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教育課題講座②~豊かな心の育成~「いじめ・不登校の未然防止につながる学級・学校づくり」

 8月28日に日本大学文理学部教授 藤平敦氏をお招きして、教育課題講座を行いました。藤平先生からは、子どもの「自己有用感」を育むことがいじめ・不登校の未然防止につながるという切り口で、日々の教育活動に子どもの自己有用感を育む視点を入れることの大切さについて、具体的なお話を伺うことができました。

 -  参加者の声  -

◇日々の授業づくりで大切にしていることは、子どもの自己有用感を高めるためにも大切なことなのだと分かりました。子ども同士のかかわりを積極的に取り入れ、子どもたちがお互いに認め合える雰囲気づくりを大切にしたいと感じました。
◇特に印象に残ったのは、認めてあげられる、声をかけてあげられるような聴く側の子どもたちを育てていくということです。生徒指導の三機能である共感的理解とつながる部分なのかなと思いました。中学校における体育祭の映像、子どもたちの姿に心を打たれました。誰もがもっているはずの肯定的な感情を、素直に表出できる姿がとても素敵でした。
◇いじめ・不登校をなくすために学級・学校づくりをするのではなく、充実した学級・学校づくりをすることで子どもが育ち、いじめや不登校がなくなっていくという話を聞いて納得しました。そして、日々の教育活動の中に自分で工夫できることがたくさんあることに気付くことができました。 
◇誰もが安心できる集団を目指し、子どもたち一人ひとりとしっかり向き合い、かかわっていきたいと思います。