幼稚園ブログ

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大丈夫だよ。元気出して!(協力し合う子どもたち)

 今週、発表会の練習が佳境を迎えています。月曜日、年長クラスでは楽器ごとに見せ合いっこをしました。鈴・トライアングル・木琴チームの演奏が始まりました。でも、あれ?一人足りない?M君が気付いてT君を呼びました。T君は急いで並んで自分の演奏には間に合いました。でも、終わったらT君は泣いてしまいました。するとみんなが「大丈夫だよ。元気出して!」と励ましてくれました。
 本園では「協力し合う」ことを重視しています。完全な人間など一人もいません。どの子にとっても協力する力は不可欠です。誰かが間違いそうになっても先生は手を出さず、子ども同士で教え合います。すると、子どもは変わります。いつもM君は教えてもらうことが多いけど、この日は逆にT君に教えてあげました。これは今までたくさんの友達に教えてもらったからこそできたことです。M君、ものすごい成長です。子どもの可能性は本当にすごいです。
 子どもたちは発表会をとても楽しみにしており、お家の方に秘密にしている子も多くいます。なのでここでは限定的にしか載せられませんので、ぜひ本番をお楽しみに!

うわー!楽しいー!(初めてのソリ)

 今週火曜日は初めての積雪。りす組のR君は「僕はいいや・・」と初めはソリ遊びを遠慮していたけど、みんなと一緒に乗ってみると楽しくて何回も滑っていました。雪がいっぱい降ってよかったね♡
 そして、水曜日はお誕生会。今回のサイエンスショーは快晴のため予定を変更して星の話。こむこむ館で見たオリオン座ベテルギウスの話や天体望遠鏡で太陽黒点の観察。太陽の動きが意外に速いことに驚いていました。最後は遠くの雪山を天体望遠鏡で観察しました。また、大根抜きではとっても強い大根に大苦戦。そしておやつは肉まん。美味しい美味しいとパクパクです。
 金曜日のきりん組では発表会の初めの言葉チームと終わりの言葉チームの見せ合いっこ。最初はどっちも不合格。リベンジのチャンスをもらうと自分たちで集まって相談開始。どこが悪くてどこを直すか、先生が指示しなくてもちゃんと話し合いができています。先生はとっても楽ちん。2回目は見事にできました。これはこの2年間、子ども同士の話し合いを重視し育ててきた成果です。本当に素晴らしい子どもたちに成長できました。

冬休み、がんばったんだ!(見違える子どもたち)

 皆さん、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 火曜日から第3学期が始まりました。この寒風の中、園庭の桜のつぼみも4月にきれいな花を咲かせることを夢見て、少しずつ少しずつ大きくなっています。この3学期、桜のつぼみのように、4月にはかっこいい新きりん組に、そして立派な新1年生になれるよう、1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。
 この冬休み、たった2週間ですが子どもたちは、心なしか大きくなった気がします。驚いたのは、背の大きさだけではありません。R君やMちゃんは、冬休み前に前とびができるようになったばかりなのに、休みが明けたら、後ろとびもできるようになっていました。Kちゃんは、1日で5種目もクリアしてしまいました。他の子たちも、休み中のがんばりがよくわかりました。本当に見違えるようでした。
 そして金曜日はこむこむ館学習。プラネタリウムや常設展示室、手形づくり。最後はライブラリーで楽しんできました。館の先生には「先生に言われなくとも自分たちで並んだり、もう小学生以上でした。」と、大変ほめていただきました。とってもお利口さんの子どもたちです。

いいなー、3学期がんばろう。(がんばった2学期)

 今週、火曜日はお楽しみ誕生会。みんなで「あわてんぼうのサンタクロース」を歌っていると、突然サンタさんが現れました。そして一人一人にプレゼント。本物のお髭も触って大喜び。おやつはビーフシチューにパン、ジュースにケーキ。とっても楽しい1日でした。
 さて、楽しかった2学期も終わりです。この2学期も一人一人に大きな大きな成長が見られました。最後の金曜日、りす組では忍者修行全種目全員クリアし、みんなで拍手「おめでとう!」最後のお花が飾られました。きりん組ではなわとびカード目標種目クリアが続出。無欠席者や目標達成者にメダルが贈られました。「いいなー、3学期がんばろう。」早くも3学期に向け意欲的です。
 保護者の皆様には、これまでのご支援ご協力、本当にありがとうございました。また、来年もいい年でありますように!

ありがとう♡(優しさにあふれる幼稚園)

 今週もいろいろなことがありました。木曜日りす組のMちゃんは、桃玉と黄玉の入ったカゴが床に置いてあるのに気づき、2つ一緒に棚の上に置こうとしたとき、Iちゃんがそれに気づき1つのカゴを持ってあげました。するとMちゃんは自然に「ありがとう♡」と素直な言葉が出ました。
 また、きりん組のN君はりす組のMちゃんの髪ゴムを拾い、少し照れながらMちゃんの髪をしばってあげました。こうした日々の他愛ない小さな小さな出来事が、とってもとっても大事なのです。こうしたことを全職員で共有し、子どもの育ちに気付き見守ることで、優しさにあふれる幼稚園を実現しているのです。
 水曜日は焚火で焼き芋をしました。みんなで美味しくいただきました。金曜日は教養講座「親子で科学に親しもう」サイエンスショーは"風の働き"、"虹を見てみよう"の2本立て。最後は親子で"虹の見える万華鏡"を作って楽しみました。また、環境整備でもお世話になりました。本当にありがとうございました。

いいやつだったじゃん!(友達との関わり方の育ち)

 今週、きりん組の箱落としゲームでは大小8個の箱を落とし合うゲームに発展しました。作戦の話し合いにも慣れてきました。しかし、この日の黄組はガードを誰がやるかでもめています。そこでN君がガードを譲ってくれると、M君「いいやつだったじゃん!」とN君を見直しました。
 子どもたちの個性は様々です。自分の主張をなかなか変えようとしない子、自分中心で他の子のことが見えていない子、みんなの意見を聞いてまとめようとする子・・、そうした中でも子ども同士説得したり、妥協したりしながら子どもなりに解決策を見つけ出します。そのため、本園ではもめごとはありますがトラブルはありません。子どもだけで解決できるのです。本園ではこうした、今後の人生の基礎となる、友達との関わり方の育ちを重視しています。
 さて、木曜日は先生方と箱落としゲームの決戦です。さあ、どうなったでしょう?
 そして金曜日は、バディで手をつなぎながら太平寺公園までミニ遠足でした。そこには、きりん組もりす組も一緒になって楽しむ姿がありました。

幸せだったなー♡(もちもちお餅)

 今週、子どもたちの遊びは進化しています。りす組の「ピクミンごっこ」では、車や服、家を作る活動に発展しました。きりん組では「箱落としゲーム」で、黄組も桃組もガードが上手になってなかなか箱が落ちません。そこで「もっと楽しくするには・・」と、みんなで話し合ったところ、ガードを二人にしようという考えが・・。こうして、ルールも日々進化しています。
 さて、金曜日は餅つき会でしたが、この日のために、事前に買い物に行ったり、お米を洗ったりと、子どもたちが準備してくれました。つきたてのお餅は本当にもちもちで美味しくて、何度も何度もお代わりをする子も・・。N君は15個ぐらい食べてお腹ぱんぱん。最後は膨らんだお腹をさすって「幸せだったなー♡」よかったねN君。大竹さん、安斎さん、お手伝いのお母さん方、本当にありがとうございました。

また小学校で会おうね!(すぎのめっ子第2回交流会)

 今週月曜日はお誕生会。サイエンスショーのテーマは空気の重さ。空気に押されてコップの水もこぼれません。この日のおやつは美味しいサツマイモチップス♡あっ、全部落としちゃった子が・・。でも、みんなが分けてあげました。みんな優しい子ばかりです。
 火曜日はりす組の親子サッカー教室。パパやママと一緒でみんな嬉しそう。
 そして、水曜日はすぎのめっ子第2回交流会。今回は小学校に行って授業参観、学校探検、1年生との交流。幼稚園に戻って、みんなでダンス。とっても楽しかったね。最後は「また小学校で会おうね!」約束して、さようなら。また会える日を楽しみに・・。

よろしくね(一瞬で打ち解ける子どもたち)

 今週、月曜日はすぎのめっ子交流会。杉小学区の5つの幼児施設の年長さんが集まっての交流会です。初めは緊張していた子どもたちも、一瞬で打ち解けるのは本当にすごいです。初めて会う子と平気でしゃべって楽しそうに手をつないで踊っています。みんなすごく嬉しそう。小学校入学がますます楽しみになりました。来週、2回目を行います。
 また、水曜日は七五三の集い。木曜日は幼保交流研修会。保育所やこども園の先生たちが保育の様子を見てくださいました。子どもたちの主体的な姿に驚いていたそうです。他にも本園を参観希望の先生がおりましたら、申し出てください。喜んで受け入れさせていただきます。

『普通だよ』(心の基礎)

 先週行われましたフリー参観について、たくさんのご感想を頂きありがとうございました。多くの方が安心されたり感心されたりしたようです。その中で、T君のお母さんの感想を一部ご紹介させていただきます。
「・・教える側になっていて驚きました。・・一歩成長したなと感じました。家でほめたら、かっこつけて『普通だよ』と言ってました。・・」
 実はこういう姿こそ、私たちが目指している姿です。幼稚園の2年間は、その子の人生を支える「心の基礎」を作る時期です。「困っている人がいたら助け合う」このことをT君は「普通」のことと言っています。学級の中では誰もが同じ行動をする。それが当たり前だ。そういう意味です。これが、彼の行動の基準になっています。人格の一部として定着した姿です。
 本園卒園の子はこのような「心の基礎」がしっかりしているからこそ、小学校に行ってからも困っている友達を助け合う姿が見られるのです。これから先、この基礎の上にさらに豊かな人生が築かれることでしょう。がんばれ、T君!がんばれ、みんな!!