センター事業等
情報モラル教育講座
8月30日(水)に岐阜聖徳学園大学DX推進センター長芳賀高洋様を講師にお迎えし、情報モラル教育講座を開催しました。
デジタル・シティズンシップ教育の理念や実践について、グループ協議も交えながらわかりやすく教えていただきました。
デジタル社会の善き担い手を目指し、「~してはいけない」というブラックリストを作成するのではなく、「~しよう」というホワイトリストを子どもたちとともに考えて行くことの重要性について理解を深めました。
受講者の声
・ 情報端末の活用のよさや課題について、自分で意識していた以外のことにも多くのことに気がつくことができました。
その中から、本講座の目的にもなっている、情報モラル、デジタルシティズンシップの必要性、重要性を実感することができました。デジタル社会の中で生きる資質・能力の育成は不可欠であり、児童生徒が主体的に参加して学んだり決定したりすることが大切だと感じました。
・ デジタル・シティズンシップについて初めて知りました。ブラックリストを作成するのではなく「どうしたらよいか」「何ができるか」を考えホワイトリストの考え方がとても良いと思いました。情報教育の場面以外でも有効活用できると思うので、取り入れたいです。
・ デジタル・シティズンシップ教育は、ICT機器の使用の際だけでなく、普段の生徒指導にも繋がる部分があると思った。
「~してはいけない」ではなく「~はできる」「なぜしてはいけないのか考える」忘れがちだが1番大切なことだと思った。
・ 「デジタル・シティズンシップ」教育とは初めて耳にする言葉であったが、今回の講座に参加し、学校課題解決におおいに役立つものと考えた。世の中技術革新はめざましく、ますます便利になっていくが、反面、使い方によっては悪い影響も出てくる。「~をやってはダメ」「~は禁止」というこれまでの考えから一歩脱して、「~すると~になる」的発想からマニュアル作りをすることは生徒指導でも生かせると感じた。
・ 班でのワークショップでは、他の班の発表を聞いて、同じような課題を感じている方が多いのだなと思いました。ICT活用のスキル面の課題と、使用のしかたの課題があり、デジタル・シティズンシップ教育が課題解決につながっていくと思いました。
防災・放射線研修会A 実施
8月31日(木)防災・放射線研修会Aを開催しました。
市内の小・中・特別支援学校の先生方56名が参加し、市内で想定される防災や昨年度金谷川小学校で行われた放射線教育の実践について、また環境再生プラザの協力を得て学校で取り入れることができる放射線授業について学びました。
学校経営講座
8月24日に、洗足こども短期大学教授 井上眞理子氏を講師に、「質の向上を目指す教育現場マネジメント」と題し、管理職を対象とした学校経営講座を開催しました。
井上氏からは、「教育現場では、「マネジメント」という視点での運営が弱い」という問題提起がなされ、管理職がリーダーシップを発揮して、学校の組織力を高めていくことが重要であることを、具体的なポイントをあげてお話しいただきました。
参加者からは、「これまで考えてきた組織の在り方を、理論として明確にしていただきすっきりとした。」「学校組織をマネジメントするために、校長としてなすべきことをもう一度具体的に落とし込んでみたい。」などの意見が聞かれました。
2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修「企業等体験研修」
8月2日(水)、3日(木)にJAふくしま未来様のご協力を得て、2年次教員フォローアップ研修・新規採用養護教諭研修の1つである「企業等体験研修」が行われました。
「湯野共選場」では桃の選果を、「新福島ファーム」ではナスの収穫と梱包作業を、そして「花卉共選場」では花の共選を体験しました。
福島学院大学にて幼稚園保育実践講座を実施
福島学院大学において、「幼稚園保育実践講座」を開催しました。
福島学院大学認定こども園長 二谷京子先生より、「子どもの可能性をつなげる架け橋プログラム」についてご講義をいただいた後、福島学院大学附属幼稚園や子ども図書館を見学させていただきました。
【研修者の感想】
◇本日の講義内容で、小学校の先生に子どもの姿を見ていただくだけでなく、何を経験し、遊びの中で何を学んでいるのか等を言葉で説明する力が大切だというお話が特に印象に残りました。目に見えない教育、あと伸びする教育だからこそ、言語化し、見える化することで幼児教育の中身を具体的に発信できるよう努力していきたいと思いました。
◇小学校との交流はしていても、これでよいのかと曖昧な不安や疑問がありました。今日の講義を聴いて、まずは幼稚園での育ちを見える化して伝えることを意識しようと思いました。
◇今回の講話で、私たちが小学校の先生にどのように子どもの育ちを伝えていくのか、具体的に知ることができてよかったです。今後私たちもしっかりと伝えられるようにしていきたいです。
◇こども園の環境を見せていただいたことも、いろんな発見があり、もっと自分の園の環境づくりを工夫してみたいという気持ちが高まりました。
◇今年度、異校種交流ができたことにより、小学校の先生にぜひこども園での子どもの姿を分かってほしいという思いを強くもっていました。この交流の中で、子どもの姿を伝えさらにどのような体験、経験をしているのか、どのような学びにつながっているのか説明し、有意義な時間にしたいと思いました。
◇子ども図書館はとても魅力的でした。本に触れる楽しさを十分に感じられる素敵な空間ですね。環境の大切さを実感しました。