鳥川小学校日誌

2023年9月の記事一覧

市小学校陸上競技大会の選手壮行会 & 表彰集会

 今日9月28日(木)の昼の時間に、5年生が中心になって企画した、市陸上競技大会の選手壮行会が、体育館で行われました。

 校長からの激励の言葉の後、代表選手による出場選手の紹介、5年生応援団からの元気よいエールがありました。
 その後、サプライズとして、代表の友だちを送り出す6年生から、「全・力・輝・楽」のスローガンとともに、応援の気持ちの込められた「ミサンガ」が、選手一人一人にプレゼントされました。
 ちなみに、このスローガンには、「『全力』を出し切り、『楽しく』競技に取り組んで『輝いて』ほしい。」との願いが込められています。

 エールの後は、代表児童より、選手団のキャッチフレーズである「限界突破!!」の披露とともに、大会に向けての意気込みが発表されました。

 1~5年生や出場しない6年生、そしてお家の方の応援を胸に、今まで練習で培ってきた力を発揮して、精一杯、競技に臨んでくれることでしょう。

 目指せ自己ベスト! がんばれ6年生選手団!

        
 また、陸上大会の壮行会に先立ち、8月から9月にかけて表彰のあった各種コンクール等の賞状伝達を行いました。

【今回の表彰】
〇 第10回 県北産「親子で作るまごころ食育お弁当」コンクール
〇 第69回 青少年読書感想文福島地区コンクール
〇 令和5年度福島地区小・中学校理科研究作品展

入賞した皆さん、おめでとうございます。

     

1年生音楽科  鍵盤ハーモニカ講習会

 今日9月28日(木)4校時、1年生は、講師の先生を招いて、鍵盤ハーモニカの講習会をしました。

 話をよく聞く1年生の目は、とても真剣です。
 みんなでふいた「ド」の音は、とてもきれいに多目的室に響いていました。

 子どもたちは、鍵盤ハーモニカの扱い方や弾き方、音の出し方などを学びました。
 講師の先生に教えていただいたことを忘れず、きれいな音でいろいろな曲を演奏できるように、これから練習をがんばっていきましょう。

        

1年生算数科  3つのかずのけいさん

 1年生の算数科は現在、「3つのかずのけいさん」の学習をしています。
 1組では昨日、「3+2+4」のように、すべてたし算の計算の仕方を学習しました。
 今日9月27日(水)の2校時は、「アイスが9本ありました。づきに1本とりました。そのつぎに3本とりました。アイスは何本になりましたか。」という問題。そう今日は、ひき算です。

 子ども達は、問題文の中からキーワードの「とりました。」に注目し、「ひき算」であることに気づいて、「9-1-3」と、1つの式に表すことができました。
 そして、ブロックを操作したり、図に書いたり、指を使ったりして言葉と結びつけ、順序だてて計算し、答えの「5本」を導き出すことができました。

 しかし、これで終わりではありません。
 この時間のめあては、「どうやって もとめればよいかな。」
 それを達成するため、自分で解決した「計算のしかた」を友だち同士で説明します。

「はじめに9あって、つぎに1をひいて、さいごに3を引くから…。」

 言葉で伝え合うだけでなく、実際にブロックや指を動かしたり、印や矢印を書いたり・・・友だちに見せながら、シートに書いた計算の仕方を説明していました。
 順序よく説明できたところも、たいしたもんだ。素晴らしい!

 自分の答えが正しいのか不安そうにしていた子も「答えが同じでよかったね。」「順番にひくんだよね。」と確認し合うこともできました。

 計算技能はもちろん、 「どうしてそのやり方になるのか?」 と問いかけ、考える力や説明する力を高める学習も大切にしています。

           

3年生社会科 はたらく人とわたしたちのくらし~店ではたらく人びとの仕事~

 今日9月27日(水)の午前中、3年生が社会科「店ではたらく人びとの仕事」の学習の一環で「いちい 鳥川店」に見学に行きました。

 普段見ることのできない店舗の裏にある冷蔵庫や商品の保管所、調理場などを見せていただき説明を受けました。
 子どもたちは、お店で働く人が商品の品質や安全に気をつけ、買う人の立場に立ってさまざまな工夫をしていることに気づくことができました。子どもたちにとって、とてもよい学びの機会となりました。
 大変お忙しい中、「いちい 鳥川店」の皆さまには、子どもたちの学習のために快く協力していただき、ありがとうございました。

           

5年生国語科 なぜ、2人の紳士の顔は・・・?

 5年生の国語科は現在、「注文の多い料理店」を学習しています。
 今日9月26日(火)の5校時、2組の教室では、「作者である宮沢賢治は、なぜ、泣いて紙屑のようになってしまった2人の紳士の顔を2度ともとには戻さなかったのか。」について考える学習に取り組みました。

 教室の壁には、「2人の紳士の人物像」や「物語の最初と最後の比較」、「宮沢賢治の思想」といった、これまでの学習の足跡が掲示されていて、子どもたちはそれらをたよりに自分の考えをノートに記入していました。

「悪いことをしたのを忘れさせないようにするため。」
「動物の命が大切であることをいつまでも覚えておくように…。」
「痛い目にあったことを忘れさせないため。」

 自分の意見を書いた後には、ペアや学級全体での話し合いにも意欲的に取り組みます。

 進んで発言する子
 友だちの考えにじっと耳を傾ける子
 心に引っかかる言葉に出会って、ノートにメモする子

「心を入れ替えないから。」
「偉そうな、いばった話し方をやめないから。」
「2人の紳士を懲らしめたい。」

「〇〇さんの意見、違う言葉で言える?」
「今、『うん、うん』とうなずいていたね。同じでもいいから、言ってごらん。」
「〇〇さんの意見に、つけたしある?」

 担任の先生の促しに、自信がわいて、手が挙がる子
 迷いながらも、そ~っと手を挙げる子

そうそう、そのちょっとした勇気が、成長につながります。

 授業の後半、担任の先生は、最後の一文で「何を」「誰に」伝えたかったのか、子どもたちに問います。

「宮沢賢治は、だれもが幸せになる世界を理想としていたから、生き物の命の大切さを読者にも…。」
「宮沢賢治は、すべての生き物の命を大切に考えていたから、読む人にも…。」

 みんな真剣に授業に参加していました。
 ほどよい緊張感と温かさを感じる授業でした。

 「作者が、読者に伝えたいメッセージは何かを考える。」という、読書の面白み、味わい方を経験した5年生。
これからの読書活動に、きっと『深み』が出てくることでしょう。

               

放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。