幼稚園ブログ

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りすさんに教えてあげなよ(優しさの文化)

 今週は水曜日に5月の誕生会がありました。この日のサイエンスショーのテーマは「耳をふさいでも聞こえる音の不思議」。空気中だと小さな音も、一本橋だとよく聞こえました。難聴のベートーベンも行っていたという骨伝導を誕生日の子が体験しました。後でみんなで聞いてみたら、面白い音にびっくりです。最後は「イチゴミルク」で楽しく遊びました。
 さて、月曜日はりす組のR君、初めてのぱんだ組(預かり保育)のおしぼり当番です。先生が絞り方を教えようとしていたら、きりん組のRちゃん、同じおしぼり当番のH君に「りすさんに教えてあげなよ」と小さくささやきました。結局、H君もRちゃんもR君の手に自分の手を添えて優しく教える姿がありました。
 こうした姿は園外でもたくさんの子に見られます。さらに、小学校に行っても見られるそうです。子どもたちにとっては「困っている人に優しくする」のが当たり前なのです。これは本園が持つ「優しさの文化」です。毎年受け継がれていきます。子どもたちはこうした集団の中で、着実に「育ち」を重ねているのです。

泣かなかったの?すごーい!(成長する集団)

 今週、りす組では「むっくりうさぎさん」で楽しみました。以前はうさぎさんに捕まって泣いてしまったYちゃん、この日は捕まっても泣きません。すると子どもたちは「泣かなかったの?すごーい!」と拍手です。認め合う集団への大きな一歩です。
 またきりん組でも、M君が折り紙に困っている隣のR君に気付くと、「ちょっと大きかったね」と自分の折り紙を見せながら優しく教えてあげる姿が見られました。今まで教師の出番だった場面を子どもに任せる。このことで子どもは大きく成長します。そして集団としても成長できます。
 こうした「子どもに任せる」教育、主体性を鍛える教育は様々なところで行われます。金曜日の春の遠足では、4年前から子ども同士のバディで行動するようにしました。親御さんは秋まで待っててください。子どもたちは汗びっしょり動きましたが、安全意識の育ちが見られ、欠席0で4年連続事故0です。
 さあ、来週も元気に登園しましょう。

美味しい!(初めてのお弁当)

 今週、りす組では初めてのお弁当でした。箸に苦労している子がたくさんいましたが「美味しい!」と言いながら、がんばって食べました。1週間で箸も上手になりました。
 きりん組では、あちこちお散歩しました。金曜日には、洪水時の避難訓練で満願寺まで避難しました。牛さんを撫でたので、ますます元気になれそうです。
 ソロコンサートでは、みんなの前で歌声を披露。大きな拍手をもらいました。
 さて、来週は楽しみにしていた遠足です。みんな元気に行けるといいね。

こうやるんだよ(初めてのサーキット)

 風薫る五月。爽やかな風が園庭を吹き抜けます。
 さて今週、年少さんにとっては初めてのサーキット。早速、年長のN君、M君、T君たちが「こうやるんだよ」とサーキットのやり方を年少の子に教えています。さすが立派なきりん組さんですね。素晴らしい!!
 また、火曜日は子どもの日誕生会。こいのぼりや柏餅の由来等を子どもたちが発表してくれました。この日のサイエンスショーは鳥の鳴き声。"ホーホケキョ""ガーガー""カーカー"・・実際の鳴き声を聞いてどの鳥か当てるクイズです。最後は柏餅。あんこが苦手な子も最後まで頑張りました。
 さて、明日からのGW。ご家庭で楽しく安全に過ごさせてください。8日に元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。

こうしたらいいんじゃない?(話し合う経験)

 今週、きりん組では早速、誕生会の係やサーキット運動の配置をグループで話し合う機会が増えています。「こうしたらいいんじゃない?」と意見を出すグループもありますが、シーンとなってしまうグループもあります。
 今後に向けて、みんなで話し合う経験を大事にしていきたいと考えています。
 さて、来週は2日間しかありませんが、子どもの日誕生会などがあります。きりん組さんの活躍が楽しみです。

お母さん、びっくりしちゃうよ!(がんばりの波及)

 今週、入園式から2週目ですが、早速子どもたちはがんばりを見せてくれました。
 牛乳が苦手な子が多いりす組さん。しかし、ある子が飲めるようになると、他の子もがんばって飲みます。そして、水曜日には乳飲料を全員が完飲しました。さらに、木曜日には苦労していた牛乳を全員が完飲しました。KR君は「お母さん、びっくりしちゃうよ!」と大喜びです。本当におめでとう!!!
 がんばりが波のように集団全体を包んでいく。これが集団で行う教育の素晴らしい点です。
 無理と思っていたことが「できた」という事実。この事実を積み重ねることで子どもは「自信」や「誇り」を獲得していきます。子どもたちは早速「素敵な子どもたち」へまた1歩踏み出しました。
 さて、来週は保育参観や家庭訪問です。園に対する要望等あれば、何なりとお話しいただけますようお願いいたします。

質の高い教育を(令和5年度を迎えて)

 4月7日、新たに年少11名、年長3名の園児を迎え入れ、令和5年度杉妻幼稚園の船出です。
 新入園児は玄関で泣き出す子もなく、どの子も元気に登園しています。先生の話も良く聞けるお利口さんばかりで驚いています。この1年がとても楽しみです。
 さて、今月からの一年間、我々教職員が大事な大事な34名のお子さんをしっかりとお預かりいたします。
 そして、教育のプロ集団として質の高い教育を展開し、一人一人が自信にあふれた質の高い子どもの姿を実現してまいります。(詳しくは「園長からのメッセージ」参照)
 皆様、この一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

The 2022-SmileS(37人の天使たち)

 2022年度、1年間様々なことがありました。「一人一人にとって心から楽しいと思える幼稚園」や「一人一人が光り輝く幼稚園」を目指して園運営に邁進して参りましたが、いかがだったでしょうか。
 最後に、本園の天使たちのとびきりの笑顔をお届けします。新年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みんなみんな、大好きだよ♡(感涙の卒園式)

 金曜日、素敵な卒園式が行われ、涙をぬぐいながらも、すごく立派な姿で卒園児が巣立っていきました。とても仲の良かったきりん組の子どもたちは、4月から4つの小学校に分かれて新しい道を歩みます。「みんなみんな、大好きだよ♡」2年間(1年間)の大きな成長を実感できる感動の卒園式でした。
 保護者の皆様には、この1年間、大変力強く本園の子どもたちや職員を支えて頂き、誠にありがとうございました。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様、本ブログをご覧の皆々様に深く感謝を申し上げまして、本年度終了の挨拶といたします。ありがとうございました。

今までありがとう。(楽しかったお別れ会)

 今週金曜日は、りす組さんが卒園するきりん組さんのためにお別れ会を開いてくれました。りす組の子は、この日のためにいっぱい練習したマジックを見せてくれたり、○×クイズをしてくれたり…。最後は「今までありがとう」と言って別れを惜しんでいました。
 他にも、最後の幼稚園での遊びを十分楽しみました。きりん組ではこれまで遊んだ遊びでもう一度してみたい遊びをいっぱいやりました。りす組でも子どもたちが考えた「爆弾ゲーム鬼ごっこ」などで盛り上がっています。
 さて来週はいよいよ最後の週です。ちょっぴり寂しいかも…でも、子どもたちが素敵な卒園式にしてくれると信じています。