センター事業等
中学校プログラミング教育実践講座を開催
11月17日(火)に中学校プログラミング教育実践講座を開催しました。基調講演では、文部科学省初等中等教育局 視学官 上野 耕史 氏をお招きし、「新学習指導要領の技術分野『D 情報の技術』の変更点について」ご講演いただきました。技術分野におけるプログラミング教育、特に指導と評価の一体化に向けての基本的な考え方や具体的な方策についてお話を伺うことができました。続いて、特定非営利活動法人 みんなのコード 学校教育支援部講師 千石 一朗 氏から、「プログラミング教育導入の背景とこれから」についてご講義いただくとともに、「双方向性のあるコンテンツ教材」を紹介していただき、参加者は「プログル技術」を使った模擬授業を体験することができました。
ー 参加者の声 ー
◇新学習指導要領の実施に向け、目標分析と指導と評価の一体化について説明をしていただき参考になった。プログル技術について、今まで分からなかったことを体験的に学ぶことができてよかった。
◇上野先生の講演により、あらためて学習指導要領について学ぶことができた。「プログル技術」は、分かりやすい教材だと思った。今後の導入について考えていきたい。
◇双方向コンテンツのプログラミングについて、どのような題材をどう取り上げたらよいかを悩んでいたが、よい教材を提案していただいた。どの学校でも共通して扱うようにすれば情報の共有化が図られると思った。
◇すぐに活用できるものを紹介していただいた。教師目線での資料づくり、生徒目線の演習ができてとても分かりやすかった。
◇評価については、より技術分野に関した内容で、来年度の指導計画作成に役立てることができると思った。また、双方向という観点まで考えが及んでいない現状であったことから、今回のプログル技術は試してみたいと思った。
◇小→中→高でのプログラミング教育の流れがとても重要だと感じた。中学校の技術分野でやるべきことをしっかり行っていきたい。また、「プログル技術」についても、ぜひ活用したい。
◇日本は失われた30年間にIT、ICTの重要性に気付かず、世界の中でもIT後進国になってしまった。小・中・高でのプログラミング学習は大切になることが理解できた。中学校でしっかりやらないと、高校で生徒がつまずくことも分かった。
◇双方向性のあるコンテンツの内容について、授業でどのように扱えばよいかイメージをつかむことができた。
◇「プログル技術」について詳しくご説明いただき、早速今後の授業に生かしていきたい。双方向コンテンツとは何かをどのように説明すべきかずっと悩んでいたが、教材研究を重ね、授業を構成していきたい。
◇双方向コンテンツの教材について不安があったが、無料で分かりやすく生徒が興味を示しやすいものを紹介していただいたので、すぐにでもやってみようと思った。