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初任者研修 授業研修①

初任者研修 授業研修①が開催されました!


 5月24日(火)福島市市民会館において、初任者研修 授業研修①を行いました。
 特別活動や道徳教育、総合的な学習の時間や情報モラルについて研修を行いました。
 演習を通して、新たな気づきを得て、明日からの授業改善に生かそうとする姿が印象的でした。

【研修者の感想より】

◇学級経営の充実を図るための要となる学級会の大切さ、指導の基礎・基本について再認識できた。学級会の指導が学習指導や生徒指導、いじめの未然防止につながることを念頭において子ども達と接していきたい。演習では、マトリクスを活用した並列意見の集約(合意形成)の仕方について学んだ。できあがったマトリクスをもとに話合いを「見える化」することにより、合意形成へと導いていけるので実践したい。

◇特別活動の中でも特に学級活動について学んだ。学級活動が重要であることや、特質を改めて確認し、念頭に置くようにしたい。また、「人は欠点に目が行きやすいので反対意見の方が上がりやすい。」というお話から、消去法の話合いにはならないように気をつけたいと強く思った。そのためには、教師の普段からの発言のつなぎ方や発言に関する環境を見直し、適切に整えるようにする。研修を受ける前は、なぜ特別活動の講話をどの教科よりも先に実施するのか疑問に思っていたが、講話を聞き、特別活動を通して、日々の指導や学習環境、取り組ませ方がどれほど重要なのかを実感し学級経営の土台になる部分であるからだと納得した。

◇道徳科の授業は指導書通りに授業を行うのではなく、学級の子ども達の実態に合わせて基本発問や中心発問を考えることも大切だということを学びました。また、心の教育として、新たな自分や友達の考えに気づく時間にできるように授業を構成して行きたいです。

◇教科書会社などによって同じ教材であっても中心発問が違うということ、道徳科の指導案づくりでは、展開から導入、終末という流れで考えることを学んだ。道徳的価値についての課題をとらえ、人間としての生き方についての自覚を養うために価値理解、人間理解、他者理解というものがある。道徳では、一人一人の価値観を引き出したり、登場人物への共感を深めたりするために役割演技や動作化などを取り入れると、ねらいに迫る効果的な授業になると学んだ。