鳥川小学校日誌

2025年1月の記事一覧

1年生国語科 しを よもう

 1年生の3学期最初の国語科は、「しを よもう」の学習です。
 今日1月9日の2校時、1組教室の前の廊下を歩いていると、子どもたちの「みみずのたいそう」(神沢利子:作)を音読している声が聞こえてきました。

「つちのなかから とびだして  みみずのたいそう ぴんぴこぴん・・・」

「『とびだして』って、どんな感じ?」
「『ぴん ぴこ ぴん』のところは、どうする?」

 ただ教科書をもって読むのではなく、詩の言葉や様子から、どんな動作をつければいいか考えます。
 そして、子どもたちも先生も、実際に全身を使って楽しそうに音読をしていました。

「最後の『ぴん ぴこ ぴいん』は、どう読むの?」
「あのね。体操をがんばりすぎて『はねすぎ』ちゃって、『ちきゅうのそと』まで飛んでいく感じで。」
「そうそう。だからここは、『ぴん』じゃなくて、『ぴいん』だよ。」

「『はじける』ときってどんな時?」
「嬉しいときとか・・・。」
「頑張ったときとか。」

 「どうしてそのように読むか?」と理由や根拠を尋ねることで、子どもたちの、叙述に即した読み取りや内容理解につなげていました。

 子どもたちが楽しみながら、そして、言葉を大切にしながら詩を味わう姿が、とても素敵でした。
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