のかけ方や分かりやすい指示の出し方などについて学ぶことができました。私の指導にも取り入れていきたいです。全ての子どもにとって分かりやすい指導、安心できる環境の大切さを感じました。

◇ 子どもの目線に立った教室環境、ユニバーサルデザインについても学ぶことができました。「ともに歩み、ともに学び、ともに育つ」という、ふくしま支援学校の教育理念 と、「教員は子どもから学ぶことが多くある。」という校長先生の言葉を心に留めて、自分の学級、学校の子どもと向き合っていきたいと思います。

携帯端末 タブレットPC研修会(初級編)

 11月24日(水)、25日(木)、26日(金)の3日間、タブレットPC研修会(初級編)を開催しました。66名が参加し、タブレット端末及び授業支援アプリの基本操作、指導者用デジタル教科書の活用法についての研修を行いました。本研修会は、タブレット端末と授業支援アプリ、指導者用デジタル教科書を活用した授業の充実を図る目的で、初級者を対象に実施しました。​

    参加者の感想

・タブレット端末には便利で学習に効果的な機能がたくさんあり、これからの授業実践に活用していきたい。
・よく分からなかった操作の仕方が分かったので、活用していきたいと思った。子どもたちが楽しみながら学習の充実を図れる内容も知りたい。
・操作や機能面だけでなく、それを使ってどのような学習活動ができるのかを知ることができたのでとてもよかった。
・タブレット活用の基礎基本を学ぶことができた。活用がまだ不十分であると感じているので、授業に活用していきたい。
・授業支援アプリの利用に少し不安があり、授業で活用するのを避けていたところがあった。今回の研修でいろいろな操作の仕方が分かったので、ICTやタブレットを活用した授業に取り組んでいきたい。
・同じような研修を何度か受講しているが、それでも新しく知る便利な使い方があり、とてもよかった。

小学校教諭初任者研修 授業研修② 

 11月5日(金)、金谷川小学校において小学校、小学部の初任者を対象に、授業研修②を行いました。研修者は、鈴木直子教諭の算数科の授業を通して、子ども達にとって必要感のある課題設定の仕方、ねらいに迫るためのコーディネートの仕方等について学ぶことができました。

 参加者の感想

◇ 鈴木先生の授業から、一人一人を大切にする授業づくりが子どもの主体性を育むということを学びました。鈴木先生のお話にもあったように、「わかる・できる」授業は学級経営につながるということを感じました。

◇ 授業を参観して、様々な驚きや学びがありました。鈴木先生の精選された発問や、既習事項を生かした導入によって、先生が必要以上に話さなくても、子ども達は進んで学習に取り組むことができていたのだと思いました。子ども達の学習に向かう姿勢も印象的でした。鈴木先生のお話から、学習規律を指導するだけでなく、指導を徹底することが大切であることを学びました。

◇ 自分の授業で大事にしたい部分が曖昧になっていたのですが、今回の研修は、そのことを見直すきっかけとなりました。緻密な教材研究をして本時のねらいを明確にもつことの大切さについて、改めて考えることができました。時間がないと言い訳をせず、子ども達のために自分の授業を磨いていきたいです。

中学校教諭初任者研修 授業研修② 

 11月4日(木)、北信中学校において中学校、中学部の初任者を対象に、授業研修②を行いました。研修者は、村上美紀教諭の数学科の授業を通して、生徒の学びを深めるための誤答の取り上げ方や、目的を明確にした学習形態の工夫等について学ぶことができました。

 参加者の感想

◇ 授業を提供してくださった村上先生から、本時の授業の細案を見せていただきました。ねらいに迫るために、どのタイミングでどのように発問するのかを入念に考え、授業の準備をされていることが分かりました。そのような準備があるからこそ、生徒が「分かった」「できた」と実感できる授業になるのだと考えました。準備の時間を惜しまず、よりよい授業を目指したいと強く感じました。

◇ 教材研究をしていたつもりになっていましたが、村上先生の授業を参観して、授業の準備や教材への向き合い方など、改めて真摯に向き合わなくてはならないと感じました。また、授業における生徒同士の関わりが、生徒指導や学級経営にもつながることを強く意識して指導しなければならないと思いました。

◇ 授業参観を通して、午前中の講義で学んだ内容についての理解を深めることができました。目的のあるペアやグループ活動の設定、ICTの効果的な活用等、自分の授業にどう生かせるのかを具体的にイメージすることができました。教科指導の基本技術について学ぶことで、自分の授業を振り返るとともに、よりよい指導方法について考える貴重な機会となりました。

携帯端末 タブレット活用訪問研修

 タブレット端末や授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)、指導者用デジタル教科書をよりよく活用していくために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して研修を実施しています。今回は主に授業支援アプリを利用した教材作成の仕方などについて研修を行いました。

                  10月 4 日   東湯野小,飯坂小
     10月 7 日   野田小
     10月 8 日   御山小
     10月11日   福島四中
     10月12日   信陵中
     10月15日   矢野目小,瀬上小
     10月18日   大森小
     10月22日   杉妻小
     10月25日   蓬莱中,森合小
     10月26日   笹谷小
     10月27日   三河台小
     10月28日   南向台小
     11月10日   大鳥中
     11月11日   野田中,ふくしま支援学校

 小学校12校、中学校5校、特別支援学校1校で実施しました。

 研修の様子​

 参加者の感想

・MetaMoJi ClassRoomやデジタル教科書を活用した効果的な方法について考えていきたい。
・実際にタブレットを操作しながら研修を受けることができるので、活用するためのスキルアップにつながると思った。
・以前よりMetaMoJi ClassRoomの操作にも慣れ、授業で活用する場面も増えてきた。より効果的な活用の仕方を考えていきたい。
・教師・児童ともにタブレットの活用に慣れてきて有効に活用することができるようになってきた。MetaMoJi ClassRoomは、普段発表しない児童も進んで発表するなど、有効活用が図れると思った。
・積極的に授業の中で活用していくことで、指導力向上につなげていきたい。
・ オンライン授業が実施されたこともあり、MetaMoJi ClassRoomを使った授業が増えてきた。デジタル教科書とMetaMoJi ClassRoomのそれぞれのよさを生かして、効果的に活用していきたい。

初任者研修 小規模校参観研修

 10月8日(金)に初任者研修 小規模校参観研修を行いました。
 立子山小学校に協力いただき、国語科、算数科、外国語科における複式の授業をオンラインで参観するとともに、講義や研究協議を通して、複式で行う授業の特色や個に応じた指導の在り方について理解を深めることができました。研究協議では、授業を提供してくださった先生方に、複式の授業の在り方や個を生かす指導の工夫についてお話いただいたことで、研修者は、自分の授業を振り返り、子ども一人一人を生かし伸ばす指導の在り方について再考することができました。

 参観授業(オンライン配信)

 参加者の感想

◇立子山小学校の先生方が、子どもたちに育成すべき資質・能力を身に付けるために、様々な工夫をされて授業を行っていたことや、子ども一人一人に温かく寄り添い、一緒に学んでいる姿が印象的でした。これからも、たくさんの授業スタイルを学び、吸収して、個に応じた指導を行えるようにしたいと思いました。今回、改めて小規模校の良さを感じることができました。

◇直接指導と間接指導をうまく組み合わせ、児童の主体的な学習を促すだけでなく、自主性を養う自力解決の場も工夫されていました。自力解決の場では、児童だけでも学習を進められるように、活動内容を掲示したり、解決の見通しをもたせる工夫がなされていたりと、それぞれの先生方が深く教材研究されていることがうかがえました。今回学んだことを、自身の授業にも取り入れていきたいです。

◇今回の研修では「わたり」と「ずらし」がどのようなものなのかを学ぶことができました。間接指導の場面における発達段階に応じたワークシートやiPadの使い方、一人しかいない学年で、架空の友達を使って考えを深める指導等、とても勉強になりました。どの学年も直接指導と間接指導の時間やタイミングが完璧で、児童一人一人が確かな学力を育んでいると感じました。校長先生のご講話から、小規模校に勤務できる機会を大切にし、自分で何でもできることをプラスに捉え、チャレンジしていこうと思うことができました。自分の仕事に責任をもって、何事にも全力で取り組んでいきたいです。多くのことを学ぶことができた実りある研修となりました。

携帯端末 タブレット活用 オンライン研修

 まん延防止等重点措置をうけ、8月31日から9月24日までの期間にタブレット活用訪問研修を予定していた19校は、オンラインでの研修を実施しました。授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)の基本操作についての研修を行いました。


     8月31日   吾妻中
     9月  1日   北信中,蓬莱小
     9月  2日   吉井田小
     9月  6日   庭坂小,水原小
     9月  8日   渡利中,松川小,西根中
     9月  9日   月輪小
     9月10日   平野中,湯野小
     9月13日   水保小
     9月15日   飯野中,鳥川小
     9月16日   清水中
     9月21日   松陵中
     9月24日   福島二小,立子山小


 小学校11校、中学校8校で実施しました。

  
  オンライン研修配信​

 参加者の感想

・オンライン研修だったが、画面を見ながら分かりやすく説明を聞くことができた。対面での研修であれば、その場で質問ができたり、学校に応じた研修内容で受講できたりすると思った。
・オンライン研修に参加したことで、オンライン授業を受ける立場での雰囲気を体験できた。
・オンラインでの研修でも十分な成果が得られると感じたが、個別に質問したい時などは集合型研修がよい。
・すぐに質問ができる集合型研修が望ましいと感じたが、オンライン研修なら研修の回数を増やしやすいと思った。
・オンライン研修を受講して、分からないところを参加者同士で確認し合えたのがよかった。

 

小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修(企業等体験研修)

 本市の特色ある地場産業を理解するとともに、学校とは異なる業務の体験を通して幅広い知見を得るため、小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修(企業等体験研修)を8月5日(木)・6日(金)に実施しました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から各日午前中のみに短縮しての実施となりました。
 8月5日は「新ふくしまファーム」での農作業体験実習を、6日は「湯野共選場」と「野田共選場」に分かれ、桃の選果作業等の体験実習を行いました。いずれも、ふくしま未来農業協同組合様にご指導をいただきながら研修を行いました。
 ふくしま未来農業協同組合様の経営理念「~未来への 心をつなぐ パートナー<農をはぐくみ 地域をつなぐ>」にふれ、私たちの教育活動にも通じるものを感じる貴重な体験となりました。

 

研修の様子​

令和3年度中学校プログラミング教育実践講座

 プログラミング教育の現状や授業の進め方,評価等について学ぶために中学校プログラミング教育実践講座を7月2日(金)に実施しました。
 「プログラミング教育の手引き」の作成にも関わった,神奈川県相模原市教育委員会指導主事 渡邊 茂一 氏の基調講演に続き,特定非営利活動法人みんなのコード 千石 一朗 氏を講師に迎え,講義・演習を行いました。
 学習指導要領における技術・家庭科(技術分野)の評価についてポイントを確認するとともに,micro:bitを用いた計測・制御の基本的な指導について演習を通して研修を深めました。

 

研修の様子

参加者の感想

◇評価についての話は,気づいていない点を教えていただきありがたかった。
◇評価に関する講演では新学習指導要領により新たに考えていかなければならない内容等について確認することができ,これからに生かしていきたいと思った。
◇千石先生の話はとてもわかりやすい話であった。このような学習ができる中学生がうらやましいと思った。
◇プログラミング学習について,具体的な事例をもとに実習しながら学ぶことができたので,とてもわかりやすく感じました。
◇二学期以降にセンターのマイクロビットをお借りして,マイクロビットを使った制御の学習を考えていたため,たいへん勉強になった。
◇制御・計測の教材を秋から何にしようか悩んでいたので,1つの考えとして方向性が見えてきたような気がした。
◇今年から免外で技術をもつようになり,免外研修もなくなってしまい,少しでも指導の役にたてるようにと思い参加しました。
◇技術教員は多くても各校に1人しかいない学校が多く,免外でやっている先生も多いので,教科の専門研修は良かったです。

令和3年度情報モラル教育講座

 情報化社会で避けては通れない情報モラル教育の実践に向けて,学校現場で必要なネット依存予防や家庭に対する対応等について学ぶため,独立法人国立病院機構 久里浜医療センター 主任心理療法士 三原 聡子 氏を講師に迎え,情報モラル教育講座を7月1日(木)に実施しました。
 研修会では「ネットゲームの仕組み」や「依存のメカニズム」等についての説明をもとに「ネット依存の治療」や「予防対応策」について具体的な事例を通して研修を深めました。

 

研修の様子

参加者の感想

◇予防策・対応策が具体的に示され,分かりやすい内容になっておりました。校種,学校規模に関係なく,ネットゲーム依存は深刻な問題になっています。学校教育の中で児童生徒に指導していくことはもちろんのこと保護者に対しても適切に,時期や実態を捉えて伝えていかなければならないと思います。
◇担任としてできることは,依存の抑制要因である現実の生活での達成感・充実感を満たせる環境を作ることだと思う。互いを認め合う場,トラブルが生じた時の折り合いのつけ方など,学級経営において大切なことを改めて重視する必要があると感じた。
◇ネット依存から抜け出すためには,人とのつながりをもつこと,やるべきことを見つけること,ストレス解消をするといった方法があることがわかった。また,依存になってしまうと本人や親,医療機関それぞれ単独では治療できないことも理解できた。
◇依存に陥るメカニズムや弊害をよく理解することができ,指導する上で説得力がある説明ができると思いました。いったん依存状態になってしまうと,回復までに相当なエネルギーと時間がかかることは明白です。学校という場は,早期発見が最もしやすい場であると思うので,学校保健委員会等でもトピックとして取り入れ,ネット依存予防の教育に力を入れていきたいと思いました。
◇最新の流行のゲーム,子どもたちの身体に何が起こっているのか,病院を受診する・しないの判断が非常に難しいが,日常生活や周囲とのコミュニケーションに障害が感じる時に保護者に相談にのってもらえるような情報を整理して理解していきたい。
◇今回得た情報や自分の想いを学校の先生方と共有し,子供たちや保護者の方にも発信していきたいと思います。

研修主任研修会

 6月29日に研修主任研修会を行いました。教育長からは、自身の経験に基づいた授業についての具体的な講話がありました。その後、行政説明と、各学校における現職教育の取組について、小グループによる情報交換を行いました。
 ここでお配りした「研修主任の役割」と「授業の道標」につきましては、フォルダ共有の教育研修課のフォルダ内にデータを格納しましたので、校内研修等でご活用ください。

 

研修の様子

参加者の感想

◇教育長の講話から「概念くずし」という言葉が心に残りました。固定化された考えも、見方・考え方を変えると必要感が生じ、問いが生まれるということを学びました。研修の位置付けと、研修主任の役割についても再確認することができました。今後、自分の学校でどういった研修が必要か、どのように研修を進めていくかを考える道標となりました。

◇行政説明を聞いて、研修主任として、校内研修の利点を生かし、コーディネートすることの大切さを感じました。キャリアステージの違う先生方それぞれが、主体的に関わり、生かされ、お互いのためになるような校内研修にしたいと思いました。

◇研修主任としてどのようなことを行っていけばよいのか分からないことも多かったので、同じ立場の先生方の取組を聞いて、なんとなくイメージをもつことができました。今後も、各学校でどのような研修を行っているのか情報交換できる場があると、効果的な取組を共有し、自校でも活用できると感じました。

小・中学校道徳科授業力向上講座「子どもとともに楽しむ道徳科の授業づくりと評価」

 6月25日に文部科学省初等中等教育局教科調査官の浅見哲也氏をお招きして、小・中学校道徳科授業力向上講座を行いました。浅見先生からは、指導の明確な意図をもった授業構想や子どもを認め、励ます評価について、実際の教材を用いて具体的なお話をうかがうことができました。また、ICT端末を効果的に活用した授業の取組についてもご紹介いただきました。

 

研修の様子

参加者の感想

◇浅見先生の「先生方にも道徳科の授業を楽しんでもらいたい」という言葉が印象的でした。何をねらって、どんな発問をすればよいのかを考えることは本当に難しいと感じているのですが、教材を丁寧に分析して、道徳科の授業づくりを楽しみたいと思います。

◇登場人物の気持ちに共感する発問から、登場人物に共感して気持ちを考える発問に変えていけるように、教材としっかり向き合い、ねらいに迫ることができるようにしたいです。

◇これまで教材提示にはICTを活用していたのですが、互いの考えを共有する手段としての端末の活用についても考えていきたいと思います。

◇教師が指導の明確な意図をもって授業することの大切さを実感することができました。予測していなかった生徒の発言を、どう受け止めたらよいのか、毎回悩んでいたのですが、それに対するヒントをいただくことができました。浅見先生の「敗北感も楽しむ」という言葉に勇気をいただきました。

◇評価について、毎時間、生徒の考えを見取ることを大切にしているのですが、生徒にどんな力がついたのか、考え方にどんな変容が見られたのか、長い目で見ていくことを大切にしたいと思いました。そのうえで、生徒を認め、励ます評価の在り方について考えていきたいと思います。

初任者・新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修

 6月22日に初任者・新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修を行いました。
 「教育相談の基礎」と「相談面接の基礎」についての講義・演習を通して、子どもや保護者と信頼関係を築くことの大切さを考えたり、カウンセリングの難しさを実感したりすることができました。

 

研修の様子

参加者の感想

 ◇相手の話を聴くことは、予想以上に難しかったのですが、とても大切な力であると感じました。子ども一人一人の話をしっかりと受け止め、理解し、信頼関係を築けるようにしたいと思いました。

◇「相談・カウンセリングとは、相談者がありのままの自分を受け入れ、自分の力で問題解決に向けて行動できるように支えること」という言葉が心に残りました。これまでの自分の認識を見直すきっかけとなりました。

◇子どもに問題行動が見られたとき、その問題行動にだけ目を向けるのではなく、問題行動の背景にまで思いを寄せることを大切にしたいと思いました。また、子どもたちが相談したくなったり、話したいと思ったりするような雰囲気づくりを心がけたいです。

 

小学校2年次教員フォローアップ研修(教科等指導研修)

 初任者研修を終了した教諭に対して,初年度に培った基礎的な力を,日々の教育実践に生きる確かな資質や能力へと高めるため,小学校2年次教員フォローアップ研修(教科等指導研修)を6月18日(金)に実施しました。
 研修会では,国語科と算数科の本質に迫る授業づくりについて学ぶとともに,代表者による模擬授業から,国語科と算数科の授業改善の視点で課題設定などについて協議を行い研修を深めました。

 

研修の様子 

参加者の感想

◇算数科の講義では、振り返りが重要であり、振り返りを通して子どもたちが学びを深めていることを学びました。
◇国語科の講義では、身に付けさせたい力を明確にして、ゴール設定をすることが大切なのだと感じました。また、最後に子どもの読みが変わるようでないと学習ではないという話にはっとさせられました。
◇模擬授業では、導入部の難しさを感じた。児童に問いを見いださせ、めあてにつなげていくことが大切だと思った。
◇模擬授業を行い、予想外の児童の考えが出てきて戸惑うことがありました。あらかじめ児童の予想される考えを想定したり、導入で子どもが「学びたい!」「考えてみたい」と思える発問や工夫をすることが大切であることを学びました。
◇教員として必要な資質能力と授業づくりについて考え直すことができました。授業改善のために授業後に授業案をもう一度作り直したり、日々の授業でも、問いについて吟味することはとても大切だと改めて考えました。今後も良い授業を目指し、福島市の未来、福島県の未来のために尽力したいです。

初任者研修 授業研修①

 5月28日に初任者研修 授業研修①を行いました。
 特別活動や道徳科、総合的な学習の時間の要点や指導の実際について、講義や演習を通して理解を深めたり、子どもたちのICT機器活用の状況から、情報モラル教育の大切さについて考えたりしました。オンラインでの開催となりましたが、講義だけでなく研修者の考えも共有することで、授業や学級経営について様々な視点から考えることができた研修となりました。

 

研修の様子

 参加者の感想

◇初任者研修は、対面での講義や初任者と会って情報交換できる貴重な機会なので、オンライン研修は少し残念な気持ちもありましたが、講義だけでなく、演習を通して自分事として具体的に問題を考えることができ、新しい様式でたくさんの学びを吸収することができました。また、初任者の先生方の考えを聞いて共感する部分や新たな発見をし、多様な見方を学ぶことができた充実した研修となりました。

◇特別活動の講義で、学級活動(1)を行う上で、生徒が具体的なイメージを抱くことができ、話し合いたいと思えること、さらに、全員が自分事として考えることができる議題であることが望ましいという話を聞き、他の教科にも通じるものがあると感じました。

◇「道徳の時間は正しいことを言わせる時間ではなく、分かっていても行動できない自分の弱さを見つめる時間」「総合的な学習の時間は、子どもたちにどんな大人になってほしいのか、どんな生き方をしてほしいのか、ということを頭において進める」という言葉が心に残りました。それらを意識し、大切にしながら授業を積み重ねていきたいです。

携帯端末 タブレット活用訪問研修

 導入されたタブレット端末や授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)、指導者用デジタル教科書をよりよく活用していくために、福島市立小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して研修を実施しています。

     5月18日   平石小
     5月28日   杉妻小
     5月31日   福島二小
     6月  1日   金谷川小
     6月  4日   矢野目小
     6月  9日   森合小
     6月14日   庭坂小
     6月18日   大鳥中
     6月28日   福島四中

 小学校7校、中学校2校で実施しました。

  
  研修の様子​

  参加者の感想

・タブレット研修を受講した翌日に、早速授業の中で授業支援アプリMetaMoJi ClassRoomを使用した。子どもたちは、関心をもって取り組んでいた。
・MetaMoJi ClassRoomを授業で使っている。授業ノートに自分の考えを書いたり、写真を取り込んだり、発表したりと、有効に活用している。
・今後、子どもたちをつなぐツールとしてICTを活用することができるよう、スキルを高めていきたい。
・これまでタブレットをあまり活用していなかったが、今後は積極的に活用していけるようにしていきたいと思った。
・タブレット研修は、すぐに授業に生かせる実践的な内容で、授業支援アプリMetaMoJi ClassRoomを早速活用したいと思った。

ICT推進員研修会

 児童生徒一人一台端末環境の下,ICT機器活用のスキルアップや有効な活用方法等の共有を図るため,第1回ICT推進員研修会を4月13日(火)に,第2回ICT推進員研修会を5月25日(火)~27日(木)に3班に分けて実施しました。
 研修会では,ICT推進員の役割を確認し,iPadの管理(MDMソフト)について学ぶとともに,校内でのICT研修を充実させるために,iPadの操作や授業支援アプリ(MetaMoji)について研修を深めました。

 第1回

 第2回

携帯端末 タブレット活用訪問研修(4月12日~ スタート)

 導入されたタブレット端末及び授業支援アプリ(MetaMoji ClassRoom)、指導者用デジタル教科書を、授業においてすみやかによりよく活用し教育効果を高めていくために、福島市立小・中・特別支援学校において訪問研修を実施しています。令和3年度は、4月12日よりスタートしました。

   4月12日   大森小
   4月14日   蓬莱小,下川崎小
   4月15日   渡利中
   4月16日   吉井田小
   4月19日   松川小,荒井小
   4月20日   吾妻中,大笹生小
   4月21日   飯野中,福島四小
   4月22日   福島一中
   4月23日   信陵中,飯野小
   4月26日   野田小,瀬上小
   4月27日   清水中,湯野小
   4月28日   信夫中,佐倉小
   4月30日   水保小,水原小
   5月 6日    野田中
   5月 7日    南向台小,中野小
   5月10日   平野中,清水小
   5月11日   笹谷小
   5月12日   三河台小
   5月13日   東湯野小
   5月14日   福島二中

 これまで、小学校21校、中学校10校で実施しました。


研修の様子​

 参加者の感想

・MetaMoji ClassRoomの使用方法について、詳しく知ることができた。授業の中で、学習に役立てたい。
・MetaMoji ClassRoomについて知らなかった機能を研修する機会となった。実践に即した内容で分かりやすかった。
・タブレットでできることやMetaMoji ClassRoomでできることをしっかりと見極め、授業の中で使いこなせるようにしていきたい。
・MetaMoji ClassRoomの活用方法について知ることができたので、様々な場面で活用してみたい。効果的な活用方法について教員同士で交流していきたい。
・MetaMoji ClassRoomについて、自分が知っている機能を使って活用してきた。グループ学習やモニタリング機能などを使うことで、学習効果を高めることができると思った。
・授業の中で、MetaMoji ClassRoomとデジタル教科書を併せて利用していきたい。
・授業支援アプリを効果的に活用できるように、さらに研修を深めていきたい。

初任者・新規採用養護教諭研修 一般研修

  4月27日に、小・中学校教諭の初任者と新規採用養護教諭を対象に、一般研修を行いました。午前中は、教育長講話と教育研修課長による講義を行いました。午後からは、2部構成とし、前半は音楽堂でパイプオルガンの演奏に触れるとともに、昭和の音楽史を作表する作曲家である古関裕而記念館を見学しました。後半は、学習に生かせる福島市の名所や観光資源について、それぞれの場所で活動や仕事をされているその道のプロの方々においでいただき、地域のよさや魅力について紹介していただきました。市外出身の研修者にとって、福島市を知るきっかけになると同時に、総合的な学習の時間や社会科の学習に生かす意欲を高めることができた研修となりました。


    ご協力いただいた皆様

   ○ 飯坂温泉観光協会         河野 義樹 様
      安斎果樹園            安斎 忠作 様
   ○ 土湯温泉観光協会         池田 和也 様
      こけし工人            阿部 国敏 様
   ○ 高湯温泉観光協会         永山 博昭 様
   ○ 福島西口観光案内所        二瓶佐知子 様
   ○ ふくしま花案内人         菅野 紀子 様
                               加藤 秀夫 様
   ○ 飯野町観光ガイドの会       齋藤 憲子 様
   ○ 水原の自然を守る会        丹野 一男 様
   ○ 工房おりおり           鈴木美佐子 様
   ○ NPO法人0073(おおなみ)    永井 康統 様
   ○ 鈴木養蜂場            鈴木 秀典 様

 

研修の様子

 

参加者の感想

◇「学級づくりを基盤に授業をつくる」という言葉が印象に残った。まずは、一日生活する学級で、子どもたちが楽しく学ぶことができる環境づくりを行いたい。そのうえで、子どもたちが「分かった」「できた」という喜びを味わい、さらに学習したいと思えるような授業にするために、教材研究を深めていきたい。
◇福島市の名所や観光資源を知り、福島市には様々な魅力があることを教えていただいた。教育は学校だけで行うのではなく、地域と連携して行うことがなぜ大切なのかを改めて考えることができた。
◇子どもにとって、毎日の1時間1時間は、かけがえのないものである。だからこそ、自分に妥協を許さず、目の前の子どもたちのために精進していきたい。午後の研修では、その道のプロから話を聞くことができた。どの人も、誇りをもち、今までその仕事に注いできた情熱を感じた。その道のプロとは、一朝一夕になれるものではなく、日々の努力の積み重ねによるものである。自分も教師のプロを目指して頑張りたいと強く感じた。
◇教師として毎日子どもたちに情熱をもって向き合うこと、常に学び続けることを忘れず、目の前の子どもたちの背景(育ちや環境)を踏まえた児童生徒理解に努めていきたい。また、養護教諭としての視点で子どもたちと関わり、教職員と連携し、情報共有することの大切さについて考えることができた。

タブレットPC導入校研修会を開催(2月24日~26日、3月2日~5日)

 小学校6校、中学校1校において、一人一台のタブレット端末を主体的・対話的で深い学びの実現に生かすために、リアルタイム授業支援アプリであるMetaMoji ClassRoomの基本操作方法についての研修会を実施しました。


    ・青木小学校 大久保小学校    2月24日(水)
    ・飯坂小学校           2月25日(木)
    ・渡利小学校           2月26日(金)
    ・平田小学校           3月  2日(火)
    ・北信中学校           3月  3日(水)
    ・鎌田小学校           3月  4日(木)
    ・蓬莱東小学校          3月  5日(金)
 
  研修の様子

 - 参加者の声 -

 ・MetaMoji ClassRoomを活用することによって授業の質の向上を図ることができると思った。
・ワークシートを作成して取り組ませたり、各児童の学習の様子をモニタリングしながら学習を進めたり、学習に有効な使い方ができるということを学ぶことができた。
・授業支援アプリであるMetaMoji ClassRoomを有効に活用できるように、教材研究を行っていきたい。
・MetaMoji ClassRoomの使い方について学ぶ貴重な研修となった。今回の研修で学んだことを生かし、タブレット端末を活用していきたい。
・今回の研修を受講し、MetaMoji ClassRoomを活用して、どのように授業を行うのか、具体的にイメージをもつことができた。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会(後期)を開催(2月8日、10日、12日、15日~18日)

 小学校6校、中学校1校において、一人一台のタブレット端末を主体的・対話的で深い学びの実現に生かすために、リアルタイム授業支援アプリであるMetaMoji ClassRoomの基本操作方法についての研修会を実施しました。


    ・北沢又小学校    2月 8日(月)
    ・御山小学校     2月10日(水)
    ・佐原小学校     2月12日(金)
    ・福島第三小学校   2月15日(月)
    ・福島第一小学校   2月16日(火)
    ・清明小学校     2月17日(水)
    ・松陵中学校     2月18日(木)
 
  研修の様子​

   - 参加者の声 -

・MetaMoji ClassRoomの使い方を知ることができ、今後の授業の中で活用したい。
・リアルタイム授業支援アプリは、大変有効な手段であると感じた。授業の中での活用について、様々な可能性を探っていきたい。
・ICT機器は、学習のための便利なツールであることがわかった。使いこなせるようになりたいと思った。
・子どもたちが学習内容をより理解するために、効果的にICTを活用していきたい。
・一人一台のタブレット端末を個に応じた指導に生かすため、指導スキルを身に付けていかなければならないと感じた。
・ICT機器や授業支援アプリの効果的な活用方法について、研修を重ね、授業改善につなげていきたい。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会(後期)を開催(1月20日、22日、25日~29日、2月1日~5日)

 小学校6校、中学校6校において、一人一台のタブレット端末を主体的・対話的で深い学びの実現に生かすために、リアルタイム授業支援アプリであるMetaMoji ClassRoomの基本操作方法についての研修会を実施しました。


    ・立子山小学校    1月20日(水)
    ・立子山中学校    1月22日(金)
    ・庭塚小学校     1月25日(月)
    ・岳陽中学校     1月26日(火)
    ・西信中学校     1月27日(水)
    ・月輪小学校          1月28日(木)
    ・福島第三中学校   1月29日(金)
    ・平野小学校     2月 1日(月)
    ・蓬莱中学校     2月 2日(火)
    ・鳥川小学校     2月 3日(水)
    ・西根中学校     2月 4日(木)
    ・余目小学校     2月 5日(金)


  研修の様子​

  - 参加者の声 -

・授業支援アプリの概要がよく分かった。活用できるように積極的に使っていきたい。
・タブレットPCの使い方に慣れると、有効に活用できる機会がかなり増えると思った。
・授業支援アプリの使い方について、大変勉強になった。現在は、指導者用デジタル教科書を一斉学習で使用しているが、今後、よりICTを活用できるようにしていきたい。
・導入されるタブレットPCの使い方が分かった。授業の中で活用していくために、タブレットPCの機能を一層理解する必要があると感じた。
・MetaMoji ClassRoomの基本的な操作の仕方を知ることができた。さらに、使い方に慣れ、授業の中でも計画的に取り入れて使用できれば、学習効果が上がると感じた。
・今回の研修で学んだことを、日々の指導にどう生かしていけばよいかを考えていきたい。

ふくしま教師塾 第3回全体研修会

 12月24日(木)、第3回全体研修会を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、教師塾初の「オンライン研修」で行いました。
 最初にお二人の師範の先生に講話をいただきました。清水中学校長 渡辺 康弘師範からは、多くの資料を基に『ご当地キャラクターから、都道府県について学ぶ』活動を通して、授業づくりへの熱い思いをお話いただきました。青木小学校長 佐藤 厚生師範からは、ご自身の部活動指導における豊富なご経験と、教師が大切にしなければならない事柄とを関連付けながらお話いただき、塾生たちにとって大きな励みになりました。
 また、協議では、塾生一人一人が、2回目の授業実践について振り返り、意見交換を行いました。活発に意見が出され、研究のまとめに生かすことができる協議になりました。
 最後に、大森小学校長 佐藤 浩昭塾長から、コロナ禍の中での研修への労いと、新たな年へ向けてのエールをいただきました。
 いよいよ次回は、今年1年のまとめ、研究報告会です。

情報処理・パソコン 小学校プログラミング教育実践講座を開催

 小学校プログラミング教育実践講座は、特定非営利活動法人みんなのコード 指導者養成主任講師  福田晴一先生をお招きし、9月4日(金)、10月15日(木)、11月20日(金)に開催しました。
 第1回目は、吉井田小学校を会場に、「プログラミング教育必修化の背景と現状について」の講義やプログラミング教材の紹介をしていただきました。
 第2回目は、本センターを会場に開催し、プログラミング教材の種類と実践例の紹介やプログラミング教材の体験、さらに、各校での実践に向けて指導案作成と意見交換を行いました。
 第3回目は、オンラインでの実践報告会を開催しました。8名の先生方の実践報告と、それぞれの発表について、福田先生から指導助言をいただきました。

 

 9月4日(金)第1回小学校プログラミング教育実践講座,会場:福島市立吉井田小学校

 

 

 10月15日(木)第2回小学校プログラミング教育実践講座,会場:福島市総合教育センター

 

 11月20日(金)第3回小学校プログラミング教育実践講座,オンライン研修​

ー 参加者の声 ー

・プログラミングを用いて論理的思考を高めることについて考えさせられた。論理的思考を高めるための方法や、どのような場面で使うかについて、学ぶことができた。まずは実践してみようと思う。
・プログルやスクラッチ、Hour of code(古典的な迷路)、ビスケットなど、様々なソフトウェアの紹介をしていただき、実践的な内容で大変参考になる研修でした。教えていただいた内容を授業に取り入れていきたい。
・プログラミングを取り入れた授業について、具体的なイメージをつかむことができた。特に、第3回のオンラインでの実践発表会は、大変参考になった。算数科に限らず、国語科や総合的な学習の時間にもプログラミング教育を取り入れており、プログラミング教育の可能性を感じた。
・講義や演習、実践報告会などでプログラミング教育について理解を深めることができた。スクラッチやビスケット、プログルなどのソフトの演習は大変参考になり、授業に取り入れたところ、子どもたちは意欲をもって学習に取り組んでいた。すぐに役立つサイトやアプリの使い方を教えていただいて、「これなら児童が意欲的にできそう」という思いをもつことができた。
・プログラミング教育が必修化となったが、機材が揃っていない中での実施に不安があった。しかし、この講座でプログラミング的思考を育むための指導について教えていただき、どのようにプログラミング教育を進めていけばよいのかが分かり、安堵した。
・今回の講座を受けて、どのようなソフトを利用すればいいのか、どのような実践例があるのかを学んだことで、プログラミング教育の基本的な考え方が分かってきたように感じた。プログラミング的思考を学ぶのに、必ずしもコンピュータを介さないということも自分にとっては大きな衝撃があった。また、実践してみたことで、プログラミング教育に感じていた敷居の高さがかなり低くなった。今回は教わったことや調べたことを真似ながら指導したが、一度やってみたからこそ「こうしてみたい」「こういう工夫はどうだろう」という考えがもてるようになった。
・単にコンピュータを利用するということではなく、プログラミング的思考によって論理的に物事を進められるようにすることが重要であるということが理解できた。プログルやスクラッチは活用したことがあったが、ビスケットは初めてだったので紹介していただきよかった。自分がしっかりと使えて、子どもたちにうまく教えられるようにしたいと思った。実際の授業に使えるようにレベルアップしていきたい。
・実践的な研修で、即授業で使えた。プログル、ビスケット、スクラッチなど、これからアイディア次第で授業の幅が広がる大変有効なものだった。
・事例が多く、直ぐに現場で実践できることがいくつもあり、大変参考になりました。特に「古典的な迷宮」や「ビスケット」を学校で行ったところ、子どもたちの関心が高まり、積極的に取り組ませることができた。
・プログラミング教育について学ぶよい機会となった。教科での位置付けを含め、今後どのように教育課程に位置付けて行くかが課題である。また、体系的な学習をどのように組んでいくか、また、どのようなソフト・ハードを活用していくかも検討していかなければならないと感じた。
・ビスケットやスクラッチなど、知ってはいたものの活用の仕方を勉強する機会がなく、活用できずにいましたが、今回の講座で実際に使いながら有効性を強く感じました。子どもたちと一緒で実感を伴った学びは大きいと感じた。
・福田先生の講義も大変楽しく、ビスケットやスクラッチを自分でもやってみたいと思える内容でした。実践発表も大変参考になり、授業に取り入れてみたいと感じた。子供たちと一緒にプログラミング的思考を磨いていきたい。
・毎回実践的な内容が多く、見当のつかなかった指導法が少しずつ分かるようになった。研修の中で、実際にソフトを操作できる時間がたくさんあったので、子どもの感覚や操作のつまずきのポイントが分かり、楽しく研修に参加できた。また、他校の先生方の実践報告が聞けたことで、細かい部分の授業の進め方のイメージが持てた。アイディア次第でさまざまな教科に取り入れることができるということが分かったので、自分でもいろいろ試してみて、校内の研修の場で発信していきたいと思う。
・これまでは、プログラミングについてどんな指導をしたらよいのか、全く分かりませんでしたが、今回の研修を通して、どのように指導していけばよいのかを知ることができた。また、先生方の実践例を聞くことにより、さらに授業のイメージをもつことができた。
・プログラミング教育に使える、いろいろなソフトをたくさん紹介していただいてとてもありがたかった。どのソフトで、どんなことができるかを体験でき、とても分かりやすかった。先生方の実践を聞くことができたのも、大変参考になった。ぜひ、実践してみたいと思った。「プログラミング教育」を難しく考えていたが、今までの授業の中でも行っていた思考の整理や順序、分類することから始まるのだと分かり、指導する側の考え方を少し変えるだけで、「プログラミング教育」になり得ると感じた。福田先生のお話がとても分かりやすく、今回の講座、とても楽しかった。
・先生方の実践発表で、講師の先生がその都度授業の価値付けをされているのを聞き、プログラミングを授業の中でどのように活かしたらよいのか、その際の留意点など具体的にイメージができた。
・実際にスクラッチやビスケットなどの操作方法について教えていただいたり、プログラミング的思考を生かした授業の展開についてたくさんの実践例を知ることができ、大変勉強になった。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(11月10日~12日、19日、24日~27日、30日、12月3日、7日)

 小学校10校、中学校1校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

            ・大久保小学校    11月10日(火)
    ・三河台小学校    11月11日(水)
    ・清明小学校     11月12日(木)
    ・金谷川小学校    11月19日(木)
    ・鎌田小学校     11月24日(火)
    ・福島第四中学校   11月25日(水)
    ・平石小学校     11月26日(木)
    ・荒井小学校     11月27日(金)
    ・水保小学校     11月30日(月)
    ・水原小学校     12月 3日(木)
    ・東湯野小学校    12月 7日(月)


  研修の様子​

 ー 参加者の声 ー

・デジタル教科書の操作の仕方について、分かりやすく教えていただいたので、実際の授業でどのように活用するかを理解することができた。これから、積極的に活用したい。
・今回の研修を受けて、デジタル教科書の使い方がよくわかった。上手に活用できれば、授業内容の精選や時間の有効活用につながると感じた。
・デジタル教科書を活用することで、効率よく授業を進めることができる場面が増えると思った。授業の中で有効に活用していきたい。
・デジタル教科書を効果的に活用することで、児童の理解を深め、多様な見方・考え方を促し、思考力も高めることができると感じた。今後、積極的に取り入れていきたいと思った。
・デジタル教科書は、内容を視覚的に捉えやすく、低学年の児童に対しても大変有効だと感じた。今後の授業の中で、活用していきたい。
・授業に役に立つツールを知ることができよかった。今後、児童の学習に有効に使っていくためにも、教師自身が知識・技能を身に付ける必要があることを強く感じた。
・これまで社会と外国語で、資料や動画を児童に提示するためにデジタル教科書を活用していたが、ペン機能や算数のコンテンツで効果的な使い方があることがわかった。デジタル教科書の操作の仕方を覚え、少しずつ使えるようにしたい。
・デジタル教科書は、活用の仕方次第で、大変有効なツールであると感じた。よりよい使い方やICT機器の活用を積極的に行っていきたいと思った。
・授業でデジタル教科書を使うことを意識していたが、これまできちんと活用できていなかった。今回の研修で学んだことを授業に活かしていきたい。

携帯端末 中学校プログラミング教育実践講座を開催

 11月17日(火)に中学校プログラミング教育実践講座を開催しました。基調講演では、文部科学省初等中等教育局 視学官 上野  耕史 氏をお招きし、「新学習指導要領の技術分野『D 情報の技術』の変更点について」ご講演いただきました。技術分野におけるプログラミング教育、特に指導と評価の一体化に向けての基本的な考え方や具体的な方策についてお話を伺うことができました。続いて、特定非営利活動法人 みんなのコード 学校教育支援部講師 千石 一朗 氏から、「プログラミング教育導入の背景とこれから」についてご講義いただくとともに、「双方向性のあるコンテンツ教材」を紹介していただき、参加者は「プログル技術」を使った模擬授業を体験することができました。

 ー 参加者の声 ー
◇新学習指導要領の実施に向け、目標分析と指導と評価の一体化について説明をしていただき参考になった。プログル技術について、今まで分からなかったことを体験的に学ぶことができてよかった。
◇上野先生の講演により、あらためて学習指導要領について学ぶことができた。「プログル技術」は、分かりやすい教材だと思った。今後の導入について考えていきたい。
◇双方向コンテンツのプログラミングについて、どのような題材をどう取り上げたらよいかを悩んでいたが、よい教材を提案していただいた。どの学校でも共通して扱うようにすれば情報の共有化が図られると思った。
◇すぐに活用できるものを紹介していただいた。教師目線での資料づくり、生徒目線の演習ができてとても分かりやすかった。
◇評価については、より技術分野に関した内容で、来年度の指導計画作成に役立てることができると思った。また、双方向という観点まで考えが及んでいない現状であったことから、今回のプログル技術は試してみたいと思った。
◇小→中→高でのプログラミング教育の流れがとても重要だと感じた。中学校の技術分野でやるべきことをしっかり行っていきたい。また、「プログル技術」についても、ぜひ活用したい。
◇日本は失われた30年間にIT、ICTの重要性に気付かず、世界の中でもIT後進国になってしまった。小・中・高でのプログラミング学習は大切になることが理解できた。中学校でしっかりやらないと、高校で生徒がつまずくことも分かった。
◇双方向性のあるコンテンツの内容について、授業でどのように扱えばよいかイメージをつかむことができた。
◇「プログル技術」について詳しくご説明いただき、早速今後の授業に生かしていきたい。双方向コンテンツとは何かをどのように説明すべきかずっと悩んでいたが、教材研究を重ね、授業を構成していきたい。
◇双方向コンテンツの教材について不安があったが、無料で分かりやすく生徒が興味を示しやすいものを紹介していただいたので、すぐにでもやってみようと思った。

情報処理・パソコン タブレットPC研修会(初級編) 

 11月4日(水)、9日(月)にタブレットPC研修会(初級編)を開催しました。電子黒板ユニットの操作、スカイメニュークラス(学習活動ソフトウェア)の活用、指導者用デジタル教科書の活用について研修を行いました。はじめに、2種類の電子黒板ユニットを使い操作体験をしました。また、スカイメニュークラスの活用では、タブレットのカメラ機能を使って、撮影した画像の比較や動画を遅延再生などの体験をしました。さらに、指導者用デジタル教科書の活用では、MY教科書エディタを使い、オリジナル教材の作成を行いました。

 第1回タブレットPC研修会(11月4日)​​​

 第2回タブレットPC研修会(11月9日)​

 ー 参加者の声 ー

・スカイメニュークラスについては、追っかけ再生の機能は体育で自分のフォームを確認させるのにとても便利だと思います。使ってみたいと感じました。
・まだ実際に授業で使ったことはありませんが、授業の中で活用できる点が多くあると感じました。特に低学年は視覚情報の方がとらえやすく、静止画だけでなく動画も保存して見せることができるのはありがたいです。デジタル教科書は、授業の中で使用したい場面が多く、特に算数など具体物の操作を見せたり教科書の挿絵を動かしたりができると理解度が上がると思います。ページが異なる絵を並べて見せることで比較しやすくなるので、違いに気づかせる場面などではとても有効だと思いました。
・電子黒板やデジタル教科書などを実際に使いながら講習を進めていただき、ともてわかりやすかったです。いずれにせよ使ってみないと前に進まないこともよくわかりました。特に、授業での活用の仕方については、校種や教科等の特性もあるので、実践例を増やし職場で交流しながら研修を深めたいと思いました。
・電子黒板ユニットの操作がわかったことが一番の収穫でした。ドラッグして拡大することで、生徒に課題を早くつかませることができると思いました。また、書き込むことで、重要な部分を強く印象づけることも可能になると思います。ただ、2つの業者のものが入っていて、どちらも操作するとなるともっと練習しなくては難しいと思いました。
・現在の勤務校で、授業の中でICTを活用する機会を設けていませんでしたが、同僚の授業を参観した際、ICTを活用した授業は生徒の興味を引くものであると感じていました。どうにかして活用を・・・と思っていましたが、あくまでもわかりやすい授業づくりのツールとして、使うことを目的としないように正しく使用していこうと思います。今日の研修で自分の教科でも使えそうな機能があったので、積極的に活用していこうと思いました。初級編ということもあり、とてもわかりやすく教えていただきありがとうございました。
・電子黒板を実際に操作することで、接続する順番が大事であることや不具合が出た際は、再度やり直せばよいこと等がわかりました。デジタル教科書のMY教科書エデュタは、オリジナル教材の作り方を知ることができました。教材提示に活用したいと思います。スカイメニュークラスでは、追っかけ再生の機能を体育でぜひ使いたいと思いました。すぐできるのでやってみます。ゆっくり丁寧に教えていただいたので、とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。学校で伝達講習をしていきます。
・電子黒板ユニットの操作について、実際に授業で活用できる画面の拡大やペン機能、保存の仕方等を確認することができました。デジタル教材やスカイメニューも同様に継続して使用しないと忘れてしまうので、学校でほかの先生方に伝達しながら使用方法を再確認したいと思います。タブレットPCを、授業の適切な場面でねらいに沿って使用できるよう、より一層の教材研究や授業の構想が求められると実感しました。

 

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(10月21日~23日、26日)

 小学校2校、中学校2校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・北信中学校   10月21日(水)
    ・信陵中学校   10月22日(木)
    ・森合小学校   10月23日(金)   
    ・杉妻小学校   10月26日(月)


 研修の様子​

ー 参加者の声 ー

・デジタル教科書のいろいろな機能を知ることができ、参加してよかった。拡大する機能は翌日の授業から使い始めた。指導者用デジタル教科書を使いながら、使いこなしていけるようになりたいと思った。
・今回の研修で、基本的な操作の仕方についての確認ができた。数学の授業でグラフ黒板を使っていた時よりも準備も簡単で、今後も活用していきたい。
・子どもたちの興味を引き付けたり、理解を深めたりする上で、ICT機器・デジタル教科書の活用はとても重要であることを痛感した。道具の一つとして活用できるようになりたいと思った。
・実際に操作しながらの研修だったので、すぐに授業に生かせると感じた。今後の授業に生かしていきたい。
・今回の研修を受けて、デジタル教科書がどのようなものかが分かり、活用するイメージを持つことができた。ICTを活用していなかったが、今後ますますICTの環境が進んでいくと思うので、積極的に活用していきたい。
・英語の授業において、生徒に興味をもたせて取り組ませることができるという点で、かなり有効であると感じた。
・今まで知らなかったデジタル教科書の使用方法がたくさんあることを知り、とても有益であった。 
・めくり紙の機能などすぐ活用できるものもあり、教材提示や映像などを上手に使って、子どもの関心などを高めていきたい。

算数・数学科授業力向上講座 「算数・数学科における主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善と学習評価」

 10月20日に文部科学省初等中等教育局教科調査官の笠井健一氏をお招きし、算数・数学科授業力向上講座を開催しました。笠井先生からは、学習指導要領改訂の趣旨を踏まえた授業の在り方について、実践例を示しながら分かりやすくお話いただきました。また、評価方法や評価の視点についても具体的なお話を伺うことができました。

  参加者の感想

◇授業の進め方について具体的に説明していただき、自分の授業について振り返ることができました。つい、自力解決→ペア・グループ→全体と型にはめがちなので、児童の実態に応じて授業をしていきたいと思います。また、指導と評価の計画をきちんと作成し、AとBの評価の規準を明確にして授業を行っていきたいです。

◇今まで対話的で深い学びを意識して授業してきたつもりでしたが、講演を聞いて、どのような交流が必要だったのか、説明し合うとはどういうことか、どうすれば目標に迫る見方・考え方を高める交流ができるのかを理解することができました。

◇思考力・判断力・表現力をどう評価すればよいのか悩んでいたところだったので、ノート分析の方法を知ることができて大変勉強になりました。「クラス全員が説明できるようにする」ことを大切にして、子どもたちの「学習に関わりたい」という前向きな思いを引き出すことができるような授業をつくっていきたいです。

◇本時のねらいを全員が達成できるようにするために、児童の理解度によって自力解決の時の指導方法を工夫していくことが大切であると感じました。また、必ず押さえたいところは丁寧に指導し、子ども同士で説明し合うことができるようにすることを意識して授業を行いたいと思いました。

携帯端末 タブレットPC導入校研修会を開催(10月2日、5日~8日、12日~14日、16日)

 小学校5校、中学校4校において、「授業におけるデジタル教科書の有効な活用法」についての研修会を実施しました。

    ・笹谷小学校           10月 2日(金)
    ・大鳥中学校   10月 5日(月)
    ・野田中学校   10月 6日(火)   
    ・佐原小学校   10月 7日(水)
    ・野田小学校   10月 8日(木)
    ・福島第三中学校 10月12日(月)
    ・中野小学校   10月13日(火)
    ・吾妻中学校   10月14日(水)
    ・蓬莱小学校   10月16日(金)

 研修の様子​

ー 研修者の声 ー

・ICT機器やデジタル教科書の活用が学習指導において大変効果的であることがわかった。
・デジタル教科書を活用する機会を多くすることが効果的活用に結びついていくと感じた。
・今回の研修でデジタル教科書のさまざまな機能(拡大、音声再生、アニメーション、書き込み、作画・描画など)に触れることができた。これらの機能を有効に利用することにより、子どもたちの学習意欲を高め、より深い学びへとつながると思った。
・デジタル教科書の機能がたくさんあることがわかったので、さらに活用していきたい。
・デジタル教科書の活用は、生徒に興味・関心を持たせたり、考えを共有したりすることにも効果的だと思った。
・低学年の子どもたちにとっても、タブレットPCを効果的に活用できるようにしていきたい。
・デジタル教科書についてはとても興味はあったが、使い方がよくわからなかったので活用したことがなかった。今後は、ぜひ活用してみたいと思った。

 

幼稚園保育実践講座「幼児の発達を促す遊びを通しての総合的な指導 ~幼児期の育ちを小学校につなぐ連携の在り方~」

 10月7日に文部科学省初等中等教育局幼児教育調査官の小久保篤子氏をお招きして、幼稚園保育実践講座を行いました。小久保先生からは、幼児教育と小学校教育の接続に向けた教育課程や指導方法の工夫について、幼稚園教育要領や実践例に基づいた具体的なお話を伺うことができました。幼稚園、小学校、それぞれの教員が「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を意識して教育をつないでいくことの大切さを確認することができました。

 - 参加者の声 -

◇連携だけにとどまらず接続していくためにも、小学校のことを知りたいと思いました。参観や公開等を通して、小学校の先生方と一歩踏み込んだ情報交換ができるような関係を築いていきたいです。
◇資質・能力を育むための様々な経験や体験が「10の姿」につながり、さらには小学校へとつながっていくというお話を伺って、入園したときからの積み重ねが大切であり、そこから小学校への接続は始まっていると意識することができました。
◇幼稚園と小学校の子どもたちが、日常的に交流できる体制をつくることが必要であると感じました。また、日々の保育を振り返り言語化することを積み重ねていくことが、保育の質を高めることにつながると感じました。
◇幼児と児童が交流する姿を小学校の先生方と一緒に参観し、10の姿について意見交換を行う等、共有するための手立てを考えていくことが必要だと思いました。
◇小学校に入学してきた子どもたちを前にすると、どうしても1から教えなければならないと思ってしまうのですが、幼稚園教育の様子を参観する中で「子どもたちは幼稚園でここまで成長しているのだ」という驚きを数多く感じました。円滑な接続をすることで、子どもたちにとってよりよい教育を引き継ぐことができるようにしたいと思います。