カテゴリ:今日の出来事
スマホ世代の子どもたちに【情報モラル教育実践講座】
平成30年8月2日(木)福島市総合教育センターコンピュータ室に於いて、担当指導主事が講師となり「平成30年度情報モラル教育実践講座」を開催しました。
〔研修者の声〕
◇情報化社会の中で、情報活用力が必要とされる反面、情報トラブル、犯罪の増加、生活習慣の乱れや心身の健康面の課題が挙げられます。小学生から高校生までのスマートフォンの所持率も上がり、家庭、社会、学校が連携を図りながら指導することの大切さがわかりました。インターネットでも指導資料が配信されていることを知り、有効に活用しながら子どもの心に響く指導が展開できればよいと思いました。
◇便利で役立つということもあり、スマホ、インターネット、オンラインゲーム等の活用は今後もますます増える。その中で、子ども達にどのような力をつけていかなくてはならないのか、詳しく知ることができる内容だった。教室の子どもの実態に合った教材を選び、早速授業をしたいと思った。
◇児童がいつトラブルに巻き込まれるかわからない時代ですので、学活や道徳等でしっかりと指導していきたいと思いました。保護者へも、授業参観や懇談などの機会を見つけて話をしていきたいと考えています。
働くということ【小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修2日目】
平成30年8月2日(木)、福島市公立小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業体験研修」(2日目)を行い、JAふくしま未来湯野共選場で桃の箱詰め作業の体験実習をさせていただきました。農家の方々が愛情込めて作った桃1つ1つを、丁寧にそっと箱詰めする姿は、教室で子ども一人一人を大事に接することに通じるようでした。
汗を流す【小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修1日目】
平成30年8月1日(水)、福島市公立小・中学校2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業体験研修」(1日目)を行いました。JAふくしま未来様にご協力いただき、企画・広報課長講話「JAふくしま未来の取組について」の後、矢野目モニタリングセンターを見学させていただき、午後は(株)新ふくしまファームにて農作業経験実習を行いました。15名の研修者は、ハウス内でのきゅうりの苗の植え付け、かぼちやの収穫などを体験させていただき、気持ちのいい汗を流しました。
凛と生きる【放射線教育研修会】
平成30年8月1日(水)、放射線リスクコミュニケーション相談支援センター様・環境再生プラザ様のご協力を得て、平成30年度放射線教育研修会を開催しました。熊本大学准教授島崎達也氏の「福島市における放射線基礎知識」の講義の後、80名の参加者が4つのブースに分かれ、教室でできる放射線実習(小学校低学年向け「紙芝居」、小学校中学年向け「霧箱」、小学校高学年向け「簡易測定」、中学生向け「風評関連」)を体験しました。後半には、フリーアナウンサーの葛西賀子氏をファシリテーターとして、東日本大震災当時福島市教育委員会勤務の佐藤哲氏、当時中学校長だった佐藤和彦氏、担当指導主事がパネリストとなり、パネルディスカッション「子どもたちをどのように守ったのか?」を行い、ワークショップ(振り返り)を行いました。震災当時の教育現場を知らない若手教諭・講師が多数参加し、子どもたちの安全・安心を守っていくために、学びを深め、伝えていきたいと想いを新たにしました。
カウンセリング研修①【小・中学校教諭初任者研修 新規採用養護教諭研修】
平成30年7月23日(月)、小・中学校教諭初任者研修 新規採用養護教諭研修の市内研修 カウンセリング研修①を実施しました。「教育相談の基礎」を福島市立清明小学校長の岩下聡氏に、「カウンセリングの基礎」を福島市スクールカウンセラーの相馬智子氏に、講義・演習を行っていただきました。研修者は、児童生徒への教育相談的アプローチについて考え、カウンセリングに関する基礎的な知識や技法等について、演習を通して体験的に理解を深めました。
We can!【小学校外国語活動・外国語科授業力向上講座】
7月13日(金)、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官の直山木綿子氏をお迎えして、平成30年度小学校外国語活動・外国語科授業力向上講座を開催しました。新小学校学習指導要領における外国語教育で大切にしていることをわかりやすくご指導いただき、小学校3・4年生の外国語活動で行うべきこと、小学校5・6年生の外国語科で行うべきことをしっかりと理解することができました。英語を使用して互いの考えや気持ちを伝え合う「Small Talk」の演習などもあり、研修者の笑顔あふれる充実した2時間となりました。
〔研修者の声〕
◇新教材を使用した授業を始めたところで、直山先生のお話を伺うことができ最高でした。ぜひ、やってみようと思うことばかりで、授業が楽しみになりました。外国語活動の時間は、子どもたちの新たな面を引き出す時間になっています。さらに子どもたちにとって魅力のある時間にしていければと思います。本当にありがとうございました。
◇中・高学年での押さえるべきポイントを整理して捉えることができ、学習指導要領の目標や内容の言葉一つ一つに深い意味があるということがわかりました。私も子どもたちと一緒に学び、自分も日常生活に生かせる英語を話せるようにしていきたいです。とても楽しく、あっという間の時間でした。
◇中学校の授業でも実践できることが本当にたくさんあって、様々なアイディアをいただくことができました。そして、何事もプラスにすること、チャンスにすることが大切なのだと感じました。「英語ができるようになりたい」という子どもの願いを叶えることができる授業を行っていきたいです。
◇小学校との連接をスムーズなものにしたいと思い受講しました。small talkで子どもたちが活動したあとの教師の働きかけ(声かけ)など、具体的で大変わかりやすいお話でした。多くの気付き、そして何より元気をいただきました。また、直山先生のお話をお聞きしたいです。
深い学び【教育課題講座①】
7月10日(火)、國學院大學人間開発学部初等教育学科教授(文部科学省視学委員)の田村学先生をお迎えして教育課題講座①~確かな学力の育成~を開催しました。様々な教科における「主体的・対話的で深い学び」を実現している児童・生徒の具体的な姿を通して、大変分かりやすく『深い学び』についてご講話いただきました。80名の研修者は、2時間みっちり “授業改善” と “カリキュラム・マネージメント” について《熟考》し、子どもの知識が《駆動》する授業を構築していきたいと決意を新たにしました。
〔研修者の声〕
◇今まで何度も唱えてきた「主体的・対話的で深い学び」…でも、どこか抽象的で理解もあいまいだった。今回のお話を聞くことで、「深い学び」に対する具体的なイメージをもつことができた。個人での授業力アップをはかることの重要さはもちろん、チームとしての向上もこれからの教育現場には必要だと感じた。
◇たいへん分かりやすく、親しみやすい田村先生の語りで本当に勉強になりました。新学習指導要領を煙たがっていた自分が、これまでの実践を見つめ直し、少しは変えていけるのではないかと思えてきました。生徒の表情をもとにしたお話がとてもよかったです。本物のプロは違うなあ…と思いました。
◇「主体的・対話的で深い学び」について具体的に理解することができた。教師の一方的な授業では、生徒たちに学力をつけることができないと感じた。“つなぐ・つながる・つなげる” は、教師間にも当てはまると思った。教科間でも、もっとつなげていかなければ、と思った。
◇「主体的・対話的で深い学び」についての理解が、まさに「深まった」ように思います。そして、教師としての責任の重さも痛感しました。私たちが子どもにどう向き合うか、日々の授業にどう取り組むかということが、目前の子どもたちを幸せにも不幸にもしてしまう怖さを改めて感じました。どのような立場になっても真摯に研修を重ね、チームとして教師の授業力を高められるようになりたいと思いました。まずは、すぐに今回の内容を職員に伝達したいと思います。教師を奮い立たせる講義をありがとうございました。
Q-Uの結果を活かして【学級経営ブラッシュアップ講座①】
6月29日(金)福島市教育委員会スクールカウンセラーの佐藤歩氏を講師に、学級経営ブラッシュアップ講座①を開催しました。いじめや不登校の早期発見と予防の視点から、Q-U(よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケート)の結果を活かした学級経営や生徒指導を行うために、結果の読み取りのポイントを丁寧に教えていただきました。
〔研修者の声〕
◇Q-Uをどう学級経営に活かすかを具体的に知ることができました。また、自分の指導について振り返るよい機会となりました。早速来週から、意図的な声がけなどQ-Uの結果を活用した教育活動を進めていきたいと思います。
◇具体的に結果の読み取り方を知ることができ、とても勉強になりました。思っていた以上に様々な情報が読み取れることがよくわかりました。つい、ぱっと見てわかる数字にばかり目が行きがちでしたが、型を意識したり個別の傾向を見たりすることの大切さを感じました。改めてもう一度じっくり結果を見て、対応につなげていきたいです。ありがとうございました。
◇アンケート結果、学級の型から今の自分が担任するクラスの様子が分かった。子どもたちに今よりも学級の中で居心地の良さを感じさせられるように対応策を考えていかなければならないと感じた。
授業力とは【ふくしま教師塾】
平成30年度ふくしま教師塾、塾生6名の「第1回授業研究会」が行われています。
愛着障害とは【特別支援教育実践講座①】
6月28日(木)、福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター 医学部小児科学講座教授 横山浩之先生をお迎えして、「特別支援教育実践講座①」を行いました。障害種別指導上の留意事項、チームアプローチ対応による愛着形成の再獲得、ペアレントトレーニング等について、具体的な事例をもとにご講話いただきました。研修者の皆さんは、改めて基本的生活習慣指導の大切さを確認し、対人関係に問題を抱えた子どもの支援について学びを深めました。
〔研修者の声〕
◇「他人を信用する能力を伸ばす」というキーワードがとても印象的でした。生徒をほめるという関わりを適切なタイミングや方法で実践していきたいと思います。子どもたちの様子とバックボーンをよくみて、子どもに適合する支援ができるように学んでいきたいです。
◇学校現場は、一人ひとりの子どもへのよりきめ細やかな対応が求められ、非常に苦労しています。(横山先生の講座受講は3回目となり)横山先生のPT法による関わりを知ることで、より円滑に子どもたちと関われるようになっています。今日もたくさんの学びがありました。
◇具体的な事例を交えながらお話していただき、とてもわかりやすかったです。対応の仕方についてもすぐに実践にうつせることがいくつもあり、大変勉強になりました。「小学校に入るまでにできてほしいこと」を園に持ち帰り、全職員で共有して日々の保育にありたいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
教科の本質とは【2年次フォローアップ研修】
6月25日(月)、小・中学校2年次フォローアップ研修を開催しました。研修者は、算数科・国語科の指導主事による講義「教科の本質に迫る授業づくり」の後、持参した学習指導案による模擬授業を行い、同期の先生方とよりよい授業づくりについての学びを深めました。
〔研修者の声〕
◇大変充実した研修で、「早く子どもたちと算数の授業がしたい」と思いました。授業が学校教育の根源であることを忘れず、教科の本質を掴んだ授業ができるよう、日々がんばっていきたいです。
◇指導主事の先生の授業を見せていただき、構造的な板書の大切さや問いをもたせるポイント、児童の発言の価値づけ、既習事項を踏まえた授業づくりの重要性を痛感しました。毎時間の教材研究を怠らず、児童に身に付けさせたい力・内容を焦点化し、児童が「分かった!」「できるようになった!」と思える授業づくりをしていきたいです。
◇「国語科の本質とは何か」と聞かれても、私の中で明確な答えはまだ見つかりませんが、今日はそのヒントをたくさんいただきました。目の前の子どもたちに向き合いながら、子ども目線の楽しい授業づくりを目指していきたいです。
深い読み【中学校国語科授業改善専門講座】
6月22日(金)、福島大学人間発達文化学類教授 佐藤佐敏先生をお迎えして、中学校国語科授業改善専門講座「主体的・対話的で深い学びのある国語科授業づくり」を開催しました。具体的な教材を例にして授業の実際についてご指導いただき、研修者のみなさんは、授業づくりの大きなヒントを得ることができました。
〔研修者の声〕
◇自分の授業を振り返ってみると「正しい答え」を無意識に求めてしまっていたと思う。解釈の違いを認めることが国語の面白さ、言葉というものの面白さにつながるだと感じた。解釈の違いの中で自分の考えの根拠・理由を明確にし、言語化することで、子どもたちの確かな学びにつなげていきたい。
◇「深い読み」につなげていくための発問の仕方の大切さに遅まきながら気づかされました。これまで手立てや十分な時間を用意せず、教師側が無理やり言葉を引っ張り出してしまっていたような気がします。大変勉強になりました。
◇何度受講しても佐藤先生のお話は新たな気づきがあり、国語指導や教材研究をがんばろうという気持ちになります。もっともっと話を聞きたい、学びたいと思います。何か自分でも工夫できそうな、発想がうまれそうな気がします。
チーム初任研!【初任者研修・市内研修】
6月21日(木)、小・中学校教諭初任者研修 市内研修 授業研修① が行われ、道徳教育、特別活動、総合的な学習の時間の授業づくりについて学びを深めました。道徳科授業構想シートをもとに発問構成の工夫をしたり、学級会を開催し「チーム初任研」のシンボルマークを決定したり、初任者の皆さんの真剣な “なすことによって学ぶ” 姿が見られました。また、総合的な学習の時間について、学校教育課指導主幹の実践をもとにした講義により、総合的な学習の時間の意義について理解しました。この、福島での出会いが教員人生の大きな宝物となるはずです。がんばれ、チーム初任研。
養護教諭の魅力【新規採用養護教諭研修】
6月20日(水)、福島市立野田小学校を会場に、平成30年度新規採用養護教諭研修学校訪問研修① を行いました。校長先生にご講話いただいた後、養護教諭の先生に「保健室経営の実際」についてご講義いただきました。給食指導の参観、担任の先生と養護教諭の先生によるTTの授業参観(6年生の体育科「病気の予防」)、事後研究会を行い、養護教諭としてのやりがいを実感する研修となりました。
〔研修者の声〕
◇ベテランの先輩養護教諭の先生からの講義や養護教諭がT2となる授業実践はとても参考になり、実践してみたいものばかりでした。自分のできることから少しずついろいろなことにチャレンジし、自校の子どもたちのために尽力したいと思います。
◇同期の仲間たちと情報交換・共有することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、貴重なアドバイスをいただき、自分の学校で自分ができることを懸命に行っていくことが大事だと感じました。
匠の技【書写指導講座】
6月19日(火)元東湯野小学校長の本間貞二先生をお迎えして、書写指導講座を開催しました。動画資料を活用して上達のためのコツをわかりやすくご指導いただいた研修者の皆さんは、自分自身の技能の向上を実感したようです。朱墨をつけた基本点画の運筆方法、美文字の秘訣など匠の技に触れ、「分かる・できる書写教育を実践したい」と意欲を高めました。
〔研修者の声〕
◇DVD視聴しながらの実技指導、ステップアップ研修資料での実技指導など、大変役立ちました。さらに工夫を重ねて書写が楽しくなるような授業を進めていきたいと思いました。
◇DVDの指導映像をさっそく活用していきたいと思います。また、筆先の運び方を朱墨を使用して子どもにも取り組ませたいと考えています。手書き文字の正しい書き方、整え方もよくわかりました。これからの書写指導での子どもたちの変容が楽しみになりました。
◇知らず知らずのうちに活字体に慣れていたのだと改めて気づきました。字体について、もっと詳しく知りたくなりました。ありがとうございました。
アクティブ・リーディング!【小学校国語科授業改善専門講座】
6月14日(木)、小学校国語科授業改善専門講座を福島大学人間発達文化学類教授 佐藤佐敏先生をお迎えして開催しました。国語科で「何を学ぶのか」「学んだことをどう使うか」という命題を柱に、深い学びのある授業づくりについて具体的にお話を伺い、国語科授業を変えるアクティブ・リーディングについて理解を深めました。研修者の皆さんは、小学校の定番教材を基にした演習に熱心に取り組み<読みの方略>のよさを実感し、「自分の授業で活用して豊かな読みのできる子どもを育てたい」とリフレクションしていました。
〔研修者の声〕
◇私自身が今まで物語の面白さや深さに気づいていなかったとわかりました。子どもが自分で考えることのできるコツを教え、アウトプットさせる活動をどんどん取り入れていきたいと思いました。子どもたちが物語の深さや面白さに気づき、「自立した読者」になる授業を積み重ねていかなければならないと感じました。
◇子どもの心に残る国語の授業を展開するには、「何がわかるようになったか、何ができるようになったか」を子ども自身が実感できる授業づくりをしていく必要があるということを改めて考えることができました。自分自身がわくわくする読みを子どもたちにも体験させたいと思います。
◇演習を行い、これまで自分が気づかなかった根拠となる文があることに気づき、今までの私の疑問がはれた。そして、子どもたちに早く教えたくなった。分かりやすい内容で実践に役立つ講義でした。ありがとうございました。
3観点11項目って何?【特別支援教育コーディネーター研修会】
6月13日(水)、平成30年度福島市特別支援教育コーディネーター研修会を県特別支援教育センター指導主事 富村和哉先生を講師にお迎えして開催し、合理的配慮の提供に当たって大切なことについてご講話いただきました。グループ協議では、障がいの困難さに対してどのような配慮があると十分に学習等を受けることができるのか、情報が伝わりやすいのか等、『3観点11項目懇談用紙』をもとに熱心な話し合いが行われました。研修者の皆さんは、本人及び保護者、学校が、3観点11項目の合理的配慮の観点で教育内容・方法、支援体制、施設・設備について捉え直すことの必要性を実感し、さらなる支援の充実に向けて心新たにしたようです。
数学の美しさ、不思議さ【数学科授業改善専門講座】
6月11日(月)、福島市立北信中学校を会場に『授業を見て、授業を考える。授業を見て、授業を変える。』数学科授業改善講座を開催しました。福島大学人間発達文化学類准教授 秋山了先生が実際に3年生「多項式」の授業を行い、事後研究会では3人グループの研修者が熱心に語り合いました。その後、秋山先生から全体講話をいただくことで授業のポイントを整理し、自分の授業改善に生かそうとする姿が見られました。
〔研修者の声〕
◇提案授業では、生徒が主体的に考え、発表する姿がとても印象に残りました。また、様々な場面で、授業内容の理解や学力の定着を促すための工夫があり、とても参考になりました。事後協議も他の先生の視点や考え方に触れることができ、とても良かったです。
◇理論だけでなく実践として授業を見せていただいたことで、より具体的な協議ができました。今年度3年生を担当している私にはすぐに役立つものばかりだったので、参考にしながら楽しく授業をしていきたいと思いました。
◇中学校3年生の内容でも、指導方法において小学校1年生にも活用できるものがあり、勉強になりました。数に対する興味・関心を教師自身が持っていないと、児童も数字の美しさや不思議さを感じ取れないと実感しました。
目のつけどころ【算数科授業改善専門講座】
6月8日(金)、福島大学人間発達文化学類教授 森本明先生をお招きして、平成30年度教科研修『算数科授業改善専門講座』を開催いたしました。算数科の見方・考え方を浮き彫りにしながら、実際に個人追究や協働追究(比較・検討)する演習が行われ、研修者は、問題発見・解決のプロセスとは何かを実感することができました。深い学びのきっかけとなる「問い」を持たせ、算数科の本質に触れさせながら子どもたちに「考えることの愉しさ」を味わわせるような授業の展開を具体的に学ぶことで、研修者自らが “学びに向かう力” を得た研修となりました。
〔研修者の声〕
◇「目のつけどころ」を大切にして問いの発生につなげ、結論を出していく授業としての流れや、子どもたちの見方・考え方をどう広げていけばよいのか、大変考えさせられ勉強になりました。授業に生かしていきます。ありがとうございました。
◇教師自身の資質・能力が問われていると強く感じました。明日からの授業の中で子どもたちの表出する言葉や表情により気をつけ、より深く考えていかなければならないと思いました。
◇実際に先生が授業をなさっている映像を見せていただくことにより、どのような発問により、子どもたちからどのような考えを引き出すことが大切なのか、深く考える機会となりました。日々の授業にぜひ取り入れたいと思いました。
道徳科の極意!【道徳科授業力向上講座】
6月6日(水)、福島県教育庁義務教育課 指導主事 藤原謙先生を講師にお迎えして、「平成30年度道徳科授業力向上講座」を開催(参加者81名)しました。「授業スタンダード」を活用した道徳科の授業改善について、具体的な実践例をもとに詳しくお話いただき、質の高い多様な指導方法についてイメージを広げることができました。読み物教材をもとにした発問を考える演習もあり、研修者は熱心に議論し、「道徳科」の授業の考え方について学びを深めました。
◇実践を積み重ねられた講師ならではの内容に、とても共感でき、また納得できました。特に教師の発問例、働きかけ方の例がとても参考になりました。「授業スタンダード」に合わせた具体的働きかけは、明日から実践していきたいです。ありがとうございました。
◇道徳科の研修が行われ、とてもうれしかったです。聴き合う・受け止める・考える授業の基盤、子どもに対する声かけの温かさを藤原先生から感じました。私もがんばりたいです。
◇道徳科の授業で大切なこと「ゆさぶりの発問」「一本筋を通した指導」「質の高い指導法のあり方」等、具体的にご指導いただき、とても勉強になりました。教材研究のポイントも分かり易く明日から実践していきたいという意欲が高まりました。ありがとうございました。
瞳を輝かせて【研究協力校・荒井小】
5月23日(木)、福島市総合教育センターの研究協力校である荒井小学校の第1回授業研究会(3学年算数科)が行われ、教育研修課指導主事と指導員も参加しました。わり算の授業において3人グループや全体で思考を可視化しながら課題解決に取り組み、熱心に学び合う子どもたちと、事後研究会で積極的に意見を交し合い、研究を深めようとする先生方の姿が見られました。研究主題『「できた」「わかった」「つかえた」と実感できる授業づくり』のもと、算数科の授業改善を柱に研究に取り組み、10月26日研究公開の予定です。
※福島市総合教育センター条例第1条「教育に関する専門的及び技術的事項の研究並びに教育関係職員の研修の充実を図る」ことをねらいとする本センター設置の趣旨を実現するため、総合教育センター条例施行規則第5条に基づき今日的な緊急の教育課題にかかわる教育内容についての研究協力校を指定し、協力校との連携により当該教育の先導的な研究・実践の充実を図り、その成果を市内各学校に提供・普及し、活用を図ることを目的にしています。
ふくしまの教育課題解決に向けて【第1回調査研究部会】
5月14日(月)、第1回調査研究部会が開催され、「全国学力・学習状況調査に関する研究」新任7名、「不登校に関する研究」新任1名の協力員の皆様に任命状が交付されました。今年度は研究協力員の皆様13名と事務局(教育研修課)8名が力を合わせ、ふくしまの子どもたちのより良い育ちの実現に向けて実効ある調査研究を行っていきます。
※調査研究事業は、福島市総合教育センター条例に基づき調査研究を行い、教育行政や学校における教育実践上必要な資料を提供することを目的にしています。
求めて学ぶ【ふくしま教師塾】
5月9日(水)、平成30年度の「ふくしま教師塾」の入塾式、第1回全体研修会が行われました。平成30年度の8期入塾者4名を含む6名(7期2名)が、教育研修課長の全体指導、塾長(三河台小学校長)の小島英二様の訓示を受け、“プロ教師としての自覚をもって自己変革していきたい。chance・challenge・change!” “子どもたちにとって選べない出会いを、選んだ以上の出会いにしたい”と、決意新たにしました。
※このふくしま教師塾は、授業力の向上はもちろん、学校現場における様々な課題に応えるための実践的指導力など、教員としての総合的な力量の形成を図ることを目的にした特別研修です。
新・総合教育センター!【第1回運営委員会】
5月7日(月)、平成30年度福島市総合教育センター第1回運営委員会が開催されました。学識経験者(3名)・学校教育関係代表者(6名)の皆様にお集まりいただき、平成30年度の福島市総合教育センター運営に関する基本的事項についての協議を行いました。中核市となり、業務の拡大した今年度の計画について理解を深めるとともに、中・長期的な視点から成果や課題を見取っていき、よりよい運営に資することを確認しました。
◇福島市総合教育センター条例(第三条)総合教育センターは、次に掲げる事業を行う。 一 教育に関する調査及び研究に関すること。 二 教育関係職員の研修に関すること。 三 教育関係資料の収集及び活用に関すること。 四 教育相談に関すること。 五 特別支援教育並びに就学相談及び就学支援に関すること。 六 その他教育委員会が必要と認める事業に関すること。
子どもを知る【特別支援教育協力員・支援員研修会】
5月2日(水)アオウゼ多目的ホールにおいて、教育研修課教育支援係が担当する「平成30年度第1回福島市特別支援教育協力員・支援員研修会」が行われました。約100名の参加者のみなさんが、福島市立松川小学校長(福島市特別支援学級設置校長会長)の栗城智也様の講話『特別支援教育協力員・支援員の皆さんへ望むこと』に熱心に耳を傾け、子どもたちと向き合うために信頼関係を構築したい、担任と十分に連携を図りチームの一員としてがんばりたい、ともに考えともに喜ぶことのできる存在になりたいと、協力員・支援員としての思いを強めました。
◇あけぼの第54号(平成29年2月20日発行)から抜粋 …人権意識の高まりや医療、技術の進歩等により、障がいのある子どもへの教育において、多くのことが変わってきたと思います。平成19年には、特別支援教育が学校教育法に位置づけられ、今はインクルーシブ教育システムの構築が求められています。教員として、変化する社会情勢に応じた教育に全力で務め、責務を果たしていくことは、至極当たり前のことです。その日々の教育の中で、障がいのある子ども達が、本当に幸せと感じられる支援をしていきたいと思うこの頃です。(栗城智也校長先生著『雑想』)
仲間とともに【小・中学校教諭経験者研修Ⅱ】
5月1日(月)、総合教育センターにおいて「小・中学校経験者研修Ⅱ共通研修」が行われました。これは、在職期間が10年に達した教諭に対して行われるもので、それぞれの能力、適性等に応じて実践的指導力の深化を図る1年間の研修です。教育長講話、学校教育課長・学校教育課主幹の講義、教育研修課長の全体指導、グループ協議(経験者研修Ⅱ教員としての課題)を行いました。11名の研修者は、学校を支えるミドルリーダーとなるべく、専門的知識・児童生徒理解力の深化はもちろん、学校組織マネジメントに資する力も身に付けていきたいと決意新たにしました。
〔研修者の声〕
◇課題・目標・具体的な取組を先生方と一緒に話し合うことができ、これから1年間、ともにがんばっていきたいと思った。自分の課題が明らかになり、研修計画作成だけで満足することなく、各研修を通して成長していきたい。
◇中堅教員として確かな教育観をもつことをはじめ、学校の中心となって働くことの責任や自覚の重要性に気づくことができました。今年度の研修をきっかけに、今までの自分の枠を一度取り払い、さらに成長していけるよう努力していきたいです。
◇信頼されているか、子どもをほめているか、失敗を役立てているか、このままで良いのか…と自分自身を振り返り、理想とする教師像についてじっくりと考える機会になりました。子どもにとって、その時しかない一時間を大切に愛情を注いでいきたいと思います。
VDI とは【情報ネットワーク研修会】
4月23日(月)~27日(金)総合教育センターのパソコン室において、福島市の市立学校(幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校)で利用しているネットワークシステムの研修会が行われました。このシステムは、2017年、情報の紛失・漏えいや、外部からの不正アクセスなどのリスクを解消することをねらいに導入されました。VDIによってセキュリティを確保できれば教職員の校務負荷が減り、これにより教員が児童生徒と向き合う時間を確保できるようになります。
※VDI(デスクトップ仮想化)とは、端末の機能は必要最小限にしてサーバー側で処理を行う仕組みのこと
※デジタルタトゥー(digital tattoo)とは、いったんインターネット上で公開された書き込みや個人情報などが、一度拡散してしまうと、後から消すことが極めて困難であること
教えるということ【第1回授業入門講座】
4月23日(月)市民会館にて、第1回授業入門講座が行われました。市内小・中学校に勤務する “若手” の先生方が、授業づくりの基礎について、教育研修課長・研修係指導主事の講義を受けました。参加者は、『せんせい』と呼ばれる限り、自分自身も「満足できる授業」を目指し続けたいと、心新たにしました。
〔研修者の声〕
◇改めて教員という仕事の奥深さ、面白さを実感することができました。子どもたちにどんな力を身につけさせたいのかを明確にし、授業を構成していきたいと思いました。
◇授業づくりについて悩んでいることを中心にヒントをいただくことができました。本日学んだことを、明日以降、子どもたちに返していけるようにしたいと思います。
◇満足のいく授業をするために、教材研究をしっかり行い、いろいろな方向から授業を見直していきたいと思いました。自分ができる最高の授業をやる!という気持ちを持ち続けたいです。
学校の管理・運営とは【校長・教頭実務講座】
地方教育行政の組織及び運営に関する法律には、「教育委員会は、法令または条例に違反しない限度において、その所管に属する学校その他の教育機関の施設・設備、組織体制、教育課程、教材の取扱いその他、学校その他の教育機関の管理運営の基本的事項について、必要な教育委員会規則を定めるものとする。」(14条) との規定があり、福島市にも『福島市公立学校管理規則』があります。4月19日(木)は総合教育センターにおいて、福島市の校長・教頭として初めて勤務する先生方の《実務講座》が行われました。福島市の実態に即し、円滑かつ調和のとれた学校運営に資するため、校長先生も教頭先生も学んでいます。
初心を大切に【初任者研修・市内研修】
初任者研修午後の部は、福島市総合教育センターにおいて教育長講話・学校教育課長講義・研修概要の説明・教育研修課長による全体指導などがありました。
教育長からは、①授業のための基礎力 ②児童生徒を理解する力 ③社会人としての自覚 を身に付けてほしいとの講話がありました。「先生」と呼ばれることの喜びを忘れず謙虚な気持ちで学んでいきたい、という決意あふれる研修者の自己紹介もありました。今の《初心》を大切に学び続け、「ほんものの教師」になることを目指して、1年間に渡り初任者研修・新規採用者研修が行われます。
市内研修スタート!【小・中学校教諭初任者研修/新規採用養護教諭研修】
4月18日(水)、小・中学校教諭初任者研修及び新規採用養護教諭研修の市内研修が行われました。桜雨の中でしたが、民家園・福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館等、児童生徒の教育活動でも使われる施設を訪問し、見学しました。初任者のみなさんは、「福島市の教職員としての自覚をもち、一日も早く活躍したい」と、気持ちを新たにしました。
情報セキュリティとは【教育情報ネットワーク研修会】
4月11日(水)、福島市総合教育センターにおいて「市教育情報ネットワーク研修会」が行われました。情報セキュリティを確保するためには、【機密性】【完全性】【可用性】の3要素をバランスよく実施することが必要です。
※【機密性】情報資産を取り扱うことができる者とその者の利用範囲を明確にして、権限がない者による不正な利用を防ぐこと 【完全性】情報が作成されてから削除(廃棄)されるまでの間に、欠落や重複、改ざん等が発生することなく、正しく処理されるようにすること 【可用性】情報を利用したいときにいつでも利用できる状態にしておくこと
研修の充実に向けて【新規採用養護教諭研修校長等連絡協議会】
平成30年4月10日(火)、「平成30年度新規採用養護教諭研修校長等連絡協議会」が開催されました。今年度、福島市には6名の新規採用養護教諭が着任しました。校内の指導教員等による研修(年間10日・40時間)とともに、専門指導員による専門研修(年間5日・20時間)および課題研究による研修が計画されています。研修の進め方等の講義の後、研修者所属の校長先生方と6名の専門指導員の先生方による熱心な協議が行われました。
研修スタート!【小・中学校教諭初任者研修校長等連絡協議会】
平成30年4月10日(火)、『福島市総合教育センター』として初めての研修である「平成30年度小・中学校教諭初任者研修校長等連絡協議会」が開催されました。今年度、福島市には小学校16名、中学校4名の新採用教諭が着任しました。初任者には校内150時間以上、校外22日間の研修が課せられています。
※公立の小学校等の教諭等の任命権者は、当該教諭等に対して、その採用の日から1年間の教諭の職務の遂行に必要な事項に関する実践的な研修を実施しなければならない。(教育公務員特例法第23条)
※地方自治法第252条の22第1項の中核市(以下「中核市」という。)の県費負担教職員の研修は、第45条、教育公務員特例法第19条第2項並びに第20条の2第1項及び第2項の規定にかかわらず、当該中核市の教育委員会が行う。(地方教育行政の組織及び運営に関する法律)