鳥川小学校日誌

2020年10月の記事一覧

水道出前教室

4年生が 水道出前教室で福島市の水道の仕組みについて学習しました。

 福島市の水道水は、摺上川ダムから取水し、飯坂町にあるすりかみ浄水場で浄水してつくられています。摺上川ダム周辺には水源を汚染する施設がないため、水質の面でとても恵まれているそうです。水道水をボトリングしたペットボトル水「ふくしまの水」は、モンドセレクションで最高金賞を受賞するほどおいしい水なのだそうです。

 水道出前教室では、すりかみ浄水場で水道水ができるまでの仕組みをわかりやすく教えていただきました。私たちの生活を支える安全できれいな水をつくるには、たくさんの工夫や苦労があることも知りました。世界に誇るすばらしい水道水を、むだづかいすることなく大事に使っていきたいですね。

 

地域の歴史にふれる

6年生が、学区内にある「矢吹邸」を見学しました。地域の方からは「成友屋敷」とも呼ばれています。

成川の矢吹家は400年ほど前(戦国時代)からこの地に住んでいらして、現在のご当主は9代目だそうです。現在の母屋が建てられたのは、明治40年ごろで、築110年余の大変貴重な建築物です。国登録有形文化財に指定されています。

6年生は、郷土の歴史の学習の一環として貴重なお屋敷を拝見したり、茶道体験をしたりしました。

玄関を入るとすぐに神棚のある立派なお座敷があります。茶道の先生でもある矢吹さんに挨拶をして体験学習をスタートしました。

蔵座敷では、鳥川の歴史について地域の歴史に詳しい半沢さんのお話を伺いました。

美しい筝曲(こと)の演奏も鑑賞しました。

素晴らしい仏間も見学しました。子どもたちは何を見上げているのでしょう。

子どもたちは天井を見上げていました。なんと、天井には美しい草花の絵が描かれています。直射日光に当てることなく大切に管理されているため、建設当時の色が現在も鮮やかに残っています。

お茶室では、お点前を拝見しました。子どもたちはだいぶ緊張しているようです。

楽しみにしていた茶道体験です。抹茶を点てるのも飲むのも初めて…。お茶の先生に手ほどきしていただきながら、ドキドキしながらのお茶席です。

「お菓子も、お茶も、想像していたよりおいしい!」

子どもたちの緊張もほぐれ、笑顔があふれました。

 

子どもたちのふるさと鳥川には、素晴らしい歴史があります。地域の歴史を学ぶことで、改めて故郷のよさを知り、誇りをもつことができます。子どもたちには、地域への誇りを自信として、大きく羽ばたく人になってほしいと願っています。

 

 

 

かたちがかわる どんどんかわる

 1年生が図画工作で粘土遊びをしています。

 くるくる丸めてだんごにしたり、とんとんたたいてしかくを作ったり…。

 粘土は、自在に形を変えることができます。

 だんごやしかくをてのひらでつぶすと、平べったくなりました。

 ほそ~く、ほそ~く伸ばしていたら、ひもができました。

 自分の手の中で、粘土が思いがけない形に変わるのは、とても楽しいことですね。

 楽しい粘土遊びで、子どもたちの造形の世界はどんどん大きく広がっていきます。

ビーバーの大工事

2年1組で、国語の授業研究会を開催しました。

「ビーバーの大工事」を読み、ビーバーの秘密をまとめる学習です。

ビーバーはダムを造って川をせき止め湖のようにします。そして、その湖の真ん中に巣を作ります。

どうしてそのようなところに巣を作るのでしょうか。

子どもたちは、そのわけを丁寧に読み取っています。

ビーバーの大工事の秘密は、安全な巣を作るためのようです。

学習のまとめには、今日の学習で知ったビーバーの秘密を、友達同士で紹介し合いました。

それrぞれに自分の読み取ったことを伝え合い、楽しく学習することができました。