鳥川小学校日誌

2023年6月の記事一覧

1年生生活科  通学路探検

 今日6月19日(月)の2校時、1年生が生活科の時間に学校の周辺の通学路を探検しました。
 通学路探検を通して、学校の周辺施設や通学路の様子、安全を守っている施設や設備、人々と自分との関わりを見付けることがねらいです。

 探検のねらいや道路の安全な歩き方、見学時のマナーなどについて確認をしてから、いよいよ出発です。

 今回は、学校から115号線沿いにあるセブンイレブンまでの通学路がルートです。

「あっ、横断歩道がある。」
「カーブミラーがあるね。」
「(道路標識を指さして)30って書いてある!」
「道路の色が変わっているよ。」等々、子どもたちは、様々な発見をしていました。

 また、道路を横断するときには、「右・左・右・手をあげて」を実践。素晴らしい!

 1年生にとって初めての校外学習でしたが、安全に注意しながら、ルールを守って学習をすることができました。
 たいへんよくできました。花丸です。

       

4年生図画工作科  ギコギコ・トントン・クリエイター

 今日6月16日(金)の1.2校時、4年2組の子どもたちが、図画工作科の学習で、「ギコギコ・トントン・クリエイター」に取り組んでいました。

 のこぎりで切ったり、釘を打ったりして、角材の形を変えながら自分が作りたいものを作る活動です。

 はじめに先生から、ひととおり説明があったあと、お手本を見せて頂きます。

 次は、いよいよ自分で、のこぎりを使って木を切ることに挑戦です。

 図工室のあちこちで、ギコギコという音。木はけっこう堅いようです。

 最初は、なかなか切れないよ~と悪戦苦闘していた子も、要領をつかむと、どんどんのこぎりを引いていました。

 なかには、ペアになって、協力しながら取り組む人たちも出てきました。いい学び方です。

 さらに慣れてきた子は、自分だけで、足で押さえます。

 四角や三角の「つみき」がたくさん出来上がり、紙やすりを使って、表面を滑らかに…。

 みんな、ケガもなく無事にギコギコできて、良かったですね!

 次の時間は、金づちをつかって、くぎ打ちです。どんな作品が出来上がるのでしょう。楽しみですね。

        

4年生総合 古関裕而記念館&摺上川ダム見学

 今日6月15日(木)、4年生は、総合的な学習の時間で校外学習をしました。行先は、古関裕而記念館と摺上川ダムです。

 古関裕而記念館では、展示コーナーの写真パネルや蓄音機、楽譜等、数々の資料を見学したり、施設の方から分かりやすく、教えていただいたりして、福島市出身の作曲家、古関裕而さんの業績について学習しました。 
 摺上川ダムでは、摺上川ダムの主な施設を立体的に見ることができる「ダム立体模型」、ダムのはたらきや洪水調節のしくみ、設備の説明などについて学ぶことのできる学習コーナーなどを見学し、普段使っている水道水はどこから来ているのかを学習してきました。

 まずは、ふるさと福島の人・もの・ことについて知ること、気付くことが第1歩。
 これからも、自分たちの住む「福島」の魅力やよさを学んで、ふるさと「福島」を大好きになってね。

        

5年生国語科  世界でいちばんやかましい音

 鳥川小学校では今年度、「互いに考えを聴きあい、考えあう授業」を研究テーマに、国語科と算数科について、教職員の授業研修をすすめています。
 今日6月14日(水)の5校時は、福島市教育委員会の指導主事を指導助言者としてお迎えし、5年1組で国語科の研究授業を行いました。

 5年生の国語科は、現在、「世界でいちばんやかましい音」という物語文の学習をしています。

 世界で一番やかましい町に住む、やかまし好きの王子が、誕生日に世界でいちばんやかましい音が聞きたいと言います。
 そこで、世界中に伝令が飛ばされ、その日その時刻に、皆が一斉に叫ぶことになりました。
 しかし、約束の瞬間に起こったあることをきっかけに、王子は、静けさと落ち着きが気に入るようになったというお話です。

 授業では、物語の山場である場面を読んで、「王子が、なぜ静けさと落ち着きを気に入ったのか」王子が変化した理由を話し合う学習に取り組みました。

 静けさと落ち着きを知ることで、王子が感じたよさとは?
 生まれてからずっと騒がしい中で育ってきた王子にとって、生まれて初めて聞いた自然の音は、どう聞こえたのだろう?
 庭の小鳥の歌や木の葉、小川の自然の音を初めて聞いて大喜びする王子の心の内を想像し、友だちと自分の考えを交流しあいます。

「きれいな」「美しい」「落ち着いた」「優しい」「穏やかな」・・・

 たんに「いい音だから」ではなく、いろんな言葉を使ってイメージを広げ、自分の考えを伝えます。
 また、友だちの意見を聞いた後は、それに対し、「自分はどう思ったのか」を伝えます。

 自分の意見を発表することの楽しさや面白さ、聞いてもらうことの心地よさを、子どもたちの表情からたくさん感じることができました。

 友だちの発表をしっかり聞いて、まとめは自分で考えます。
 「王子様が『静けさと落ち着き』を気に入ったのは、初めて自然の音を聞いて心地よかったから。」

 真剣に課題に取り組む1組の子ども達の姿が、たくさん見られた授業でした。

 放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。
 今後も引き続き、友だちと対話的に学びながら、思考力・判断力・表現力を育む授業づくりに取り組んでいきます。

         

防犯教室

 今日6月14日(水)の3校時、児童昇降口に不審者が侵入したとの想定で、不審者侵入対応訓練(防犯教室)を実施しました。

 福島警察署のスクールサポーターにご来校いただき、職員の防御対応の仕方や不審者に出会った時の合言葉「いかのおすし」(知らない人について「いか」ない。車に「の」らない。「お」お声を出す。「す」ぐ逃げる。「し」らせる」)について、具体的な行動を指導していただきました。
 「もしも」の機会はない方がいいのですが、万が一の時、今回の学習を活かしてほしいと思います。
 専門的な指導で実習することで、防犯への意識付けの機会となりました。