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センター事業等

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市立渡利中学校)

初任者研修 市内研修 他校種参観研修 (福島市立渡利中学校)

 11月4日(金)に初任者研修 市内研修 他校種参観研修(小学校教諭)として、初任者(小学校教諭)32名が、福島市教育委員会研究委託校(福島市立渡利中学校)の公開に参加しました。


***************** 研修者の感想***************


○中学校の授業を参観するのは初めての経験であった。授業の進め方は、小学校と同じであったが、小学校の授業が、その後の中学校での授業の基礎になるものであるため、小学校の段階から授業の流れや自力解決の仕方、友達との交流や共有の仕方を確実に抑えておく必要があると気付くことができた。また、根拠をもちながら説明、答えを出すことが当たり前になるため、発達段階に合わせながらポイントをおさえて説明するなど明日の授業から少しずつ実践していきたいと思った。今回、中学校の授業を参観したことで、小学校段階の学びとのつながりに改めて気付くことができた。

○今回の研修を通して、小学校と中学校が連携することの重要性を学ぶことができた。同じ中学校区で義務教育9年間を見通した指導体制が求められると感じた。地域では何が問題になっているのか、何に力を入れて指導していく必要があるのかを小学校と中学校の教員が一緒に話し合っていく必要がある。また、教科の指導においても小学校で何を身に付けさせなければならないのか、小学校での学習を中学校ではどのように生かすのかを把握しておく必要があると感じた。

○ICT活用には、学習の効率化や情報活用能力の向上など、様々なメリットがあると感じた。しかし、ICTの活用ばかりに目が向き、その活用場面を詰め込みすぎると、肝心のねらいが達成できないことがある。ICTの活用場面を精選することで、生徒が授業の中で自然にICTを活用し、よりよいものにしていくことが大切であると思った。タブレット等を活用することで、意見交換を行う協働学習や生徒の理解度に合わせた個別学習が可能となるので、上手に組み合わせていきたい。

タブレット活用訪問研修

第2回タブレット活用訪問研修を行いました。

 

 

 8月25日 松川小    渡利中  8月26日 三河台小  佐原小   8月29日 西根中
 8月31日 渡利小    飯野小  9月  1日 平野小  9月  2日 水原小  平石小   
 9月  9日 清水小    矢野目小   9月12日 蓬莱東小  庭坂小  9月13日 平野中
 9月14日 御山小    福四中  9月15日 瀬上小  9月20日 福一小    余目小
 9月26日 金谷川小 9月28日 吉井田小 10月  3日 吾妻中   
10月  7日 杉妻小    鎌田小    10月14日 湯野小 10月17日 笹谷小 
10月19日 水保小    福三中  10月21日 庭塚小 10月24日 森合小
10月25日 大森小 10月26日 下川埼小 10月31日 福二小    岡山小
11月  2日 北沢又小 清水中     11月  4日 福四中  信陵中 11月  8日 荒井小
11月  9日 岳陽中 11月10日 清明小    立子山小 11月11日 蓬莱中
11月14日 月輪小    鳥川小 11月16日 野田小    佐倉小 11月24日 ふくしま支援
 11月25日 平田小   11月29日 松陵中    

  ※51校(小38校、中12校、特支1校)

【感想】

◇WebexとMetaMoJiを両方使うことは今後たくさんあると思いますので、今日学んだことを生かしていきたいと思います。ありがとうございました。                                                                      ◇ICTの活用が苦手な先生には個別に指導していただくのが一番だと思いました。操作しながら教えていただけて助かりました。                                                                 ◇生徒がタッチペンで細かい字が書けない。(数学では数式などを文字入力ではできないため、「書く」を使用する。)i ペンシルなど使用できるようになれば、通常のノートのように生徒も書けると思います。                           ◇定期的にこのような研修があるとタブレットを更に活用すると思うので、また開催してください。             ◇生徒からのアンケートなどで集めたデータをどう分析し、評価へつなげるかが今の困っている部分です。ICTを活用すればするほど、沢山のデータが集まるので、その効果的な活用が課題です。                                         ◇具体的な場面を想定して体験することができ、イメージがとても膨らみました。今後、いろいろ試して還元していきたいと思います。                                                               ◇Webexのアンケート機能よりMetaMoJiのアンケート機能のほうが使いやすいと感じました。早速、活用したいです。                                                                                       ◇レイヤーの意味が少し分かった。FCSポータルサイトがもう少し使えるようになれば、白パソからデータを家に持ち出さなくとも仕事ができるのがいいなと思った。アカウントは持っているので、開いてみたい。                      ◇コース別で研修していただけたことで、自分の知りたいことを知ることができる研修となりました。短い時間設定だったのですが、大変学びになったと思います。ありがとうございました。                                    ◇「ICTでこんなことができたらいいのに」と思った時、すぐに聞けるところがあるといいと思う。大きい学校では得意な方がいれば聞けるが、小規模学校では難しいです。                                                                                                                       ◇仮想教育委員会学校のサイトに、各学年、各教科の授業ノートのデータをできるだけ多く、ダウンロードできるようにしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

初任者研修 市内研修 授業研修②

初任者研修 市内研修 授業研修②

 10月26日(水)に福島市立吉井田小学校において、初任者研修 市内研修 授業研修②(小学校教諭)が行われました。講話や授業参観、協議を通して、初任者は、授業を行う上での悩みや疑問に向き合うことができたようです。校長先生より、「学校は、なりたい自分になるための貯金をするところ」という話があり、研修者は改めて、学校教育の在り方を捉えなおしていました。

*********************** 研修者の感想***********************


○授業を参観させていただき、子どもたちの書く力がとてもついていると思った。それは、これまでの授業で学習訓練や個別支援があったからだと学んだ。特に、書けない子に対していくつかの選択肢を与え、理由を考えさせるという支援が参考になった。また「聴写」の訓練も必要だと学び、次の日に実践してみた。めあてを書く際に、見て書くのに時間がかかる子がすぐに書いていて、支援になる方法だと学んだ。

○校長の講話から、今自分が就いている教員という仕事は、各家庭から、大切な子どもの命を預かっているのだということを再確認した。「空振りは許されるが、見逃しは許されない」という言葉を心に置きながら、児童の変化を見逃さず、対応を怠らないようにしたい。教師として、児童の可能性や才能を見つけて育てることができるよう「気付く感性」を大切にして児童と関わっていきたいと思う。

○自分たちが実践している指導方法や、課題についてのグループ協議では、同じような悩みを抱えていることや、参考にしてみたい実践があり、多様な視点から考えることができた。特に、ICTについては、ただ使えばいいというわけではなく、どの場面で活用したら効果的なのかを考えながら使う必要があると感じた。

初任者研修・新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修


初任者研修・新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修


 11月16日(水)に初任者研修 新規採用養護研修 市内研修 特別支援学校研修が福島市立ふくしま支援学校で行われました。研修者は、この研修を通じて小学校低学年の段階から、将来の進学、社会的自立を目指して指導計画を立てていくことの大切さやどの学校においても子どもたちにわかりやすく「伝わる」ように話していく大切さを学んでいました.。

 

***************** 研修者の感想****************


○普段見ることができない、特別支援学校の授業や教室環境について多くの発見があった。中学部や高等部の授業で、子どもたちが真剣に作業に取り組んでいたり、教師の言葉かけを受けて自分で作業を進めたりしている姿を見て、日頃から将来を見据えた授業をしていることを知ることができた。また、どの先生も穏やかにゆっくりと子どもに伝わる言葉で話していた。今回の参観で、先生方の子どもへの関わりの中に多くの学びがあると実感した。今後、子どもの進級後の姿をイメージしながら授業を行ったり、周りの先生方の言葉かけを観察したりすることを意識し、さらに子どもに寄り添った指導・支援を実現して行きたい。

○就労に向けて、小学部の時から、身辺処理や身支度などを意識させることが大切だと分かった。特別支援学校だけではなく、小学校でも社会生活に向けて、子どもたちが困ることのないように、教師が先を見据えて指導していくことが大切だと学んだ。
 
○「特別支援教育は、特別な教育ではない」という言葉が印象に残った。「一人一人と じっくり関わる」「実態把握」「良さを伸ばす」などのキーワードが話の中にあったが、これらが大切であることは特別支援教育に限られた話ではないと強く感じた。今の学級でも、一人一人に応じた丁寧な教育をしたい。また特別支援教育について、支援学級の 先生方や教育書から積極的に学んでいきたい。

初任者研修 市内研修 授業研修② (福島市立野田中学校)

初任者研修 市内研修 授業研修② (福島市立野田中学校)
 

11月1日(火)に初任者研修 市内研修 授業研修②(中学校教諭)が福島市立野田中学校にて行われました。 

 

【 研修者の感想】


○ 職能発達上の変化は経験3年目までに生起する。そのためにはスタートダッシュが重要なので、自分の授 業を撮影し、自分で振り返ってみる。研究授業のたびにビデオを残したり、本をたくさん読んだり、先生方の優れているところを吸収したりする。目指す授業像は、「優れた教師の周到に準備された授業」である。
高澤校長先生の講話を聴き、自身の日々の授業に対する思いや準備は、まだまだ伸びしろがあると感じた。先生がおすすめしていた、大村はま先生の教育書を早速読み始めたので、学ぶのが楽しみである。

○ 授業参観をして、考えを共有する際のメタモジの活用方法が効率的で、学びの蓄積にもつながるよい方法だと感じた。自分の授業でも実践してみたい。また、一人も取り残さない「わかる」授業を行うために様々な手立てがあり、生徒も意欲的に授業に取り組んでいると感じた。

○ 数学は、自分の担当教科の社会とは縁遠いものだと思っていた。しかし、工藤先生の授業を参観させていただき、その認識は間違っていたと分かった。ICT機器と板書の使い分けが勉強になった。こちらに注目させたい時にICTを機器を使い、生徒にじっくりと考えさせたい時には板書を使っていた。また、誰一人おいていかない授業の展開を行っており、支援が必要な生徒に対する丁寧なフォローなど、勉強になることばかりだった。工藤先生が机間指導の際に活用していた座席表も、生徒の様子を把握するために有効であり、すぐにでもまねをしようと思った。