鳥川小学校日誌

2024年9月の記事一覧

5年生算数科 図形の角の大きさを調べよう

 5年生の算数科は現在、「図形の角の大きさを調べよう」を学習しています。
 今日9月6日(金)の5校時、2組の教室では、「どうしたら五角形や六角形の角の大きさの和をもとめられるかな」という課題で学習しました。

 子どもたちはこれまでの学習で、三角形の3つの角の和が180度になることや四角形の内角の和が360度であることが分かっています。
 ですので、子どもたちは、「図形を三角形や四角形に分けることができれば、その個数で角の和が求められそう。」と予想しました。
 これまでの学習の積み重ねが生かされていますね。たいしたもんだ。

 まずは、一人で考え、多角形に対角線を引いて、三角形に分けたり三角形と四角形に分けたり。
 次にグループの友だちに、その考えを伝え合ったり、分からないところを教え合ったりします。

「こんなやり方があるんだね。」
「そのやり方のほうが、いいね。」
「あっ、線のひき方が同じだね。」
「どちらも三角形と四角形に分けられるね。」

 ただ単に答えを求めるのではなく、自分で考えた根拠を示して説明する活動も大切にしています。

 分かったことや気付いたことをもとに、解決に至ったプロセスを聞き手に分かりやすく伝えること。
 友だちは、どんな考え方をして解決したのか、自分と比べながら聞くこと。
 みんな、集中して取り組んでいました。グッジョブ!

 学力向上には、積み重ねが欠かせません。
 これからも、1時間1時間を大切に授業を行っていきます。

           

 子どもたちの確かな学びのためには、先生自身も、授業力や専門知識を高める研修が欠かせません。
 今日の放課後も、荒井小学校の矢野教頭先生を講師としてお迎えし、参観した全ての先生方で、算数科の授業について研修を深めました。
 先生同士が相互に参観することで、若手の先生が先輩の指導技術に学んだり、ベテランの先生が教材研究を深めたりしています。
 先生も、日々勉強です。

     

6年生卒業アルバム写真撮影 ~授業風景~ 

 今日9月6日(金)の2~3校時、卒業アルバム用の写真撮影がありました。
 今回は、授業風景です。

 できるだけ、「自然」を心がけて・・・・

 “パシャッ” “パシャッ”

 ・・・とはいっても、カメラを向けられると少し緊張しちゃいますね。(まぁ、無理のないことです。)
 
 卒業はまだもう少し先の話ですが、こうやって少しずつ、行事や活動、授業風景など、6年生の写真を撮りためていただいています。
 6年間の思い出がつまる卒業アルバムです。
 どのようなものが完成するのか、今から楽しみです。

     

ほっこりことば

 階段に、「ほっこりことば」が掲示されています。

 「ありがとう」
 「だいじょうぶ?」
 「おはよう」
 「いいね」
 「すごいね」
 「ナイス」
 「いっしょに〇〇しよう」などなど。

「ほっこりことば」とは、人を元気にしたり、うれしい気持ちにさせることば。

 鳥川小学校がほっこりことばで一杯になることを目指し、誰もが、温かい気持ちで学校生活を送ることができるように取り組んでいきたいと思います。

3年生国語科 グループの合言葉を決めよう

 今日9月5日(木)の1校時、3年1組の教室では、国語科「グループの合言葉を決めよう」の学習に取り組んでいました。

 子どもたちは2学年までに、互いの話に関心をもち、相手の発言を受けて話をつなぐ学習をしてきました。
 それをうけ、3年生では、話合いが目的に応じて適切に進行するように、司会などの役割を果たしながら、参加者に発言を促したり、発言の共通点や相違点を確認したり、話し合った内容をまとめたりしながら、話す・聞く力を深めていくようにしていきます。

 この時間は、全体で話合いの目的や進め方を確認したあと、少人数のグループにわかれ、「グループの合言葉を決める」というテーマで、司会などの役割を決めて話題からそれないように話し合いをします。
 教科書の文章を参考にしながら、前の時間までに自分が考えた言葉とその理由について説明したり、友だちの意見と比べたりしました。

 「これから、グループの合言葉を決めます。自分が考えた合言葉とその理由を話してください。」【決めることの確認】
 「全員で意見を出し合った後、それぞれの意見について話し合っていきます。〇〇くんから、どうぞ。」【進め方の確認】
 「ぼくは、『みんなで一緒にがんばろう』にしました。理由は、みんなと一緒なら、力がわいてがんばれるからです。」【意見と理由】
 「わたしは、『みんな笑顔で、仲良くしよう』です。理由は、笑顔だと友だちがたくさんできるからです。」【意見と理由】
 「わたしは、『たのしくげんきにがんばろう』です。これを言われたら、気分がよくがんばれるからです。」【意見と理由】
 「それぞれの意見について、質問や考えたことを発言してください。」 【意見の整理、確認】
 「ぼくは、〇〇さんの『仲良く』という言葉を入れたいです。友だちと仲良くすると楽しいからです。」【他の人の意見に対する自分の意見】
 「『みんな』という言葉と『がんばろう』という言葉が出てきているので、一緒にできると思います。」 【共通点】
 「それでは、決めたことを確かめます。私たちのグループでは、『みんなで仲良くがんばろう』ということに決まりました。」 【話し合いで決まったことの確認】
・・・といった具合。

 それぞれが意見を出し合い、出たものの共通点を探してグループ分けをしたり、絶対に外せない言葉をどんな順序でつなげていくかを考えたりして、グループの合言葉を完成させていました。

 この単元で学習していることは、国語の学習に限らず、他教科の学習でも実生活の中でも役に立つもの。
 学んだことを生かしつつ、これからも話し合い活動をたくさん行って、いろいろなことを決めたり、課題を解決したりできるといいですね。

            

フッ化物洗口スタート

 児童のむし歯予防を中心とした歯の健康づくりと児童自身の歯の健康への関心を高めるために、本校でも、フッ化物洗口に取り組んでいます。
 昨年度は、希望する1年生のみの取り組みでしたが、今年度は対象者を広げ、1年生~6年生の希望者によるフッ化物洗口が、今日9月4日(水)より改めてスタートすることとなりました。
 フッ化物洗口を希望しない子は、水だけでうがいをして、口の中をきれいにします。

 週1回・水曜日、これまでお掃除に取り組んでいた時間をフッ化物洗口の時間に組み替えて実施です。

 洗口液を口に含んで1分間、全部の歯にいきわたるように、前・右・左・奥 ・・・ ぶくぶく ・・・。

 どの学級も、スムーズに実施することができました。

 日々の歯磨きとフッ化物洗口で、むし歯予防の効果が高まるといわれます。
 学校ではこれまで同様、歯みがきをしっかりすることにも働きかけしてまいります。
 ご家庭でもご協力をお願いします。

            

 

4年生国語科  故事成語・ことわざ

 4年生の国語科は現在、「ことわざ・故事成語」の学習に入りました。
 今日9月4日(水)の1校時、それぞれの教室では、「どんぐりのせいくらべ」「泣きっつらにはち」「すずめのなみだ」などのことわざや「蛍雪の功」「五十歩百歩」「漁夫の利」など故事成語について、インターネットを使って調べ、ノートや「メタモジ」のシートにまとめました。
 調べることがらは、その意味やどういうときに使うか、その使い方。
 言葉を使う場面を、自分たちの日常の中に落とし込んで想像することで、ことわざや故事成語がもつ意味と実際の生活場面とを結び付けて理解することを目指します。

 子どもたちは、そのことわざや故事成語が使われる場面を、どんな短文や物語で書き表すのでしょう?
 出来上がった短文や物語をお互いに発表しあう次の時間が、楽しみです。

        

2年生生活科  いきものとなかよし

 今日9月3日(火)の3校時、2年1組の子どもたちが生活科の学習で「虫さがし」をしていました。
 体育館北側の学級園やプール近くの築山に行き、虫が隠れていそうなところに近づいて目を凝らすと・・・

 「あっ、トンボだ!」
 「こっちは、ショウリョウバッタだ!」
 「キリギリスもいる!」
 「ねっ、見て見て、ここにはダンゴムシがいるよ!」
 「あっ、アリの巣があった。」と夢中になって、たくさんの虫を見つけていました。

 よく見ると、いろいろな虫がいるものですね。

 どこに、どんな虫がいたのかな・・・・?
 虫の特徴や虫を捕まえた場所には、共通点があります。
 次の時間に、お友だちと気づいたことを話し合ってみましょう。
         

 

1年生生活科 アサガオの種ができたよ

 今日9月2日(月)の4校時、1年生が、生活科でアサガオの種とりをしていました。

「先生、すごいよ、たくさんとれたよ。」
「ぼくも、見て、見て! こんなにとれたよ。」

大興奮しながらの種とりです。
 たくさんとれた種は、来年の新入生へのプレゼントにしたり、自分で持ち帰ったりする予定です。
 また来年、お家で植えるといいね。

           

1年生音楽科  鍵盤ハーモニカ講習会

 今日9月2日(金)2校時、1年生は、講師の先生を招いて、鍵盤ハーモニカの講習会をしました。

 話をよく聞く1年生の目は、とても真剣です。
 みんなでふいた「ド」の音は、とてもきれいに多目的室に響いていました。

 子どもたちは、鍵盤ハーモニカの扱い方や弾き方、音の出し方などを学びました。
 講師の先生に教えていただいたことを忘れず、きれいな音でいろいろな曲を演奏できるように、これから練習をがんばっていきましょう。

        

5年生国語科 心が動いたことを三十一音で表そう ~短歌づくり~

 5年生の国語科は現在、心が動いたことを三十一音で表す、すなわち「短歌」で表現をすることに挑戦しています。
 今日9月2日(月)の1校時、1組の教室では、比較的思い出しやすい「夏休みの思い出」をテーマに、短歌で表現したいことの題材集めをしていました。
 夏休みの思い出を短い文に書き、その時の様子を五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を使って感じたことから思い出し、メモしていきます。

 暑い日差しの下で食べた、かき氷の冷たさ
 宿題が思うようにすすまない、イライラ感
 おなかに響く、打ち上げ花火の音
 バーベキューの焦げたにおい
 入道雲が見える、田んぼの景色と蝉の声
 ひまわりの花びらに止まるトンボ  などなど

 特別な出来事はもちろん、特に気に留めていなかった日常の何でもない出来事や、知らぬ間に過ぎ去ってしまう季節の移り変わりの中にも、「短歌の種」があることに気付きます。

 書きたいこと、書けそうなことが見つかったら、そっそく「五・七・五・七・七」にあてはめようとする子の姿も・・・

 どんな言葉をあてはめようか?
 もっと別な言葉はないか?
 どんな順序で書き表そうか?

 これがなかなか難しいんだよなぁ。言葉を紡ぐセンスが磨かれますね。

 次の時間からは、実際に短歌を完成させ、友だちと短歌を読み合います。
 自分以外の感性に触れ、自身のものの見方や感じ方、考え方、言葉への感性を養うことにつなげていけるといいですね。