センター事業等
令和4年度 タブレットPC研修会(初級編)
令和4年度タブレットPC研修会(初級編)を、各校に導入されたタブレットPC及び各ソフトウェアを日常的によりよく活用し、教育効果の向上が図れるよう、希望者を対象に6月1日から3日までの3日間、福島市総合教育センターにおいて実施しました。
前半は、全員が「タブレット端末の基本操作」「指導者用デジタル教科書の活用方法」「指導者用タブレットPCの効果的な操作」についての研修を行い、後半は「初歩の基本操作」と「オリジナルの授業ノートの作成」の2つの班に分かれて実施しました。
参加者の皆さんは、授業場面を想像しながら熱心に話を聞いたり、演習に取り組んだりしていました。
|
【参加者の感想】
・実際に操作を同時にやることで、理解が深まると感じた。困った時、丁寧に対応いただきありがたかった。
・MetaMojiの使い方が分かり、とてもほっとしました。早速、4年生の社会科の授業で福島県の特色について、作業ノートを作り、児童に書き込みをさせてみたいと思います。
・MetaMojiClassRoomを利用したことがなかったので、今回の研修で基本的な操作を学ぶことができ,大変勉強になりました。また、iPadの授業への活用法、スクリーンショットを利用したワークシートの作成法など、授業ですぐに活用できる内容を学ぶことができ、大変有意義でした。
・一つ一つ丁寧に教えていただいたので、明日から授業に生かせそうです。まだまだ難しい作業はできませんが、とにかく活用し少しずつ使いこなしていきたいです。またの機会がありましたら、研修に参加したいと思います。
・4月に他地区から来たのでこの2か月手探りでメタモジを活用してきましたが、操作の仕方やノートの作り方等確認することができてよかったです。
・タブレット端末を使った授業を行ったことがなく、とてもためになった研修でした。スクリーンショットやメタモジの使い方など勉強になりました。研修の経験を自分の授業で活かしていきたいです。
・すぐに授業で活用できそうな使い方・アイディアをたくさん知ることができ、早く授業で使ってみたい!!と思いました。丁寧に説明していただき、よく分かりました。
・いつもはワークシートをPDFで入れて、それに書き込ませる形をとっているのですが、今回、レイヤーの使い方を教えていただき、ただ書き込むだけではないワークシートの使い方について考えさせられました。PDFをさらに加工していくやり方を身につけていきたいと思いました。モニターの操作についてはまだわからないことも多いので実際に使っていきたいです。
・今まで何となく聞きかじった情報でメタモジを操作してやっていましたが、本日の研修で授業ノート作りにじっくりと取り組むことができて、非常に得るものが大きかったです。バラバラだった知識が繋がり、授業に生かす自信となりました。支援学級の子供たちに有効なノート作りに生かしていくことができます。ありがとうございました。
初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修
〇 4月27日開催 初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が開催されました。
4月27日(水)初任者研修 新規採用養護教諭研修 市内研修 一般研修 が行われました。本年度市内の小・中・特別支援学校に着任した初任者・新規採用養護教諭39名の研修の始まりです。
午前中は、教育長講話と教育研修課長講義を行いました。先生方も、緊張気味ではありましたが、自己紹介で「生徒とともに育っていきたい」と教職に対する熱い思いを語る姿がたいへん印象的でした。
午後からは、福島で教育をするものとして「福島ファン」になっていただきたいと考え、初任地である福島市について知り、地域学習に生かせるよう、福島市内施設・観光名所の紹介を行いました。多方面で活躍する7名の皆様に福島の魅力について新任の先生方にご紹介いただきました。
ご協力いただいた皆様
○ 安斎果樹園 安斎忠作 様
○ 土湯温泉観光協会 池田和也 様
こけし工人 阿部国敏 様
○ 高湯温泉観光協会 永山博昭 様
○ ふくしま花案内人 菅野紀子 様
○ 工房 おりをり 鈴木美佐子 様
○ NPO法人0073 永井康統 様
○ 浄土平ビジターセンター 西村真一 様
受講者の感想
○養蚕の仕方や絹織物のよさを知識としてだけでなく、実際に真綿に触れることで品質の上質さや丈夫さなどを学ぶことができた。また、福島県の地域循環型の養蚕のあり方についても面白く、当時の福島市が潤沢で先進的な地域であったことは古関裕而の生きた時代背景と重なると感じた。このことから、地域学習や児童の身近な生活の中で農業やもの作り、または、歴史や文化など関連性があり、そこに気づかせることの重要性を感じた。
○福島がこのように恵まれた環境・土地であるこということを子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。また、土湯や高湯などの観光地、花見山や浄土平などの自然、こけしや繭などの伝統的なものと、多くの素晴らしいものが福島市にはあるということを忘れてはならないと強く感じました。話を聞く中で、「歴史を大切にするところには未来があり、未来があるところには歴史がある。」という言葉がありました。どんなものにも必ずある歴史を、教員として子どもたちに伝えて行くことで未来に残していくことができると考えます。福島の魅力を私自身がもっと知り、自分の言葉で教えてあげたいです。
特別支援教育実践講座
特別支援教育実践講座「子どもの問題行動への対応」長澤正樹先生の講演会を行いました。
5月26日(木)こむこむ館わいわいホールにおいて、新潟大学教職大学院教授・長澤正樹先生をお招きし、特別支援教育実践講座を実施しました。
今年度は、「子どもの問題行動への対応」という演題で講演いただきました。ユニバーサルプログラムによる学級経営や、子どもが教師と一緒に話し合って決めた約束を子ども自らがチェックするセルフモニタリング、応用行動分析による問題行動への介入など様々な方法を紹介いただくとともに、問題行動分析ツールを活用しての個別の行動支援計画の作成の仕方など参加者体験型で教えていただきました。参加者からは、「自分自身の指導・支援について振り返ると共に、教えていただいたことを今後取り組んでみようと思った研修だった。」など、自分の実践に参考にしたいとの感想が聞かれました。
講演後の質疑応答では、保護者との連携についてもお話しいただきました。
長澤先生の実践的な講演は、参加者の課題解決に向けての方向性につながったようです。
道徳科授業力向上講座
道徳科授業力向上講座「『深い学び』のある道徳科の授業づくり」
5月27日に秋田公立美術大学 副学長の毛内嘉威氏をお招きして、道徳科授業力向上講座を行いました。講演では、たくさんの教材に触れながら、中心発問について考える演習も取り入れていただきました。演習を通して「教師が指導の明確な意図をもつこと」が子どもの深い学びにつながることを再確認することができました。演習でお互いの考えを交流したり、毛内先生に多くの発問例を紹介していただいたりしたことで、参加された先生方の授業づくりに対する意欲が高まりました。
参加者の感想
◇教材とじっくり向き合い、子ども達が生き生きと考えを伝え合い、深めることができるような中心発問を設定し、授業構想を工夫したいと思います。毛内先生の話をうかがって、授業に対して前向きな気持ちになりました。
◇何を理解させ、何を考えさせるのかを明確にすることの大切さを改めて考えることができ、とても充実した時間となりました。同じ教材であっても、ねらいとする内容項目を何にするかで、考えさせることが全く別のことになるので、教師が指導の明確な意図をもつことが大切だと思いました。
◇演習を通して、ねらいを明確にもって教材研究や授業をすることの大切さを実感することができました。教材文に引っ張られてしまうのではなく、まずはねらいを明確にして、子どもが45分間、そしてその後も考え続けることができる発問を練りたいです。あっという間の充実した2時間でした。
教育課題講座①
教育課題講座①「確かな学力の育成」澤井陽介先生講演会を行いました。
5月20日(金)本年度最初の教育課題講座は、大妻女子大学教授(前・文部科学省視学官)澤井 陽介先生をお招きし、こむこむ館わいわいホールにて実施しました。 各地でご講演をされている澤井先生ならではの、今まさに多くの現場の先生方が直面している迷いや悩みに具体的な方向性を示してくださるご講話をいただき、参加者からは、「学習指導要領完全実施も2年目を迎え、授業を変えなくては、と日々悩んでいる私たちの中に光が射してくるようなお話だった。」「子どもたちが、課題意識・目的意識をもって、自分の問いとして解決していく授業を考えていくことが重要だとわかった。」「ICTを活用することで、子どもの考えが見える化でき、協働的な学びにつながることがわかった。」などの感想が聞かれました。 講演後の質疑でも、多くの受講者が挙手して発言する場面が見られ、それぞれにアドバイスをいただきました。澤井先生のテンポのよい話に引き込まれ、あっという間の2時間となりました。 |
令和4年度 第1回タブレット活用訪問研修
令和4年度タブレット活用訪問(第1回)が、タブレット端末及び授業支援アプリ、指導者用デジタル教科書を授業でよりよく活用し、教育効果を高めるために、福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して始まりました。
5月2日(月) 清水小 湯野小 5月9日(月) 蓬莱中
5月13日(金) 信夫中 西根中 5月16日(月) 清明小 平石小
5月17日(火) ふくしま支援学校 5月18日(水) 御山小 松川小
5月19日(木) 福島二小 5月20日(金) 杉妻小 北信中
5月23日(月) 水原小 5月24日(火) 佐倉小 福島四中
5月25日(水) 福島三小 福島一中 5月26日(木) 余目小
5月27日(金) 蓬莱小 5月30日(月) 渡利小
5月31日(火) 松陵中
※5月は以上の24校(小14校、中9校、特別支援学校1校)で実施しました。
【研修の様子】
【研修者の感想等】
・教えていただいたことを、忘れずに(忘れる前に)使いたい。
・生徒たちに興味・関心を引けそうな要素がたくさんあるので、がんばります。
・とても温かい雰囲気の中で実施していただきありがたかったです。
・実際に授業形式で練習できるともう少し上達すると思います。
・基本操作についての紙のマニュアルがあると昭和生まれの私にはとってもありがたいです。
・また、タブレットの活用訪問をお願い致します。
・ノート作りに生かしていけるように便利な機能を身につけていきたいと思います。次の研修 が楽しみです。
・まだまだ分からないことがたくさんあるので、もっといろいろな機能を知って、使いこなしたいと思いました。
・いろおいろな質問に答えていただきありがとうございました。
令和4年度第1回ICT推進員研修会
児童生徒に一人一台端末環境の下,ICT機器活用のスキルアップや有効な活用方法等の共有を図るため,令和4年度第1回ICT推進員研修会を4月28日(木)に,ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂)で実施しました。
研修会では,ICT推進員の役割を確認し,情報モラル教育の推進,端末機の管理・運用、ICTを活用した授業改善などについて研修を深めるとともに,「タブレット端末の活用における校内課題に向けて」の協議を行いました。
令和3年度 ふくしま教師塾修了式・研修報告会
2月10日(木),令和3年度ふくしま教師塾修了式・研修報告会がオンラインで行われました。修了式に引き続き行われた報告会では,塾生一人一人が実施した授業実践を基にしながら,一年間の研修の成果と課題を発表するとともに,各師範から指導助言や励ましの言葉等をいただき,各々にとって一年間の研修を振り返る充実した時間となりました。
3月中旬には,一年間の研修の成果をまとめた「ふくしま教師塾研修報告書」を各学校にお届けします。手に取ってお読みいただければ幸いです。
研修報告会の様子
タブレット活用訪問研修
福島市内の小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問し、タブレット活用研修を実施しています。今年度の各学校への訪問は、3回目となります。今回は、各学校の研修ニーズに応じた内容でICT研修を行っています。
11月15日 平石小
11月18日 岳陽中
11月22日 中野小,松川小
11月29日 福島四中
11月30日 渡利小
12月 1日 福島一小,福島四小
12月 3日 鳥川小
12月 7日 岡山小
12月 8日 ふくしま支援学校(2回目)
12月 9日 北信中
12月10日 松陵中,西根中
12月14日 大鳥中
12月15日 大笹生小,清明小
12月16日 大森小,野田小,金谷川小
12月20日 余目小,平田小,鎌田小
12月21日 福島三小,立子山小
12月22日 ふくしま支援学校(3回目)
小学校18校、中学校6校、特別支援学校1校で実施しました。
研修の様子
参加者の感想
・児童の実態や学習のねらいに適したICT機器の活用について経験を重ねたい。
・タブレットや授業支援アプリを積極的に使っていくことが大切だと思った。
・今回の研修で学んだことを生かし、効果的なICT活用ができるよう実践していきたい。
・使い方を覚えて授業に活かしていきたいと思った。
・今回の研修では、授業支援アプリを効率よく操作する方法などを知ることができた。ワークシート作成方法についても、さらに研修を深めたい。
・ICT教育の有効なツールとして、授業支援アプリを使いこなせるようにしていきたい。
・研修に参加し、分からないことを丁寧に教えていただいたので、授業支援アプリを使うことに対するハードルがずいぶん下がった。授業で有効に活用できるように努力したい。
第3回ICT推進員研修会
今年度3回目のICT推進員研修会を12月17日(金)にオンラインで開催しました。
研修会では,岡山小学校と西信中学校のICTを活用した実践事例から,授業改善のポイントや,ICTに係る校内研修の進め方を学びました。
また,「学校教育の情報化」についての伝達講習や,事前に各学校から提出された成果と課題を確認することを通して,今後のICTを活用した教育の推進に向けて共通理解を図りました。
オンライン研修