鳥川小学校日誌

2024年9月の記事一覧

5年生学級活動  キラリカードの木

 2学期がスタートし、はや4週目になろうとしています。
 今日9月17日(火)、5年生教室前の廊下に、「キラリカードの木」が登場しました。

 今は、葉も花もあまりついていない木ですが、誰かがしてくれたことに気づき、「ありがとう(感謝)」「がんばっているね(励まし・応援)」「ほっこりしたよ(感動)」を花や実の形をした「キラリカード」に書いて貼り付けていくと、大きな「キラリカードの木」ができあがる、という取り組みです。

 友だちの親切に感謝したり、素敵な言葉や行動に感動したり、努力している姿を応援したり・・・
 書いた人も、書いてもらった人も、これを読んだ人も、みんながあたたかい気持ちになりますね。

 今日から毎日、少しずつでもいいので、みんなで「キラリ」を見つけ、この木をいっぱいにしていってほしいです。

 5年生発のこの取り組みで、鳥川小学校全体が、あたたかい空気に包まれることを期待しています。

   

 

4年生理科 植物は季節とともにどのように成長するのか

 4年生は、理科の時間、「植物は季節とともにどのように成長するのか」を学習するために、学年園で「ひょうたん」を育てています。
 今日9月17日(火)の4校時、1組の子どもたちが、その「ひょうたん」がどう変化しているか観察していました。

 学年園に到着し、さっそく観察を始めた子どもたち。すると、

「あっ、実がなっている!」
「えっ! どこどこ?」
「あっ、本当だ。」
「1,2,3…4つだ! 」
「先生、触ってみてもいい?」

子どもたちの興奮した声が聞こえました。

 自分で種を蒔き、自分で水をやり、自分で植え替えて・・・ 
 そうやって、大事に育てているひょうたんですから、愛着もわくというもの。興奮する気持ちもわかります。
 そして、この感動と体験は、頭や心の中に、はっきりしっかり残っていくことでしょう。

 ひょうたんの様子は、タブレットの写真機能を使って パシャ、パリャ、パシャ・・・

 子どもたちのシャッターを押す回数が、いつもより多く感じました。

     

3年生理科 日光の進み方

 理科で、「かげと太陽の動き」について学習していた3年生。
 2組では、今日9月17日(火)から、「光のせいしつ」の学習が始まりました。

 昨日までの雨&曇り空から一転、今日は太陽について学習するにはもってこいの天気です。
 2校時、2組の子どもたちが、担任の先生からの説明を聞いた後、さっそくグラウンドへ出て、「光はどう進むのか」の実験をしていました。

 日光を鏡に反射させて壁に映したり、友だちと協力して光の反射をつなげたりして、光の性質を確かめます。

 普段、何気なく感じている疑問や不思議、「当たり前」として見逃してしまいがちな事象を、授業の中で取り上げ、「見る」「触る」など「体感」しながら確かめる。
 そして、体験したこと、感じたことを言葉で表す。
 この取り組みの積み重ねが、自分の意見や気持ちを言葉で伝える力につながっていきます。

 子どもたちは、この時間の学習のねらいである「太陽の光がまっすぐ進み、鏡ではね返した光もまっすぐ進む」という光の性質について、実験を通して理解することができました。

 次回は、「光を集めると温かくなるのか?」実験して確かめめるそうです。
 学習がさらに深まっていきます。

        

授業参観・PTA奉仕作業

  今日9月13日(金)は、5校時に2学期初めの授業参観が行われ、子どもたちの学びの様子を保護者の皆さまに見ていただきました。
 子どもたちは落ち着いて授業に参加し、真剣なまなざしで先生や友だちの話を聞いたり、学習したことの発表をしたりするなど、各学級でそれぞれ工夫した授業が行われました。

 また、授業参観後は、PTA奉仕作業が行われました。
 今回の奉仕作業は、来月、本校で開催予定の「福島市教育委員会委託研究公開」にむけた環境整備の一環として、ご協力をお願いしたものです。
 残暑厳しい中での活動にも関わらず、多くの保護者の方が参加してくださり、教室・廊下の窓拭き、エアコン清掃、校庭の整地等をしていただきました。
 おかげさまで、教室が一層明るく、きれいになりました。子どもたちは、整った学習環境の下、来週から気持ちよく、学習に参加することができます。

 お忙しいところ、また、暑い中、授業参観・PTA奉仕作業においでいただいた保護者の皆様、どうもありがとうございました。

                       

4年生算数科 倍の見方(割合)

 今日9月12日(木)の5校時、4年1組の教室では、算数科「倍の見方」の学習に取り組んでいました。
 この時間の問題は「包帯Aは、もとの長さ20cm→伸ばした長さ40cm。包帯Bは、もとの長さ10cm→伸ばした長さ30cm。包帯Aと包帯B、どちらがよくのびるかな?」というもの。
 これまで、大きさを比べる場合には、「差」で比べる学習(生活)経験を多く積んできた子どもたち。
 「差」はどちらも20cm。 でも、見た感じ、あきらかに伸び方が違う。 なんで?(モヤモヤ)
 どうすれば、このモヤモヤを解消できるのか・・・? 

 解決したい気持ちに火が付いた4年1組の子どもたち。
 今までの学習を思い出し、元の長さが違うときは、わり算して、倍の数で比べられるんじゃないかとという見通しを立て、さっそく自力解決。
 図を書いたり、計算したり・・・。
 自分なりに解決できたら、友だちとどんな考え方をしたのかを比べっこ。

 そして、「元になる大きさが違うものを比べるには、元にする大きさを1とみて、何倍かを比べるとよい。」という結論を導き出しました。
 これまでの学習したことを思い出して粘り強く考えたり、先生や友だちとのやりとりをとおして、考えを洗練させたりすることができた子どもたちに、拍手を送りたいと思います。

            

 子どもたちにとって、つまずきの多い単元のひとつである「割合」。
 この時間は、本校の算数科研究の提案授業として実施され、参観した主に中学年の先生方で、研修を深めました。
 事後の研究協議会では、講師としてお迎えした清水小学校の黒沢先生より、
 ・教科書で「特別単元」として取り扱われていることをふまえ、3・4年生から繰り返し取り扱って、5年生での「割合」の学習や6年生の比例の学習に繋げていくことが大切であること
 ・計算方法を導くためには、図を使って考えることが大切であること
 ・子どもたちに問いかける言葉の吟味 などなど
 ご指導していただき、参観した職員で共有することができました。

 子どもたちの「解決したい」「わかるようになりたい」という思いに応える授業を目指して、先生方も、日々勉強です。