センター事業等
ブラッシュアップ講座(8月3日実施)
東邦銀行陸上競技部 佐々木真菜 選手 ・ 天下谷真弓 コーチ が講演
「ブラッシュアップ講座」は、教職員が多方面の第一線で活躍する講師の方より講演いただくことで、社会的視野を広め、幅広い教育的知見を獲得することを目的として、今年度初めて実施しました。初回の講師は、今まさに自己記録を更新中であり、2年後の「パリ パラリンピック」への出場・活躍が期待される東邦銀行陸上競技部所属のパラアスリート佐々木真菜氏と、自身も女子60mの日本記録をもち、佐々木選手をはじめ後輩の育成にあたる天下谷真弓コーチ。このお2人から教職では得られない体験談を含め、興味深いお話をいただきました。
受講者からは、「自分が知らない世界で活躍されている方の話はとても感動した。陸上を通して学んだお話は、教育に生かせることがとても多いと感じた。目標のもたせ方、サポートの仕方など明日から使えることがたくさんあり、大変勉強になった。」「佐々木選手の『失われたものを数えるな、残されたものを最大限生かせ。』という言葉、天下谷コーチの『もっていないものは、身に付ければいい。』という言葉に感動した。」「真菜選手の大活躍の基盤に教育があったと伺い、うれしく思ったのと同時に、教師という仕事の責任に身がひきしまる思いがした。私も子どもたちの道先案内人として、その子のよさを一緒に伸ばしていきたい。」「本市のすばらしいアスリートの方の話をお聞きでき、今後の子どもとの関わりや自分の生き方についてとても大きな示唆と力をいただいた。挫折を乗り越える前向きさ、『人との比較』ではなく『自分にあるものをさらに強くする』ことについての大切さを感じた。」などの感想が聞かれ、教職以外の方のお話から、改めて教育の大切さ、子どもの支援のあり方などについて考え直すきっかけとなるとともに、教員としての決意を新たにした先生方が多かったようです。