幼稚園ブログ

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2回目の運動会(続・みんなの運動会)

 今週もたくさんの育ちのエピソードがありました。木曜日には親子遠足。そして火曜日には、1回目の運動会に参加できなかった二人の子のために2回目の運動会を行いました。
 ダンス・バルーン、リレー、そして最後にはアーケオプテリクスから頑張ったご褒美をいただきました。今回もダンス・バルーンは大成功。練習なしでも全員ちゃんと覚えていました。
 そしてリレーでも前回同様、本気の走りを見せてくれました。今回は前回とは逆にトリケラチームが勝利を収めました。そこには本人たちのやり切った顔がありました。おいでいただいた保護者の皆様も大変喜んでおられました。
 なお運動会の感想をいくつかご紹介します。「お休みしたお友達のために頑張る姿、悔しくて涙を流してしまう姿、リレーには感動しました。」「こんなにも頑張る力を育てていただけたことに、とても感謝しています。」「こちらの園に入って、この運動会を経験させてあげられて本当によかったなと感じました。」 
 皆様、本当にありがとうございました。

「負けちゃうよ」って言ってると負けちゃうよ!(いつも前向き)

 運動会は終わりましたが、子どもたちは新たな目標を持って、また日々成長しています。
 きりん組では、しっぽ取りに夢中です。最近、復活ルールが追加され戦い方が複雑になったため、チームごとに作戦を相談します。あるチームである子がまた負けるんじゃないかと言うと、T君が言いました。「『負けちゃうよ』って言ってると負けちゃうよ!」
 たとえ負けが続いてもあきらめずに、いつも前向きに取り組んでいく。T君のこの発言にT君の大きな成長を見つけました。
 園では年長も年少も、目標に挑戦したいという子を応援しています。本当にちっぽけな目標ですが、日々子どもたちは頑張っています。そして日々、自信を深めているのです。この日、T君は初めてのシールを貼りました。

二人の分まで..(みんなの運動会)

 先週土曜日に運動会「ジュラシックワールド~恐竜たちの大バトル~」が盛大に開催され、皆様にはたくさんのご声援を頂きありがとうございました。おかげさまでどの子も、練習の成果を十分に発揮することができ、達成感に包まれているようでした。
 ただ残念ながら、きりん組の二人の子が当日登園できなくなってしまいました。自由遊びの時間にも玉入れの練習に精を出していたRちゃん。足が速くチームの柱だったIくん。さぞ悔しいだろう二人の思いを受け取った子どもたちは「二人の分まで頑張ろう!」という気持ちで戦いに臨みました。
 はじめの言葉は、みんなのセリフ全部を覚えているYちゃんがRちゃんの分の代役です。体操の示範は、IくんがいなくてもNくんが一人で堂々と行いました。団体競技では、2回走った子も最後まで立派に駆け抜けました。こうして、二人の分を補って余りあるほどの頑張りが見られた「みんなの運動会」は幕を閉じました。
 運動会の練習から本番までの1か月余り、一人一人の子どもたちの成長には本当に目を見張るものがありました。これまでの皆様の励ましに、深く感謝申し上げます。

笑顔が100点!(運動会がんばるぞ!)

 今週は、水曜日に誕生会が行われました。今回のサイエンスショーでは「リンゴは落ちるのに、月は落ちてこないの?」というニュートンの疑問を、「絶対にこぼれない水」の実験を通して解明していきました。おやつのみたらし団子は、初めての子も、美味しくいただいていました。
 そして今週は、運動会に向けて仕上げの練習です。木曜日には雨天時用に体育館での練習でした。年少がダンスをしている間、年長の子はダンスの上手な子を見つけます。ダンスが終わり「上手な人を見つけた人?」の問いかけに、たくさんの手が挙がりました。
 子どもたちは本当によく見ています。年少の子をよく褒めてくれます。I君はRちゃんが上手だったとし、その理由が「笑顔が100点!」とのことでした。明日の本番でも、みんなの100点の笑顔が見られるといいなぁ。みんな頑張ろうね!

人が死んだらお花とかあげるでしょ。(主体的活動と経験)

 今週は2日間しかありませんでした。久しぶりに登園した水曜日。きりん組のみんなでお世話していたザリガニが2匹とも死んでいました。「お墓を作ろう!」子どもの発案から活動が始まります。
 みんなでスコップを持って、場所決めから、穴の深さや大きさ、餌や水も一緒に入れようなど、お世話した経験を想い出しながら、みんなで話し合って活動が展開します。最後に、きれいに土をかけたらお墓の場所が分からなくなってしまいました。
 そしたらI君「みんな聞いて!!」「人が死んだらお花とかあげるでしょ。」すると、みんなでお花を飾ってあげることになりました。ここでも、家族で行った墓参りの経験が生かされています。こうした子ども主体の活動は、経験によって生み出されていきます。この時期の子どもの経験は大変重要です。
 さて、明日は秋分の日です。先祖を供養することの意味を伝えるなど、お子さん自身の経験を大切にしてあげてほしいと思います。