センター事業等
国語科授業力向上講座 「資質・能力を高める国語の授業-読みの方略の獲得と物語の法則の発見-」
8月4日に福島大学人間発達文化学類教授の佐藤佐敏氏をお招きして、国語科授業力向上講座を開催しました。先生からは、テクストの内容を子どもたちが正確に受信できるように指導するための実践や、「思考力・判断力・表現力」の育成を意識した、授業前のウォーミングアップ等を紹介していただきました。また、「授業を通して子どもたちに育成する資質・能力とは、実社会に応じた学びでなければならない」「国語科では、根拠のない思い込みを話しても学びは深まらない」というお話もありました。
- 参加者の感想 -
◇国語科の授業で大切にしなければならないこと(根拠を明らかにした読み、テクストを正確に読む力を養うこと)を、実践事例で分かりやすく教えていただきとても勉強になりました。早速実践したい気持ちになりました。
◇佐藤先生の講座を受講して、改めて読みの面白さ、深さを感じました。自分の考えと友達の考えを比較したり、新しい発見をしたり、新たな自分の思考の高まりに喜びを見出せるような授業を行ってみたいと思いました。
◇毎年講座を楽しみにして受講しています。受講する度に刺激を受け、授業について振り返り、受講した内容をどう取り入れようかと考える機会になっています。「読み」で終わるのではなく、実生活に結び付けていくことの大切さを感じました。
◇佐藤先生は「 」にまでこだわっておられ、まず何より先生がじっくり教材と向き合っていることを感じました。改めて、教材をしっかり言葉にこだわって読まなければならないと感じましたし、国語科の楽しさ、面白さに気付かせていただいたように思います。