鳥川小学校日誌

2023年8月の記事一覧

4年生図画工作科  色合い ひびき合い

 今日8月30日(水)の3・4校時、4年1組の子どもたちが、図画工作科「色合い ひびき合い」の活動に取り組んでいました。
 小さな紙の上で、絵の具をゆっくりまぜる。そこからできる色や形のおもしろさを味わうという単元です。
 絵の具を使うときは、筆を使って描くことが多いですが、今回は、「自分の指」を使います。

 小さな紙の上で、絵の具をゆっくりまぜあわせます。
 色や形の変化を楽しみながら・・・。
 ぬるぬるする、ぺたぺたする、絵の具の感触も楽しみながら・・・。

 「虹みたい。」
 「夜の雲?」
 「嵐の海の中ってこんな感じ?」
 「チョコレートみたいでおいしそう。」
 「炎のようだね。」
 「夕焼けと太陽!」

変わる色やかたちの不思議さを味わいました。

          

1年生生活科 アサガオの種 

 
 花が咲いているアサガオの鉢が少なくなり、花が咲き終わって、実ができてきた鉢が増えてきました。
 今日8月30日(水)の朝の時間、アサガオの種が気になる1年生が、一足早く種とりをしていました。

 「先生、見て見て、こんなにとったよ!!」
 「わたしも、ほらっ!」

 アサガオの植木鉢の周りにいる子どもたちが、興奮しながら、とった種を自慢げに見せてくれました。
 とった種は、担任の先生にもらった袋に大切にしまいます。おうちに持って帰るのかな?

 近いうちに、生活科の授業でも種取りをするとのこと。
 種は来年の新入生へのプレゼントにしたり、自分で持ち帰ったりする予定です。

       

4~6年生クラブ活動  熱中症予防しながら…

 今日8月29日(火)の6校時は、クラブ活動の時間。
 4年生以上の子どもたちが、学年や学級の枠を超えて、共通の興味・関心のある事柄ごとに集まり活動します。

 今日も暑い中での活動となり、熱中症のリスクが高まることから、屋外での活動だけでなく、体育館での活動も見合わせ、全クラブ、教室内で活動しました。

         

 運動好きな子どもが多い鳥川小学校では、運動系のクラブとして、「屋内スポーツクラブ」と「屋外スポーツクラブ」の2種類あります。

 今日の「屋内」組は2チームに分かれ、机を並び替えて通路を作っての「へび道じゃんけん対抗戦」!
 「走ってはダメ」という厳しいルールの下で、異様な盛り上がり。みんなで楽しく活動していました。

 もう一方の「屋外」組は、「クラス対抗腕相撲大会」!
 「右手」「左手」の2部門ごとに、各クラスの代表を決め、その後、トーナメントでクラブ内での優勝者を決定します。
 上級生が強いのかと思いきや、なんと下級生の力自慢が登場!という場面があったり、大方の予想を裏切り、女の子が番狂わせを起こしたり・・・。男女もクラスも学年も関係なく、腕相撲対決は、大盛り上がり。

     

 制限がある中で活動となりましたが、そうなったらなったで、いろいろ工夫しながら、知恵を絞って楽しみを見つける子どもたちに感心するとともに、頼もしさも感じました。

2年生生活科  まち探検の相談

 2年生は、9月後半~10月前半にかけて、「まち探検 パート2」を実施する予定です。
 そこで、今日8月29日(火)の3校時、2年生のそれぞれの教室で、1学期に実施した「まち探検 パート1(学校周辺)」のことを思い出しながら、みんなそれぞれに行ってみたい場所、もっと詳しく知りたいこと、会ってみたい人、やってみたいことなどを発表しあい、素敵な「まち探検」にするための相談をしていました。

 「お母さんと買い物に行ったお店にぼくたちだけで行って、買い物をしてみたい。」
 「ぼくが通っていた幼稚園の先生に会いたい。」
 「消防車や救急車を近くで見てみたい。」

 以前から気になっていたあの場所、お気に入りの場所や興味のある場所、不思議に思っている場所・・・。
 黒板いっぱいに名前が並びました。楽しそうな「まち探検」になりそうです。
 2年生のやる気に拍手! パチパチパチパチ・・・

     

5年生算数科  図形の角を調べよう

 5年生の算数科は、「図形の角を調べよう」の学習に入りました。
 今日8月28日(月)の1校時、1組の教室では、三角形の内角の和について学習していました。

 まずは、教科書にある、円の半径を使ったいろいろな二等辺三角形を見て、3つの角の大きさの関係を調べてみます。
 すると、何やらきまりのようなものが見えてきました。

「中心角が大きくなると他の2つの角は小さくなる。」
「逆に、中心角が小さくなると、他の2つの角の大きさは大きくなる。」
「3つの角の合計は、180度になりそう。」

 そこで、本当に「合計が180度になるのか」、角を一つずつ分度器で測って調べることに・・・。

 150度、15度、15度、合計180度。
 90度、45度、45度、合計180度。
 60度、60度、60度、合計180度。

 たしかに、みんな180度!

 さらに今度は、合計180度であるならと、折り紙で作った任意の三角形の角を切り離し並べ変えて、3つの角の合計が180度になっていることを確認しました。
 
 「分度器を使って」
 「切り離して並べ変えて」

 「三角形の内角の和は180度」と機械的に覚えるのではなく、手指を使い、目を使い、五感を働かせて得た知識は、納得感が違います。そして、簡単には剥がれ落ちにくいものです。

 具体的な操作活動を経験することを通して、実感を伴いながら理解すること。

 高学年といえども、子ども自身が体験・実感できる活動の場を大切にしています。