水原小学校日誌

2022年9月の記事一覧

校長先生なぜですか?

9月9日 児童がわからないことを質問しに来ました。

4年生の児童が理科のことで質問に来ました。

「注射器に水を入れてピストンを上からすると、注射器の先から水が落ちないのはなぜですか?」「ピストンをしないと水は注射器の先から落ちるのに!」

空気と水の性質の授業で注射器を使って水の堆積の変化を調べた時にふと疑問に思ったようです。当たり前と思って見過ごしていることに疑問を感じことは、科学の目が備わっている証拠ですね。身の回りのいろいろなところに科学の秘密が潜んでいますよ。

目に見えない大気圧や力のつり合いについて(中学生の内容も含みますが)お話をしましたが、なかなか難しい内容ですね。

しかし、日常生活で不思議に思ったことや疑問に思ったことを、調べたり質問したりして探究していくことはとても大切なことですね。

「え!」「うーん?」など不思議に思ったり感じたりすることを大切にしていきたいですね。

今日の算数の授業

9月9日 1・2年生の算数の授業 自主的、協働的に学習しています。

1年生は3つの数の計算を行なっています。

初めの数から1つ目の数を引いて、そのあともう1つの数を引く計算です。

まずは先生の説明を聞いて考える方法を理解します。

計算のやり方をブロックを使って視覚化しながら自分の経験と合わせて、概念化していきます。

自分の概念化した考えを式に書き表していきます。1年生でも前の時間に学習した足し算の考え方で使った方法に気づきながら、式を書いていました。

自分の考えをお友達に説明して、同じ考えのところやちょっと違ったところに気づきながら協働して考え方を探っていました。

お友達と話し合って考え方をまとめてとても納得した学びのようでした。

「4つの数の計算も同じようにできるね」という子どもの発言が、次の学びに向かう力を感じる瞬間でした。

 

2年生の授業は、2位の加法や現法の授業です。

先生が1年生の授業を進めている間(複式による授業)、タブレットを使い計算の練習をしていました。

自分でどんどんタブレットのドリルを行い、自主的に学びを進めていました。

わからないところは、ふるさとインターンシップ事業で訪問している佐藤明璃さんに質問しながら頑張っていました。

複式授業でもタブレットは学びを確実にする有効な手段であると感じました。

 

雨の日の水原運動タイム

9月8日 水原運動タイムは雨なので体育館で行いました。

マラソン記録会に向けて、雨の日は体育館の中を走ります。

体育館は2周で校庭1周分です。マラソンカードもどんどん進みます。

あと7周で90周となり、マラソンカードに校長先生のハンコをもらえるお友達もいます。とても頑張っていますね。

マラソン記録会までいっぱい走って力をつけよう。

松川小学校と交流授業

9月7日 松川小学校の3年1組と交流授業を行いました。

水原川の生き物の観察を行なった後、水原小学校の3年生と松川小学校の3年1組のお友達と全員で集団活動ゲームを体育館で行いました。

松川小学校のお友達が考えてきてくれたゲームを行いました。

まずは、ジャンケン進化ゲームです。ゴキブリ→アヒル→人→神様と同じ立場の相手とジャンケンをして勝った方が進化できるゲームです。

ジャンケンをして早く神様に進化しようと積極的にお友達にアタックしていました。

次は、猛獣狩りゲームをしました。

全員で歌を歌いながら、発表された猛獣の種類により決められた人数のクループを作るゲームです。

決められた人数のグループになろうと知らない人とも手をつなぎ本気で取り組んでいました。

いろいろなお友達と手をつないで、コミュニケーションを図りながら楽しい時間を過ごすことができました。

水原川の生き物の観察といい、集団活動といい、松川小学校のお友達との交流授業はとても楽しい時間でした。また、松川小学校のお友達と交流授業を行いたいですね。

水原川の水質調査 Part3

9月7日 松川小学校の3年1組のお友達と一緒に水原川の生き物観察をしました。

今回は、松川小学校との交流授業の一環で、松川小学校のお友達が水原小学校に来てくれました。

まずは、水原小学校の3年生の3人が水原小学校の自然豊かな環境であることを説明しました。

水原地区の自然について、松川小学校のお友達に質問をしました。

質問1 水原地区で夏の夜に見られる虫はなんでしょう?

     答え→(ホタルです)

質問2 そのホタルが水原にいるのはなぜでしょう?

    自然が豊か 綺麗な水がある 植物がたくさんある などさまざまな意見が出ましたが

     答え→(ホタルのえさが水原地区の水路や田んぼには生息しているからです)

質問3 そのえさとはなんでしょう?

     答え→(カワニナです)

水原小学校の横の水路にもカワニナが生息しています。そこで、みんなで探してみました。

松川小学校のお友達もカワニナをすぐに見つけました。

すると、カワニナの他にサワガニも見つけました。

みんな大喜びです。

この後、水原小学校の子ども達が案内役となり、水原川の生き物観察をリードしてくれました。

水中の生き物の見つけ方や観察の仕方、活動する上の注意点を説明して、いざ、観察開始です。

松川小学校の小島校長先生も子ども達の活動の様子を見に来てくださいました。

石を持ち上げて石の裏を観察したり、水メガネを使って水中を観察したり、網を使って魚や水生昆虫を捕まえたりとみんな楽しく活動をしました。

本日の観察で見つけられたの、ドジョウとカワゲラの幼虫、ヤゴ、カワニナ、サワガニです。

なかなか魚を捕まえることができませんでしたが、自然豊かな水原を流れる水原川はきれいな水にすむ生き物がいて、川がきれいであるであるということが理解できた有意義な時間でした。

何より、松川小学校のお友達と楽しく活動できたことが、水原小学校の子ども達にとって一番だったと思います。