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センター事業等

鉛筆 謙虚に・貪欲に・誠実に【小・中学校教諭初任者研修】

 平成30年9月3日(月)、小・中学校教諭初任者研修 一般研修②を実施しました。教育研修課指導主事が講義を行い、「日々の授業の充実を核とした確かな学力の確立」「通常学級で特別な支援を要する児童生徒へのかかわり方」「子ども一人一人を生かす学級経営」「福島市教育情報ネットワークの運用」について研修しました。また、1学期の教育活動の振り返りをもとに、各自が抱える課題についてグループ協議を行い、教育研修課長から「謙虚に・貪欲に・誠実に」教育活動にあたってほしいと激励の言葉がありました。

※平成30年度福島市小・中学校初任者チームのマーク(6月21日実施の市内研修 授業研修①「特別活動の要点と指導の実際」において、研修者による学級会を実施した。提案理由「福島市で共に頑張る仲間として、一体感・安心感をつくりたい」を基に作成した。)

鉛筆 メイク・ドラマ道徳科【教育課題講座②】

 平成30年8月31日(金)、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の浅見哲也氏を講師にお迎えして、平成30年教育課題講座②~豊かな心の育成~を開催しました。「特別の教科 道徳」の実現に向けて変わること・変わらないこと、考え議論する道徳科の授業づくりについて、先生ご自身の実践例をもとに具体的にご講話いただきました。85名の研修者は、明確な意図をもった道徳科の授業のあり方や道徳科に求められる評価について学びを深めました。

 

〔研修者の声〕

◇実践例がとてもわかりやすく、多面的・多角的に考える授業のイメージがわきました。自己の生き方を考える授業を小学校低学年でも取り組んでいかなければならないと思いました。問題意識を持つ、自分との関わり、自らを振り返るなど、道徳科も各教科も共通している部分があると思いました。

◇評価について具体例を通してわかりやすくご指導いただき、大変参考になりました。何のために評価するのかを考え、子供の成長を願って評価しなければならないと感じました。道徳科の授業を通して、学級の子供たちによりよく生きるための道徳性を育むことができるよう取り組んでいきたいと思います。

◇すばらしい実践家の先生でいらしたことに感動しました。教師が明確な意図を持って授業を組み立て、生徒達が自分との関わりで考え、多様な考えと出会い、交流し、生き方について考えを深めることができるよう、努力していきたいと思いました。本日の学びを先生方にお伝えし、校内で道徳科の授業を行っていく雰囲気を作っていきたいと思いました。ありがとうございました。

◇実際の授業について流れを確認しながら、意図的な発問・指示・板書がいかに大事かがわかりました。また評価について不安が大きかったのですが、方向性を提示していただき少し先が見えたような気がします。日々の教師の言葉がけや認め励ます指導も意識したいと思います。

鉛筆 備えあれば【防災教育研修会】

 平成30年8月30日(木)、福島市市民安全部危機管理室次長 紺野広幸氏、防災専門官 長谷川仁氏を講師にお迎えし、平成30年度防災教育研修会を開催しました。福島市で想定される災害についての防災・減災対策、学校防災教育について、具体例を示しながらご講話いただきました。行政の方のお話を伺うことで、福島市における警報発令の仕組み、災害発生時の具体的対応等について理解し、学校で行うべき防災教育について考える機会となりました。


〔研修者の声〕

◇暴風雨時の河川の変化とその危険度、避難勧告が発令されるまでの経緯がよくわかった。また、自校も避難所に指定されているので、避難所開設までの流れがよくわかり勉強になった。福島市のハザードマップや防災ウェブサイトについては今まであまり目にしていなかったので確認したい。

◇自分の命を自分で守るために、子供たちがいざと言うときに自分で考え、判断することができるように育てていきたいと感じた。そのためには正しい知識をきちんと教えることが大切だと思った。

◇福島市の担当者からのお話を聞くことができ、とても貴重な機会となりました。ありがとうございました。市の防災計画と本校の防災計画マニュアルを再度照らし合わせ、より実効性のあるものに改善していきたいと思いました。また、今回の研修を教職員に伝達し防災意識を高めるとともに、子供たちへの指導に生かしていきたいです。

鉛筆 読み・書きの発達【通級指導教室担当研修会】

 平成30年度8月28日(火)、県立医科大学放射線医学県民健康管理センター・災害こころの医学講座特命准教授 後藤紗織氏をお迎えして、「平成30年度第2回通級指導教室担当研修会」を開催しました。学習障がいのある児童生徒への読み書き指導について丁寧にご指導いただき、研修者は、音韻意識、特殊音節など読み・書きの発達、その指導と評価について学びを深めました。

 

〔研修者の声〕
◇今後の指導に役立つものばかりで、最近接領域についてよくわかりました。言語の(発達と指導の)順序性が大切だとは知らず、自閉の子が漢字が読めるのはよいことだと思っていて改めて「知ること」の大切さを知りました。次年度も後藤先生の研修を受けたいです。
◇児童の発達の最近接領域を見極めて、その子に合った指導をすれば、LDの児童は短時間でできるようになることがわかりました。LDの指導に読み書き入門言語・認知教育プログラムについて詳しく説明していただき、とてもわかりやすかったです。これからの指導に取り入れていきたいと思います。
◇LDスクリーニング検査の内容を詳しく知ることができて良かったです。LD児の読み書きの苦手さの原因をより具体的に説明していただき、本当に参考になりました。ありがとうございました。

鉛筆 ふれあい【小・中初任者研修 社会奉仕体験活動研修】

 平成30年8月23日(木)・24日(金)、社会福祉法人陽光会特別養護老人ホーム 陽光園様、陽光園介護支援センター様、障害者支援施設 清心荘様にご協力いただき、「平成30年度福島市公立小・中学校初任者研修 市内研修 社会奉仕体験活動研修」を行いました。研修者は、利用者の皆様のニーズに応じたきめ細やかな支援やサービスについて学び、介護支援施設等が果たす役割について理解を深めました。グループごとに様々な出し物を披露したレクリエーション活動は大いに盛り上がり、笑顔があふれました。