センター事業等   ※人物が特定できる写真の掲載につきましては,本人の了承を得ております。

カテゴリ:今日の出来事

鉛筆 実・湧・満・彩 福島市【小・中学校2年次教員フォローアップ研修】

“ 体力があって熱と誠があれば必ず成功する ”(五島慶太)…福島市立小・中学校で働く2年目の先生方が、「健康」「情熱」「誠実」をもって研修に臨みました。

※令和元年8月2日(金)、小・中学校2年次教員フォローアップ研修企業等体験研修(20名)2日目は、湯野共選場様にご協力いただき、福島産桃の選果作業を行いました。

鉛筆 新学習指導要領とカリキュラム・マネジメント【教育課題講座②】

 令和元年8月5日(月)、横浜国立大学名誉教授髙木展郎氏をお招きして、教育課題講座②~確かな学力の育成~を開催しました。「今なぜカリキュラム・マネジメントなのか」「カリキュラム・マネジメントの考え方」「指導と評価の一体化を図るカリキュラム作成のポイント」などについて丁寧にご講話いただき、97名の研修者は “子どもたちのよりよい未来をつくるために、授業を変えていかなければならない” と心新たにしました。

〔研修者の声〕

◇高木先生のお話を伺い、子供一人一人のことを本気で考え、子供たちが自らの力で成長を実感することができるような授業を作っていきたいと思いました。改めて自分のこれまでの授業、子供たちとの関わりを振り返ることができた大切な時間となりました。

◇最先端でしかも目から鱗の内容ばかりで圧倒されるとともに、一つ一つ納得の連続でした。カリキュラム・マネジメントとは何か、グランドデザインの必要性、主体的・対話的で深い学びの本質がとてもよくわかりました。学校は、教師は、子供のために何ができるかを考えるためにあると改めて実感しました。

◇これからの子供たちを育てていくために、自校としてのグランドデザインを作るということの大切さを感じました。「学びのプラン」によるカリキュラム・マネジメントの考え方も非常に勉強になりました。また、教師として一人一人の子供たちを大事にした接し方を意識していきたいです。とても良い講座でした。

◇学習指導要領が新しくなり、授業についての考え方や評価のあり方など不安な部分がたくさんありましたが、今日、髙木先生のお話を聞いてヒントをたくさんいただきました。新学習指導要領をよく読んで、子供たちに育むべき資質・能力をきちんと把握したいです。粘り強く取り組んでいくとことが大切だと感じました。

鉛筆 授業の深さ【ふくしま教師塾】

 令和元年7月30日(火)、ふくしま教師塾第2回全体会を開催しました。佐藤浩昭塾長(大森小学校長)、渡辺康弘師範(清水中学校長)の講話の後、今年度の研究内容について、第1回授業研究会を振り返りながら発表・協議を行いました。

◇教材研究

 教材研究ということについて一言しておきます。教材研究には二つの段階があります。第一は、自分自身のための教材研究で、第二に実際の授業の中でどうしたらこれを子どものなかに入れることができるかを工夫する作業があります。第一次の教材研究が充分なされていて、はじめて教材の本質に即した問題のもちこみ方ができるのです。従来の教材研究というのは、主としてこの第二の段階における教材研究です。
 授業の深さをつくり出すもの、あるいは重みのある授業を可能にするものは、根本的にはやはり、与えられた教材を徹底的に自分自身のものにしてしまう第一次教材研究の深さです。それは外にあるものを、自分の内なるものに転化する作業です。それができないと、授業ははじまらない。授業というものは自分から出なければ駄目なんです。 『学校に教育をとりもどすために』 林 竹二著から抜粋

鉛筆 居心地のよいクラス【学級経営ブラッシュアップ講座①】

 令和元年7月4日(木)、福島県教育センター阿部光指導主事を講師にお招きして、学級経営ブラッシュアップ講座①を開催しました。自校の結果をもとに、Q-Uを生かした学級づくりの考え方や具体的な対応策について学びを深めました。また、今年度、当教育研修課の研究協力校である北信中学校の先進事例についての中間報告もありました。

〔研修者の声〕
◇北信中学校の事例、取組が大変参考になった。不登校を改善するためには「学校に来られるようにしたい」という熱意をもって具体的な行動をとることが大切であると感じた。「居場所づくり」とは曖昧な意味でなく、物理的な場所をつくり安心して登校できる空間を設置することからはじまると感じた。

◇北信中学校ふれあい学習教室の取組(同じ先生が同じ場所でいつでも同じ対応をすることが、子どもの安心感や信頼関係につながるということ)に納得した。子どもの様子や関わった記録を職員で共有し、正しい対応の仕方を共通理解し、学校全体として不登校の子どもと向き合う体制をつくることが大切だと思った。

◇Q-U結果分析の仕方を聞き、とても勉強になった。一人一人にとって居心地のよいクラスにするためのヒントがたくさんあることが分かったので、もう少し丁寧に、そして気軽に結果を活用していこうと思った。学んだことを学校で伝達したい。

◇Q-Uの結果がちょうど届いた時期で、自分の学級のことと照らし合わせて聞くことができました。学級全体だけでなく、個々の結果にも注目して対応していかなければと感じました。2回目の時には、満足群が増えるよう計画的に指導していきたいと思いました。

◇これまでQ-Uの結果を見て、その場での確認・理解に留まってしまい、その後の活用までつなげられていなかったということに気付きました。今回、実際の資料で、見方の確認やその活用の仕方についての説明があり、学級での子どもの様子とリンクさせながら考えることができました。具体的にどの生徒とどのような関わりをしたらよいかや、学級のルールづくりや環境について振り返り、自身の学級経営について客観的に省みることができました。明日からの学級経営の中で実践していきます。ありがとうございました。

鉛筆 切れ目なく!【特別支援教育コーディネーター研修会】

 令和元年度7月5日(金)、福島市特別支援教育コーディネーター研修会を開催しました。研修者は、福島県教育庁県北教育事務所学校教育課 小林直輝 指導主事による講話「切れ目ない支援体制を目指して」の後、中学校区における引継ぎ体制及び個別の教育支援計画の検討等を行いました。また、児童生徒の気になる行動を「早見表」から見つけ、基本的な対応策について協議を行い、「子どものよさや可能性を最大限に引き出すためにできること」について学びを深めました。

※ 特別支援教育コーディネーターは、学校内の関係者や教育、医療、保健、福祉、労働等の関係機関との連絡調整、保護者との関係づくりを推進します。