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主任・担当者研修 防災・放射線教育研修会

主任・担当者研修 防災・放射線教育研修会
 8月31日(水)に防災・放射線教育研修会を行いました。
 今回の研修では、福島市危機管理室の方の講義や、昨年度の放射線教育推進校である飯野中学校の実践紹介、環境省福島地方環境事務所・環境再生プラザの企画による実習を行いました。研修を通して、福島市における防災・放射線教育の重要性や必要性について市内各小・中・特別支援学校の先生方に再認識していただきました。

【研修者の感想】
○「自分は大丈夫」と思い込んでしまう、『正常化の偏見』という現象について知った。地震発生直後にどんなことが起こっているのか書き出してみて、まさに自分の身体に被害がふりかかっているかもしれないという考えが完全に抜けていた。また、福島県の放射線教育は、最先端をいっているという鳥取大学北先生の発言、一度心して教育にあたろうと思った。東日本大震災を知らない子供たちに伝えていく責任を改めて感じた。

○私にとってはつい最近の出来事に思える震災だが、日々、目の前にいる子供達は震災のことなど全く知らない子供達だった。わずか、11年前のことを自分事として伝えるのが難しいと思うと、戦争のことなど伝えるのはなおさら難しいな…と思ってしまった。私たち大人の記憶が鮮明なうちに子供達に伝えていきたい。そのために、環境再生プラザの様々なツールを紹介していたただけたことはとてもありがたかった。