センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

センター事業等

防災・放射線研修会A 実施

8月31日(木)防災・放射線研修会Aを開催しました。

市内の小・中・特別支援学校の先生方56名が参加し、市内で想定される防災や昨年度金谷川小学校で行われた放射線教育の実践について、また環境再生プラザの協力を得て学校で取り入れることができる放射線授業について学びました。

学校経営講座

8月24日に、洗足こども短期大学教授 井上眞理子氏を講師に、「質の向上を目指す教育現場マネジメント」と題し、管理職を対象とした学校経営講座を開催しました。

井上氏からは、「教育現場では、「マネジメント」という視点での運営が弱い」という問題提起がなされ、管理職がリーダーシップを発揮して、学校の組織力を高めていくことが重要であることを、具体的なポイントをあげてお話しいただきました。

参加者からは、「これまで考えてきた組織の在り方を、理論として明確にしていただきすっきりとした。」「学校組織をマネジメントするために、校長としてなすべきことをもう一度具体的に落とし込んでみたい。」などの意見が聞かれました。

 

 

2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業等体験研修」

8月2日(水)、3日(木)にJAふくしま未来様のご協力を得て、2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修の1つである「企業等体験研修」が行われました。

「湯野共選場」では桃の選果を、「新福島ファーム」ではナスの収穫と梱包作業を、そして「花卉共選場」では花の共選を体験しました。

 

 

福島学院大学にて幼稚園保育実践講座を実施

福島学院大学において、「幼稚園保育実践講座」を開催しました。

福島学院大学認定こども園長 二谷京子先生より、「子どもの可能性をつなげる架け橋プログラム」についてご講義をいただいた後、福島学院大学附属幼稚園や子ども図書館を見学させていただきました。

【研修者の感想】

 ◇本日の講義内容で、小学校の先生に子どもの姿を見ていただくだけでなく、何を経験し、遊びの中で何を学んでいるのか等を言葉で説明する力が大切だというお話が特に印象に残りました。目に見えない教育、あと伸びする教育だからこそ、言語化し、見える化することで幼児教育の中身を具体的に発信できるよう努力していきたいと思いました。

◇小学校との交流はしていても、これでよいのかと曖昧な不安や疑問がありました。今日の講義を聴いて、まずは幼稚園での育ちを見える化して伝えることを意識しようと思いました。 

 ◇今回の講話で、私たちが小学校の先生にどのように子どもの育ちを伝えていくのか、具体的に知ることができてよかったです。今後私たちもしっかりと伝えられるようにしていきたいです。 

 ◇こども園の環境を見せていただいたことも、いろんな発見があり、もっと自分の園の環境づくりを工夫してみたいという気持ちが高まりました。

◇今年度、異校種交流ができたことにより、小学校の先生にぜひこども園での子どもの姿を分かってほしいという思いを強くもっていました。この交流の中で、子どもの姿を伝えさらにどのような体験、経験をしているのか、どのような学びにつながっているのか説明し、有意義な時間にしたいと思いました。

 ◇子ども図書館はとても魅力的でした。本に触れる楽しさを十分に感じられる素敵な空間ですね。環境の大切さを実感しました。

2年次教員フォローアップ研修

 2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。国語科・算数科の授業づくりに関する講義の後、事前に準備していただいた指導案を基に模擬授業を行い、授業づくりについて協議しました。

 採用から1年が経ち、思いも新たに、さらなる授業の改善に向けて研修を深めることができたようです。

【研修者の感想より】

 ◇2年目になり、自ら学ぶ場に行かなければ、成長することはできない。職員室で声を出せば先生方が助けてくださり、一緒に考えてくださるという環境が当たり前ではないと改めて感じました。指導・助言いただけることに感謝し、素直な心で、丁寧に物事を行っていこうと思います。さらに自分から動いて教師としての資質・能力を高めていけるよう努めていきます。

 ◇3人の低学年の先生の模擬授業を教師として指導技術、ねらいに迫る手立ての視点で見ることによって、自分に足りなかったことや自分ができていないことなどを知ることができました。今回算数を選択し、単元の数学的な見方・考え方はどこなのかを考え、授業を作る大切さがわかり、これまでもやもやしたところが改善されたり、新たな発見をすることができました。

 ◇模擬授業を通して、児童にとってわかりやすい、見やすいワークシート・板書についてとても勉強になりました。説明が長くなりすぎてしまうことが多いので、もっと児童から引き出せるようにしたいです。実際に児童役として模擬授業を受け、児童の立場になって考えることで、難しさに気づくことができました。日々の教材研究でも、子どもの視点で考えることが大切だと実感できました。

 ◇2年目になり、授業を見ていただく経験がぐっと減りました。今日の研修で、模擬授業を他の先生方に見ていただき、とても勉強になりました。自分の直すべきところ、改善できるところを客観的に教えてもらい、明日からの実践にすぐに生かしたいと思いました。また、いただいた指導助言からも、国語の授業で大切なこと、実践例を学び、あっという間の時間でした。

 ◇教師になる夢を叶え、学校の先生として子どもたちの前に立ち、授業や日々の指導をすること、学校での仕事をすることは思っていたよりも大変なことが多く、まさに山に登ったら、息が切れてきたということを実感する毎日でした。大変なことが多くある毎日ではありますが、子どもたちの成長にかかわることができる楽しさや、わくわくした気持ちもあります。これからも、授業を研究していき、充実した日々を過ごしていきたいです。